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ぎ‐おん【祇園】‥ヲン🔗⭐🔉
ぎ‐おん【祇園】‥ヲン
①〔仏〕祇樹給孤独園ぎじゅぎっこどくおんの略。祇樹とは祇陀太子の苑林、これを給孤独の称ある須達しゅだつ長者が買ったからいう。
②(→)「祇園の神」に同じ。
③京都の八坂やさか神社の旧称。また、その付近の地名で、遊里。
④祇園会えの略。
⇒ぎおん‐え【祇園会】
⇒ぎおん‐ぐるい【祇園狂い】
⇒ぎおん‐さいれい‐しんこうき【祇園祭礼信仰記】
⇒ぎおん‐しゃ【祇園社】
⇒ぎおん‐しょうじゃ【祇園精舎】
⇒ぎおん‐づくり【祇園造】
⇒ぎおん‐どうふ【祇園豆腐】
⇒ぎおんにょうご‐ここのえにしき【祇園女御九重錦】
⇒ぎおん‐の‐かみ【祇園の神】
⇒ぎおん‐の‐やしろ【祇園の社】
⇒ぎおん‐の‐よざくら【祇園の夜桜】
⇒ぎおん‐はっこう【祇園八講】
⇒ぎおん‐ばやし【祇園囃子】
⇒ぎおん‐ぼう【祇園坊】
⇒ぎおん‐まつり【祇園祭】
⇒ぎおん‐まもり【祇園守】
⇒ぎおん‐りんじさい【祇園臨時祭】
ぎおん【祇園】‥ヲン(姓氏)🔗⭐🔉
ぎおん【祇園】‥ヲン
姓氏の一つ。
⇒ぎおん‐なんかい【祇園南海】
ぎおん‐え【祇園会】‥ヲンヱ🔗⭐🔉
ぎおん‐え【祇園会】‥ヲンヱ
京都の八坂神社の祭礼。昔は6月7日から14日、今は7月17日から24日まで行う。山鉾やまぼこ巡行などは有名。祇園御霊会。祇園祭。〈[季]夏〉
祇園祭
提供:NHK
⇒ぎ‐おん【祇園】
ぎおん‐ぐるい【祇園狂い】‥ヲングルヒ🔗⭐🔉
ぎおん‐ぐるい【祇園狂い】‥ヲングルヒ
京都祇園町の遊女におぼれること。浄瑠璃、長町女腹切「どこへうせた。また―か」
⇒ぎ‐おん【祇園】
ぎおん‐さいれい‐しんこうき【祇園祭礼信仰記】‥ヲン‥カウ‥🔗⭐🔉
ぎおん‐さいれい‐しんこうき【祇園祭礼信仰記】‥ヲン‥カウ‥
浄瑠璃。中邑阿契なかむらあけいほか合作の時代物。1757年(宝暦7)初演。「信長記」に取材。4段目「金閣寺」が有名。後に歌舞伎化。
⇒ぎ‐おん【祇園】
ぎおん‐しょうじゃ【祇園精舎】‥ヲンシヤウ‥🔗⭐🔉
ぎおん‐しょうじゃ【祇園精舎】‥ヲンシヤウ‥
(梵語Jetavanavihāra)須達しゅだつ長者が中インドのコーサラ国舎衛城の南、祇園1に釈尊およびその弟子のために建てた僧坊。釈尊の説法の多くがここでなされ、竹林精舎と共に二大精舎という。祇陀林。逝多せいた林。平家物語1「―の鐘の声、諸行無常の響あり」
⇒ぎ‐おん【祇園】
ぎおん‐づくり【祇園造】‥ヲン‥🔗⭐🔉
ぎおん‐づくり【祇園造】‥ヲン‥
神社本殿の一形式。八坂神社本殿の様式。身舎もやの四方に廂ひさしがあり、身舎とその前面の拝殿の全体に入母屋いりもやの一つ屋根をかけ、両側面と後面との廂に孫廂まごびさしを加えたもの。
⇒ぎ‐おん【祇園】
ぎおん‐どうふ【祇園豆腐】‥ヲン‥🔗⭐🔉
ぎおん‐どうふ【祇園豆腐】‥ヲン‥
(京都八坂神社楼門前の二軒の茶屋で売ったからいう)田楽豆腐に似たもの。薄く切って串に刺した豆腐を焼き、薄味噌で煮て、麩粉をかける。
⇒ぎ‐おん【祇園】
ぎおん‐なんかい【祇園南海】‥ヲン‥🔗⭐🔉
ぎおん‐なんかい【祇園南海】‥ヲン‥
江戸中期の漢詩人・画家。名は瑜、字は伯玉。紀州藩医の子。江戸生れ。木下順庵の門下。紀州藩儒・藩校教授。日本における初期南画(文人画)の代表。著「詩学逢原」「南海詩訣」など。(1676〜1751)
⇒ぎおん【祇園】
ぎおんにょうご‐ここのえにしき【祇園女御九重錦】‥ヲン‥ヘ‥🔗⭐🔉
ぎおんにょうご‐ここのえにしき【祇園女御九重錦】‥ヲン‥ヘ‥
浄瑠璃。若竹笛躬ふえみほか合作の時代物。1760年(宝暦10)初演。三十三間堂の縁起に平家物語の祇園女御(白河法皇の寵妃)のことなどを脚色。→三十三間堂棟むなぎの由来。
⇒ぎ‐おん【祇園】
ぎおん‐の‐かみ【祇園の神】‥ヲン‥🔗⭐🔉
ぎおん‐の‐かみ【祇園の神】‥ヲン‥
牛頭ごず天王(素戔嗚尊すさのおのみこと)・八王子宮(素戔嗚命の五男三女)と少将井の宮(奇稲田姫くしなだひめ)。祇園。
⇒ぎ‐おん【祇園】
ぎおん‐の‐やしろ【祇園の社】‥ヲン‥🔗⭐🔉
ぎおん‐の‐やしろ【祇園の社】‥ヲン‥
(876年(貞観18)、藤原基経が自邸を壊して牛頭ごず天王のために精舎を造営寄付し、祇園精舎に因んで称したもの)京都の八坂神社の旧称。祇園社。
⇒ぎ‐おん【祇園】
ぎおん‐の‐よざくら【祇園の夜桜】‥ヲン‥🔗⭐🔉
ぎおん‐の‐よざくら【祇園の夜桜】‥ヲン‥
京都市円山公園内の枝垂桜しだれざくら。周囲にかがり火を焚いて観賞する。
⇒ぎ‐おん【祇園】
ぎおん‐はっこう【祇園八講】‥ヲン‥カウ🔗⭐🔉
ぎおん‐はっこう【祇園八講】‥ヲン‥カウ
祇園感神院(八坂神社)で行われた法華ほっけ八講。
⇒ぎ‐おん【祇園】
ぎおん‐ばやし【祇園囃子】‥ヲン‥🔗⭐🔉
ぎおん‐ばやし【祇園囃子】‥ヲン‥
①祇園会えに、山鉾やまぼこの上で、鉦・笛・太鼓などで奏する一種の囃子。〈[季]夏〉
②歌舞伎下座げざ音楽の一つ。1を江戸風に編曲して鳴物なりものとしたもの。
⇒ぎ‐おん【祇園】
ぎおん‐ぼう【祇園坊】‥ヲンバウ🔗⭐🔉
ぎおん‐ぼう【祇園坊】‥ヲンバウ
①渋柿の一種。果実は大形で、多くは無核。品質佳良。ころ柿にする。広島県で栽培。
②白色の求肥ぎゅうひ饅頭の、ころ柿形のもの。
⇒ぎ‐おん【祇園】
ぎおん‐まつり【祇園祭】‥ヲン‥🔗⭐🔉
ぎおん‐まつり【祇園祭】‥ヲン‥
(→)祇園会ぎおんえに同じ。〈[季]夏〉
祇園祭
提供:NHK
⇒ぎ‐おん【祇園】
ぎおん‐まもり【祇園守】‥ヲン‥🔗⭐🔉
ぎおん‐まもり【祇園守】‥ヲン‥
①祇園の社(八坂神社)から出した筒形の護身符。
②紋所の名。祇園守1を模様化したもの。筒守は歌舞伎俳優中村歌右衛門の定紋として有名。
祇園守
⇒ぎ‐おん【祇園】

ぎおん‐りんじさい【祇園臨時祭】‥ヲン‥🔗⭐🔉
ぎおん‐りんじさい【祇園臨時祭】‥ヲン‥
昔、京都の八坂神社で祇園会えの翌日、6月15日に行なった祭。朝廷から勅使を遣わして奉幣。
⇒ぎ‐おん【祇園】
広辞苑に「祇園」で始まるの検索結果 1-20。