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かぐら【神楽】🔗🔉

かぐら神楽】 (「かむくら(神座)」の転) ①皇居および皇室との関連が深い神社で神をまつるために奏する歌舞。伴奏楽器は笏拍子しゃくびょうし・篳篥ひちりき・神楽笛かぐらぶえ・和琴わごんの4種。毎年12月に賢所かしこどころで行われるものが代表的。2と区別する場合は御神楽みかぐらという。神遊かみあそび。〈[季]冬〉。源氏物語若菜「年ごとの春秋の―」 神楽 ②民間の神社の祭儀で奏する歌舞。1と区別する場合は里神楽さとかぐらという。全国各地に様々な系統がある。 ③能の舞事。リズム豊かな曲で、小鼓が神楽特有の譜を奏し、女神・巫女などが幣みてぐらを手に舞う。 ④狂言の舞事。能とは別の曲。巫女が鈴と扇を手にして舞う。 ⑤歌舞伎囃子の一群。宮神楽・早神楽・本神楽・夜神楽(大べし)・三保神楽・岩戸・「あばれ」などがあり、神社またはその付近の場面に用いるのを原則とする。 ⑥地歌。手事物。18世紀中頃、津山検校作曲。賀茂社の神楽とその弥栄を歌ったもの。別称、洞ほらの梅。 ⇒かぐら‐うた【神楽歌】 ⇒かぐら‐お【神楽男】 ⇒かぐら‐おもて【神楽面】 ⇒かぐら‐ざさ【神楽笹】 ⇒かぐら‐ざめ【神楽鮫】 ⇒かぐら‐し【神楽師】 ⇒かぐら‐じし【神楽獅子】 ⇒かぐら‐すず【神楽鈴】 ⇒かぐら‐せん【神楽銭】 ⇒かぐら‐だいこ【神楽太鼓】 ⇒かぐら‐づき【神楽月】 ⇒かぐら‐でん【神楽殿】 ⇒かぐら‐どう【神楽堂】 ⇒かぐら‐ばやし【神楽囃子】 ⇒かぐら‐ひめ【神楽姫】 ⇒かぐら‐ぶえ【神楽笛】 ⇒かぐら‐め【神楽女】 ⇒かぐら‐めん【神楽面】

かぐら‐うた【神楽歌】🔗🔉

かぐら‐うた神楽歌】 神楽に用いる歌謡。神楽1では、庭燎にわび・採物とりもの・大前張おおさいばり・小前張・星歌などより成る。神楽2では系統により様々なものがある。 ⇒かぐら【神楽】

かぐら‐お【神楽男】‥ヲ🔗🔉

かぐら‐お神楽男‥ヲ 神楽を奏する男。 ⇒かぐら【神楽】

かぐら‐おもて【神楽面】🔗🔉

かぐら‐おもて神楽面】 神楽を奏する人々。源氏物語若菜下「酔ひすぎにたる―どもの、おのが顔をば知らで」 ⇒かぐら【神楽】

かぐら‐が‐おか【神楽岡】‥ヲカ🔗🔉

かぐら‐が‐おか神楽岡‥ヲカ 京都市左京区にある小さい丘。西側斜面に吉田神社がある。吉田山。

かぐら‐ざさ【神楽笹】🔗🔉

かぐら‐ざさ神楽笹】 オカメザサの異称。 ⇒かぐら【神楽】

かぐら‐ざめ【神楽鮫】🔗🔉

かぐら‐ざめ神楽鮫】 カグラザメ科の海産の軟骨魚。全長約5メートル。体は黒灰色、下面は灰色。口は大きく裂け、鰓孔えらあなは6対。太平洋・大西洋の深みに分布。 ⇒かぐら【神楽】

かぐら‐し【神楽師】🔗🔉

かぐら‐し神楽師】 里神楽を舞う人。 ⇒かぐら【神楽】

かぐら‐じし【神楽獅子】🔗🔉

かぐら‐じし神楽獅子】 神前で奉納する獅子舞。特に、太神楽だいかぐらなど神楽系統の獅子舞をいう。獅子神楽。 ⇒かぐら【神楽】

かぐら‐すず【神楽鈴】🔗🔉

かぐら‐すず神楽鈴】 ①里神楽を舞う時に用いる鈴。鈴を12個または15個結んで柄をつけたもの。 ②紋所の名。1を図柄としたもの。 ⇒かぐら【神楽】

かぐら‐せん【神楽銭】🔗🔉

かぐら‐せん神楽銭】 神楽を舞わせた礼として奉納する金銭。 ⇒かぐら【神楽】

かぐら‐だいこ【神楽太鼓】🔗🔉

かぐら‐だいこ神楽太鼓】 里神楽に用いる大太鼓。 ⇒かぐら【神楽】

かぐら‐づき【神楽月】🔗🔉

かぐら‐づき神楽月】 陰暦11月の異称。 ⇒かぐら【神楽】

かぐら‐でん【神楽殿】🔗🔉

かぐら‐でん神楽殿】 神社の境内に設けて神楽を奏する殿舎。 ⇒かぐら【神楽】

かぐら‐どう【神楽堂】‥ダウ🔗🔉

かぐら‐どう神楽堂‥ダウ(→)神楽殿に同じ。 ②神楽を舞う巫女みこ。誹風柳多留5「―帰るを見れば夫婦なり」 ⇒かぐら【神楽】

かぐら‐ばやし【神楽囃子】🔗🔉

かぐら‐ばやし神楽囃子】 里神楽の囃子。関東では祭囃子一般を指して言う。 ⇒かぐら【神楽】

かぐら‐ひめ【神楽姫】🔗🔉

かぐら‐ひめ神楽姫(→)「かぐらめ」に同じ。 ⇒かぐら【神楽】

かぐら‐ぶえ【神楽笛】🔗🔉

かぐら‐ぶえ神楽笛】 主に御神楽に用いる横笛。長さ約45.5センチメートル。歌口のほか六つの指孔があり、雅楽の竜笛や高麗笛こまぶえに比して管が長く、音律がやや低い。竜笛よりは細いが、高麗笛より太く、「太笛ふとぶえ」ともいう。やまとぶえ。 ⇒かぐら【神楽】

かぐら‐め【神楽女】🔗🔉

かぐら‐め神楽女】 神楽を奏する女。 ⇒かぐら【神楽】

かぐら‐めん【神楽面】🔗🔉

かぐら‐めん神楽面】 里神楽に使う仮面。素戔嗚尊すさのおのみこと・日本武尊やまとたけるのみこと・天狗・おかめ・ひょっとこ等。 ⇒かぐら【神楽】

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