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いな‐ずま【稲妻・電】‥ヅマ🔗🔉

いな‐ずま稲妻・電‥ヅマ (「稲の夫つま」の意。稲の結実の時期に多いところから、これによって稲が実るとされた) ①空中電気の放電する時にひらめく火花。多く屈折して見える。また、それが空に反映したもの。動作の敏速なさま、また瞬時的な速さのたとえに用いる。いなびかり。いなたま。いなつるび。〈[季]秋〉。古今和歌集「秋の田の穂の上を照らす―の光の間にも」→電光。 ②稲妻形の略。 ③「稲妻折れ釘」の略。 ④紋所の名。屈折した稲妻の形をかたどったもの。稲妻菱など。 ⑤刀の刃中の鍛目きたえめに添って強い光を発する沸にえの短い曲線。 ⑥人力車・馬車などのほろを張るのに使う屈折した金具。 ⇒いなずま‐おれくぎ【稲妻折れ釘】 ⇒いなずま‐がた【稲妻形】 ⇒いなずま‐ばしり【稲妻走り】 ⇒いなずま‐びし【稲妻菱】 ⇒いなずま‐もよう【稲妻模様】 ⇒いなずま‐よこばい【稲妻横這】

いなずま‐おれくぎ【稲妻折れ釘】‥ヅマヲレ‥🔗🔉

いなずま‐おれくぎ稲妻折れ釘‥ヅマヲレ‥ 稲妻形に二重に折れ曲がった折れ釘。稲妻。 ⇒いな‐ずま【稲妻・電】

いなずま‐がた【稲妻形】‥ヅマ‥🔗🔉

いなずま‐がた稲妻形‥ヅマ‥ 屈曲した直線によって稲妻の形をかたどった文様。稲妻。 ⇒いな‐ずま【稲妻・電】

いなずま‐ばしり【稲妻走り】‥ヅマ‥🔗🔉

いなずま‐ばしり稲妻走り‥ヅマ‥ 電光の閃ひらめくように速く走ること。 ⇒いな‐ずま【稲妻・電】

いなずま‐びし【稲妻菱】‥ヅマ‥🔗🔉

いなずま‐びし稲妻菱‥ヅマ‥ 稲妻形を菱形にした文様、また紋所。 稲妻菱 ⇒いな‐ずま【稲妻・電】

いなずまびょうし【稲妻表紙】‥ヅマベウ‥🔗🔉

いなずまびょうし稲妻表紙‥ヅマベウ‥ 「昔話むかしがたり稲妻表紙」の略称。

いなずま‐もよう【稲妻模様】‥ヅマ‥ヤウ🔗🔉

いなずま‐もよう稲妻模様‥ヅマ‥ヤウ 稲妻形の文様。雷文らいもんなど。 ⇒いな‐ずま【稲妻・電】

いなずま‐よこばい【稲妻横這】‥ヅマ‥バヒ🔗🔉

いなずま‐よこばい稲妻横這‥ヅマ‥バヒ カメムシ目ヨコバイ科の昆虫。体長5ミリメートル。体は黄褐色、前翅に稲妻形の斑紋がある。稲・麦・サトウキビなどの害虫。 ⇒いな‐ずま【稲妻・電】

いなずま‐らいごろう【稲妻雷五郎】‥ヅマ‥ラウ🔗🔉

いなずま‐らいごろう稲妻雷五郎‥ヅマ‥ラウ 江戸後期の力士。第7代横綱。常陸の人。本名、根本才助。優勝10回。後輩のために「相撲訓」を書き、俳句にも親しんだ。(1798〜1877)

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