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す‐や【素矢・徒矢】🔗⭐🔉
す‐や【素矢・徒矢】
①的をはずれた矢。
②あてがはずれること。誹風柳多留5「旅むかい―をした日の面白さ」
⇒素矢を食う
○素矢を食うすやをくう🔗⭐🔉
○素矢を食うすやをくう
あてがはずれて、徒労に終わる。すっぽかされる。黄表紙、人間万事吹矢的「何本も素矢を食つて空しく矢代ばかりをとられ」
⇒す‐や【素矢・徒矢】
す・ゆ【据ゆ】
〔他下二〕
「すう」(ワ行)のヤ行に活用した語。すえる。宇治拾遺物語1「かき抱きて、雨だりについ―・ゆと思ひしに」
す・ゆ【饐ゆ】
〔自下二〕
⇒すえる(下一)
ず‐よう【図葉】ヅエフ
一枚一枚になっている図。
ず‐よう【図様】ヅヤウ
図で表したさま。図柄。模様。
す‐よみ【素読み】
①(→)「そどく」に同じ。
②原稿と引き合わせるのでなくゲラ刷を通読しながら校正すること。
すら【修羅】
⇒しゅら
すら
〔助詞〕
(係助詞)
①そうなるのが当然と思われる一事を例に挙げ、他もそうなることを類推させる意を表す。主として質の軽重優劣の関係を表す。やはりなお。…さえ。万葉集6「かくしつつ遊び飲みこそ草木―春は生ひつつ秋は散りゆく」。四河入海「聖賢―如此なるに」。「手紙一つ―満足に書けない」
②事が及んだ極端な事態である意を表す。…まで。「食料が無く木の根―食った」
ずら
(助動詞「らむ」が「…うず」に接続した語「…うずらむ」の省略形)推量・疑問の意を表す。…だろう。
スラー【slur】
〔音〕奏法記号。楽譜で、高さの異なる二つ以上の音符の上または下に付けた弧線。その部分の各音符を切れ目なく滑らかに、すなわちレガートに奏すべきことを示す。また、楽句のまとまりを示す記号としても用いる。
スライサー【slicer】
食材を薄切りにする器具。また、薄切用の包丁。
スライス【slice】
①薄く切ること。また、その薄片。「パンを―する」
②ゴルフで、右(左)打者が打ったボールが右(左)へ切れていくこと。↔フック。
③テニスで、カットに似て一層鈍角にボールを切るように打つこと。
スライダー【slider】
野球で、投手の投球の一種。投げた腕と逆の側にすべるように水平に曲がる変化球。カーブと違ってあまり落ちない。
スライディング【sliding】
①滑り動くこと。滑走。
②野球で、滑り込み。
⇒スライディング‐シート【sliding seat】
⇒スライディング‐システム【sliding system】
⇒スライディング‐スケール【sliding scale】
⇒スライディング‐タックル【sliding tackle】
⇒スライディング‐レンズ【sliding lens】
スライディング‐シート【sliding seat】
競漕用ボートで、漕手そうしゅの足の屈伸によってレールの上を前後に動く座席。滑席かっせき。
⇒スライディング【sliding】
スライディング‐システム【sliding system】
生産物の価格または生計費指数の変動に応じて賃金や年金などを昇降させる制度。スライド制。
⇒スライディング【sliding】
スライディング‐スケール【sliding scale】
(→)スライディング‐システムに同じ。
⇒スライディング【sliding】
スライディング‐タックル【sliding tackle】
サッカーで、相手選手の足元に滑り込むようにしてボールを奪うこと。
⇒スライディング【sliding】
スライディング‐レンズ【sliding lens】
カメラの収納時に光学系の一部を上下にスライドさせて薄型化を図ったレンズ機構。
⇒スライディング【sliding】
スライド【slide】
①滑ること。滑らせること。
②内容を変えずに全体をずらすこと。「日程を1日ずつ―させる」
③ある数量を他の数量の変化に応じて同じ割合で変えること。「賃金を物価に―させる」
④カメラの撮り枠の引き蓋。すべりぶた。
⑤スライド‐グラスの略。
⑥スライド‐プロジェクターの略。
⑦スライド‐プロジェクターで映写するための枠つきの透明陽画。
⑧スライド‐ルールの略。
⇒スライド‐グラス【slide glass】
⇒スライド‐せい【スライド制】
⇒スライド‐ちんぎん【スライド賃金】
⇒スライド‐バルブ【slide valve】
⇒スライド‐プロジェクター【slide projector】
⇒スライド‐ルール【slide rule】
スライド‐グラス【slide glass】
顕微鏡による観察で、被検体をのせるガラス板。
⇒スライド【slide】
スライド‐せい【スライド制】
(→)スライディング‐システムに同じ。
⇒スライド【slide】
スライド‐ちんぎん【スライド賃金】
スライディング‐システムによる賃金。
⇒スライド【slide】
スライド‐バルブ【slide valve】
〔機〕(→)滑り弁。
⇒スライド【slide】
スライド‐プロジェクター【slide projector】
スライド7をスクリーン上に拡大・映写するための光学装置。スライドを照明する強い光源・ミラー・レンズ、これを遮蔽する箱および映写用レンズなどから成る。幻灯機。
⇒スライド【slide】
スライド‐ルール【slide rule】
(→)計算尺。
⇒スライド【slide】
スライバー【sliver】
(→)篠綿しのわたに同じ。
スライム【slime】
鉱石・石炭などの微粒と水が混合した軟泥状のもの。泥鉱。→粉塵
スラヴ【Slav】
ヨーロッパ東部から北アジアに広く分布するスラヴ系諸語を話す人々。東スラヴ人(ロシア人・ウクライナ人・白ロシア人)・西スラヴ人(ポーランド人・チェコ人・スロヴァキア人など)・南スラヴ人(セルビア人・クロアチア人・ブルガリア人など)に大別される。
⇒スラヴ‐ごは【スラヴ語派】
⇒スラヴ‐しゅぎ【スラヴ主義】
スラウェシ【Sulawesi】
セレベスのインドネシア語名。
スラヴ‐ごは【スラヴ語派】
(Slavic)インド‐ヨーロッパ語族の一語派。東スラヴ(ロシア語・ウクライナ語・ベラルーシ語など)・西スラヴ(チェコ語・ポーランド語など)・南スラヴ(ブルガリア語・セルビア語など)の語群に分かれる。
⇒スラヴ【Slav】
スラヴ‐しゅぎ【スラヴ主義】
(slavyanofilstvo ロシア)1830〜40年代以後に現れたロシア思想史上の一潮流。西欧主義と対立、ロシア伝来の共同体に基づく固有の発展の道を主張。
⇒スラヴ【Slav】
ずらか・る
〔自五〕
(もと盗人などの隠語)
①逃げる。逃亡する。高飛びをする。
②(他動詞として)盗んだ品物を処分する。
すらく【為らく】
(ス(サ変)のク語法)すること。崇神紀「殺さむと―を知らに」
スラグ【slag】
溶鉱炉・平炉などで鉱石を溶解・精錬する際に、溶剤の作用によって生じる混合酸化物のかす。二酸化ケイ素・酸化カルシウム・酸化マグネシウム・酸化アルミニウムその他から成る。製鋼スラグは特に鋼滓こうさいと書き、非鉄製錬では鍰からみ、踏鞴たたら吹きなどでは「のろ」という。鉱滓こうさい。
ずら・す
〔他五〕
①すべらす。動かす。特に、位置・時間などが一緒にならないように、形や内容を変えずに動かす。「日程を1週間―・す」
②ほうっておく。物事をせずにおく。洒落本、箱枕「もうどこから呼びに来ても―・すつもりのとこへ」
スラスト【thrust】
〔地〕(→)衝上断層に同じ。
すら‐すら
とどこおりなく物事が進行するさま。浮世風呂2「思ひの外に―と治ることもあるからの」。「相談が―進む」「―と答える」
ずら‐ずら
同類のものが次々と続くさま。「証拠の品が―と出てきた」
すら‐だに
「…でさえ」の意の助詞2語を重ね、その意味を強めたもの。金槐集「物言はぬよものけだもの―もあはれなるかなや親の子を思ふ」
スラッガー【slugger アメリカ】
野球で、強打者のこと。大物打ち。
スラックス【slacks】
ズボン。もと、女性用のものを指したが、現在は主に男性のふだん着用の替えズボン。
スラッジ【sludge】
①汚泥。へどろ。
②タンク内などの沈殿物。
③切りくず。削りくず。
スラッシュ【slash】
①(印刷用語)言葉の切れ目や、「または」の意などを示す「/」の記号。and/orなど。スラッシ。
②上着にほどこした、裏地や下着を見せるための切れ目。
すらっ‐と
〔副〕
①細く長く形よく伸びているさま。「―した足」
②抵抗なくなめらかに物事が行われるさま。「皮肉を―かわす」
ずらっ‐と
〔副〕
多くの人や物が連なり並ぶさま。「名士が―居並ぶ」
スラッファ【Piero Sraffa】
イタリア生れの経済学者。主にイギリスのケンブリッジ大学で活動。新古典派の均衡理論に代わる経済学の基礎を確立。著「商品による商品の生産」など。(1898〜1983)
スラップ‐ショット【slap shot】
(slapは「平手打ち」の意)アイス‐ホッケーで、強くパックを打ち、シュートすること。
スラップ‐スケート【slap skate】
かかとの部分が氷面を捉える刃から離れ、バネで元に戻る構造のスケート靴。
スラップスティック【slapstick】
(ぴしゃりとたたく棒の意。もと道化芝居で道化役が相手をたたくのに用いた)どたばた喜劇。激しい動きや大げさな身振りで演ずる滑稽な筋立のもの。無声映画時代、マック=セネット(M. Sennett1880〜1960)監督が盛んに制作。
スラト【Surat】
インド西部グジャラート州の港湾都市。ムガル帝国時代の商業・貿易都市として栄えたが、17世紀末ボンベイ(ムンバイ)にかわられた。人口243万4千(2001)。スーラト。
スラバヤ【Surabaya】
インドネシア、ジャワ島の北東部、マドゥラ海峡に臨む港湾都市。ジャワ糖の産地で、インドネシア有数の工業都市。人口269万(2003)。
スラブ【slab】
①鋼塊を扁平形に圧延した半製品。
②(登山用語)大きな一枚岩。
③〔建〕鉛直方向の荷重を支持する板状のもの。ふつう鉄筋コンクリートの床板しょうばんをいう。
すら‐まつり【すら祭】
船の進水式。船卸ふなおろし。
スラム【slum】
貧民窟。「―街」
ずらめ・く
〔自四〕
ぞろぞろと行く。連れ立って歩く。狂言、八尾「或いは天台宗の禅宗のというてづらりづらりと―・くによつて」
すらり
①とどこおらないさま。無事に事を運ぶさま。すらすら。浄瑠璃、傾城反魂香「このおみやが弁舌で今日は―とやりましたが」
②背が高く、恰好のよいさま。「―とした女性」
③刀などを一気に抜くさま。
ずらり
数多く並んでいるのが一望できるさま。「新車が―と並んだ展示場」
スラリー【slurry】
微粉状の石炭または金属鉱石が水に懸濁してどろどろの状態になったもの。パルプ。
⇒スラリー‐ばくやく【スラリー爆薬】
⇒スラリー‐ゆそう【スラリー輸送】
スラリー‐ばくやく【スラリー爆薬】
(→)含水がんすい爆薬に同じ。
⇒スラリー【slurry】
スラリー‐ゆそう【スラリー輸送】
(slurry transportation)パイプでスラリーを長距離輸送すること。粉体の場合、固体輸送より効率的な場合が多い。
⇒スラリー【slurry】
スラローム【slalom ノルウェー】
スキーの回転競技。
スランガステーン【slangensteen オランダ】
近世、オランダ人が持って来た薬。毒蛇の脳にあるという石。黒くて碁石に似、腫物の膿を吸って、毒を解く効があるという。蛇石。吸毒石。蘭説弁惑「すらんがは蛇の事、すていんは石の事」
スラング【slang】
特定の社会や階層でのみ使われる卑俗な言葉。卑語。俗語。
スランプ【slump】
①物価・株などの暴落。経済不況。不景気。
②心身の調子が一時的に出なくなる状態。不調。不振。「―に陥る」
③コンクリートの硬さの表示。円錐台形の型にコンクリートをつめた時の高さと、型を引き抜いた時、コンクリートが歪み、崩れ、または流れた時の高さとの差で表す。
⇒スランプ‐フレーション【slumpflation】
スランプ‐フレーション【slumpflation】
(slump(不況)とinflation(インフレーション)との合成語)不況下にもかかわらずインフレーションが進行し、スタグフレーションよりも厳しい状態。
⇒スランプ【slump】
すり【刷・摺】
①絹布に模様をすりつけること。
②印刷すること。また、そのでき工合。
すり【簏】
旅行用の竹細工の匣はこ。宇津保物語吹上上「蘇芳すおうの―一掛、色々の唐の組を籠目こめにしたり」
すり【掏摸・掏児】
(摩すりの意)往来・乗物などで、他人の金品などを掠かすめ取ること。また、その盗人。ちぼ。巾着きんちゃく切り。
す‐り【修理】
(スはシュの直音化)
⇒しゅり。源氏物語澪標「六条のふる宮をいとよく―し」
ずり
山から材木または薪などを投げ落とす所。くどし。さで。
ずり【砰・硑・碿】
鉱石採掘・土木工事などで掘り出された岩石・土砂、または低品位の鉱石。廃石。
ずり【尾類】
(沖縄地方で)遊女のこと。17世紀から那覇に遊郭が設けられ、ここに集められた。
すり‐あがり【刷上り】
印刷の出来上がること。また、刷り上がったもの。刷了。
すり‐あが・る【摩り上がる】
〔自四〕
「ずりあがる」に同じ。日葡辞書「スリアガッテネ(寝)ヨ」
ずり‐あが・る【ずり上がる】
〔自五〕
①ずれて少し上にあがる。「シャツが―・る」
②少しずつ上がっていって、高い地位に到る。
すり‐あ・ぐ【摩り上ぐ】
〔他下二〕
①鑢やすりですって短くする。日葡辞書「カタナ(刀)ヲスリアグル」
②ずって上げる。日葡辞書「ヲウ(負)タコ(子)ヲスリアグル」
すり‐あげ【摺上げ・磨上げ】
刀剣の茎先なかごさきを切り取って短くすること。また、その刀剣。→大摺上おおすりあげ
すりあげ‐びたい【剃上げ額】‥ビタヒ
広くそりあげた額。
すりあげ‐もの【摩上げ者】
成上り者。私可多咄「され共―なれば、田夫第一のおとこ也」
すり‐あ・げる【刷り上げる】
〔他下一〕[文]すりあ・ぐ(下二)
印刷をしおえる。
すり‐あし【摺り足】
足の裏を地面から離さず、するようにして歩くこと。
すり‐あわせ【摺合せ】‥アハセ
①〔機〕高精度な平面を作るための手仕上げ作業。表面を摺合せ定盤で摺り合わせ、きさげで削って仕上げる。
②それぞれの意見や案を出し合い調整してゆくこと。
⇒すりあわせ‐じょうばん【摺合せ定盤】
すりあわせ‐じょうばん【摺合せ定盤】‥アハセヂヤウ‥
定盤の一種。盤面を正しい平面にした鋳鉄製平板で、裏に多くの力骨ちからほねを鋳出して歪ひずみが生じないようにしてある。
摺合せ定盤
⇒すり‐あわせ【摺合せ】
スリー【three】
3。みっつ。
⇒スリー‐アールズ【3 R's】
⇒スリー‐エー【AAA・3A】
⇒スリー‐クオーター【three-quarter】
⇒スリー‐サイズ
⇒スリー‐ディー【3D】
⇒スリー‐ディー‐えいが【3D映画】
⇒スリー‐バント
⇒スリー‐ピース【three-piece】
⇒スリー‐ポイント‐シュート【three-point shoot】
⇒スリー‐ラン
スリー‐アールズ【3 R's】
近代学校成立以前のヨーロッパで、教会などで行われていた、一般民衆の子供向けの初歩的教育内容。日常生活に必要な読(reading)・書(writing)・算(arithmetic)の能力を中心とする基礎的な学力の育成を目的とする。
⇒スリー【three】
スリー‐エー【AAA・3A】
アメリカ大リーグ野球の下部組織。マイナー‐リーグの最上位。その下に2A・1A・ルーキー‐リーグなどがある。
⇒スリー【three】
スリー‐クオーター【three-quarter】
(4分の3の意)
①野球で、斜め上手から投球すること。
②ラグビーで、スタンド‐オフの後方に位置する4人。左右をウィング、中の2人をセンターといい、攻撃を主要任務とする。スリー‐クオーター‐バックス。TB
⇒スリー【three】
スリー‐サイズ
(和製語three size)バスト・ウェスト・ヒップの三つの部分の寸法。
⇒スリー【three】
スリー‐ディー【3D】
(Dはdimension(次元)の略)
①立体的であること。三次元。さんディー。
②3D映画の略。
⇒スリー【three】
スリー‐ディー‐えいが【3D映画】‥グワ
(3-dimensional movie)立体映画のこと。三次元映画。さんディー映画。
⇒スリー【three】
スリー‐バント
(和製語three bunt)野球で、打者がツー‐ストライク後に行うバント。ファウルの場合アウトとなる。
⇒スリー【three】
スリー‐ピース【three-piece】
三つ揃いの洋服。男性では共布の背広・ズボン・ベスト、女性では共布のジャケット・スカートおよびベストまたはコートなど、三つの組合せ。
⇒スリー【three】
スリーピング‐バッグ【sleeping bag】
(→)シュラーフザックに同じ。
スリーブ【sleeve】
袖。「ノー‐―」
スリーブ
スリー‐ポイント‐シュート【three-point shoot】
バスケット‐ボールで、スリー‐ポイント‐ライン(ゴールの中心直下から引かれた半径6.25メートルの半円周)の外側から放つシュート。得点3点。
⇒スリー【three】
スリーマー
(slimmer)女性用肌着の一種。頭からかぶって着る形式で薄手のニット製。細身の仕立て。
スリーマイル‐とう【スリーマイル島】‥タウ
(Three Mile Island)アメリカ東部ペンシルヴァニア州ハリスバーグ市のサスケハナ川にある島(中洲)。1979年3月、同島の原子力発電所の加圧水型炉で炉心の半ばが溶融する事故が発生、放射能が外部に漏れた。
すり‐いも【擂芋】
山芋をすりおろしたもの。醤油・卵などを入れて味をつける。
スリー‐ラン
(three run)野球で、3人の走者が一度に生還すること。「―‐ホーマー」
⇒スリー【three】
スリウィジャヤ【Śrī-vijaya 梵】
⇒シュリーヴィジャヤ
すり‐うす【磨臼・摺臼】
籾摺もみすり用の臼。上下2個の円筒形の臼で、上臼を回転させて両臼の間で籾を摺り、籾殻を取り去る。古くは木製。のちには竹または木で上下の臼の外囲を作り、強粘土に食塩をまぜて詰め、両臼の摩擦面に樫製の歯を植えつけたものが現れ、これを土臼・唐臼とううすとも呼ぶ。すりす。するす。〈倭名類聚鈔16〉
すり‐うるし【摺漆】
漆塗の一種。綿や布を用いて漆を薄く摺りつけるもの。木目の美しさを出しつつ堅牢性を高めたり、蒔絵・上塗のつや出しをしたりするために施す。
すり‐え【摺絵】‥ヱ
染め草を布にすりつけて出した模様。
すり‐え【擂餌】‥ヱ
小鳥の飼料。フナ・マスなどの川魚と炒糠いりぬか・糝粉しんこと野菜とをまぜてすりつぶしたもの。
すり‐えび【擂蝦】
蝦のからをとり、中身をすりつぶしたもの。
すり‐お【摺尾】‥ヲ
矢羽の一種。黒地に白くかすった斑ふのあるもの。
ずり‐お・ちる【ずり落ちる】
〔自上一〕
ずれて落ちる。ずれてさがる。「眼鏡が―・ちる」
すり‐おろ・す【磨り下ろす・摺り下ろす】
〔他五〕
すって細かくする。「ニンニクを―・す」
すり‐がい【摺貝】‥ガヒ
(→)螺鈿らでんに同じ。
すり‐か・える【摩り替える】‥カヘル
〔他下一〕[文]すりか・ふ(下二)
ひそかに取りかえる。特に、偽物に取りかえる。「刀身を―・える」「論点を―・える」
すり‐かたぎ【摺形木】
(→)版木はんぎに同じ。
すり‐がね【擦鉦・摺鉦】
(→)当り鉦がねに同じ。
すり‐がらし【擦り枯らし】
(スリカラシとも)
①食い詰めておちぶれること。また、その人。浄瑠璃、薩摩歌「気味よいあたまのすり鉢びん、江戸―と見えたよな」
②すれからし。すれっからし。西鶴織留5「大坂中の水呑ふでまはりし―の、右の手にしやくしの柄の跡のつきたる女」
すり‐ガラス【磨硝子】
(→)「つやけしガラス」に同じ。斎藤緑雨、ひかへ帳「今出来なる待合の摺すり硝子、いとゞ灯影ほかげのほのぐらけれど」
すり‐かりぎぬ【摺狩衣】
山藍・鴨跖草つきくさなどで摺模様を出した狩衣。伊勢物語「―の袂に書きつけける」
すり‐ぎ【擂木】
(→)擂粉木すりこぎ1に同じ。
すり‐きず【擦傷】
擦りむいた肌の傷。擦過傷さっかしょう。かすりきず。
すり‐ぎぬ【摺衣】
(→)「すりごろも」に同じ。枕草子295「その日、靫負の佐の―瑩ようする」
すり‐きり【摩切り・摺切り】
①こすって切ること。
②金銭などを使い果たすこと。無一物。また、その人。〈日葡辞書〉
③粉や粒のものを容器のふちでならして、ちょうど一杯にすること。「―1杯」
すり‐き・る【摩り切る・摺り切る】
[一]〔他五〕
①布などを、すって切る。こすって切る。
②金銭などをすっかり使い果たす。
[二]〔自下二〕
⇒すりきれる(下一)
すり‐き・れる【摩り切れる】
〔自下一〕[文]すりき・る(下二)
すれあって切れる。摩擦して切れる、または減る。「袖口が―・れる」
すり‐くず【磨り屑】‥クヅ
金属の細工の際、磨れて出るくず。
すり‐くず・す【磨り崩す】‥クヅス
〔他五〕
すりつぶす。すりおろす。
すり‐くだ・く【擂り砕く】
〔他五〕
すってこまかく砕く。すりつぶす。
すり‐こ【磨粉】
すりくだいた米の粉。更級日記「―などを濃くて流したらむやうに、白き水、早く流れたり」
すりこ‐ぎ【擂粉木・摺子木】
①擂鉢で物を擂するのに使う棒。多くは山椒の木を用いる。すりぎ。れんぎ。あたりぎ。
②僧侶をののしっていう語。転じて、一般に人をののしっていう語。傾城買二筋道「この―めら」
③(使用するに従って短くなることから)進歩せずにかえって退歩する人を嘲っていう語。
⇒すりこぎ‐あたま【擂粉木頭】
⇒すりこぎ‐かくし【擂粉木隠し】
⇒擂粉木で芋を盛る
⇒擂粉木で腹を切る
すりこぎ‐あたま【擂粉木頭】
すりこぎの先のように円い頭。
⇒すりこ‐ぎ【擂粉木・摺子木】
すりこぎ‐かくし【擂粉木隠し】
陰暦11月、大師講の日。また、その日に降る雪。弘法大師を宿泊させた家の老婆は、食物がないので他人の畑の物を盗んだ。大師は老婆の信心に免じて、その足跡を隠すために呪法で雪を降らせたという伝説。老婆の足に指が無く擂粉木のようであったとも、大師の足が擂粉木のようであったともいう。あとかくし雪。
⇒すりこ‐ぎ【擂粉木・摺子木】
⇒すり‐あわせ【摺合せ】
スリー【three】
3。みっつ。
⇒スリー‐アールズ【3 R's】
⇒スリー‐エー【AAA・3A】
⇒スリー‐クオーター【three-quarter】
⇒スリー‐サイズ
⇒スリー‐ディー【3D】
⇒スリー‐ディー‐えいが【3D映画】
⇒スリー‐バント
⇒スリー‐ピース【three-piece】
⇒スリー‐ポイント‐シュート【three-point shoot】
⇒スリー‐ラン
スリー‐アールズ【3 R's】
近代学校成立以前のヨーロッパで、教会などで行われていた、一般民衆の子供向けの初歩的教育内容。日常生活に必要な読(reading)・書(writing)・算(arithmetic)の能力を中心とする基礎的な学力の育成を目的とする。
⇒スリー【three】
スリー‐エー【AAA・3A】
アメリカ大リーグ野球の下部組織。マイナー‐リーグの最上位。その下に2A・1A・ルーキー‐リーグなどがある。
⇒スリー【three】
スリー‐クオーター【three-quarter】
(4分の3の意)
①野球で、斜め上手から投球すること。
②ラグビーで、スタンド‐オフの後方に位置する4人。左右をウィング、中の2人をセンターといい、攻撃を主要任務とする。スリー‐クオーター‐バックス。TB
⇒スリー【three】
スリー‐サイズ
(和製語three size)バスト・ウェスト・ヒップの三つの部分の寸法。
⇒スリー【three】
スリー‐ディー【3D】
(Dはdimension(次元)の略)
①立体的であること。三次元。さんディー。
②3D映画の略。
⇒スリー【three】
スリー‐ディー‐えいが【3D映画】‥グワ
(3-dimensional movie)立体映画のこと。三次元映画。さんディー映画。
⇒スリー【three】
スリー‐バント
(和製語three bunt)野球で、打者がツー‐ストライク後に行うバント。ファウルの場合アウトとなる。
⇒スリー【three】
スリー‐ピース【three-piece】
三つ揃いの洋服。男性では共布の背広・ズボン・ベスト、女性では共布のジャケット・スカートおよびベストまたはコートなど、三つの組合せ。
⇒スリー【three】
スリーピング‐バッグ【sleeping bag】
(→)シュラーフザックに同じ。
スリーブ【sleeve】
袖。「ノー‐―」
スリーブ
スリー‐ポイント‐シュート【three-point shoot】
バスケット‐ボールで、スリー‐ポイント‐ライン(ゴールの中心直下から引かれた半径6.25メートルの半円周)の外側から放つシュート。得点3点。
⇒スリー【three】
スリーマー
(slimmer)女性用肌着の一種。頭からかぶって着る形式で薄手のニット製。細身の仕立て。
スリーマイル‐とう【スリーマイル島】‥タウ
(Three Mile Island)アメリカ東部ペンシルヴァニア州ハリスバーグ市のサスケハナ川にある島(中洲)。1979年3月、同島の原子力発電所の加圧水型炉で炉心の半ばが溶融する事故が発生、放射能が外部に漏れた。
すり‐いも【擂芋】
山芋をすりおろしたもの。醤油・卵などを入れて味をつける。
スリー‐ラン
(three run)野球で、3人の走者が一度に生還すること。「―‐ホーマー」
⇒スリー【three】
スリウィジャヤ【Śrī-vijaya 梵】
⇒シュリーヴィジャヤ
すり‐うす【磨臼・摺臼】
籾摺もみすり用の臼。上下2個の円筒形の臼で、上臼を回転させて両臼の間で籾を摺り、籾殻を取り去る。古くは木製。のちには竹または木で上下の臼の外囲を作り、強粘土に食塩をまぜて詰め、両臼の摩擦面に樫製の歯を植えつけたものが現れ、これを土臼・唐臼とううすとも呼ぶ。すりす。するす。〈倭名類聚鈔16〉
すり‐うるし【摺漆】
漆塗の一種。綿や布を用いて漆を薄く摺りつけるもの。木目の美しさを出しつつ堅牢性を高めたり、蒔絵・上塗のつや出しをしたりするために施す。
すり‐え【摺絵】‥ヱ
染め草を布にすりつけて出した模様。
すり‐え【擂餌】‥ヱ
小鳥の飼料。フナ・マスなどの川魚と炒糠いりぬか・糝粉しんこと野菜とをまぜてすりつぶしたもの。
すり‐えび【擂蝦】
蝦のからをとり、中身をすりつぶしたもの。
すり‐お【摺尾】‥ヲ
矢羽の一種。黒地に白くかすった斑ふのあるもの。
ずり‐お・ちる【ずり落ちる】
〔自上一〕
ずれて落ちる。ずれてさがる。「眼鏡が―・ちる」
すり‐おろ・す【磨り下ろす・摺り下ろす】
〔他五〕
すって細かくする。「ニンニクを―・す」
すり‐がい【摺貝】‥ガヒ
(→)螺鈿らでんに同じ。
すり‐か・える【摩り替える】‥カヘル
〔他下一〕[文]すりか・ふ(下二)
ひそかに取りかえる。特に、偽物に取りかえる。「刀身を―・える」「論点を―・える」
すり‐かたぎ【摺形木】
(→)版木はんぎに同じ。
すり‐がね【擦鉦・摺鉦】
(→)当り鉦がねに同じ。
すり‐がらし【擦り枯らし】
(スリカラシとも)
①食い詰めておちぶれること。また、その人。浄瑠璃、薩摩歌「気味よいあたまのすり鉢びん、江戸―と見えたよな」
②すれからし。すれっからし。西鶴織留5「大坂中の水呑ふでまはりし―の、右の手にしやくしの柄の跡のつきたる女」
すり‐ガラス【磨硝子】
(→)「つやけしガラス」に同じ。斎藤緑雨、ひかへ帳「今出来なる待合の摺すり硝子、いとゞ灯影ほかげのほのぐらけれど」
すり‐かりぎぬ【摺狩衣】
山藍・鴨跖草つきくさなどで摺模様を出した狩衣。伊勢物語「―の袂に書きつけける」
すり‐ぎ【擂木】
(→)擂粉木すりこぎ1に同じ。
すり‐きず【擦傷】
擦りむいた肌の傷。擦過傷さっかしょう。かすりきず。
すり‐ぎぬ【摺衣】
(→)「すりごろも」に同じ。枕草子295「その日、靫負の佐の―瑩ようする」
すり‐きり【摩切り・摺切り】
①こすって切ること。
②金銭などを使い果たすこと。無一物。また、その人。〈日葡辞書〉
③粉や粒のものを容器のふちでならして、ちょうど一杯にすること。「―1杯」
すり‐き・る【摩り切る・摺り切る】
[一]〔他五〕
①布などを、すって切る。こすって切る。
②金銭などをすっかり使い果たす。
[二]〔自下二〕
⇒すりきれる(下一)
すり‐き・れる【摩り切れる】
〔自下一〕[文]すりき・る(下二)
すれあって切れる。摩擦して切れる、または減る。「袖口が―・れる」
すり‐くず【磨り屑】‥クヅ
金属の細工の際、磨れて出るくず。
すり‐くず・す【磨り崩す】‥クヅス
〔他五〕
すりつぶす。すりおろす。
すり‐くだ・く【擂り砕く】
〔他五〕
すってこまかく砕く。すりつぶす。
すり‐こ【磨粉】
すりくだいた米の粉。更級日記「―などを濃くて流したらむやうに、白き水、早く流れたり」
すりこ‐ぎ【擂粉木・摺子木】
①擂鉢で物を擂するのに使う棒。多くは山椒の木を用いる。すりぎ。れんぎ。あたりぎ。
②僧侶をののしっていう語。転じて、一般に人をののしっていう語。傾城買二筋道「この―めら」
③(使用するに従って短くなることから)進歩せずにかえって退歩する人を嘲っていう語。
⇒すりこぎ‐あたま【擂粉木頭】
⇒すりこぎ‐かくし【擂粉木隠し】
⇒擂粉木で芋を盛る
⇒擂粉木で腹を切る
すりこぎ‐あたま【擂粉木頭】
すりこぎの先のように円い頭。
⇒すりこ‐ぎ【擂粉木・摺子木】
すりこぎ‐かくし【擂粉木隠し】
陰暦11月、大師講の日。また、その日に降る雪。弘法大師を宿泊させた家の老婆は、食物がないので他人の畑の物を盗んだ。大師は老婆の信心に免じて、その足跡を隠すために呪法で雪を降らせたという伝説。老婆の足に指が無く擂粉木のようであったとも、大師の足が擂粉木のようであったともいう。あとかくし雪。
⇒すりこ‐ぎ【擂粉木・摺子木】
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