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じ‐ぼく【耳目】🔗🔉

じ‐ぼく耳目⇒じもく。天草本平家物語「見聞く人みな―を驚かいたによつて」

じ‐もく【耳目】🔗🔉

じ‐もく耳目】 (ジボクとも) ①耳と目。 ②聞くことと見ること。 ③多くの人々の注意・注目。「―をひく」「―を集める」 ④上の人の意を受けて見聞したことを知らせ補佐する者。めつけ。「―となって働く」 ⇒じもく‐の‐かん【耳目の官】 ⇒じもく‐の‐よく【耳目の欲】 ⇒じもく‐ほう【耳目法】 ⇒耳目に触れる ⇒耳目を驚かす ⇒耳目を属す

○耳目に触れるじもくにふれる🔗🔉

○耳目に触れるじもくにふれる 目や耳に入る。見たり聞いたりする。 ⇒じ‐もく【耳目】 じもく‐の‐かん耳目の官‥クワン ①[書経冏命]天子の耳となり目となって国家の治安を監察する官。 ②[孟子告子上]耳と目との働き。見聞。 ⇒じ‐もく【耳目】 じもく‐の‐よく耳目の欲】 見たり聞いたりすることによって生ずる欲。諸種の欲望。 ⇒じ‐もく【耳目】 じもく‐ほう耳目法‥ハフ 目耳法もくじほうの別称。 ⇒じ‐もく【耳目】 しもく‐まち撞木町⇒しゅもくまち。好色一代男1「東福寺の入相程なく―」 ⇒し‐もく【撞木・杵】 しも‐ぐもり霜曇り】 霜のおくような夜の寒さに空の曇ること。万葉集7「―すとにかあらむひさかたの夜渡る月の見えなく思へば」 し‐もくれん紫木蓮(→)モクレンの別称。白木蓮に対していう。

じもく‐の‐かん【耳目の官】‥クワン🔗🔉

じもく‐の‐かん耳目の官‥クワン ①[書経冏命]天子の耳となり目となって国家の治安を監察する官。 ②[孟子告子上]耳と目との働き。見聞。 ⇒じ‐もく【耳目】

じもく‐の‐よく【耳目の欲】🔗🔉

じもく‐の‐よく耳目の欲】 見たり聞いたりすることによって生ずる欲。諸種の欲望。 ⇒じ‐もく【耳目】

じもく‐ほう【耳目法】‥ハフ🔗🔉

じもく‐ほう耳目法‥ハフ 目耳法もくじほうの別称。 ⇒じ‐もく【耳目】

○耳目を驚かすじもくをおどろかす🔗🔉

○耳目を驚かすじもくをおどろかす 世の人々を驚かせる。世間に衝撃を与える。 ⇒じ‐もく【耳目】

○耳目を属すじもくをしょくす🔗🔉

○耳目を属すじもくをしょくす 耳をそばだて目を注いで見聞する。 ⇒じ‐もく【耳目】 しも‐け下け】 北風。↔かみけ しも‐けいし下家司】 (シモゲイシとも)下級の家司。源氏物語夕顔「むつましき―にて、殿にもつかうまつる者なりければ」↔上家司かみけいし しも‐けし霜消し】 (霜夜の寒さを消す意)酒を飲むこと。 しも・げる霜げる】 〔自下一〕 ①霜のために野菜・果実などが傷む。「大根が―・げる」 ②みすぼらしくなる。貧乏たらしい様をする。通言総籬つうげんそうまがき「―・げたやうなかぶろ、客をつけている」 しもこうべ下河辺‥カウベ 姓氏の一つ。 ⇒しもこうべ‐ちょうりゅう【下河辺長流】 しもこうべ‐ちょうりゅう下河辺長流‥カウベチヤウリウ (長流はナガルとも読み、また長竜とも書く)江戸前期の古典学者。大和の人か。木下長嘯子に歌道を学び、また契沖とも親交があり、徳川光圀に委嘱された万葉集注釈の業は契沖が継いだ。著「万葉集管見」「枕詞燭明抄」「林葉累塵集」など。(1627〜1686) ⇒しもこうべ【下河辺】 しも‐ごえ下肥】 人の糞尿を肥料としたもの。 しも‐ごしょ下御所】 大臣家または将軍家以上の公卿の隠居した者が、一家に同時に2〜3人ある時、その年の若い者。 し‐も‐ご‐も四も五も】 (下に打消の語を伴う)何もかも。何でもかでも。好色二代男「―構はぬ男ども」 しも‐ざ下座】 ①客席・座敷などで、下位の座席。末席。日本間では、床の間から遠く入口に近い席をいう。 ②芝居の舞台で観客から向かって左方。げざ。 ↔上座かみざ しもさか下坂】 近江国坂田郡下坂庄(現、滋賀県長浜市)の刀工、下坂派の発祥地。また、その刀工が製作した刀。浄瑠璃、長町女腹切「銘なしの―、…八両で買ひ」→葵あおい下坂→康継やすつぐ しも‐さき霜先】 初冬、陰暦の10月頃。霜のおりはじめる頃。年末をひかえて金の大事な時でもあった。世間胸算用3「―の金銀あだに使ふことなかれ」 しも‐さぶらい下侍‥サブラヒ 清涼殿の殿上の間の南にある、侍臣の詰所。さぶらい。散木奇歌集「雲の上に雲の上人のぼりゐぬ―にさぶらへしかな」→清涼殿(図) しも‐ざま下方・下様】 ①下の方。春曙抄本枕草子にくきもの「かりぎぬの前―にまくりいれてもゐるかし」 ②しもじも。下民。また、その社会。徒然草「―の人の物語は、耳おどろく事のみあり」↔上方かみざま しも‐ざむらい下侍‥ザムラヒ 格式の低い侍。 しもざわ子母沢‥ザハ 姓氏の一つ。 ⇒しもざわ‐かん【子母沢寛】 しもざわ‐かん子母沢寛‥ザハクワン 小説家。本名、梅谷松太郎。北海道生れ。明大卒。故老の聞書を生かした「新選組始末記」や「父子鷹」などで歴史小説に新風をひらく。(1892〜1968) 子母沢寛 提供:毎日新聞社 ⇒しもざわ【子母沢】

みみめ‐どり【耳目鳥】🔗🔉

みみめ‐どり耳目鳥】 ウグイスの異称。

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