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くさき‐ぞめ【草木染】🔗⭐🔉
○草木も靡くくさきもなびく🔗⭐🔉
○草木も靡くくさきもなびく
盛んな威勢に人々が服従するさまにいう。
⇒くさ‐き【草木】
○草木も眠るくさきもねむる🔗⭐🔉
○草木も眠るくさきもねむる
夜がふけてあたりがすっかり静かになるさまにいう。「―丑三つ時」
⇒くさ‐き【草木】
○草木も揺がぬくさきもゆるがぬ🔗⭐🔉
○草木も揺がぬくさきもゆるがぬ
世の中のよく治まっているさまにいう。
⇒くさ‐き【草木】
くさ‐きょうちくとう【草夾竹桃】‥ケフ‥タウ
ハナシノブ科の観賞用の多年草。北アメリカ原産で明治年間に渡来。高さ約1メートル。夏、茎頂に総状花序をつける。花色は白・桃・紅紫など。オイランソウ。フロックス。
くさきょうちくとう
くさ‐きり【草切り】
まぐさを切りきざむ具。〈倭名類聚鈔15〉
くさ‐ぎり【臭桐】
クサギの別称。
くさ‐ぎ・る【耘る】
〔自四〕
田畑の雑草を除き去る。〈類聚名義抄〉
く‐さく【句作】
俳句を作ること。
く‐ざく【孔雀】
⇒くじゃく。宇津保物語蔵開上「鳥の舞を気色ばかり舞ひ給ふほどに右近の幄より―を出す」
ぐ‐さく【愚作】
①つまらぬ作品。
②自分の作品の謙譲語。
ぐ‐さく【愚策】
①おろかな策略。
②自分の策略の謙譲語。
くさ‐ぐき【草潜】
鳥などが草の中にくぐり入ること。万葉集10「春さればもずの―見えずとも」
くさ‐くさ
不愉快なことや憂鬱なことがあって、気持のすっきりしないさま。くしゃくしゃ。「気が―する」
くさ‐ぐさ【種種】
物事の品数・種類の多いさま。いろいろ。さまざま。源氏物語絵合「―の御たきものども」
くさ‐くだもの【草果物】
(木になる果物に対していう)草の実の食用となるもの。イチゴ・ウリの類。〈倭名類聚鈔17〉
くさ‐ぐも【草蜘蛛】
タナグモ科のクモ。体長約15ミリメートル。頭胸部は灰色で褐色の2縦条があり、腹部は黒褐色の地に6対の白斑がある。夏に成熟し、草や樹木の枝先に棚網を張る。全国に分布し、市街地にも多い。
くさ‐ぐら【草倉】
かいばを貯えておく倉。〈倭名類聚鈔10〉
くさ‐ぐら【草鞍】
むしろや枯れ藁わらで作った鞍。主に耕作馬に用いる。源平盛衰記19「―置きたる馬追うて」
くさ‐けいば【草競馬】
公認競馬に対して、農村などで行われる小規模の競馬。
くさ‐けずり【草削り】‥ケヅリ
除草や畑地の中耕・土寄せなどに用いる具。主に半月形の鉄器に柄をつけたもの。万能まんのう。くさかき。
くさ‐ごえ【草肥】
(→)緑肥りょくひに同じ。
くさ‐ごろも【草衣】
①草を綴ったり、草で織ったりして作った着物。
②草で模様を摺りつけた衣。謡曲、野宮「いにしへを何と忍ぶの―」
くさ‐しおう【草雌黄】‥ワウ
(→)藤黄とうおう2に同じ。
くさ‐しぎ【草鷸】
シギの一種。背は黒褐色で、小白斑が散在する。腹は白く、脚は暗緑色。通常、群をつくらない。ヨーロッパ・アジアに広く分布し、冬、日本に来る。
クサシギ
撮影:小宮輝之


くさ‐ぼけ【草木瓜】🔗⭐🔉
くさ‐ぼけ【草木瓜】
バラ科の落葉小低木。各地の山野、陽の当たる場所に多い。高さ約30センチメートル。枝にとげが多く、葉は平滑、円い托葉がある。春、朱色の五弁花を開く。夏、芳香と酸味ある球形の果実を結ぶが生食できない。シドミ。野木瓜。地梨。樝子。〈[季]春〉。〈書言字考節用集〉
そう‐もく【草木】サウ‥🔗⭐🔉
○草木国土悉皆成仏そうもくこくどしっかいじょうぶつ🔗⭐🔉
○草木国土悉皆成仏そうもくこくどしっかいじょうぶつ
草木や国土のような心を持たないものも、ことごとく成仏するということ。謡曲、杜若かきつばた「すはや今こそ―の御法を得てこそ失せにけり」
⇒そう‐もく【草木】
そう‐もくじ【総目次】
ある書物・雑誌全体の目次。
そうもく‐じょうぶつ【草木成仏】サウ‥ジヤウ‥
〔仏〕心を持たない草や木でも成仏するという説。天台宗・真言宗で説く。太平記24「僧正は―の義を宣べ給へば」
⇒そう‐もく【草木】
そうもくずせつ【草木図説】サウ‥ヅ‥
植物図鑑。飯沼慾斎著。30巻。日本産植物を写生・解説し、リンネ式に配列したもの。草部20巻は1856〜62年(安政3〜文久2)刊、木部10巻は1977年刊。
そうもく‐とう【草木塔】サウ‥タフ
切り倒した草や木の霊を鎮めるために立てた塔。草木供養塔。
⇒そう‐もく【草木】
そうもく‐ばい【草木灰】サウ‥バヒ
草木を焼いて得た灰。カリ・リン酸などに富み、古くから肥料・釉薬・媒染剤などに用いる。そうもくかい。
⇒そう‐もく【草木】
そう‐もくろく【総目録】
全部にわたって記した目録。
そうもち‐やま【惣持山】
村や組で共有している山林。山林は共有であったものが多く、規則を決めて、薪や炭焼きに利用した。
そう‐もつ【僧物】
僧伽そうぎゃに帰属する共有資財。四方僧物(堂舎・団地など)と現前僧物(衣食などの生活物資)の2種がある。僧祇そうぎ物。僧伽物。太平記35「―施料を貪る事を業とす」
そう‐もつ【総物】
皆の共有の物。〈日葡辞書〉
ぞう‐もつ【雑物】ザフ‥
①種々雑多な物。くだらないもの。
②(→)臓物に同じ。
ぞう‐もつ【蔵物】ザウ‥
所蔵の物品。
ぞう‐もつ【臓物】ザウ‥
内臓。はらわた。特に鳥・獣・魚などの内臓。
⇒ぞうもつ‐りょうり【臓物料理】
ぞう‐もつ【贓物】ザウ‥
⇒ぞうぶつ
ぞうもつ‐りょうり【臓物料理】ザウ‥レウ‥
鳥・獣などの内臓を用いた料理。獣類では舌・脳・肝臓・腎臓・心臓・胃・腸など、鳥類では肝臓などを用いる。もつ料理。
⇒ぞう‐もつ【臓物】
そう‐もとじめ【総元締】
全体をまとめ、管理する人。ある事業・分野の中心となる人物。
そう‐もよう【総模様】‥ヤウ
女性用和服の文様の一種。着物の表面全体に文様を置いたもの。↔裾模様
そう‐もん【奏聞】
天子に奏上すること。
そう‐もん【相聞】サウ‥
(消息を通じ合う意)万葉集の一部の巻に見える和歌の分類の一つ。広く唱和・贈答の歌を含むが、恋愛の歌が主。「あいぎこえ」ともよむ。「―往来」「―歌」
そう‐もん【桑門】サウ‥
(梵語śramaṇa 古い漢語仏典に出る語で、普通「沙門しゃもん」と音写)出家して仏道を修める人。僧侶。方丈記「―の蓮胤」
そう‐もん【僧門】
僧家。仏門。仏家。
そう‐もん【総門】
①外構えの大門。総構えの正門。
②禅寺の表門。
そう‐もん【顖門】
〔医〕(→)泉門に同じ。
そうや【宗谷】
①北海道最北部の支庁。稚内わっかない市・枝幸えさし町など9市町村。
②初代の南極観測船の名。耐氷構造貨物船として1938年(昭和13)竣工。改装され56〜62年、6次にわたり南極観測に従事。
⇒そうや‐かいきょう【宗谷海峡】
⇒そうや‐ほんせん【宗谷本線】
⇒そうや‐みさき【宗谷岬】
そうや‐かいきょう【宗谷海峡】‥ケフ
北海道本島北端とサハリン(樺太)との間の海峡。最狭部の幅42キロメートル。
⇒そうや【宗谷】
そう‐やく【草薬】サウ‥
草本を材料として製した薬。源氏物語帚木「極熱ごくねちの―を服ぶくして」
そう‐やく【装薬】サウ‥
銃砲の弾丸を発射するため、銃砲の薬室内に火薬を装填そうてんすること。また、その火薬。発射薬。
そう‐やく【澡浴】サウ‥
(ソウヨクの転)不潔を洗い清めること。狂言、髭櫓「女共を呼び出し、髭の―をも致させ」
ぞう‐やく【雑役】ザフ‥
①雑用の役。また、雑用をする者。今昔物語集12「―の空車むなくるま」
②種々の夫役ぶやく。雑事ぞうじ。
③雑役馬の略。
⇒ぞうやく‐うま【雑役馬】
⇒ぞうやく‐ぐるま【雑役車】
ぞうやく‐うま【雑役馬】ザフ‥
乗用に供することができず、雑用に使役する馬。駄馬。
⇒ぞう‐やく【雑役】
ぞうやく‐ぐるま【雑役車】ザフ‥
雑用に供する車。ぞうぐるま。宇治拾遺物語11「―に、…乗りたり」
⇒ぞう‐やく【雑役】
そうやく‐ほう【増益法】‥ホフ
(ゾウヤクホウとも)〔仏〕密教で、福徳・繁栄など現在の状態を積極的に増進させる修法しゅほう。四種法の一つ。
そうや‐ほんせん【宗谷本線】
函館本線に接続し、稚内に達するJRの北海道縦貫幹線。旭川・稚内間、全長259.4キロメートル。
⇒そうや【宗谷】
そうや‐みさき【宗谷岬】
北海道の北端、宗谷海峡に臨む岬。
⇒そうや【宗谷】
そう‐ゆ【桑楡】サウ‥
①クワとニレ。
②[初学記天部上、日「日西に垂れ、景樹端に在り、之を桑楡と謂う」]夕日が樹木の上にかかっていること。転じて、くれがた。ゆうひ。
③晩年。老年。死期。
⇒桑楡且に迫らんとす
そう‐ゆ【総湯】
温泉場で、家々に設けた内湯に対して、共同の浴場のこと。
そう‐ゆう【争友】サウイウ
忠告してくれる友。
そう‐ゆう【曾遊】‥イウ
かつて訪れたことのあること。「―の地」
そう‐ゆう【総有】‥イウ
〔法〕共同所有の一形態で、ある物の所有権が実質的に帰属する団体に法人格がないため、法律上その総構成員に帰属するものと観念される状態。→共有→合有
そうもく‐じょうぶつ【草木成仏】サウ‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
そうもく‐じょうぶつ【草木成仏】サウ‥ジヤウ‥
〔仏〕心を持たない草や木でも成仏するという説。天台宗・真言宗で説く。太平記24「僧正は―の義を宣べ給へば」
⇒そう‐もく【草木】
そうもくずせつ【草木図説】サウ‥ヅ‥🔗⭐🔉
そうもくずせつ【草木図説】サウ‥ヅ‥
植物図鑑。飯沼慾斎著。30巻。日本産植物を写生・解説し、リンネ式に配列したもの。草部20巻は1856〜62年(安政3〜文久2)刊、木部10巻は1977年刊。
そうもく‐とう【草木塔】サウ‥タフ🔗⭐🔉
そうもく‐とう【草木塔】サウ‥タフ
切り倒した草や木の霊を鎮めるために立てた塔。草木供養塔。
⇒そう‐もく【草木】
そうもく‐ばい【草木灰】サウ‥バヒ🔗⭐🔉
そうもく‐ばい【草木灰】サウ‥バヒ
草木を焼いて得た灰。カリ・リン酸などに富み、古くから肥料・釉薬・媒染剤などに用いる。そうもくかい。
⇒そう‐もく【草木】
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