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くさき‐ぞめ【草木染】🔗🔉

くさき‐ぞめ草木染】 天然の植物染料で染めること。また、それで染めたもの。合成染料によるものと区別するために、染色家の山崎斌あきら(1892〜1972)が昭和初期に命名。 草木染のはがき 撮影:関戸 勇 草木染の和紙 撮影:関戸 勇 ⇒くさ‐き【草木】 ○草木にも心を置くくさきにもこころをおく 些細なことにも警戒してびくびくする。 ⇒くさ‐き【草木】

○草木にも心を置くくさきにもこころをおく🔗🔉

○草木にも心を置くくさきにもこころをおく 些細なことにも警戒してびくびくする。 ⇒くさ‐き【草木】 くさぎ‐の‐むし臭木の虫】 クサギの株につく虫で蝙蝠蛾こうもりがの幼虫。疳かんの薬として用いられた。 ⇒くさ‐ぎ【臭木】

○草木も靡くくさきもなびく🔗🔉

○草木も靡くくさきもなびく 盛んな威勢に人々が服従するさまにいう。 ⇒くさ‐き【草木】

○草木も眠るくさきもねむる🔗🔉

○草木も眠るくさきもねむる 夜がふけてあたりがすっかり静かになるさまにいう。「―丑三つ時」 ⇒くさ‐き【草木】

○草木も揺がぬくさきもゆるがぬ🔗🔉

○草木も揺がぬくさきもゆるがぬ 世の中のよく治まっているさまにいう。 ⇒くさ‐き【草木】 くさ‐きょうちくとう草夾竹桃‥ケフ‥タウ ハナシノブ科の観賞用の多年草。北アメリカ原産で明治年間に渡来。高さ約1メートル。夏、茎頂に総状花序をつける。花色は白・桃・紅紫など。オイランソウ。フロックス。 くさきょうちくとう くさ‐きり草切り】 まぐさを切りきざむ具。〈倭名類聚鈔15くさ‐ぎり臭桐】 クサギの別称。 くさ‐ぎ・る耘る】 〔自四〕 田畑の雑草を除き去る。〈類聚名義抄〉 く‐さく句作】 俳句を作ること。 く‐ざく孔雀⇒くじゃく。宇津保物語蔵開上「鳥の舞を気色ばかり舞ひ給ふほどに右近の幄より―を出す」 ぐ‐さく愚作】 ①つまらぬ作品。 ②自分の作品の謙譲語。 ぐ‐さく愚策】 ①おろかな策略。 ②自分の策略の謙譲語。 くさ‐ぐき草潜】 鳥などが草の中にくぐり入ること。万葉集10「春さればもずの―見えずとも」 くさ‐くさ 不愉快なことや憂鬱なことがあって、気持のすっきりしないさま。くしゃくしゃ。「気が―する」 くさ‐ぐさ種種】 物事の品数・種類の多いさま。いろいろ。さまざま。源氏物語絵合「―の御たきものども」 くさ‐くだもの草果物】 (木になる果物に対していう)草の実の食用となるもの。イチゴ・ウリの類。〈倭名類聚鈔17くさ‐ぐも草蜘蛛】 タナグモ科のクモ。体長約15ミリメートル。頭胸部は灰色で褐色の2縦条があり、腹部は黒褐色の地に6対の白斑がある。夏に成熟し、草や樹木の枝先に棚網を張る。全国に分布し、市街地にも多い。 くさ‐ぐら草倉】 かいばを貯えておく倉。〈倭名類聚鈔10くさ‐ぐら草鞍】 むしろや枯れ藁わらで作った鞍。主に耕作馬に用いる。源平盛衰記19「―置きたる馬追うて」 くさ‐けいば草競馬】 公認競馬に対して、農村などで行われる小規模の競馬。 くさ‐けずり草削り‥ケヅリ 除草や畑地の中耕・土寄せなどに用いる具。主に半月形の鉄器に柄をつけたもの。万能まんのう。くさかき。 くさ‐ごえ草肥(→)緑肥りょくひに同じ。 くさ‐ごろも草衣】 ①草を綴ったり、草で織ったりして作った着物。 ②草で模様を摺りつけた衣。謡曲、野宮「いにしへを何と忍ぶの―」 くさ‐しおう草雌黄‥ワウ (→)藤黄とうおう2に同じ。 くさ‐しぎ草鷸】 シギの一種。背は黒褐色で、小白斑が散在する。腹は白く、脚は暗緑色。通常、群をつくらない。ヨーロッパ・アジアに広く分布し、冬、日本に来る。 クサシギ 撮影:小宮輝之

くさ‐ぼけ【草木瓜】🔗🔉

くさ‐ぼけ草木瓜】 バラ科の落葉小低木。各地の山野、陽の当たる場所に多い。高さ約30センチメートル。枝にとげが多く、葉は平滑、円い托葉がある。春、朱色の五弁花を開く。夏、芳香と酸味ある球形の果実を結ぶが生食できない。シドミ。野木瓜。地梨。樝子。〈[季]春〉。〈書言字考節用集〉

○草木国土悉皆成仏そうもくこくどしっかいじょうぶつ🔗🔉

○草木国土悉皆成仏そうもくこくどしっかいじょうぶつ 草木や国土のような心を持たないものも、ことごとく成仏するということ。謡曲、杜若かきつばた「すはや今こそ―の御法を得てこそ失せにけり」 ⇒そう‐もく【草木】 そう‐もくじ総目次】 ある書物・雑誌全体の目次。 そうもく‐じょうぶつ草木成仏サウ‥ジヤウ‥ 〔仏〕心を持たない草や木でも成仏するという説。天台宗・真言宗で説く。太平記24「僧正は―の義を宣べ給へば」 ⇒そう‐もく【草木】 そうもくずせつ草木図説サウ‥ヅ‥ 植物図鑑。飯沼慾斎著。30巻。日本産植物を写生・解説し、リンネ式に配列したもの。草部20巻は1856〜62年(安政3〜文久2)刊、木部10巻は1977年刊。 そうもく‐とう草木塔サウ‥タフ 切り倒した草や木の霊を鎮めるために立てた塔。草木供養塔。 ⇒そう‐もく【草木】 そうもく‐ばい草木灰サウ‥バヒ 草木を焼いて得た灰。カリ・リン酸などに富み、古くから肥料・釉薬・媒染剤などに用いる。そうもくかい。 ⇒そう‐もく【草木】 そう‐もくろく総目録】 全部にわたって記した目録。 そうもち‐やま惣持山】 村や組で共有している山林。山林は共有であったものが多く、規則を決めて、薪や炭焼きに利用した。 そう‐もつ僧物】 僧伽そうぎゃに帰属する共有資財。四方僧物(堂舎・団地など)と現前僧物(衣食などの生活物資)の2種がある。僧祇そうぎ物。僧伽物。太平記35「―施料を貪る事を業とす」 そう‐もつ総物】 皆の共有の物。〈日葡辞書〉 ぞう‐もつ雑物ザフ‥ ①種々雑多な物。くだらないもの。 ②(→)臓物に同じ。 ぞう‐もつ蔵物ザウ‥ 所蔵の物品。 ぞう‐もつ臓物ザウ‥ 内臓。はらわた。特に鳥・獣・魚などの内臓。 ⇒ぞうもつ‐りょうり【臓物料理】 ぞう‐もつ贓物ザウ‥ ⇒ぞうぶつ ぞうもつ‐りょうり臓物料理ザウ‥レウ‥ 鳥・獣などの内臓を用いた料理。獣類では舌・脳・肝臓・腎臓・心臓・胃・腸など、鳥類では肝臓などを用いる。もつ料理。 ⇒ぞう‐もつ【臓物】 そう‐もとじめ総元締】 全体をまとめ、管理する人。ある事業・分野の中心となる人物。 そう‐もよう総模様‥ヤウ 女性用和服の文様の一種。着物の表面全体に文様を置いたもの。↔裾模様 そう‐もん奏聞】 天子に奏上すること。 そう‐もん相聞サウ‥ (消息を通じ合う意)万葉集の一部の巻に見える和歌の分類の一つ。広く唱和・贈答の歌を含むが、恋愛の歌が主。「あいぎこえ」ともよむ。「―往来」「―歌」 そう‐もん桑門サウ‥ (梵語śramaṇa 古い漢語仏典に出る語で、普通「沙門しゃもん」と音写)出家して仏道を修める人。僧侶。方丈記「―の蓮胤」 そう‐もん僧門】 僧家。仏門。仏家。 そう‐もん総門】 ①外構えの大門。総構えの正門。 ②禅寺の表門。 そう‐もん顖門】 〔医〕(→)泉門に同じ。 そうや宗谷】 ①北海道最北部の支庁。稚内わっかない市・枝幸えさし町など9市町村。 ②初代の南極観測船の名。耐氷構造貨物船として1938年(昭和13)竣工。改装され56〜62年、6次にわたり南極観測に従事。 ⇒そうや‐かいきょう【宗谷海峡】 ⇒そうや‐ほんせん【宗谷本線】 ⇒そうや‐みさき【宗谷岬】 そうや‐かいきょう宗谷海峡‥ケフ 北海道本島北端とサハリン(樺太)との間の海峡。最狭部の幅42キロメートル。 ⇒そうや【宗谷】 そう‐やく草薬サウ‥ 草本を材料として製した薬。源氏物語帚木「極熱ごくねちの―を服ぶくして」 そう‐やく装薬サウ‥ 銃砲の弾丸を発射するため、銃砲の薬室内に火薬を装填そうてんすること。また、その火薬。発射薬。 そう‐やく澡浴サウ‥ (ソウヨクの転)不潔を洗い清めること。狂言、髭櫓「女共を呼び出し、髭の―をも致させ」 ぞう‐やく雑役ザフ‥ ①雑用の役。また、雑用をする者。今昔物語集12「―の空車むなくるま」 ②種々の夫役ぶやく。雑事ぞうじ。 ③雑役馬の略。 ⇒ぞうやく‐うま【雑役馬】 ⇒ぞうやく‐ぐるま【雑役車】 ぞうやく‐うま雑役馬ザフ‥ 乗用に供することができず、雑用に使役する馬。駄馬。 ⇒ぞう‐やく【雑役】 ぞうやく‐ぐるま雑役車ザフ‥ 雑用に供する車。ぞうぐるま。宇治拾遺物語11「―に、…乗りたり」 ⇒ぞう‐やく【雑役】 そうやく‐ほう増益法‥ホフ (ゾウヤクホウとも)〔仏〕密教で、福徳・繁栄など現在の状態を積極的に増進させる修法しゅほう。四種法の一つ。 そうや‐ほんせん宗谷本線】 函館本線に接続し、稚内に達するJRの北海道縦貫幹線。旭川・稚内間、全長259.4キロメートル。 ⇒そうや【宗谷】 そうや‐みさき宗谷岬】 北海道の北端、宗谷海峡に臨む岬。 ⇒そうや【宗谷】 そう‐ゆ桑楡サウ‥ ①クワとニレ。 ②[初学記天部上、日「日西に垂れ、景樹端に在り、之を桑楡と謂う」]夕日が樹木の上にかかっていること。転じて、くれがた。ゆうひ。 ③晩年。老年。死期。 ⇒桑楡且に迫らんとす そう‐ゆ総湯】 温泉場で、家々に設けた内湯に対して、共同の浴場のこと。 そう‐ゆう争友サウイウ 忠告してくれる友。 そう‐ゆう曾遊‥イウ かつて訪れたことのあること。「―の地」 そう‐ゆう総有‥イウ 〔法〕共同所有の一形態で、ある物の所有権が実質的に帰属する団体に法人格がないため、法律上その総構成員に帰属するものと観念される状態。→共有→合有

そうもく‐じょうぶつ【草木成仏】サウ‥ジヤウ‥🔗🔉

そうもく‐じょうぶつ草木成仏サウ‥ジヤウ‥ 〔仏〕心を持たない草や木でも成仏するという説。天台宗・真言宗で説く。太平記24「僧正は―の義を宣べ給へば」 ⇒そう‐もく【草木】

そうもくずせつ【草木図説】サウ‥ヅ‥🔗🔉

そうもくずせつ草木図説サウ‥ヅ‥ 植物図鑑。飯沼慾斎著。30巻。日本産植物を写生・解説し、リンネ式に配列したもの。草部20巻は1856〜62年(安政3〜文久2)刊、木部10巻は1977年刊。

そうもく‐とう【草木塔】サウ‥タフ🔗🔉

そうもく‐とう草木塔サウ‥タフ 切り倒した草や木の霊を鎮めるために立てた塔。草木供養塔。 ⇒そう‐もく【草木】

そうもく‐ばい【草木灰】サウ‥バヒ🔗🔉

そうもく‐ばい草木灰サウ‥バヒ 草木を焼いて得た灰。カリ・リン酸などに富み、古くから肥料・釉薬・媒染剤などに用いる。そうもくかい。 ⇒そう‐もく【草木】

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