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ひょう【評】ヒヤウ🔗🔉

ひょうヒヤウ 善悪・可否・価値などを判断し論定すること。また、その言葉や文章。「―を書く」

ひょう‐か【評価】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょう‐か評価ヒヤウ‥ ①品物の価格を定めること。また評定した価格。「―額」 ②善悪・美醜・優劣などの価値を判じ定めること。特に、高く価値を定めること。「―が低い」「努力を―する」 ⇒ひょうか‐えき【評価益】 ⇒ひょうか‐きゅう【評価給】 ⇒ひょうか‐そん【評価損】

ひょう‐か【評家】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょう‐か評家ヒヤウ‥ 批評する人。評者。

ひょうか‐えき【評価益】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょうか‐えき評価益ヒヤウ‥ (→)再評価利益に同じ。↔評価損。 ⇒ひょう‐か【評価】

ひょうか‐きゅう【評価給】ヒヤウ‥キフ🔗🔉

ひょうか‐きゅう評価給ヒヤウ‥キフ 作業遂行能力・成果などの評価に基づいて支払われる給与。 ⇒ひょう‐か【評価】

ひょうか‐そん【評価損】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょうか‐そん評価損ヒヤウ‥ 保有資産を時価などに基づいて評価しなおすことによって生じる帳簿上の損失。↔評価益 ⇒ひょう‐か【評価】

ひょう‐ぎ【評議】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょう‐ぎ評議ヒヤウ‥ 種々意見を交換して相談すること。「一堂に会して―する」 ⇒ひょうぎ‐いん【評議員】 ⇒ひょうぎ‐かい【評議会】

ひょうぎ‐いん【評議員】ヒヤウ‥ヰン🔗🔉

ひょうぎ‐いん評議員ヒヤウ‥ヰン 評議にあずかる人。評議会の構成員。 ⇒ひょう‐ぎ【評議】

ひょうぎ‐かい【評議会】ヒヤウ‥クワイ🔗🔉

ひょうぎ‐かい評議会ヒヤウ‥クワイ 評議するための合議制の機関。また、それによる会議。 ⇒ひょう‐ぎ【評議】

ひょう‐けつ【評決】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょう‐けつ評決ヒヤウ‥ ①評議して決定すること。 ②合議裁判所で、裁判の内容を確定するため、評議・採決すること。

ひょう‐げん【評言】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょう‐げん評言ヒヤウ‥ 批評のことば。評語。

ひょう‐ご【評語】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょう‐ご評語ヒヤウ‥ ①批評のことば。評言。 ②評価した成績を示す語。優・良・可の類。

ひょう‐しゃ【評者】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょう‐しゃ評者ヒヤウ‥ 批評をする人。

ひょう‐しゃく【評釈】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょう‐しゃく評釈ヒヤウ‥ 文章・詩歌を批評し、かつ解釈すること。また、そのもの。「古今集を―する」

ひょう‐しょう【評唱】ヒヤウシヤウ🔗🔉

ひょう‐しょう評唱ヒヤウシヤウ 禅宗で、古人の説を品評し、提唱2すること。

ひょう‐じょう【評定】ヒヤウヂヤウ🔗🔉

ひょう‐じょう評定ヒヤウヂヤウ 人々が集まり評議して決定すること。評決。ひょうてい。「小田原―」 ⇒ひょうじょう‐しゅう【評定衆】 ⇒ひょうじょう‐しょ【評定所】 ⇒ひょうじょう‐はじめ【評定始】 ⇒ひょうじょう‐ぶぎょう【評定奉行】

ひょうじょう‐しゅう【評定衆】ヒヤウヂヤウ‥🔗🔉

ひょうじょう‐しゅう評定衆ヒヤウヂヤウ‥ 鎌倉・室町幕府の職名。鎌倉幕府では執権北条氏の指導下にあった政治と裁判の最高議決機関。室町幕府では次第に形骸化してその機能を失った。 ⇒ひょう‐じょう【評定】

ひょうじょう‐しょ【評定所】ヒヤウヂヤウ‥🔗🔉

ひょうじょう‐しょ評定所ヒヤウヂヤウ‥ ①鎌倉幕府で評定衆が集まって審議をした役所。 ②江戸幕府最高の裁判所。老中・三奉行などが大目付・目付の立合いのもとで、重要な裁判・評議を行なった所。 ⇒ひょう‐じょう【評定】

ひょうじょう‐はじめ【評定始】ヒヤウヂヤウ‥🔗🔉

ひょうじょう‐はじめ評定始ヒヤウヂヤウ‥ 鎌倉・室町幕府で、毎年正月に初めて政務を評定する儀式。 ⇒ひょう‐じょう【評定】

ひょうじょう‐ぶぎょう【評定奉行】ヒヤウヂヤウ‥ギヤウ🔗🔉

ひょうじょう‐ぶぎょう評定奉行ヒヤウヂヤウ‥ギヤウ 鎌倉・室町幕府の職名。評定衆の長老から選ばれ、評定寄合を統率。引付頭人を兼任。 ⇒ひょう‐じょう【評定】

ひょう・する【評する】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょう・する評するヒヤウ‥ 〔他サ変〕[文]評す(サ変) 善悪・美醜・優劣などの価値を論じ定める。批評する。しなさだめする。史記抄「孔子の春秋を修せらるる時の―・する辞なり」。「人物を―・する」

ひょう‐せつ【評説】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょう‐せつ評説ヒヤウ‥ ①うわさ。ひょうばん。 ②批評を加えて説き明かすこと。また、そのもの。

ひょう‐だん【評壇】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょう‐だん評壇ヒヤウ‥ 批評家の社会。 ○氷炭相容れずひょうたんあいいれず 性質が反対で、調和・一致しないことにいう。水に油。 ⇒ひょう‐たん【氷炭】

ひょう‐ちゅう【評注・評註】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょう‐ちゅう評注・評註ヒヤウ‥ 批評して注釈を加えること。また、そのもの。評釈。

ひょう‐てい【評定】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょう‐てい評定ヒヤウ‥ ①評議して定めること。ひょうじょう。 ②一定の尺度に従って価値・品等などを定めること。「勤務―」 ⇒ひょうてい‐しゃくど【評定尺度】 ⇒ひょうてい‐ほう【評定法】

ひょうてい‐しゃくど【評定尺度】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょうてい‐しゃくど評定尺度ヒヤウ‥ 〔教〕学習効果・人物・性格・態度など、対象を客観的に判定・評価する際に、判断の基準として作られた尺度。標準尺度。 ⇒ひょう‐てい【評定】

ひょうてい‐ほう【評定法】ヒヤウ‥ハフ🔗🔉

ひょうてい‐ほう評定法ヒヤウ‥ハフ 〔教〕数量的に測定することが困難な事象に対して、順位づけや段階づけを行う方法。序列法(品等法)・評定尺度法・一対比較法・比較評定法(例示段階法)などがある。また、専門家や教師が評定を行う場合のほか、相互評定と自己評定がある。 ⇒ひょう‐てい【評定】

ひょう‐てん【評点】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょう‐てん評点ヒヤウ‥ ①評語と批点。 ②批評して加えた点。 ③成績などの評価を表す数。「―を記入する」

ひょう‐でん【評伝】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょう‐でん評伝ヒヤウ‥ 批評をまじえながら書かれたある人物の伝記。

ひょう‐ばん【評判】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょう‐ばん評判ヒヤウ‥ ①批評して是非を判定すること。また、その内容。 ②世間のとりざた。うわさ。世評。世間胸算用3「此の若い者ども見知れる人ありて―するを聞けば」。「村中の―になる」 ③名高いこと。「味で―の店」「―を取る」 ⇒ひょうばん‐き【評判記】

ひょうばん‐き【評判記】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょうばん‐き評判記ヒヤウ‥ ①ある物事の評判を記した書物。 ②江戸時代、遊女・役者の容姿・技芸を紹介・批評した書物。 ⇒ひょう‐ばん【評判】

ひょう‐りん【評林】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょう‐りん評林ヒヤウ‥ 評論を集めた書物。

ひょう‐ろん【評論】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょう‐ろん評論ヒヤウ‥ 物事の価値・善悪・優劣などを批評し論ずること。また、その文章。「時事―」 ⇒ひょうろん‐か【評論家】

ひょうろん‐か【評論家】ヒヤウ‥🔗🔉

ひょうろん‐か評論家ヒヤウ‥ 評論をする職業の人。転じて、自分で実行しないで人のことをあれこれ言う人。「文芸―」 ⇒ひょう‐ろん【評論】

[漢]評🔗🔉

 字形  筆順 〔言部5画/12画/教育/4130・493E〕 [] 字形 〔言部5画/12画〕 〔音〕ヒョウ〈ヒャウ〉(慣) ヘイ(漢) [意味] しなさだめをする。事物のよしあしを論じて、そのねうちを判断する。「群盲象を評す」「評議・評価・評判・批評・書評・下馬評」 [解字] 形声。「言」+音符「平」(=たいらか)。公平に判断した言葉の意。 [下ツキ 悪評・概評・合評・劇評・月評・下馬評・好評・講評・高評・酷評・時評・衆評・書評・寸評・世評・総評・短評・定評・適評・批評・品評・風評・不評・漫評・妄評・冷評・論評

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