複数辞典一括検索+

き‐げん【機嫌・譏嫌】🔗🔉

き‐げん機嫌・譏嫌】 ①〔仏〕人々がそしりきらい、不愉快に思うこと。今昔物語集7「聖人は食を要し給ふ事なしといへども、―の為に求め給ふか」 ②時機。都合。場合。徒然草「死ぬることのみ―をはからず」 ③様子。事情。起居。安否。義経記2「京の―をぞ窺ひける」 ④他人が心のうちにいだく思惑おもわく。意向。人の気受け。十訓抄「―を憚はばかりて和かに諫むべし」。「―を取る」 ⑤気持。気分。「―を損なう」「―が悪い」 ⑥(多く「御」を付けて)気分のよいさま。武家義理物語「常より―なる顔にして」。「なかなか御―ですね」 ⇒きげん‐うかがい【機嫌伺い】 ⇒きげん‐かい【機嫌買い】 ⇒きげん‐かえ【機嫌変え】 ⇒きげん‐がお【機嫌顔】 ⇒きげん‐じょうご【機嫌上戸】 ⇒きげん‐とり【機嫌取り】 ⇒きげん‐なおし【機嫌直し】 ⇒機嫌気褄を取る ⇒機嫌を取る

き‐し【譏刺】🔗🔉

き‐し譏刺】 (「譏」は、それとなくそしる意)そしること。非難すること。

そしり【謗り・譏り・誹り】🔗🔉

そしり謗り・譏り・誹り】 そしること。また、その言。玄奘表啓平安初期点「余の譏ソシリを彼れ己れに起し」。「怠慢の―を免れない」 ⇒そしり‐ぐさ【謗り種】 ⇒そしり‐ごと【謗り言】 ⇒そしり‐どころ【謗り所】

そし・る【謗る・譏る・誹る】🔗🔉

そし・る謗る・譏る・誹る】 〔他五〕 悪しざまにいう。わるくいう。非難する。けなす。枕草子75「主―・らぬ従者ずさ」。「人を―・る」

[漢]譏🔗🔉

 字形 〔言部12画/19画/7588・6B78〕 〔音〕キ(漢) 〔訓〕そしる [意味] そしる。悪口を言う。「譏嫌・譏諫きかん

広辞苑で始まるの検索結果 1-5