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えん‐けん【遠見】ヱン‥🔗🔉

えん‐けん遠見ヱン‥ ①遠くを見渡すこと。とおみ。平家物語5「漫々たる海上を―して」 ②能楽で、動作によって広い遠景を想像させるような演技効果。また間接的な効果。申楽談儀「申楽は、―を本にして、ゆくやかにたぶたぶとあるべし」

とお‐み【遠見】トホ‥🔗🔉

とお‐み遠見トホ‥ ①遠くを見渡すこと。また、遠くから見ること。「―がきく」 ②高所に昇って、遠方の敵情などを窺い見張ること。また、その人。平家物語11「判官は高き所に登り上がつて、敵かたきや寄すると―し給へば」 ③(→)遠物見とおものみに同じ。 ④㋐歌舞伎の背景画で遠景をかいたもの。 ㋑歌舞伎の演出法で、ある役者が遠方にいることを表すため、同じ扮装ふんそうをした子役を使うもの。 ⑤遠見検見とおみけみの略。 ⇒とおみ‐けみ【遠見検見】 ⇒とおみ‐ばん【遠見番】 ⇒とおみ‐ばんしょ【遠見番所】 ⇒とおみ‐やぐら【遠見櫓】

とおみ‐けみ【遠見検見】トホ‥🔗🔉

とおみ‐けみ遠見検見トホ‥ 検見の一種。全体の作柄さくがらを見ることがむずかしい場合、またはその必要のない場合などに、手近の一部分の検査や内見ないけん帳だけで全体の税額を定めるもの。遠検見とおけみ⇒とお‐み【遠見】

とおみ‐ばん【遠見番】トホ‥🔗🔉

とおみ‐ばん遠見番トホ‥ 遠見の番に当たる人。 ⇒とお‐み【遠見】

とおみ‐ばんしょ【遠見番所】トホ‥🔗🔉

とおみ‐ばんしょ遠見番所トホ‥ ①遠見番の詰所。 ②江戸幕府が、外国船の出入・通過などの動静を観望・報告させるため、辺海各地に設けた番所。 ⇒とお‐み【遠見】

とおみ‐やぐら【遠見櫓】トホ‥🔗🔉

とおみ‐やぐら遠見櫓トホ‥ 敵軍の動静などを見張るために設けた櫓。 ⇒とお‐み【遠見】

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