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えら・ぶ【選ぶ・択ぶ】🔗🔉

えら・ぶ選ぶ・択ぶ】 〔他五〕 複数の人が、多くの中から基準にかなうものを取り上げるのが原義。 ①二つ以上のものの中からこれと思うものを抜きとる。抜擢する。選択する。えらむ。万葉集5「家の子と―・び給ひて」。平家物語11「御代官のその一に―・ばれ、勅宣の御使として朝敵をかたむけ」。「ネクタイを―・ぶ」「議長に―・ぶ」「安易な道を―・ぶ」 ②(打消の語を伴って)差別して扱う。区別する。今昔物語集12「僧俗を―・ばず、貴賤を嫌はず、読師に請ずべきなり」 ③(「撰ぶ」と書く)著作を集めて書物を作る。栄華物語月宴「万葉集を―・ばせ給ふ」 ⇒選ぶ所がない ⇒選んで滓を掴む

○選ぶ所がないえらぶところがない🔗🔉

○選ぶ所がないえらぶところがない 他のものと少しも変わった所がない。同様だ。「子供のすることと―」 ⇒えら・ぶ【選ぶ・択ぶ】 えら‐ぶ・る偉ぶる】 〔自五〕 偉い人物であるかのように、尊大にふるまう。「―・った態度」 えら‐ぼね鰓骨】 ①魚類の鰓の基部にある小さい弓状の骨。鰓条骨。 ②あごの骨。頤おとがい。多く、相手の口をののしっていう語。浄瑠璃、五十年忌歌念仏「讒訴ざんそうしたる此―と、頤かけて斬下げ」 えら・む選む・択む】 〔他四〕 (→)「えらぶ」に同じ。 えら‐もの偉者・豪者(→)「えらぶつ」に同じ。 え‐らん栄蘭】 タコノキの別称。 エラン‐ヴィタルélan vital フランス】 〔哲〕(ベルクソンの用語)生命の躍動。生命の創造的進化を促す内的な衝動力。

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