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いわ【錘・沈子・墜子】イハ🔗⭐🔉
いわ【錘・沈子・墜子】イハ
①漁網の下縁につけ網足を水底に沈着させ、または網を水中に沈下させるために鉄・鉛・陶器・石などで作ったおもり。あみいし。
②石の碇いかり。
いわ‐づな【石綱・岩綱】イハ‥🔗⭐🔉
いわ‐づな【石綱・岩綱】イハ‥
①テイカカズラの古名。
②(「錘綱」とも書く)網の裾に錘おもりを結びつける綱。
おもり【錘・重り】🔗⭐🔉
おもり【錘・重り】
①物の重さを増すために付け加えるもの。
②釣針や魚網を沈めるためにつける鉛。沈子ちんし。
③秤はかりの一方にかけまたは載せて、物の重さとつりあわせる具。分銅ふんどう。
⇒おもり‐ずきん【錘頭巾】
おもり‐ずきん【錘頭巾】‥ヅ‥🔗⭐🔉
おもり‐ずきん【錘頭巾】‥ヅ‥
左右の端に鉛のおもりをつけて風にひるがえらぬようにした頭巾。元禄の初め、女形俳優荻野沢之丞がこの頭巾を用いたので、沢之丞頭巾ともいう。なまりずきん。
⇒おもり【錘・重り】
すい【錘】🔗⭐🔉
すい【錘】
糸をつむぐ道具。つむ。また、それを数える単位。「5万―」
すい‐えん【錘鉛】🔗⭐🔉
すい‐えん【錘鉛】
測深器のおもりとする鉛製の具。
すい‐じゅう【錘重】‥ヂユウ🔗⭐🔉
すい‐じゅう【錘重】‥ヂユウ
垂直の方向を知る道具。糸に円錐形を逆にした真鍮しんちゅう製のおもりをつけたもの。おもり。さげふり。
錘重
提供:竹中大工道具館

つむ【錘・紡錘】🔗⭐🔉
つむ【錘・紡錘】
①糸巻などの心棒。
②糸をつむぐ機械の付属具。太い針状の鉄棒で、これに管を差し込んで回転させ、撚よりをかけながら糸を巻くもの。緒巻おまき。
錘
撮影:薗部 澄(JCII蔵)

ふぐり【陰嚢】🔗⭐🔉
ふぐり【陰嚢】
(ふくらみがあって垂れているものをフクロ・フクリといったのであろう)
①睾丸。いんのう。〈倭名類聚鈔3〉
②「まつふぐり」の略。まつかさ。
③(「錘」と書く。形が陰嚢に似るからいう)秤のおもり。分銅。
⇒ふぐり‐なし【陰嚢無し】
[漢]錘🔗⭐🔉
錘 字形
筆順
〔金部8画/16画/常用/3178・3F6E〕
〔音〕スイ(慣) ツイ(漢)
〔訓〕つむ・おもり
[意味]
①糸を巻きながら、よりをかける道具。つむ。「紡錘」
②秤はかりにつりさげたおもり。
[解字]
形声。「金」+音符「垂」(=たらす)。①は日本での用法。


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