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○食を願わば器物しょくをねがわばうつわもの🔗⭐🔉
○食を願わば器物しょくをねがわばうつわもの
食を乞おうとするには、まず器物を用意することが必要である。ものには順序があることのたとえ。
⇒しょく【食】
しょ‐くん【諸君】
多数の(男の)人を指す語。皆さん。「満場の―」「職場の―によろしく」
▷対等かそれ以下の人々に対して使う。代名詞的にも用いる。
しょ‐ぐん【諸軍】
もろもろの軍隊。多くの軍兵。
じょ‐くん【女訓】ヂヨ‥
女子に対する教訓。
じょ‐くん【叙勲】
勲等に叙して、勲記・勲章を授けること。「秋の生存者―」
しょ‐け【所化】
〔仏〕
①(教化されるものの意)
㋐仏・菩薩に教化される一切衆生しゅじょうをいう。
㋑僧侶の弟子。寺で修行中の僧。↔能化のうけ。
②(変化したものの意)ばけもの。変化へんげ。
⇒しょけ‐あがり【所化上り】
しょ‐け【庶家】
庶子の系統の家。↔嫡家ちゃっけ
しょ‐け【諸家】
⇒しょか
しょけ‐あがり【所化上り】
もと僧侶であった者のなれのはて。坊主あがり。歌舞伎、小袖曾我薊色縫「見る影もない―」
⇒しょ‐け【所化】
しょ‐けい【処刑】
刑に処すること。特に、死刑に処すること。「戦犯として―される」
しょ‐けい【初経】
初めて月経があること。初潮しょちょう。
しょ‐けい【書契】
①文字を書き付けたもの。また、文字。
②文字をしるした約束の手形。
しょ‐けい【書痙】
字を書こうとすると、疼痛あるいは痙攣けいれんを伴い、書くことが困難となる状態。速記者・代書人・文筆家などに見られる。
しょ‐けい【書檠】
(「檠」は、ともしびたての意)読書の際に用いる灯火。書灯しょとう。
しょ‐けい【庶兄】
妾腹の兄。
しょ‐けい【庶系】
庶子の系統。
しょ‐けい【諸兄】
①多くの兄。兄たち。
②多数の男子を指す語。軽い敬意をこめた呼びかけに用いる。あなたがた。皆さん。「御来場の―」
しょ‐けい【諸系】
いろいろの系統。
しょ‐けい【曙景】
あけがたの景色。
しょ‐げい【書芸】
書で表現する芸術。
しょ‐げい【諸芸】
種々の技芸。いろいろの芸道。
じょ‐けい【女系】ヂヨ‥
女の系統。母方の血統。
⇒じょけい‐しん【女系親】
じょ‐けい【叙景】
風景を書きあらわすこと。「―詩」
⇒じょけい‐ぶん【叙景文】
じょけい‐しん【女系親】ヂヨ‥
女子を通じて血統が連なる親族。女系の親族。
⇒じょ‐けい【女系】
じょけい‐にち【除刑日】ヂヨ‥
江戸時代、重要な祝祭日や将軍の忌日などにより刑罰を執行しないことに定めた日。除日じょにち。
じょけい‐ぶん【叙景文】
叙景の文章。↔叙事文
⇒じょ‐けい【叙景】
しょげ‐かえ・る【悄気返る】‥カヘル
〔自五〕
ひどくしょげる。東海道中膝栗毛6「北八たちまち―・りて」
しょげ‐こ・む【悄気込む】
〔自五〕
すっかりしょげて沈みこむ。「試験に落ちて―・む」
しょ‐けつ【処決】
①処置をつけること。処理・裁決をすること。処裁。夏目漱石、こゝろ「たつた一人で淋さむしくつて仕方がなくなつた結果、急に所決したのではなからうか」
②覚悟をきめること。
しょ‐げつ【初月】
①はじめの月。第1回の月。
②初めて出る月。新月。みかづき。
しょ‐げつ【庶孼】
妾腹の子。庶子。
しょ‐げつ【暑月】
夏季。夏。
じょ‐けつ【女傑】ヂヨ‥
女子で傑出した者。男まさりの女。女丈夫。
じょ‐げつ【如月】
陰暦2月の異称。きさらぎ。
しょ・げる【悄気る】
〔自下一〕
元気がなくなる。がっかりする。意気消沈する。傾城買二筋道「ちつとは―・げさうなものを」。「失敗して―・げる」
しょ‐けん【初見】
①初めて見ること。「楽譜を―で演奏する」
②初めての会見。
しょ‐けん【所見】
①見たところのもの。見た事柄。観察・診断などの結果。四河入海「此二句は水閣より―の景ぞ」。「医師の―」
②考え。意見。「―の一端を述べる」
しょ‐けん【書見】
書物を読むこと。「―台」
しょ‐けん【諸賢】
①多くの賢人。
②(多数の人に対して代名詞的に用いる)皆さん。あなたがた。諸彦しょげん。「読者―の御批判にまつ」
しょ‐げん【初弦】
陰暦で月の上旬の弓張月。上弦の月。
しょ‐げん【緒言】
①言説のいとぐち。
②まえがき。はしがき。序言。ちょげん。
しょ‐げん【諸元】
いろいろの因子・要素。
しょ‐げん【諸彦】
(「彦」は男子の美称)(多数の男子に向かっていう)皆さん。あなたがた。諸賢。
じょ‐けん【女権】ヂヨ‥
女性の社会上・政治上・法律上の権利。18世紀末に、フランスのグージュ(Olympe de Gouges1748〜1793)、およびイギリスのウルストンクラフトの二人が女性の人格権・公民権および男女平等・女性解放の宣言をそれぞれ発して以来、女権の拡張・擁護運動が諸国に拡がった。
じょ‐げん【助言】
かたわらから言葉を添えて助けること。また、その言葉。口添え。じょごん。「―を与える」「―者」
じょ‐げん【序言】
まえがき。はしがき。緒言。序文。
しょげんこじ【書言故事】
中国の類書。10巻または12巻。宋の胡継宗の編。古来の故事成語を分類・解釈してその出典を掲げた書。
じょけん‐はんけつ【除権判決】ヂヨ‥
公示催告手続において、所定の期日までに催告の目的たる請求または権利の届出がなされない場合、催告申立人の利益になるように法律関係の消滅または変更を行う判決。紛失した小切手の無効を宣言する判決の類。
しょ‐こ【書庫】
書物を入れておくくら。文庫。
しょ‐こ【書賈】
書籍をあきなう人。書籍商。
しょ‐こ【曙鼓】
夜あけを知らせる太鼓の音。
しょ‐ご【初五】
和歌・俳句の最初の5文字。
じ‐よこ【地緯】ヂ‥
⇒じぬき
じょ‐ご【助語】
①助言じょげん。
②助詞・助動詞の総称。助辞。折たく柴の記中「―のごときはかな文字をまじへ用ひ」
③(→)助字に同じ。
じょ‐ご【絮語】
くどくどと言うこと。
しょ‐こう【初更】‥カウ
五更の一つ。今のおよそ午後7時から9時。戌いぬの刻に当たる。甲夜。→時とき(図)
しょ‐こう【初校】‥カウ
最初の校正。また、その校正刷。
しょ‐こう【初項】‥カウ
〔数〕数列や級数の最初の項。第1項。
しょ‐こう【書工】
書家。
しょ‐こう【諸公】
①身分の高い人々。
②(多数の人に対していう)諸君。皆さん。
しょ‐こう【諸侯】
①昔、中国で、天子から受けた封土内の人民を支配した人。
②江戸時代の大名だいみょうを指す。
しょ‐こう【曙光】‥クワウ
①夜明けのひかり。暁光。「東雲しののめの―」
②暗黒の中にわずかに現れはじめる明るいきざし。前途に望みが出はじめたことにいう。「和平の―がきざす」
しょ‐ごう【初号】‥ガウ
①最初の号。第1号。
②初号活字の略。
⇒しょごう‐かつじ【初号活字】
じょ‐こう【女工】ヂヨ‥
工場で働く女子労働者。女子工員。小杉天外、初すがた「二人の娘を去る工場の―としたのは」
じょ‐こう【女功・女紅】ヂヨ‥
女子の仕事。
⇒じょこう‐ば【女功場・女紅場】
じょ‐こう【女皇】ヂヨクワウ
女性の皇帝。女帝。
じょ‐こう【助攻】
助勢して攻撃すること。また、本攻撃を助けるための攻撃。
じょ‐こう【徐行】‥カウ
(車両などが)ゆっくりと進むこと。「―運転」
じょ‐ごう【助業】‥ゴフ
〔仏〕「正行しょうぎょう」参照。
じょ‐ごう【除号】ヂヨガウ
除法(割り算)を示す記号。すなわち「÷」。
じょこうあいし【女工哀史】ヂヨ‥
細井和喜蔵の著。1925年(大正14)刊。苛酷な労働、貧困と虐待に苦しむ紡績・織物業の女子労働者の実態を描き、社会に衝撃を与えた。
→文献資料[女工哀史]
じょこう‐えき【除光液】ヂヨクワウ‥
マニキュア・ペディキュアで、爪に塗ったエナメルを取り除く溶剤。
しょごう‐かつじ【初号活字】‥ガウクワツ‥
号数活字中の最大で、42ポイント相当のもの。→活字
⇒しょ‐ごう【初号】
じょ‐こうけい【徐光啓】‥クワウ‥
明末の政治家・学者・天主教徒。字は子先。号は玄扈。諡おくりなは文定。上海の人。礼部尚書・内閣大学士に至る。マテオ=リッチに学び、「幾何原本」「崇禎暦書」などの訳著、また編著「農政全書」がある。(1562〜1633)
しょこう‐せい【蹠行性】‥カウ‥
哺乳類の歩行様式の一つ。地面に足指全体をつけて歩くこと。→趾行しこう性→蹄行ていこう性
じょ‐こうそ【助酵素】‥カウ‥
(→)補酵素に同じ。
じょこう‐ば【女功場・女紅場】ヂヨ‥
①女子の仕事場。
②女子に裁縫その他の手仕事を教えるために、明治初年各地に設けられた女学校。今日では京都の舞妓の学校にその名が残る。
⇒じょ‐こう【女功・女紅】
ジョコーソ【giocoso イタリア】
〔音〕発想標語。「おどけて」「楽しげに」の意。
しょ‐こく【初刻】
初版しょはん。「―本」
しょ‐こく【諸国】
多くの国。方々の国。「―を遍歴する」
しょ‐こつ【蹠骨】
(→)中足骨ちゅうそっこつに同じ。
じょ‐ことば【序詞】
(→)序詞じょし1に同じ。「助詞」との同音を避けての呼び方。
ショコラ【chocolat フランス】
(→)チョコレートに同じ。
しょ‐こん【初婚】
はじめての結婚。↔再婚
しょ‐こん【初献】
酒宴で最初の杯をさすこと。
じょ‐こん【如今】
ただいま。いま。現時。
じょ‐ごん【助言】
⇒じょげん。日葡辞書「ゴシャウギ(碁将棋)ニジョゴンスルハケンクヮノモトイヂャ」
しょ‐さ【所作】
①〔仏〕身・口く・意の三業を能作というのに対して、その発動した結果の動作・行為をいう。転じて、読経・念仏など。栄華物語鶴林「日々の―に大仏頂をこそ七遍読みたまひけれ」。徒然草「道に向ふ時、さはりなく―なくて、心身ながくしづかなり」
②仕事。生業。今昔物語集3「常に畋猟かり・漁捕すなどりを以て―とする国なり」
③しわざ。ふるまい。身のこなし。
④おどり。手おどり。
⑤所作事の略。
⇒しょさ‐く・る【所作繰る】
⇒しょさ‐ごと【所作事】
⇒しょさ‐し【所作師】
⇒しょさ‐ぶたい【所作舞台】
⇒しょさ・る【所作る】
しょ‐ざ【初座】
正式の茶会で、前・後2段に分かれた前半。炭手前と懐石が中心。客は最後に菓子を頂いて茶室をいったん退出し、中立なかだち(休憩)に入る。↔後座ござ
じょ‐さ【除沙】ヂヨ‥
蚕座さんざに堆積した蚕の食い残しの桑や糞を取り除くこと。
しょ‐さい【処裁】
とりきめること。処置・裁決をすること。処決。決裁。
しょ‐さい【所載】
書き載せてあること。新聞・雑誌などに記事がのっていること。「前号―の論文」
しょ‐さい【書斎】
(個人の家で)読書や書き物をするための部屋。
しょ‐ざい【所在】
①存在する所。ありか。すみか。今昔物語集7「官の人、此れを聞きて、恵
えみん法師の―を問ふ」。「―を明らかにする」
②ここかしこ。到る所。
③すること。しわざ。歌舞伎、韓人漢文手管始「このやうな―をするも」
④仕事。身分。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「―こそ出女でおんななれ」
⇒しょざい‐ち【所在地】
⇒しょざいち‐ほう【所在地法】
⇒しょざい‐な・い【所在無い】
じょ‐さい【如才】
⇒じょさい(如在)2
じょ‐さい【如在】
①[論語八佾「祭ること在るが如くし、神を祭ること神在るが如くす」]神を祭るのに、眼前に神がいるかのように、つつしみかしこむこと。にょざい。
②[下学集「如在、此の二字即ち尊敬之義也、然るに日本之俗、書状に如在を存ぜずと云う、大いに正理を失す也」](誤って「如才」と書く)ておち。てぬかり。懈怠けだい。疎略。狂言、鼻取相撲「なにが―を仕らうぞ」。「―のない人」
⇒じょさい・する【如在する】
⇒じょさい‐な・い【如在無い・如才無い】
じょ‐さい【助祭】
カトリック教会で、司祭に次ぐ聖職者。
じょ‐さい【除災】ヂヨ‥
災禍を消除すること。
⇒じょさい‐しょうふく【除災招福】
じょ‐ざい【恕罪】
罪をゆるすこと。宥罪ゆうざい。
しょ‐さいいん【初斎院】‥ヰン
斎王いつきのみこが野の宮に入るまで、潔斎のため、移居した皇居内の場所。
じょさい‐しょうふく【除災招福】ヂヨ‥セウ‥
災いを取り除き福を招き寄せること。現世利益りやくの最も一般的なもの。攘災じょうさい招福。
⇒じょ‐さい【除災】
じょさい・する【如在する】
〔自サ変〕
疎略にする。等閑にする。狂言、縄綯なわない「夫は―・する事ではないぞ」
⇒じょ‐さい【如在】
しょざい‐ち【所在地】
ある人やある物の存在する土地。「県庁―」
⇒しょ‐ざい【所在】
しょざいち‐ほう【所在地法】‥ハフ
(lex rei sitae ラテン)目的物の所在する地(国)の法律。国際私法における準拠法として認められる。
⇒しょ‐ざい【所在】
じょ‐さいどう【除細動】ヂヨ‥
心房または心室の細動あるいは粗動を除去する治療。一般的な心房細動では主に薬物療法が行われるが、致命的な心室細動では緊急措置(心蘇生術)として電気刺激が行われる。→心房細動→心室細動
しょざい‐な・い【所在無い】
〔形〕
することがなくて退屈である。浮世風呂4「其の外は俳諧と庭いぢり、何も所在がなくてこまりやす」
⇒しょ‐ざい【所在】
じょさい‐な・い【如在無い・如才無い】
〔形〕
てぬかりがない。気がきく。あいそがいい。「―・く挨拶する」
⇒じょ‐さい【如在】
じょさい‐や【定斎屋】ヂヨ‥
⇒じょうさいや
しょ‐さく【初作】
はじめての製作または著作。
しょさ‐く・る【所作繰る】
〔自四〕
ある動作や仕事をする。懐硯「つぎの一間に夜すがら―・りて」
⇒しょ‐さ【所作】
しょさ‐ごと【所作事】
歌舞伎舞踊のこと。主として長唄伴奏のものを指す。常磐津・清元などの浄瑠璃伴奏による舞踊劇は「浄瑠璃所作事」という。振事ふりごと。
⇒しょ‐さ【所作】
しょさ‐し【所作師】
所作事に巧みな役者。
⇒しょ‐さ【所作】
しょ‐さつ【初刷】
(→)「しょずり」に同じ。
しょ‐さつ【書冊】
書物。書籍。本。
しょ‐さつ【書札】
かきつけ。てがみ。書状。
⇒しょさつ‐れい【書札礼】
しょさつ‐れい【書札礼】
平安時代以降に行われた書状の形式などに関する慣例的な規定。例えば、官位・家格などによって充所あてどころや書き止め文言を変え、または真・行・草の書き方を異にするなどの礼式。「弘安礼節」(1285年)は最初の公的な規定で、武家を含めて後代に大きな影響を与えた。武家の書札礼も足利義満の時に制定された。
⇒しょ‐さつ【書札】
しょさ‐ぶたい【所作舞台】
歌舞伎で、所作事などを演じる時、足拍子のよく響くように舞台の上に置く仮設舞台。おきぶたい。所作台。
⇒しょ‐さ【所作】
しょ‐さぶらい【諸侍】‥サブラヒ
①多くの侍。侍の身分の者。しょさむらい。
②身分のある人。貴族。〈日葡辞書〉
しょさ・る【所作る】
〔自四〕
所作をする。踊る。花暦八笑人「野呂公が一番―・らうといふ存心だ」
⇒しょ‐さ【所作】
しょ‐さん【初三】
月の初めの第3日。また、月初めの3日間。
⇒しょさん‐の‐つき【初三の月】
しょ‐さん【初参】
あらたに仕えること。新参しんざん。
しょ‐さん【初産】
(ショザンとも)初めての出産。ういざん。
しょ‐さん【所産】
産みだしたもの。作りだしたもの。「努力の―」
しょ‐さん【書算】
書道と算数。
しょ‐ざん【諸山】
①多くの山。
②多くの寺。
じょ‐さん【助産】
①分娩ぶんべんを助け、産婦や新生児の世話をすること。
②産業を助成すること。「―事業」
⇒じょさん‐し【助産師】
⇒じょさん‐ぷ【助産婦】
じょ‐ざん【除算】ヂヨ‥
除法。わりざん。
じょさん‐し【助産師】
分娩を助け、また妊婦・褥婦じょくふ・新生児の保健指導を職業とする者。国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受ける。産婆さんば。
⇒じょ‐さん【助産】
しょさん‐の‐つき【初三の月】
みかづき。新月。
⇒しょ‐さん【初三】
じょさん‐ぷ【助産婦】
助産師の旧称。
⇒じょ‐さん【助産】
しょ‐し【処士】
(「処」はとどまる意)民間にいて仕官しない人。
しょ‐し【処子】
①[孟子告子下]むすめ。処女。
②(→)処士に同じ。
しょ‐し【初志】
初めに思いたった志望。もとからのこころざし。初心。素志。初一念。「―を貫く」
⇒しょし‐かんてつ【初志貫徹】
しょ‐し【所司】
①官庁の役人。
㋐鎌倉幕府の侍所さむらいどころ・小侍所の次官。別当を補佐した。
㋑室町幕府の侍所・小侍所の長官。侍所頭人。
②官庁。
③〔仏〕
㋐僧侶の職名。上座・寺主・都維那ついなの称。三綱さんごう。
㋑寺務をつかさどる役僧。
⇒しょし‐だい【所司代】
しょ‐し【所志】
志すところ。「―を述べる」
しょ‐し【所思】
思うところ。考え。「―の一端を述べる」
しょ‐し【書司】
律令制の後宮十二司の一つ。仏教・儒学の図書、紙墨・机・楽器などをつかさどる。ふみのつかさ。
しょ‐し【書史】
①書籍。書物。
②経書と史籍。
③書物の歴史。「―学」
④書道の歴史。
しょ‐し【書旨】
書面の趣旨。
しょ‐し【書師】
書の巧みな人。書家。
しょ‐し【書紙】
かきつけ。書札。
しょ‐し【書笥】
書籍を入れる箱。本箱。
しょ‐し【書肆】
本屋。書店。
しょ‐し【書誌】
①図書のすべて、特に体裁・材料・成立事情などについての解説・記述。
②ある題目・人物に関する書物・文献の目録。
⇒しょし‐がく【書誌学】
しょ‐し【庶子】
①妾腹の子。
②嫡子ちゃくし以外の実子。そし。
③旧民法で、父の認知した私生子。現行民法では、庶子の名称を廃し、「父が認知した子」、また私生子をも含めて「嫡出でない子」と呼ぶ。↔嫡子
しょ‐し【諸士】
多くのさむらい。多くの人。
⇒しょし‐はっと【諸士法度】
しょ‐し【諸子】
①㋐中国古代の官名。周礼では夏官の一つ。
㋑諸子百家に同じ。
②(同輩以下の多数の人に向かっていう)諸君。きみたち。
⇒しょし‐ひゃっか【諸子百家】
しょ‐し【諸氏】
多くの人々を指す語。皆さん。代名詞的にも用いる。
しょ‐し【諸司】
多くの役所・役人。
⇒しょし‐でん【諸司田】
しょ‐し【諸姉】
多くの女性を指す語。代名詞的にも用いる。
しょ‐じ【初地】‥ヂ
〔仏〕十地じゅうじの第1位。(→)歓喜地に同じ。
しょ‐じ【所持】‥ヂ
持っていること。携帯すること。「大金を―する」「―品」
⇒しょじにん‐ばらい【所持人払い】
⇒しょじひん‐けんさ【所持品検査】
しょ‐じ【書辞】
書状のことば。書中の言辞。
しょ‐じ【諸事・庶事】
多くのこと。いろいろのこと。もろもろのこと。平治物語(金刀比羅本)「諸道を兼学して―に闇くらからず」。「―万端整う」
じょ‐し【女士】ヂヨ‥
昔、中国で、教養のある尊敬すべき婦人の称。今は、単に女性に対する敬称としても用いる。
じょ‐し【女子】ヂヨ‥
①おんなのこ。娘。
②おんな。女性。婦人。「―大学」↔男子。
⇒じょし‐がくしゅういん【女子学習院】
⇒じょし‐かつれい【女子割礼】
⇒じょし‐こうとうしはんがっこう【女子高等師範学校】
⇒じょしさべつ‐てっぱい‐じょうやく【女子差別撤廃条約】
⇒じょし‐しはんがっこう【女子師範学校】
⇒じょし‐せいねんだん【女子青年団】
⇒じょし‐だい【女子大】
⇒じょし‐ていしんたい【女子挺身隊】
⇒じょし‐びじゅつだいがく【女子美術大学】
⇒女子と小人とは養い難し
じょ‐し【女史】ヂヨ‥
①中国で、後宮こうきゅうに仕えて記録をつかさどった女官。
②日本で、文書の事をつかさどった女官。
③社会的地位や名声のある女の人。また、その氏名に添える敬称。
⇒じょし‐しん【女史箴】
じょ‐し【助詞】
品詞の一つ。常に他の語のあとに付いて使われる語のうち、活用しない語。前の語が他の語とどのような関係にあるかを示したり、語句と語句を接続したり、文が表す内容に一定の性質を付加したりする働きがある。「梅が香」「君だけ行け」「水こそ流るれ」「花咲けば」「行くぞ」「花よ咲け」の、「が」「だけ」「こそ」「ば」「ぞ」「よ」の類。古くから「てにをは」と呼ばれた。普通、格助詞・副助詞・係助詞・終助詞・間投助詞・接続助詞などに分類する。
じょ‐し【序詞】
①和歌などで、ある語句を導き出すために前置きとして述べることば。枕詞まくらことばと同じ働きをするが、4音・5音などの1句から成る枕詞とは異なり、2句ないし4句にわたる。じょことば。例、拾遺恋「足引の山鳥の尾のしだり尾の長々し夜をひとりかもねむ」、古今別「立別れいなばの山の嶺に生ふるまつとしきかば今かへりこむ」の圏点の部分。
②はしがき。序文。
③(→)プロローグに同じ。
じょ‐し【序詩】
前書きとして添えた詩。
じょ‐し【叙賜】
位階・勲等を授け、勲章・年金などを与えること。
じょ‐じ【女児】ヂヨ‥
女の子。「―出生」↔男児
じょ‐じ【助字】
(「助辞」とも書く)漢文法で用いる語。実字・虚字・助字に三分するとき、文法上の意味や関係を示す助詞(焉・哉・也)・接続詞(而・則)・前置詞(於・于)などをいう。
じょ‐じ【助辞】
①(→)助詞に同じ。
②助詞・助動詞の総称。助語。
③助字に同じ。→虚字
じょ‐じ【序次】
順序。次第。
⇒じょじ‐ほう【序次法】
じょ‐じ【叙事】
出来事・事実をありのままに述べること。
⇒じょじ‐し【叙事詩】
⇒じょじ‐たい【叙事体】
⇒じょじてき‐えんげき【叙事的演劇】
⇒じょじ‐ぶん【叙事文】
しょし‐がく【書誌学】
(bibliography)図書を形態・内容の両面から調査・研究の対象とする学問。印刷術・製本術・古文書学・文献学・分類学・写真術・書道、紙・筆墨など材料の研究までを含む。図書並びに図書関係事項の一般的研究と、個別の図書・文献についての考証的研究とがある。図書学。
⇒しょ‐し【書誌】
じょし‐がくしゅういん【女子学習院】ヂヨ‥シフヰン
皇族・華族の女子の教育機関として設けられた学校。宮内省所管。1885年(明治18)華族女学校、1906年学習院に合併され学習院女学部と改称、18年(大正7)独立して女子学習院。第二次大戦後は学習院に統合。
⇒じょ‐し【女子】
じょし‐かつれい【女子割礼】ヂヨ‥
女子の陰核など外生殖器の一部を切除する慣習。主にアフリカの諸地域で通過儀礼として行われる。女性性器切除。女性性器手術。→割礼。
⇒じょ‐し【女子】
しょし‐かんてつ【初志貫徹】‥クワン‥
最初に決めた志を最後まで持ち続けること。
⇒しょ‐し【初志】
しょ‐しき【所職】
①職務。しょしょく。
②荘官の職務に付随する権利。→職しき2
しょ‐しき【書式】
証書・願書・届書などの、書き方のきまり。「―に従って書く」
しょ‐しき【諸色・諸式】
①いろいろの品物。浮世草子、新色五巻書「―かれこれ代しろなし」。「―万端」
②転じて、物価。「―があがる」
しょ‐じく【書軸】‥ヂク
文字を書いた掛物。
じょし‐こうとうしはんがっこう【女子高等師範学校】ヂヨ‥カウ‥ガクカウ
高等女学校などの女子中等教員を養成した旧制の官立学校。1890年(明治23)に東京、1908年に奈良、45年に広島に設置。略称、女高師。→お茶の水女子大学→奈良女子大学。
⇒じょ‐し【女子】
じょしさべつ‐てっぱい‐じょうやく【女子差別撤廃条約】ヂヨ‥デウ‥
女子に対するあらゆる形態の差別を撤廃するために、すべての適切な措置をとることを義務づけた国際条約。履行状況を審査する国際機関として、女子差別撤廃委員会を設置。1979年の国連総会で採択、81年に発効。日本は85年に批准。
→文献資料[女子差別撤廃条約]
⇒じょ‐し【女子】
じょじ‐し【叙事詩】
(epic)本来は劇詩・抒情詩とともに、詩の三大部門の一つ。多くは民族その他の社会集団の歴史的事件、特に英雄の事跡を叙述する韻文の作品。「イリアス」「アエネーイス」「ベーオウルフ」「ロランの歌」「ニーベルンゲンの歌」「カレワラ」の類。広義には、小説を含む叙事文学。
⇒じょ‐じ【叙事】
じょし‐しはんがっこう【女子師範学校】ヂヨ‥ガクカウ
小学校・国民学校の女子教員を養成した旧制の学校。第二次大戦後、学芸大学や国立大学の教育学部に改編。→師範学校。
⇒じょ‐し【女子】
じょし‐しん【女史箴】ヂヨ‥
宮中女官の守るべき道や作法についての教え。晋の張華撰など。それに基づいた顧愷之こがいし作「女史箴図」が現存。
⇒じょ‐し【女史】
じょし‐せいねんだん【女子青年団】ヂヨ‥
青年期の女子を会員として組織し、修養・親睦・奉仕等を目的とした団体。昭和初期、各地に結成。
⇒じょ‐し【女子】
しょし‐だい【所司代】
①室町時代、侍所の所司の家人が所司(長官)の代理として事務を取り扱ったもの。
②京都所司代のこと。
⇒しょ‐し【所司】
じょし‐だい【女子大】ヂヨ‥
女子大学の略。女子のみが学生として入学を許される大学。
⇒じょ‐し【女子】
じょじ‐たい【叙事体】
叙事を主とする文体。
⇒じょ‐じ【叙事】
しょ‐しちにち【初七日】
①最初の7日間。
②⇒しょなぬか。日本霊異記中「―の朝に三宝の前に置きて」
しょ‐しつ【書室】
書斎。
しょ‐しつ【暑湿】
暑くて湿気を含んでいること。むし暑いこと。
しょ‐じつ【初日】
①物事の始まる当日。はじめての日。しょにち。
②あさひ。日の出。
じょ‐しつ【除湿】
空気中の湿気を取り除くこと。「―器」
じょ‐じつ【除日】ヂヨ‥
(旧年を除く日の意)おおみそか。おおつごもり。(ジョニチは別義)
じょし‐ていしんたい【女子挺身隊】ヂヨ‥
太平洋戦争下の女子の勤労動員組織。満12歳以上40歳未満の未婚女子により居住地・職場で編成。1年間工場・農村で勤労奉仕。朝鮮・台湾でも実施。
⇒じょ‐し【女子】
じょじてき‐えんげき【叙事的演劇】
(episches Theater ドイツ)1920年代からブレヒトが唱えた演劇理論。異化効果などの手法を用い、個人の社会的条件に観客の目を開かせるのを目的とした演劇の方法。
⇒じょ‐じ【叙事】
しょし‐でん【諸司田】
奈良時代、中央諸官庁の経費に充てるため諸官司に支給された公田。
⇒しょ‐し【諸司】
えみん法師の―を問ふ」。「―を明らかにする」
②ここかしこ。到る所。
③すること。しわざ。歌舞伎、韓人漢文手管始「このやうな―をするも」
④仕事。身分。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「―こそ出女でおんななれ」
⇒しょざい‐ち【所在地】
⇒しょざいち‐ほう【所在地法】
⇒しょざい‐な・い【所在無い】
じょ‐さい【如才】
⇒じょさい(如在)2
じょ‐さい【如在】
①[論語八佾「祭ること在るが如くし、神を祭ること神在るが如くす」]神を祭るのに、眼前に神がいるかのように、つつしみかしこむこと。にょざい。
②[下学集「如在、此の二字即ち尊敬之義也、然るに日本之俗、書状に如在を存ぜずと云う、大いに正理を失す也」](誤って「如才」と書く)ておち。てぬかり。懈怠けだい。疎略。狂言、鼻取相撲「なにが―を仕らうぞ」。「―のない人」
⇒じょさい・する【如在する】
⇒じょさい‐な・い【如在無い・如才無い】
じょ‐さい【助祭】
カトリック教会で、司祭に次ぐ聖職者。
じょ‐さい【除災】ヂヨ‥
災禍を消除すること。
⇒じょさい‐しょうふく【除災招福】
じょ‐ざい【恕罪】
罪をゆるすこと。宥罪ゆうざい。
しょ‐さいいん【初斎院】‥ヰン
斎王いつきのみこが野の宮に入るまで、潔斎のため、移居した皇居内の場所。
じょさい‐しょうふく【除災招福】ヂヨ‥セウ‥
災いを取り除き福を招き寄せること。現世利益りやくの最も一般的なもの。攘災じょうさい招福。
⇒じょ‐さい【除災】
じょさい・する【如在する】
〔自サ変〕
疎略にする。等閑にする。狂言、縄綯なわない「夫は―・する事ではないぞ」
⇒じょ‐さい【如在】
しょざい‐ち【所在地】
ある人やある物の存在する土地。「県庁―」
⇒しょ‐ざい【所在】
しょざいち‐ほう【所在地法】‥ハフ
(lex rei sitae ラテン)目的物の所在する地(国)の法律。国際私法における準拠法として認められる。
⇒しょ‐ざい【所在】
じょ‐さいどう【除細動】ヂヨ‥
心房または心室の細動あるいは粗動を除去する治療。一般的な心房細動では主に薬物療法が行われるが、致命的な心室細動では緊急措置(心蘇生術)として電気刺激が行われる。→心房細動→心室細動
しょざい‐な・い【所在無い】
〔形〕
することがなくて退屈である。浮世風呂4「其の外は俳諧と庭いぢり、何も所在がなくてこまりやす」
⇒しょ‐ざい【所在】
じょさい‐な・い【如在無い・如才無い】
〔形〕
てぬかりがない。気がきく。あいそがいい。「―・く挨拶する」
⇒じょ‐さい【如在】
じょさい‐や【定斎屋】ヂヨ‥
⇒じょうさいや
しょ‐さく【初作】
はじめての製作または著作。
しょさ‐く・る【所作繰る】
〔自四〕
ある動作や仕事をする。懐硯「つぎの一間に夜すがら―・りて」
⇒しょ‐さ【所作】
しょさ‐ごと【所作事】
歌舞伎舞踊のこと。主として長唄伴奏のものを指す。常磐津・清元などの浄瑠璃伴奏による舞踊劇は「浄瑠璃所作事」という。振事ふりごと。
⇒しょ‐さ【所作】
しょさ‐し【所作師】
所作事に巧みな役者。
⇒しょ‐さ【所作】
しょ‐さつ【初刷】
(→)「しょずり」に同じ。
しょ‐さつ【書冊】
書物。書籍。本。
しょ‐さつ【書札】
かきつけ。てがみ。書状。
⇒しょさつ‐れい【書札礼】
しょさつ‐れい【書札礼】
平安時代以降に行われた書状の形式などに関する慣例的な規定。例えば、官位・家格などによって充所あてどころや書き止め文言を変え、または真・行・草の書き方を異にするなどの礼式。「弘安礼節」(1285年)は最初の公的な規定で、武家を含めて後代に大きな影響を与えた。武家の書札礼も足利義満の時に制定された。
⇒しょ‐さつ【書札】
しょさ‐ぶたい【所作舞台】
歌舞伎で、所作事などを演じる時、足拍子のよく響くように舞台の上に置く仮設舞台。おきぶたい。所作台。
⇒しょ‐さ【所作】
しょ‐さぶらい【諸侍】‥サブラヒ
①多くの侍。侍の身分の者。しょさむらい。
②身分のある人。貴族。〈日葡辞書〉
しょさ・る【所作る】
〔自四〕
所作をする。踊る。花暦八笑人「野呂公が一番―・らうといふ存心だ」
⇒しょ‐さ【所作】
しょ‐さん【初三】
月の初めの第3日。また、月初めの3日間。
⇒しょさん‐の‐つき【初三の月】
しょ‐さん【初参】
あらたに仕えること。新参しんざん。
しょ‐さん【初産】
(ショザンとも)初めての出産。ういざん。
しょ‐さん【所産】
産みだしたもの。作りだしたもの。「努力の―」
しょ‐さん【書算】
書道と算数。
しょ‐ざん【諸山】
①多くの山。
②多くの寺。
じょ‐さん【助産】
①分娩ぶんべんを助け、産婦や新生児の世話をすること。
②産業を助成すること。「―事業」
⇒じょさん‐し【助産師】
⇒じょさん‐ぷ【助産婦】
じょ‐ざん【除算】ヂヨ‥
除法。わりざん。
じょさん‐し【助産師】
分娩を助け、また妊婦・褥婦じょくふ・新生児の保健指導を職業とする者。国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受ける。産婆さんば。
⇒じょ‐さん【助産】
しょさん‐の‐つき【初三の月】
みかづき。新月。
⇒しょ‐さん【初三】
じょさん‐ぷ【助産婦】
助産師の旧称。
⇒じょ‐さん【助産】
しょ‐し【処士】
(「処」はとどまる意)民間にいて仕官しない人。
しょ‐し【処子】
①[孟子告子下]むすめ。処女。
②(→)処士に同じ。
しょ‐し【初志】
初めに思いたった志望。もとからのこころざし。初心。素志。初一念。「―を貫く」
⇒しょし‐かんてつ【初志貫徹】
しょ‐し【所司】
①官庁の役人。
㋐鎌倉幕府の侍所さむらいどころ・小侍所の次官。別当を補佐した。
㋑室町幕府の侍所・小侍所の長官。侍所頭人。
②官庁。
③〔仏〕
㋐僧侶の職名。上座・寺主・都維那ついなの称。三綱さんごう。
㋑寺務をつかさどる役僧。
⇒しょし‐だい【所司代】
しょ‐し【所志】
志すところ。「―を述べる」
しょ‐し【所思】
思うところ。考え。「―の一端を述べる」
しょ‐し【書司】
律令制の後宮十二司の一つ。仏教・儒学の図書、紙墨・机・楽器などをつかさどる。ふみのつかさ。
しょ‐し【書史】
①書籍。書物。
②経書と史籍。
③書物の歴史。「―学」
④書道の歴史。
しょ‐し【書旨】
書面の趣旨。
しょ‐し【書師】
書の巧みな人。書家。
しょ‐し【書紙】
かきつけ。書札。
しょ‐し【書笥】
書籍を入れる箱。本箱。
しょ‐し【書肆】
本屋。書店。
しょ‐し【書誌】
①図書のすべて、特に体裁・材料・成立事情などについての解説・記述。
②ある題目・人物に関する書物・文献の目録。
⇒しょし‐がく【書誌学】
しょ‐し【庶子】
①妾腹の子。
②嫡子ちゃくし以外の実子。そし。
③旧民法で、父の認知した私生子。現行民法では、庶子の名称を廃し、「父が認知した子」、また私生子をも含めて「嫡出でない子」と呼ぶ。↔嫡子
しょ‐し【諸士】
多くのさむらい。多くの人。
⇒しょし‐はっと【諸士法度】
しょ‐し【諸子】
①㋐中国古代の官名。周礼では夏官の一つ。
㋑諸子百家に同じ。
②(同輩以下の多数の人に向かっていう)諸君。きみたち。
⇒しょし‐ひゃっか【諸子百家】
しょ‐し【諸氏】
多くの人々を指す語。皆さん。代名詞的にも用いる。
しょ‐し【諸司】
多くの役所・役人。
⇒しょし‐でん【諸司田】
しょ‐し【諸姉】
多くの女性を指す語。代名詞的にも用いる。
しょ‐じ【初地】‥ヂ
〔仏〕十地じゅうじの第1位。(→)歓喜地に同じ。
しょ‐じ【所持】‥ヂ
持っていること。携帯すること。「大金を―する」「―品」
⇒しょじにん‐ばらい【所持人払い】
⇒しょじひん‐けんさ【所持品検査】
しょ‐じ【書辞】
書状のことば。書中の言辞。
しょ‐じ【諸事・庶事】
多くのこと。いろいろのこと。もろもろのこと。平治物語(金刀比羅本)「諸道を兼学して―に闇くらからず」。「―万端整う」
じょ‐し【女士】ヂヨ‥
昔、中国で、教養のある尊敬すべき婦人の称。今は、単に女性に対する敬称としても用いる。
じょ‐し【女子】ヂヨ‥
①おんなのこ。娘。
②おんな。女性。婦人。「―大学」↔男子。
⇒じょし‐がくしゅういん【女子学習院】
⇒じょし‐かつれい【女子割礼】
⇒じょし‐こうとうしはんがっこう【女子高等師範学校】
⇒じょしさべつ‐てっぱい‐じょうやく【女子差別撤廃条約】
⇒じょし‐しはんがっこう【女子師範学校】
⇒じょし‐せいねんだん【女子青年団】
⇒じょし‐だい【女子大】
⇒じょし‐ていしんたい【女子挺身隊】
⇒じょし‐びじゅつだいがく【女子美術大学】
⇒女子と小人とは養い難し
じょ‐し【女史】ヂヨ‥
①中国で、後宮こうきゅうに仕えて記録をつかさどった女官。
②日本で、文書の事をつかさどった女官。
③社会的地位や名声のある女の人。また、その氏名に添える敬称。
⇒じょし‐しん【女史箴】
じょ‐し【助詞】
品詞の一つ。常に他の語のあとに付いて使われる語のうち、活用しない語。前の語が他の語とどのような関係にあるかを示したり、語句と語句を接続したり、文が表す内容に一定の性質を付加したりする働きがある。「梅が香」「君だけ行け」「水こそ流るれ」「花咲けば」「行くぞ」「花よ咲け」の、「が」「だけ」「こそ」「ば」「ぞ」「よ」の類。古くから「てにをは」と呼ばれた。普通、格助詞・副助詞・係助詞・終助詞・間投助詞・接続助詞などに分類する。
じょ‐し【序詞】
①和歌などで、ある語句を導き出すために前置きとして述べることば。枕詞まくらことばと同じ働きをするが、4音・5音などの1句から成る枕詞とは異なり、2句ないし4句にわたる。じょことば。例、拾遺恋「足引の山鳥の尾のしだり尾の長々し夜をひとりかもねむ」、古今別「立別れいなばの山の嶺に生ふるまつとしきかば今かへりこむ」の圏点の部分。
②はしがき。序文。
③(→)プロローグに同じ。
じょ‐し【序詩】
前書きとして添えた詩。
じょ‐し【叙賜】
位階・勲等を授け、勲章・年金などを与えること。
じょ‐じ【女児】ヂヨ‥
女の子。「―出生」↔男児
じょ‐じ【助字】
(「助辞」とも書く)漢文法で用いる語。実字・虚字・助字に三分するとき、文法上の意味や関係を示す助詞(焉・哉・也)・接続詞(而・則)・前置詞(於・于)などをいう。
じょ‐じ【助辞】
①(→)助詞に同じ。
②助詞・助動詞の総称。助語。
③助字に同じ。→虚字
じょ‐じ【序次】
順序。次第。
⇒じょじ‐ほう【序次法】
じょ‐じ【叙事】
出来事・事実をありのままに述べること。
⇒じょじ‐し【叙事詩】
⇒じょじ‐たい【叙事体】
⇒じょじてき‐えんげき【叙事的演劇】
⇒じょじ‐ぶん【叙事文】
しょし‐がく【書誌学】
(bibliography)図書を形態・内容の両面から調査・研究の対象とする学問。印刷術・製本術・古文書学・文献学・分類学・写真術・書道、紙・筆墨など材料の研究までを含む。図書並びに図書関係事項の一般的研究と、個別の図書・文献についての考証的研究とがある。図書学。
⇒しょ‐し【書誌】
じょし‐がくしゅういん【女子学習院】ヂヨ‥シフヰン
皇族・華族の女子の教育機関として設けられた学校。宮内省所管。1885年(明治18)華族女学校、1906年学習院に合併され学習院女学部と改称、18年(大正7)独立して女子学習院。第二次大戦後は学習院に統合。
⇒じょ‐し【女子】
じょし‐かつれい【女子割礼】ヂヨ‥
女子の陰核など外生殖器の一部を切除する慣習。主にアフリカの諸地域で通過儀礼として行われる。女性性器切除。女性性器手術。→割礼。
⇒じょ‐し【女子】
しょし‐かんてつ【初志貫徹】‥クワン‥
最初に決めた志を最後まで持ち続けること。
⇒しょ‐し【初志】
しょ‐しき【所職】
①職務。しょしょく。
②荘官の職務に付随する権利。→職しき2
しょ‐しき【書式】
証書・願書・届書などの、書き方のきまり。「―に従って書く」
しょ‐しき【諸色・諸式】
①いろいろの品物。浮世草子、新色五巻書「―かれこれ代しろなし」。「―万端」
②転じて、物価。「―があがる」
しょ‐じく【書軸】‥ヂク
文字を書いた掛物。
じょし‐こうとうしはんがっこう【女子高等師範学校】ヂヨ‥カウ‥ガクカウ
高等女学校などの女子中等教員を養成した旧制の官立学校。1890年(明治23)に東京、1908年に奈良、45年に広島に設置。略称、女高師。→お茶の水女子大学→奈良女子大学。
⇒じょ‐し【女子】
じょしさべつ‐てっぱい‐じょうやく【女子差別撤廃条約】ヂヨ‥デウ‥
女子に対するあらゆる形態の差別を撤廃するために、すべての適切な措置をとることを義務づけた国際条約。履行状況を審査する国際機関として、女子差別撤廃委員会を設置。1979年の国連総会で採択、81年に発効。日本は85年に批准。
→文献資料[女子差別撤廃条約]
⇒じょ‐し【女子】
じょじ‐し【叙事詩】
(epic)本来は劇詩・抒情詩とともに、詩の三大部門の一つ。多くは民族その他の社会集団の歴史的事件、特に英雄の事跡を叙述する韻文の作品。「イリアス」「アエネーイス」「ベーオウルフ」「ロランの歌」「ニーベルンゲンの歌」「カレワラ」の類。広義には、小説を含む叙事文学。
⇒じょ‐じ【叙事】
じょし‐しはんがっこう【女子師範学校】ヂヨ‥ガクカウ
小学校・国民学校の女子教員を養成した旧制の学校。第二次大戦後、学芸大学や国立大学の教育学部に改編。→師範学校。
⇒じょ‐し【女子】
じょし‐しん【女史箴】ヂヨ‥
宮中女官の守るべき道や作法についての教え。晋の張華撰など。それに基づいた顧愷之こがいし作「女史箴図」が現存。
⇒じょ‐し【女史】
じょし‐せいねんだん【女子青年団】ヂヨ‥
青年期の女子を会員として組織し、修養・親睦・奉仕等を目的とした団体。昭和初期、各地に結成。
⇒じょ‐し【女子】
しょし‐だい【所司代】
①室町時代、侍所の所司の家人が所司(長官)の代理として事務を取り扱ったもの。
②京都所司代のこと。
⇒しょ‐し【所司】
じょし‐だい【女子大】ヂヨ‥
女子大学の略。女子のみが学生として入学を許される大学。
⇒じょ‐し【女子】
じょじ‐たい【叙事体】
叙事を主とする文体。
⇒じょ‐じ【叙事】
しょ‐しちにち【初七日】
①最初の7日間。
②⇒しょなぬか。日本霊異記中「―の朝に三宝の前に置きて」
しょ‐しつ【書室】
書斎。
しょ‐しつ【暑湿】
暑くて湿気を含んでいること。むし暑いこと。
しょ‐じつ【初日】
①物事の始まる当日。はじめての日。しょにち。
②あさひ。日の出。
じょ‐しつ【除湿】
空気中の湿気を取り除くこと。「―器」
じょ‐じつ【除日】ヂヨ‥
(旧年を除く日の意)おおみそか。おおつごもり。(ジョニチは別義)
じょし‐ていしんたい【女子挺身隊】ヂヨ‥
太平洋戦争下の女子の勤労動員組織。満12歳以上40歳未満の未婚女子により居住地・職場で編成。1年間工場・農村で勤労奉仕。朝鮮・台湾でも実施。
⇒じょ‐し【女子】
じょじてき‐えんげき【叙事的演劇】
(episches Theater ドイツ)1920年代からブレヒトが唱えた演劇理論。異化効果などの手法を用い、個人の社会的条件に観客の目を開かせるのを目的とした演劇の方法。
⇒じょ‐じ【叙事】
しょし‐でん【諸司田】
奈良時代、中央諸官庁の経費に充てるため諸官司に支給された公田。
⇒しょ‐し【諸司】
広辞苑に「食を願わば器物」で始まるの検索結果 1-1。