複数辞典一括検索+

うず【髻華】🔗🔉

うず髻華】 古代、木の枝・葉・花や造花を、冠や髪にさして飾りとしたもの。かざし。古事記「くまかしが葉を―にさせその子」

たき‐ふさ【髻】🔗🔉

たき‐ふさ】 「たぶさ」の古形。古事記「―の中より」

た‐ぶさ【髻】🔗🔉

た‐ぶさ】 髪を頂に集め束ねたところ。もとどり。源平盛衰記38「首を取つて見れば、―に物を結ひ付けたり」

み‐ずら【角髪・角子・鬟・髻】ミヅラ🔗🔉

み‐ずら角髪・角子・鬟・髻ミヅラ (ミミツラ(耳鬘)の約という)古代の男の髪の結い方。頂の髪を中央から左右に分け、耳のあたりでわがねて緒で結び耳の前に垂れたもの。奈良時代には少年の髪型となる。後世の総角あげまきはその変形。びんずら。びずら。神代紀「髪みぐしを結げて―に為し」。源氏物語桐壺「―ゆひ給へるつらつき」 角髪

もと‐どり【髻】🔗🔉

もと‐どり】 (「本取」の意)髪を頭の頂に束ねた所。また、その髪。たぶさ。三蔵法師伝永久点「珠を贖ひて還りて像の髻モトトリに施く」 ⇒髻の綸旨 ⇒髻を切る ⇒髻を放つ ○髻の綸旨もとどりのりんし 南北朝時代、敵に知られないように小紙片に細書し、使者の髻の中に隠して持たせた綸旨。 ⇒もと‐どり【髻】 ○髻を切るもとどりをきる 出家する。 ⇒もと‐どり【髻】 ○髻を放つもとどりをはなつ 冠などをかぶらず、髻をあらわに出す。枕草子125「翁のもとどり放ちたる」 ⇒もと‐どり【髻】

○髻の綸旨もとどりのりんし🔗🔉

○髻の綸旨もとどりのりんし 南北朝時代、敵に知られないように小紙片に細書し、使者の髻の中に隠して持たせた綸旨。 ⇒もと‐どり【髻】

○髻を切るもとどりをきる🔗🔉

○髻を切るもとどりをきる 出家する。 ⇒もと‐どり【髻】

○髻を放つもとどりをはなつ🔗🔉

○髻を放つもとどりをはなつ 冠などをかぶらず、髻をあらわに出す。枕草子125「翁のもとどり放ちたる」 ⇒もと‐どり【髻】 もと‐な 〔副〕 (「もと」は根元または根拠の意。「な」は「無し」の語幹。「もとづく所なく」が原義)何のわけもなく。やたらに。しきりに。万葉集8「たまかぎるほのかに見えて別れなば―や恋ひむ」。万葉集5「眼交まなかいに―かかりて安眠やすいし寝さぬ」 もと‐なり本生り・本成り】 植物のつるや幹の元の方に実がなること。また、その実。↔うらなり もと‐ね元値】 商品を買い入れた価。また、生産原価。「売値が―を割る」 ⇒元値が切れる

[漢]髻🔗🔉

 字形 〔髟部6画/16画/8201・7221〕 〔音〕ケイ(漢) 〔訓〕もとどり・みずら [意味] ①もとどり。髪の毛を頭の上に束ねた所。たぶさ。 ②みずら。上代の男子の髪の結い方で、髪を中央で分け、耳のあたりで輪にしたもの。

広辞苑で始まるの検索結果 1-9