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アイディア【idea】🔗🔉

アイディアidea】 (アイデアとも) ①思いつき。着想。考案。「よい―が浮かぶ」「―商品」 ②〔哲〕理念。→イデア⇒アイディア‐マン【idea man】

アイディア‐マン【idea man】🔗🔉

アイディア‐マンidea man】 着想の豊かな人。 ⇒アイディア【idea】

アイディアリスト【idealist】🔗🔉

アイディアリストidealist】 ①〔哲〕観念論者。唯心ゆいしん論者。 ②理想家。理想主義者。

アイディアリズム【idealism】🔗🔉

アイディアリズムidealism】 ①〔哲〕観念論。唯心論。 ②理想主義。

アイディアル【ideal】🔗🔉

アイディアルideal】 ①理想的。 ②観念的。

アイ‐ディー‐カード【IDカード】🔗🔉

アイ‐ディー‐カードIDカード】 (identity card; identification card)その人であると識別するための情報を記録したカード。身分証明書。 ⇒アイ‐ディー【ID】

アイ‐ディー‐ばんごう【ID番号】‥ガウ🔗🔉

アイ‐ディー‐ばんごうID番号‥ガウ (identification number)複数の利用者を識別するための符号。英数字の組合せを用いる場合が多い。アカウント番号。ID ⇒アイ‐ディー【ID】

アイデンティティー【identity】🔗🔉

アイデンティティーidentity】 ①人格における存在証明または同一性。ある人が一個の人格として時間的・空間的に一貫して存在している認識をもち、それが他者や共同体からも認められていること。自己同一性。同一性。 ②ある人や組織がもっている、他者から区別される独自の性質や特徴。「企業の―を明確にする」 ⇒アイデンティティー‐カード【identity card】

アイデンティファイ【identify】🔗🔉

アイデンティファイidentify】 同一であると確認すること。同定すること。

イデア【idea ギリシア】🔗🔉

イデアidea ギリシア】 もと、見られたもの・姿・形の意。プラトン哲学の中心概念で、理性によってのみ認識されうる実在。感覚的世界の個物の本質・原型。また、価値判断の基準となる、永遠不変の価値。近世以降、観念、また理念の意となる。

イデー【Idee ドイツ・idée フランス】🔗🔉

イデーIdee ドイツ・idée フランス】 理念。観念。イデア。

イデーン【Ideen ドイツ】🔗🔉

イデーンIdeen ドイツ】 (諸構想の意)フッサールの主著「純粋現象学と現象学的哲学のための諸構想」の略称。1913年刊。現象学的還元の方法と志向性の概念を確立し、超越論的主観性による世界の意味的構成の階梯をノエシス・ノエマの構造に即して解明した。

イデオローグ【idéologue フランス】🔗🔉

イデオローグidéologue フランス】 ①もと抽象的な議論にふける学者をナポレオンが軽蔑して呼んだ語で、空論家の意。マルクス以降、自らの歴史的・階級的な規定性を忘れて思弁を振りかざす者への蔑称として用いられるようになった。特定のイデオロギーの担い手。 ②ある理論の創始者・代表者。理論家。

イデオロギー【Ideologie ドイツ】🔗🔉

イデオロギーIdeologie ドイツ】 (もと、19世紀初め、フランスの哲学者デステュット=ド=トラシーが唱えた観念学) ①トラシーらを空論家として非難したナポレオンの侮蔑的用法をうけて、マルクスが用いた語。歴史的・社会的に制約された偏った観念形態の意。 ②フランクフルト学派の批判理論では、虚偽意識として批判の対象とされる。 ③転じて、単に思想傾向、政治や社会に対する考え方。

かん‐ねん【観念】クワン‥🔗🔉

かん‐ねん観念クワン‥ ①〔仏〕観察し思念すること。仏陀の姿や真理などに心を集中してよく考えること。 ②あきらめること。覚悟。「もはやこれまでと―する」 ③〔哲〕〔心〕(idea)思考の対象となる意識の内容・心的形象の総称。山の観念、善悪の観念など。ギリシア語の「イデア」に由来。 ④物事に対する考え。見解。「固定―」「責任―」「経済―に欠ける」 ⇒かんねん‐しゅぎょう【観念修行】 ⇒かんねん‐しょうせつ【観念小説】 ⇒かんねん‐せい【観念性】 ⇒かんねん‐てき【観念的】 ⇒かんねんてき‐きょうごう【観念的競合】 ⇒かんねん‐ねんぶつ【観念念仏】 ⇒かんねん‐ほんいつ【観念奔逸】 ⇒かんねん‐れんごう【観念連合】 ⇒かんねん‐ろん【観念論】 ⇒観念の臍を固める

かんねん‐ろん【観念論】クワン‥🔗🔉

かんねん‐ろん観念論クワン‥ (idealism)物質に対して観念的なものの根源性を主張する立場。 ①イデア(プラトン)や宇宙的な精神(ストア学派)を世界の原理とする形而上学。カント以後のドイツ観念論(ヘーゲルの絶対精神の自己展開)等。→絶対的観念論。 ②バークリーのように、物質的世界の客観的実在性を否定し、世界は終極的には神の観念にすぎないと見る立場。→主観的観念論。 ③カントおよび新カント学派の認識論上の超越論的観念論。↔唯物論↔実在論。→超越論的観念論 →唯心論 ⇒かん‐ねん【観念】

けい‐そう【形相】‥サウ🔗🔉

けい‐そう形相‥サウ ①かたち。すがた。ぎょうそう。 ②〔哲〕(idea; eidos ギリシア・form イギリス)質料に一定の形を与えて、一個の現実的存在者として成立させる構成原理。これを、プラトンは事物から超越する原理とし、アリストテレスは事物に内在する原理とした。以後現代に至るまで哲学の基本概念の一つ。↔質料。→形式4⇒けいそう‐いん【形相因】

しきべつ‐し【識別子】🔗🔉

しきべつ‐し識別子】 (identifier)コンピューターで、対象を一意に識別するために使われる記号列。 ⇒しき‐べつ【識別】

せいとく‐かんねん【生得観念】‥クワン‥🔗🔉

せいとく‐かんねん生得観念‥クワン‥ 〔哲〕(idea innata ラテン)経験によって得られるのではなく、人間に生れつき具わっている観念。デカルト・ライプニッツはこのような観念(神や自我など)の存在を説いたが、ロックはこれに反対。本有観念。↔習得観念。 ⇒せい‐とく【生得】

どういつ‐がいねん【同一概念】🔗🔉

どういつ‐がいねん同一概念】 〔論〕(identical concept)言語形式は異なるが内包および外延の全く同じ概念。例えば、父母と両親、等辺三角形と等角三角形。 ⇒どう‐いつ【同一】

どういつ‐せい【同一性】🔗🔉

どういつ‐せい同一性】 (identity) ①一般に、二つ以上の相異なる事物がその性質の共通性の故に、その点では相互に区別できないこと(質的同一性)。 ②狭義では、事物がそれ自身に同じであること(自己同一性・数的同一性)。特に人格が自己として一貫することをいう。 ⇒どう‐いつ【同一】

ひょうい‐もじ【表意文字】ヘウ‥🔗🔉

ひょうい‐もじ表意文字ヘウ‥ (ideograph; ideogram)一つ一つが特定の意味を表す文字。意字。↔表音文字 ⇒ひょう‐い【表意】

ゆいしん‐ろん【唯心論】🔗🔉

ゆいしん‐ろん唯心論】 〔哲〕(spiritualism; idealism)世界を構成する究極的な存在は精神的なものであるとする立場。認識論上の観念論の意味にも用いるが、普通には形而上学の一立場。プラトン・ライプニッツ・ヘーゲルらはその代表者。仏教については「唯心1」参照。↔唯物論。→観念論 ⇒ゆい‐しん【唯心】

り‐そう【理想】‥サウ🔗🔉

り‐そう理想‥サウ 〔哲〕(ideal)行為・性質・状態などに関して、考え得る最高の状態。未だ現実には存在しないが、実現可能なものとして行為の目的であり、その意味で行為の起動力である。「―は高く持て」 ⇒りそう‐か【理想化】 ⇒りそう‐か【理想家】 ⇒りそう‐きたい【理想気体】 ⇒りそう‐きょう【理想郷】 ⇒りそう‐けい【理想型】 ⇒りそう‐しゅぎ【理想主義】 ⇒りそう‐せい【理想性】 ⇒りそう‐てき【理想的】 ⇒りそう‐は【理想派】 ⇒りそう‐ろん【理想論】

りそう‐しゅぎ【理想主義】‥サウ‥🔗🔉

りそう‐しゅぎ理想主義‥サウ‥ (idealism) ①人生の意義を、理想を実現するための努力に置く思想。現実に妥協せず、一身の不利と犠牲とを顧みない高潔な態度とともに、他面、実現可能性を無視する空想的または狂信的態度を意味することもある。↔現実主義。 ②(→)観念論に同じ。 ⇒り‐そう【理想】

り‐ねん【理念】🔗🔉

り‐ねん理念】 ①〔哲〕(Idee ドイツ)プラトンのイデアに由来し、感覚世界の個物の原型である非感覚的な永遠の真実在。中世哲学でも神の精神の中にある個物の原型という意味を持ったが、近世、デカルトやイギリス経験論では人間の心的内容たる観念(アイディア)の意味に転化した。他方、カントは世界・神・霊魂など経験を超えた対象を超越論的理念または純粋理性概念と呼び、理論的認識の対象とはならないが認識の限界や目標を定める規制的原理としての意義を認めた。その後ヘーゲルは再び理念を絶対的な実在を意味するものとし、その弁証法的自己発展によって自然・精神の世界が成立するとした。現代では決断や解釈の目的として存在論的な含意なしに用いられる。→イデア→観念。 ②俗に、事業・計画などの根底にある根本的な考え方。「創業の―」 ⇒りねん‐けい【理念型】

りねん‐けい【理念型】🔗🔉

りねん‐けい理念型】 (Idealtypus ドイツ)M.ウェーバーの社会科学方法論の重要な概念の一つ。ある現象について、現実をありのままに再現するのではなく、現実には分散的に存在している諸特徴をとりだし、それ自身矛盾のないように構成したもの。現実に対するあるべき規範ではなく、実在の現象と比較し、またその文化的意義を明らかにするための手段。理想型。 ⇒り‐ねん【理念】

🄰IDE🔗🔉

IDE [integrated development environment]統合開発環境.プログラミングに必要なツールを一つのインターフェースで統合して扱える環境.

🄰IDE🔗🔉

IDE [Integrated Device(Drive) Electronics]パソコンと記憶装置を接続するための規格の一つ.

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