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ヴェーダ【Veda 梵・吠陀】🔗🔉

ヴェーダVeda 梵・吠陀】 (明・文・知などと訳す)インド最古の宗教文献。バラモン教の根本聖典。インドの宗教・哲学・文学の源流をなすもので、その起源は前1500年頃インドの北西方に移住したアーリア人が多数の自然神に捧げた賛美に発し、以来1000年の間に成立。最古のリグ(Ṛg)、それに次ぐサーマ(Sāma)・ヤジュル(Yajur)および異系統のアタルヴァ(Atharva)を四ヴェーダという。韋陀。

ヴェーダーンタ【Vedānta 梵】🔗🔉

ヴェーダーンタVedānta 梵】 (吠檀多と音写。ヴェーダの終りの意) ①ヴェーダ聖典終結部のウパニシャッドを指す。 ②インド六派哲学の一派。ブラフマ‐スートラを根本経典とする。ブラフマン(梵)を宇宙の唯一絶対の究極原因とし、アートマン(個人の自我)とは終局的に一致するという梵我一如を理論的に追究。8世紀のシャンカラが大成し、11世紀のラーマーヌジャがさらに発展させ、ヒンドゥー教の基礎となる。

じゅ【受】🔗🔉

じゅ】 (呉音はズ)〔仏〕(梵語vedanā)感覚器官をもって外界の対象を感受し、苦楽などを感ずること。感覚・知覚にあたる。五蘊ごうんの一つ。また、十二因縁の第7支。

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