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アーベント【Abend ドイツ】🔗🔉

アーベントAbend ドイツ】 (晩・夕方の意)夜に開く音楽会などの催し。多く「…の夕べ」と訳す。「モーツァルト‐―」

アッバ【abba ギリシア】🔗🔉

アッバabba ギリシア】 (もとアラム語で、幼児が父を呼ぶ称)イエスが祈りの中で用いた、父なる神に対する呼びかけの言葉。

アッバース‐ちょう【アッバース朝】‥テウ🔗🔉

アッバース‐ちょうアッバース朝‥テウ (‘Abbāsids)イラクを中心とした初期イスラム王朝。ウマイヤ朝を倒して樹立したカリフの王統。ムハンマドの叔父アッバースの4代の孫アブル=アッバースが祖。クーファを首都として創設、8世紀後半にバグダードを建都。東西貿易で栄え、イスラム文化の極盛期に当たる。モンゴルのフラグにより滅亡。(750〜1258)

アバウト【about】🔗🔉

アバウトabout】 (「おおよそ」の意)厳密でないさま。大雑把。「―な人」「―な言い方」

アバダン【Abadan】🔗🔉

アバダンAbadan】 イラン南西部の港湾都市。ペルシア湾頭に臨み、大精油所があり、同国南部の油田地帯とパイプラインで結ばれる。人口27万8千(2003)。

アビジャン【Abidjan】🔗🔉

アビジャンAbidjan】 コート‐ディヴォアールの南部、ギニア湾に臨む港湾都市。1983年まで首都。自動車・食品工業が盛んで、西アフリカの経済・文化の中心の一つ。人口192万9千(1988)。 アビジャン 撮影:小松義夫

あびだつま【阿毘達磨】🔗🔉

あびだつま阿毘達磨】 〔仏〕(梵語abhidharma)仏の教説を理論的にまとめたもの。主に部派仏教の論書を指す。三蔵の一つ。論。阿毘曇。アビダルマ。「―倶舎論」

アビトゥア【Abitur ドイツ】🔗🔉

アビトゥアAbitur ドイツ】 ドイツの中等教育修了・大学入学資格試験。

アビリティー【ability】🔗🔉

アビリティーability】 能力。才能。手腕。

アブシジン‐さん【アブシジン酸】🔗🔉

アブシジン‐さんアブシジン酸】 (abscisic acid)(アブサイジン酸とも)植物ホルモンの一つ。落葉・落果や休眠芽の形成を促進し、成長・発芽などを抑制する。合成品を球根などの発芽防止剤とする。ABAと略記。

アブダクション【abduction】🔗🔉

アブダクションabduction】 〔哲〕パースが提起した科学的探究の方法。演鐸法とも帰納法とも異なり、それに先立って未解明の現象の中に仮説的な法則的秩序を見出す発見的方法をいう。レトロダクション。仮説形成。仮説的推論。

アブノーマル【abnormal】🔗🔉

アブノーマルabnormal】 異常なさま。特異。変態的。↔ノーマル ○虻蜂取らずあぶはちとらず あれもこれもとねらって一物も得られないこと。欲を深くして失敗するのにいう。 ⇒あぶ【虻・蝱】

アプラウト【Ablaut ドイツ】🔗🔉

アプラウトAblaut ドイツ(→)母音交替に同じ。

アブラカダブラ【abracadabra】🔗🔉

アブラカダブラabracadabra】 まじないの呪文。アブラカタブラ。

アブラハム【Abraham】🔗🔉

アブラハムAbraham】 (旧約聖書で「諸国民の父」の意とされる)前2000年頃の人。旧約聖書では、子イサクを通じてイスラエルの民の祖、また、子イシュマエルを通じてアラブ人の祖とされる。メソポタミアのウルの出身で、放浪の末パレスチナに定住。コーランではイブラーヒームの名で現れ、カーバ神殿の建設者。唯一神信仰とすぐれた人格により、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教において厚く尊敬される。前名アブラム。

アベベ【Abebe Bikila】🔗🔉

アベベAbebe Bikila】 エチオピアのマラソン走者。1960・64年のオリンピック大会で初の2連覇を達成。60年のローマ大会では裸足で走り「裸足の英雄」といわれた。(1932〜1973) アベベ(1) 提供:ullstein bild/APL アベベ(2) 提供:ullstein bild/APL

アベリア【Abelia ラテン】🔗🔉

アベリアAbelia ラテン】 スイカズラ科の常緑低木。特に中国原産種をもとにした園芸種をさす。高さ1〜2メートル。小枝は鮮紅色で、卵形の葉を対生。6月から11月白色や淡紅色の鐘形の小花をつける。ハナゾノツクバネウツギ。

アベル【Abel】🔗🔉

アベルAbel】 旧約聖書の創世記に記されているアダムとエバとの子。→カイン

アボジ🔗🔉

アボジ (朝鮮語abŏji)父。父親。お父さん。

アボリジニ【aborigine】🔗🔉

アボリジニaborigine】 (先住民の意)オーストラリアに4、5万年前から住む先住民。狩猟採集生活をしていたが、ヨーロッパ人の入植以降、人口が激減。1920年から保護政策が採られ、67年にオーストラリアの市民権を獲得。岩壁画などの美術で知られる。

アンガス🔗🔉

アンガス (アバディーン‐アンガス(Aberdeen Angus)の略。アバディーンはスコットランド北東部の旧州名)スコットランド原産の肉牛。無角・黒色で、頭部は小さく四肢も細く短い。

エー‐ビー‐エス【ABS】🔗🔉

エー‐ビー‐エスABS】 (antilock brake system)自動車の電子制御ブレーキの一種。急ブレーキ時のスリップを回避するため、車輪の回転を自動制御し、制動距離の短縮と制動時のハンドル操作とを可能にする仕組。

エー‐ビー‐エム【ABM】🔗🔉

エー‐ビー‐エムABM】 (anti-ballistic missile)ICBM迎撃用のミサイル。 ⇒エービーエム‐じょうやく【ABM条約】

エービーエム‐じょうやく【ABM条約】‥デウ‥🔗🔉

エービーエム‐じょうやくABM条約‥デウ‥ 1972年、米ソ間で結ばれた条約。自国領域内にABMを設置しないことなどに合意したが、米国の脱退通告により2002年失効。ABM制限条約。 ⇒エー‐ビー‐エム【ABM】

エー‐ビー‐シー【ABC】🔗🔉

エー‐ビー‐シーABC】 ①英語のアルファベットの最初の3文字。また、英語のアルファベット。仮名垣魯文、安愚楽鍋「さりとて白髪をいたゞきながら、ヱビシをまなぶも、はづかしいゆゑ」。「―順」 ②初歩。入門。いろは。「ゴルフの―を教わる」 ③(American Broadcasting Companies Inc.)アメリカの三大テレビ‐ネットワーク(ABC・CBS・NBC)の一つ。 ⇒エービーシー‐せいど【ABC制度】 ⇒エービーシー‐ぶんせき【ABC分析】 ⇒エービーシー‐へいき【ABC兵器】

エービーシー‐せいど【ABC制度】🔗🔉

エービーシー‐せいどABC制度】 (ABCはAudit Bureau of Circulationsの略)発行部数公査制度。広告媒体としての新聞・雑誌部数を公正に調査・認証し広告取引の合理化をはかるのが目的。日本ABC協会(1952年創設)はその一機関。 ⇒エー‐ビー‐シー【ABC】

エービーシーディー‐ほういじん【ABCD包囲陣】‥ハウヰヂン🔗🔉

エービーシーディー‐ほういじんABCD包囲陣‥ハウヰヂン 1941年に日本の東南アジア進出に対抗してとられたアメリカ(America)・イギリス(Britain)・中国(China)・オランダ(Dutch)の協力関係とそれらの国による対日経済制裁(資産凍結・石油禁輸)とに対する日本側の呼称。

エービーシー‐ぶんせき【ABC分析】🔗🔉

エービーシー‐ぶんせきABC分析】 多種類の在庫品を管理する場合、生産や売上げに及ぼす金額の多い順に品目別にABCの3階級に分け、重点的に管理する方法。 ⇒エー‐ビー‐シー【ABC】

エービーシー‐へいき【ABC兵器】🔗🔉

エービーシー‐へいきABC兵器】 原子(atomic)・生物(biological)・化学(chemical)兵器の総称。CBR兵器。NBC兵器。 ⇒エー‐ビー‐シー【ABC】

ガンス【Abel Gance】🔗🔉

ガンスAbel Gance】 フランスの映画監督。無声映画時代の大作「鉄路の白薔薇」「ナポレオン」などで野心的な表現を試みた。(1889〜1981)

くしゃ‐ろん【倶舎論】🔗🔉

くしゃ‐ろん倶舎論】 (梵語Abhidharmakośa-bhāṣya)仏書。世親著。玄奘げんじょう訳。30巻。説一切有部せついっさいうぶの教理の集大成である「大毘婆沙論」の綱要書。一切諸法を五位七十五法に分け、迷いと悟りについて詳細に論ずる。仏教の基礎的教学書。阿毘達磨倶舎論。倶舎。 ⇒くしゃ【倶舎】

こうおん‐てん【光音天】クワウ‥🔗🔉

こうおん‐てん光音天クワウ‥ 〔仏〕(梵語Ābhāsvara)色界第2禅天の第3天。ここに住む神々が口から発する浄光がそのまま言葉となるという。極光浄天。光曜天。

こうこう‐さ【光行差】クワウカウ‥🔗🔉

こうこう‐さ光行差クワウカウ‥ 〔天〕(aberration)光の来る方向と平行でない方向に運動している観測者にとって、光源の方向がずれて見える現象。地球の公転運動は光速度の約1万分の1なので、星の方向は最大約20.5秒角西にずれて見える。

しゅう‐さ【収差】シウ‥🔗🔉

しゅう‐さ収差シウ‥ 〔理〕(aberration)1点から放射された光が、レンズ・鏡などの集束光学系を通過した後に、正確に1点に集まらず、点像を生じない現象。球面収差と色収差とに大別。

だっ‐かく【奪格】🔗🔉

だっ‐かく奪格】 〔言〕(ablative case)格の一つ。主に分離・離奪・原因などの関係を示す。サンスクリット語・ラテン語など印欧語に多く見られる。

ぼいん‐こうたい【母音交替】‥カウ‥🔗🔉

ぼいん‐こうたい母音交替‥カウ‥ (ablaut) ①一つの言語の体系内で、ある母音の発音が他の母音に変化すること。→大母音推移。 ②一つの単語の中の母音が、文法範疇(名詞の数や動詞の時制など)の変化に応じて交替すること。インド‐ヨーロッパ語で広くみられる。英語のbegin, began, begunの類。 ⇒ぼ‐いん【母音】

ボーブラ🔗🔉

ボーブラ (abóbora ポルトガルの転)秋田県・北陸・中国・四国・九州地方で、ニホンカボチャの称。〈[季]秋〉。毛吹草4「蓮芋・水瓜・ボブラ」

もしゃ‐せつ【模写説】🔗🔉

もしゃ‐せつ模写説】 〔哲〕(Abbildtheorie ドイツ・copy theory イギリス)認識は実在の忠実な模写・反映であるとする認識論上の立場。素朴実在論・唯物論などは、この見地に立つ。→反映論 ⇒も‐しゃ【模写・摸写】

🄰ABAC🔗🔉

ABAC [APEC Business Advisory Council]APECビジネス諮問委員会.

🄰abb.🔗🔉

abb. [abbreviation]省略.略語.

🄰ABC🔗🔉

ABC [activity-based costing]活動基準原価計算.間接費を各生産物に割り振る原価算出方法.

🄰ABC火災🔗🔉

ABC火災 木・紙など可燃物による火災(A火災),ガソリン・油など可燃性液体による火災(B火災),電気設備の故障による火災(C火災).

🄰ABCC🔗🔉

ABCC [Atomic Bomb Casualties Commission]原爆傷害調査委員会.

🄰ABCP🔗🔉

ABCP [asset-backed commercial paper]資産担保コマーシャル‐ペーパー.

🄰ABM🔗🔉

ABM [activity-based management]活動基準管理.ABC(活動基準原価計算)による管理手法.

🄰ABO式血液型🔗🔉

ABO式血液型 ヒトの血液型の分類法の一つ.

🄰ABS🔗🔉

ABS [asset-backed securities]資産担保証券.

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