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じっ‐かい【十戒】🔗🔉

じっ‐かい十戒】 ①〔仏〕 ㋐沙弥しゃみ・沙弥尼の受持する十条の戒律。五戒すなわち不殺生・不偸盗・不邪淫・不妄語・不飲酒に、不塗飾香鬘・不歌舞観聴・不坐高広大牀・不非時食・不蓄金銀宝を加えたものの称。沙弥の十戒。 ㋑十善戒の略。 ㋒十重禁戒の略。 ②〔宗〕(Decalogue; Ten Commandments)神がシナイ山でモーセに与えたという10カ条の掟おきて。「わたしをおいてほかに神があってはならない」以下、殺人・姦淫・盗み・偽証・貪欲等を戒めたもの。「十誡」とも書く。(旧約聖書出エジプト記20章)

じっしゅ‐きょうぎ【十種競技】‥キヤウ‥🔗🔉

じっしゅ‐きょうぎ十種競技‥キヤウ‥ (decathlon)男子の陸上競技の一つ。一人の競技者が、連続2日間にわたり、100メートル競走・走幅跳・砲丸投・走高跳・400メートル競走(以上第1日)、110メートルハードル・円盤投・棒高跳・槍投・1500メートル競走(以上第2日)の10種目の競技を行い、総得点を争う。オリンピック種目の一つ。デカスロン。 ⇒じっ‐しゅ【十種】

デカ【deca】🔗🔉

デカdeca】 (もとギリシア語で10の意)10倍を表す単位の接頭語。記号da 「―メートル」 ○手が上がるてがあがる 技量が上達する。特に、文字が上手になる。また、飲酒の量が増す。↔手が下がる ⇒て【手】 ○手が空くてがあく 仕事に切れ目ができて暇ができる。手がすく。 ⇒て【手】 ○手が空けば口が開くてがあけばくちがあく ①仕事がなければ暮しが立たない。 ②暇になるとむだなおしゃべりが多くなる。 ⇒て【手】 ○手が有るてがある ①手段・方策がある。 ②人手がある。働き手がある。 ③手腕がすぐれている。特に、遊里の手練手管に通じている。江戸生艶気樺焼えどうまれうわきのかばやき「浮名といふ手のある女郎にきめて」 ⇒て【手】

デカール【decare】🔗🔉

デカールdecare】 面積の単位。1アールの10倍。

デカダン【décadent フランス】🔗🔉

デカダンdécadent フランス】 ①デカダンスの文人。 ②虚無的・頽廃的な態度で生活する人。また、そのようなさま。内田魯庵、精神界の異現象「一体―と堕落とを同一視するが、―には主張がある」

デカダンス【décadence フランス】🔗🔉

デカダンスdécadence フランス】 (頽廃・堕落の意) ①19世紀末のフランスを中心に現れた文芸の一傾向。虚無的・耽美たんび的で、病的なものを好む。ボードレールを先駆とし、ヴェルレーヌ・ランボー、イギリスのスウィンバーン・ワイルドなどに代表される。 ②一般に、虚無的・頽廃的な芸術傾向や生活態度。→世紀末

デカメロン【Decameron(e) イタリア】🔗🔉

デカメロンDecameron(e) イタリア】 (「十日物語」の意)ボッカッチョの小説。1349〜51年頃の作。48年フィレンツェを襲ったペストの渦中に、高貴な身分の男女10人が郊外に集い、1日に一話ずつ、決まったテーマの話を10日間語り続けるという体裁。俗世に生きる人間の姿をありのままに肯定し、ダンテの「神曲」に比して「人曲」とも称される。 ○手が焼けるてがやける 手数がかかって厄介である。世話が焼ける。 ⇒て【手】

デカリン【decalin】🔗🔉

デカリンdecalin】 分子式C10H18 脂環式炭化水素の一つ。デカヒドロ‐ナフタレン。無色の液体。触媒の存在下でナフタレンに水素添加して得られる。溶剤として用いる。

デカルコマニー【décalcomanie フランス】🔗🔉

デカルコマニーdécalcomanie フランス】 (転写法の意)乾いていない絵具に紙を押し付けて得られる偶然的な絵肌・形を利用した絵画技法。シュールレアリストが用いた。

デカログ【Decalogue】🔗🔉

デカログDecalogue】 モーセの十戒。

デカンター【decanter】🔗🔉

デカンターdecanter】 洋酒を移し入れる卓上用のガラス瓶。ワインなどを、澱おりが入らないように注ぎ入れ、食卓に供する。デキャンター。

デキャンター【decanter】🔗🔉

デキャンターdecanter⇒デカンター

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