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き‐か【帰化】‥クワ🔗🔉

き‐か帰化‥クワ ①㋐[論衡程材「帰化慕義」]君王の徳化に帰服すること。 ㋑[後漢書循吏伝、童恢]他の地方の人がその土地に移って来て定着すること。 ②(naturalization) ㋐志望して他の国の国籍を取得し、その国の国民となること。「日本に―する」 ㋑〔生〕人間の媒介で渡来した生物が、その土地の気候・風土に適応し、自生・繁殖するようになること。

しぜん‐かがく【自然科学】‥クワ‥🔗🔉

しぜん‐かがく自然科学‥クワ‥ (natural sciences)自然界に生ずる諸現象を取り扱い、その法則性を明らかにする学問。ふつう天文学・物理学・化学・地学・生物学などの分野に分ける。また、応用を主眼とするか否かによって、基礎科学と応用科学にも分ける。→社会科学→人文科学⇒し‐ぜん【自然】

しぜん‐げんご【自然言語】🔗🔉

しぜん‐げんご自然言語】 (natural language)人間が特別な訓練なしに自然に習得し使用する言語。日本語・英語など。↔人工言語。 ⇒し‐ぜん【自然】

しぜん‐し【自然史】🔗🔉

しぜん‐し自然史】 (natural history イギリス・Naturgeschichte ドイツ) ①自然の発展に歴史的意味づけを与えたもの。現代では特に進化論的観点から論じられることが多い。 ②自然を弁証法的に発展するものとして歴史的にとらえるマルクス主義の概念。この場合、社会の発展も、人間の意志や意識から独立した自然史的過程としてとらえられる。 ③(→)博物学に同じ。 ⇒し‐ぜん【自然】

しぜん‐しゅぎ【自然主義】🔗🔉

しぜん‐しゅぎ自然主義】 (naturalism)すべてを自然に帰し、自然にまかせる立場。 ①〔哲〕 ㋐物質的自然を唯一または根本の原理とみなし、精神現象をも含めて一切の現象・過程を、このような自然の所産と考える立場。現代では、自然科学の成果を背景に、哲学と科学の連続性を主張するクワインらの立場。 ㋑善・正などの価値を自然的事実(快をもたらす、自己保存に役立つなどの事実)で定義しようとする倫理学の立場。快楽主義・功利主義はその代表例。 ②文学で、理想化を行わず、醜悪・瑣末なものを忌まず、現実をただあるがままに写しとることを目標とする立場。19世紀末頃フランスを中心として起こる。自然科学の影響を受け、人間を社会的環境と遺伝とによって決定される存在と考えた。ゾラ・ハウプトマンなどがその代表。日本には明治後期に伝わり、田山花袋・島崎藤村らが代表。 ③マルクス主義などの芸術論において、瑣末な事実の忠実な描写にこだわり、本質を見失うような創作方法。→リアリズム⇒し‐ぜん【自然】

しぜん‐とうた【自然淘汰】‥タウ‥🔗🔉

しぜん‐とうた自然淘汰‥タウ‥ (natural selection)生物進化において、ある種の個体群を構成する個体間で、ある形質を持つ個体がそれを持たない個体よりも多くの子孫を残すことができ、しかもその形質が遺伝するなら、その形質が後の世代により広く伝わるようになること。このような過程が集積することによって適応的進化が生じたとするのを自然淘汰説という。ダーウィンが提唱。自然選択。↔人為淘汰。→ダーウィニズム⇒し‐ぜん【自然】

ナチュラリスト【naturalist】🔗🔉

ナチュラリストnaturalist】 ①博物学者。また、自然愛好家。 ②自然主義者。

ナチュラリズム【naturalism】🔗🔉

ナチュラリズムnaturalism】 自然主義。

ナチュラル【natural】🔗🔉

ナチュラルnatural】 ①自然なさま。天然。自然的。「―な色合い」 ②〔音〕本位記号ほんいきごう⇒ナチュラル‐サイエンス【natural science】 ⇒ナチュラル‐チーズ【natural cheese】

ナチュラル‐サイエンス【natural science】🔗🔉

ナチュラル‐サイエンスnatural science】 自然科学。 ⇒ナチュラル【natural】

ナチュラル‐チーズ【natural cheese】🔗🔉

ナチュラル‐チーズnatural cheese】 熟成済みのチーズを、そのまま市販品として調製したもの。プロセス‐チーズに対していう。含まれる水分により軟質(クリーム‐チーズなど)・半硬質(ブルー‐チーズなど)・硬質(チェダー‐チーズなど)に分ける。 ⇒ナチュラル【natural】

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