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ぎてい‐しょ【議定書】🔗🔉

ぎてい‐しょ議定書】 ①議定した事項を記録した文書。 ②(protocol)外交交渉や国際会議の議事または報告で、関係国代表が署名した文書。 ③広義の条約の一種。独立のものもあるが、他の条約に付属する場合が多い。 ⇒ぎ‐てい【議定】

げん‐けい【原型】🔗🔉

げん‐けい原型】 ①鋳物いものなどのもとになる型。 ②物事のもとの型。源。「日本文化の―を探る」 ③洋裁で平面製図の基礎となる型紙。 ④〔哲〕(Prototypus ドイツ)自然哲学的な生物学において、生物の諸種の類群から抽象された、現存生物の根原となる型。ゲーテらが論じた。元型。 ⇒げんけい‐ひひょう【原型批評】

げんけい‐しつ【原形質】🔗🔉

げんけい‐しつ原形質】 〔生〕(protoplasm)細胞の生きた部分を構成する基礎的な物質系の総称。細胞質と核から成る。↔後形質。→細胞⇒げん‐けい【原形】

げんせい‐だい【原生代】🔗🔉

げんせい‐だい原生代】 (Proterozoic Era)地質年代の一つ。始生代に続く先カンブリア時代後半の時代。約25億年前から5億4000万年前まで。岩層は変質し、化石は少ないが、原始藻類・細菌などが知られる。末期に動物が出現。→地質年代(表)⇒げん‐せい【原生】

たんぱく‐しつ【蛋白質】🔗🔉

たんぱく‐しつ蛋白質】 (protein)生物体の構成成分の一つで、複雑な構造の含窒素有機化合物。基本構造は、鎖状につながった数十個以上のアミノ酸から成る。細胞質や核に含まれるものは生命現象に密接な関係をもつ。酸または酵素により加水分解を受けてアミノ酸のみを生じるものを単純蛋白質、他を複合蛋白質(糖蛋白質・リポ蛋白質・色素蛋白質など)という。動物の重要な栄養素の一つであり、工業的にも重要。 ⇒たん‐ぱく【蛋白】

プロタゴラス【Prōtagoras】🔗🔉

プロタゴラスPrōtagoras】 古代ギリシアの哲学者。ソフィストの代表者。「人間は万物の尺度」という彼の言葉はその相対主義を簡明に表現したもの。(前490頃〜前420頃)

プロタミン【Protamin ドイツ】🔗🔉

プロタミンProtamin ドイツ】 塩基性単純蛋白質の一種。魚類の精子の核などに多く含まれる。

プロテア【Protea】🔗🔉

プロテアProtea】 南アフリカ原産のヤマモガシ科の常緑低木。巨大な頭状花序を作る。切り花用に栽培。

プロテアーゼ【Protease ドイツ】🔗🔉

プロテアーゼProtease ドイツ】 蛋白質のペプチド結合を加水分解する酵素の総称。生体内では、食物・不要蛋白質の分解、ある機能をもつ蛋白質の活性化などの働きをする。ペプシン・トリプシン・キモトリプシン・カテプシン・パパインなど。蛋白質分解酵素。

プロテイナーゼ【Proteinase ドイツ】🔗🔉

プロテイナーゼProteinase ドイツ】 プロテアーゼのうち蛋白質に直接作用するものの旧称。

プロテイン【protein】🔗🔉

プロテインprotein】 蛋白質。

プロテウス【Prōteus】🔗🔉

プロテウスPrōteus】 ギリシア神話で、海に住む老人。ポセイドンの従者。予言と変身の術とに長じた。

プロテオーム【proteome】🔗🔉

プロテオームproteome】 特定の細胞が持っている蛋白質のすべて。その細胞の状態・構造・機能・活動などを実現するものと考えられる。

プロテクター【protector】🔗🔉

プロテクターprotector】 ①保護者。庇護者。 ②野球で、捕手や審判員が使う胸当。 ③ボクシング用の防具。

プロテクト【protect】🔗🔉

プロテクトprotect】 (「保護する」の意)磁気ディスク上のデータの書換え・消去ができないようにすること。また、違法なコピーができないようにすること。

プロテスタンティズム【Protestantism】🔗🔉

プロテスタンティズムProtestantism】 16世紀の宗教改革に端を発した、キリスト教の諸教義・諸教会の総体。ローマ‐カトリック・東方教会と並ぶキリスト教の三つの流れの一つ。「信仰のみ」「聖書のみ」「万人祭司」の原理に基づく。首唱者はルター・ツヴィングリ・カルヴァン。おもな教派は、ドイツ・スカンディナヴィア諸国に行われるルター主義、フランス・スイス・オランダ・スコットランド・アメリカなどのカルヴァン主義、イギリスの英国国教主義など。新教。

プロテスト【protest】🔗🔉

プロテストprotest】 抗議。異議申立て。 ⇒プロテスト‐ソング【protest song】

プロテスト‐ソング【protest song】🔗🔉

プロテスト‐ソングprotest song】 社会や体制に対する抗議の意味を歌詞に織り込んだ歌。 ⇒プロテスト【protest】

プロトアクチニウム【protoactinium】🔗🔉

プロトアクチニウムprotoactinium】 (アクチニウムの母体とみられるのでギリシア語のprotos(もとの)をつけて命名)放射性元素の一種。元素記号Pa 原子番号91。原子量231.0。ウラン鉱中に微量存在。アルファ線を放射してアクチニウムに変わる。

プロトケラトプス【Protoceratops ラテン】🔗🔉

プロトケラトプスProtoceratops ラテン】 恐竜の角つの竜の一つ。白亜紀後期のアジアに生息し、体長約2メートル。頭の後ろに骨質の襟飾りをもつが、角はない。ゴビ砂漠で、幼体から成体に至る多数の化石が見つかっている。

プロトコル【protocol】🔗🔉

プロトコルprotocol】 ①条約の一種。議定書。 ②外交儀礼。 ③コンピューター‐システムで、データ通信を行うために定められた規約。情報フォーマット・交信手順・誤り検出法などを定める。 ⇒プロトコル‐めいだい【プロトコル命題】

プロトコル‐めいだい【プロトコル命題】🔗🔉

プロトコル‐めいだいプロトコル命題】 (protocol sentence)論理実証主義の用語。原子的命題のうち、直接経験を記録し、検証の基盤となるものをいう。 ⇒プロトコル【protocol】

プロトタイプ【prototype】🔗🔉

プロトタイプprototype】 ①基本型。原型。 ②試作品。 ③〔言〕ある意味範疇に属するもののうち、典型的・中心的と考えられるもの。

プロトプラスト【protoplast】🔗🔉

プロトプラストprotoplast】 植物・菌類・細菌など細胞壁を持つ細胞から細胞壁を取り除いたもの。特に植物では細胞融合を行わせるのに用いる。原形質体。

プロトン【proton】🔗🔉

プロトンproton】 〔理〕(→)陽子に同じ。

ほご‐しゅぎ【保護主義】🔗🔉

ほご‐しゅぎ保護主義】 (protectionism)保護貿易の実現を主張する思想。アメリカのハミルトン(A. Hamilton1755〜1804)やドイツのリストの思想が有名。保護貿易主義。

よう‐し【陽子】ヤウ‥🔗🔉

よう‐し陽子ヤウ‥ 〔理〕(proton)水素の原子核。電子の1836倍の質量と、電気素量に相当する陽電荷を持つ。スピンは1/2。素粒子の一つで、中性子と共に原子核の構成要素。1032年以上の寿命を持つとされ、陽子の安定性は物質の安定性の基礎である。プロトン。→核子→素粒子→ハドロン

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