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かいけん【戒賢】🔗🔉

かいけん戒賢】 (梵語Śīlabhadra)インド、マガダ国ナーランダー寺の僧。唐の玄奘の師。(529〜645)

かいじつ‐おう【戒日王】‥ワウ🔗🔉

かいじつ‐おう戒日王‥ワウ (シーラーディティヤŚīlāditya)(→)ハルシャ=ヴァルダナのこと。

ぎん【銀】🔗🔉

ぎん】 ①(silver)金属元素の一種。元素記号Ag 原子番号47。原子量107.9。金よりやや軽く、白色の美麗な光沢をもつ金属。空気中では酸化しないが、硫黄の化合物にあうと黒色に変わる。熱および電気の最もよい導体。メキシコ・アメリカ・カナダ・ペルーに多く産し、貨幣・装飾品・感光材の原料に用いる。しろがね。「―の食器」 ②おかね。通貨。 ③銀目の高を記すとき数字の上に冠する語。「―百両」 ④銀メダルの略。スポーツの競技などで第2位になること。 ⑤銀に似たかがやきのある白色。しろがね色。「―世界」 ⑥丁銀ちょうぎんの略。 ⑦将棋の駒、銀将の略。 ⑧銀行の略。

けいさん‐えん【珪酸塩】🔗🔉

けいさん‐えん珪酸塩】 (sili cate)ケイ酸の塩類。一般に高い融点をもち、溶融したものを冷却した場合、結晶を作らず一種のガラスとなることが多い。種々のケイ酸塩の混合物を溶融してガラス・陶磁器類を作る。 ⇒けい‐さん【珪酸】

けいしつ‐たいせきがん【珪質堆積岩】🔗🔉

けいしつ‐たいせきがん珪質堆積岩】 (siliceous sedimentary rocks)二酸化ケイ素に富む堆積岩。石英砂岩・チャート・硬質頁岩けつがんなど。

けい‐そ【珪素・硅素・ケイ素】🔗🔉

けい‐そ珪素・硅素・ケイ素】 (silicon)非金属元素の一種。元素記号Si 原子番号14。原子量28.09。天然に遊離しては存在しないが、酸化物・ケイ酸塩となって地殻中に多量に存在する。工業上は、珪石または珪砂にコークスを混じ、電気炉で加熱・還元してつくる。製法によって無定形褐色の粉末または濃暗灰色板状の結晶となる。電気の半導体で、高純度の単体結晶は半導体素子材料として多用され、アモルファス単体は太陽電池として使用される。シリコン。 ⇒けいそ‐こう【珪素鋼】 ⇒けいそ‐じゅし【珪素樹脂】

けい‐はい【珪肺】🔗🔉

けい‐はい珪肺】 〔医〕(silicosis ラテン)職業病の一つ。ケイ酸を含む細粉が肺に吸入されて珪肺結節をつくり、進行すると呼吸困難・肺気腫・右心不全(肺性心)をおこす。また多く結核を合併する。石・ガラスなどを取り扱う坑夫・石切夫・ガラス工・陶磁器工などに多い。

サイレージ【silage】🔗🔉

サイレージsilage】 水分含量の多い飼料作物をサイロに詰め、発酵させて貯蔵した家畜の飼料。埋草まいそう。エンシレージ。

サイレンサー【silencer】🔗🔉

サイレンサーsilencer】 消音器。防音器。

サイレント【silent】🔗🔉

サイレントsilent】 ①無言の。無音の。 ②発音しない文字。英語のdoubtのb、signのgの類。黙音。 ③サイレント‐ピクチャーの略。無声映画。↔トーキー。 ⇒サイレント‐ぐさり【サイレント鎖】 ⇒サイレント‐マジョリティー【silent majority】

サイレント‐ぐさり【サイレント鎖】🔗🔉

サイレント‐ぐさりサイレント鎖】 (silent chain)伝動用鎖の一種。2個の三角形の足を持ったリンクを数枚重ね、両端をピンで止め連結したもの。足の全辺が歯に当たるから、がたつきがなく、騒音の少ないのが特徴。音なし鎖。 サイレント鎖 ⇒サイレント【silent】

サイレント‐マジョリティー【silent majority】🔗🔉

サイレント‐マジョリティーsilent majority】 声なき多数者。抗議行動などをしない保守的な一般大衆。1969年にアメリカ大統領ニクソンがベトナム戦争への支持をもとめて、はじめて用いた語。 ⇒サイレント【silent】

サイロ【silo】🔗🔉

サイロsilo】 ①牧草・トウモロコシなどを発酵させて、貯蔵する倉庫。小麦粉・セメント・肥料・食塩などの倉庫についてもいう。→サイレージ。 サイロ 撮影:関戸 勇 ②地下にあるミサイル発射施設。

シラン【silane】🔗🔉

シランsilane】 〔化〕ケイ素の水素化物の総称。最も簡単なものはモノシラン(SiH 無色の気体)で、半導体用の高純度ケイ素の原料となる。一般式SiH+2

シリカ【silica】🔗🔉

シリカsilica(→)二酸化ケイ素の俗称。 ⇒シリカ‐ゲル【silica gel】 ⇒シリカ‐でんきゅう【シリカ電球】 ○尻が暖まるしりがあたたまる 永く同じ所に勤めるなどして居心地よくなっている。 ⇒しり【尻・臀・後】

シリカ‐ゲル【silica gel】🔗🔉

シリカ‐ゲルsilica gel】 ケイ酸を部分脱水した、ガラス状の透明な固体。乾燥剤などとして広く利用。 ⇒シリカ【silica】 ○尻がこそばゆいしりがこそばゆい もじもじして落ち着かない。心がとがめてきまりが悪い。しりこそばゆい。 ⇒しり【尻・臀・後】 ○尻が据わるしりがすわる 一つ所に永く落ちついている。 ⇒しり【尻・臀・後】

シリコーン【silicone】🔗🔉

シリコーンsilicone】 シロキサン結合(-Si-O-Si-O-)を骨格とし、ケイ素原子にアルキル基などが結合した有機ケイ素化合物の重合体の総称。液状のもの(シリコーン油)、ゴム状弾性を示すもの(シリコーン‐ゴム)、樹脂状のもの(ケイ素樹脂)などがある。耐熱性・耐薬品性・撥水性・電気絶縁性などにすぐれている。 ⇒シリコーン‐ゆ【シリコーン油】

シリコン‐カーバイド【silicon carbide】🔗🔉

シリコン‐カーバイドsilicon carbide】 炭化ケイ素を原料にし、CVD法によって作製した高純度の半導体。パワー‐エレクトロニクスおよび高温センサー用の材料。 ⇒シリコン【silicon】

シリコン‐サイクル【silicon cycle】🔗🔉

シリコン‐サイクルsilicon cycle】 半導体産業の景気循環。およそ4年ごとに好・不況の波が見られる。 ⇒シリコン【silicon】

シリコン‐バレー【Silicon Valley】🔗🔉

シリコン‐バレーSilicon Valley】 アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州にある工業集積地域。半導体製造企業が多いのでこの名がある。 ⇒シリコン【silicon】

シルエット【silhouette フランス】🔗🔉

シルエットsilhouette フランス】 (フランスの大蔵大臣シルエット(Etienne de S.1709〜1767)が極端な節約を唱え、肖像画も黒影で十分だと主張したのに基づく) ①輪郭内が真黒な画像。影絵。 ②影法師。 ③射撃用の人像ひとがたの的。 ④影絵ばかりで表現した映画。 ⑤洋装の型。洋装や髪型の輪郭線。

シルキー【silky】🔗🔉

シルキーsilky】 絹のような手触りや光沢があるさま。

シルク‐スクリーン‐いんさつ【シルクスクリーン印刷】🔗🔉

シルク‐スクリーン‐いんさつシルクスクリーン印刷】 (silk screen printing)スクリーン印刷の別称。 ⇒シルク【silk】

シルク‐ハット【silk hat】🔗🔉

シルク‐ハットsilk hat】 男子の正式礼装用帽子。頂上が平らな円筒型の高いクラウン(山部)に、ややそり上がった鍔つばがつく。黒の光沢のある生地のものが正式。夏目漱石、それから「両人ふたり共重い絹帽シルクハットを被かぶつてゐる」 ⇒シルク【silk】

シルク‐プロテイン【silk protein】🔗🔉

シルク‐プロテインsilk protein】 絹糸を構成しているタンパク質。主にフィブロインとセリシンからなる。 ⇒シルク【silk】

シルク‐ロード【Silk Road】🔗🔉

シルク‐ロードSilk Road】 (古代中国の特産品であった絹がこの道を通り、西アジアを経てヨーロッパ・北アフリカへもたらされたからいう)中央アジアを横断する東西交通路に対して名づけた称。絹の道。 ⇒シルク【silk】

シルケット【Silkette】🔗🔉

シルケットSilkette】 綿糸で、濃厚な苛性ソーダ溶液で処理して天然絹糸のような光沢を帯びさせたもの。擬絹糸ぎけんし。商標名。

シルト【silt】🔗🔉

シルトsilt】 砂と粘土との中間の細かさを有する土。地質学上は直径16分の1〜256分の1ミリメートル、土壌学・土質力学上は直径0.02〜0.002ミリメートルのもの。沈泥。微泥。砂泥。 ⇒シルト‐がん【シルト岩】

シルバー‐グレー【silver grey】🔗🔉

シルバー‐グレーsilver grey】 銀灰色。 ⇒シルバー【silver】

シルバー‐パス🔗🔉

シルバー‐パス (和製語silver pass)高齢者用の無料または割引の乗車券。 ⇒シルバー【silver】

シルバー‐フォックス【silver fox】🔗🔉

シルバー‐フォックスsilver fox(→)銀狐⇒シルバー【silver】 ○知る人ぞ知るしるひとぞしる 多くの人に知られてはいないが、一部の人にはその真価は十分に理解されている。「この人は―笛の名手です」 ⇒し・る【知る】

シルミン【silumin】🔗🔉

シルミンsilumin】 ケイ素などを加えた鋳物用のアルミニウム合金。軽量で、延性・展性が大きく、かつ鋳造後の収縮率がきわめて少なく、海水に浸されにくい。航空機・自動車の複雑な形状の部品などに用いる。アルパックス。

シルル‐き【シルル紀】🔗🔉

シルル‐きシルル紀】 (Silurian Period)地質年代で、古生代のうちオルドビス紀の後、デボン紀の前の時代。ゴトランド紀ともいわれた。約4億4000万年前から4億1000万年前までの時代。植物は海藻類、動物は珊瑚さんご虫・筆石類・三葉虫類などが生息。末期に最初の陸上植物であるシダ植物が出現。オルドビス紀とゴトランド紀とを併せてシルル紀と呼んだこともある。シルリア紀。→地質年代(表)

シルル‐けい【シルル系】🔗🔉

シルル‐けいシルル系】 (Silurian System)シルル紀に形成された地層。シルリア系。

シレジア【Silesia】🔗🔉

シレジアSilesia】 ヨーロッパ中部の地方。ポーランド南西部のオーデル川上流地方、およびこれに隣接するチェコ・ドイツ東部の一部。3度のシレジア戦争(1740〜42年、44〜45年、56〜63年(七年戦争))におけるプロイセンとオーストリアとの係争の地。豊富な地下資源を有し、ポーランドの大工業中心地。ポーランド語名シロンスク。ドイツ語名シュレジエン。チェコ語名スレスコ。

シレノス【Silēnos】🔗🔉

シレノスSilēnos】 ギリシア神話で山野の精霊。好色な老人だが、深い叡知も持つ。

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