くに‐たみ【国人・国民】 一国の人民。こくみん。もと「くにびと」といったのを、後嵯峨天皇の諱_いみな「邦仁」と音が似通うため、いいかえたという。

こく‐みん【国民】 ①国中の民。くにたみ。 ②国家の統治権の下にある人民。国家を構成する人間。国籍を保有する者。国権に服する地位では国民、国政にあずかる地位では公民または市民と呼ばれる。→民族。 ③中世、春日社の神人_じにん身分となっていた大和の土豪武士。→衆徒_しゅと。 ⇒こくみん‐いりょうひ【国民医療費】 ⇒こくみん‐えいよしょう【国民栄誉賞】 ⇒こくみん‐か【国民科】 ⇒こくみん‐かいぎ‐は【国民会議派】 ⇒こくみん‐かいねんきん【国民皆年金】 ⇒こくみん‐かいへい【国民皆兵】 ⇒こくみん‐かいほけん【国民皆保険】 ⇒こくみん‐がくは【国民楽派】 ⇒こくみん‐かくめい【国民革命】 ⇒こくみん‐がっこう【国民学校】 ⇒こくみん‐かよう【国民歌謡】 ⇒こくみん‐ぎかい【国民議会】 ⇒こくみん‐きゅうか‐むら【国民休暇村】 ⇒こくみん‐ぎゆうたい【国民義勇隊】 ⇒こくみん‐きょういく【国民教育】 ⇒こくみん‐きょうかい【国民協会】 ⇒こくみん‐きんゆう‐こうこ【国民金融公庫】 ⇒こくみん‐ぐん【国民軍】 ⇒こくみん‐けいざい【国民経済】 ⇒こくみん‐けいざい‐けいさん‐たいけい【国民経済計算体系】 ⇒こくみん‐けんこうほけん【国民健康保険】 ⇒こくみん‐こうかい【国民公会】 ⇒こくみん‐こっか【国民国家】 ⇒こくみん‐しゃ【国民車】 ⇒こくみん‐しゅぎ【国民主義】 ⇒こくみん‐しゅくしゃ【国民宿舎】 ⇒こくみん‐じゅんせいさん【国民純生産】 ⇒こくみん‐しょとく【国民所得】 ⇒こくみん‐しんさ【国民審査】 ⇒こくみん‐せい【国民性】 ⇒こくみん‐せいかつ‐きんゆうこうこ【国民生活金融公庫】 ⇒こくみん‐せいかつせんこうど‐ちょうさ【国民生活選好度調査】 ⇒こくみん‐せいしん【国民精神】 ⇒こくみん‐せいしんそうどういん‐うんどう【国民精神総動員運動】 ⇒こくみん‐せいとう【国民政党】 ⇒こくみん‐せいふ【国民政府】 ⇒こくみん‐せんせん【国民戦線】 ⇒こくみん‐そうししゅつ【国民総支出】 ⇒こくみん‐そうせいさん【国民総生産】 ⇒こくみん‐そうせばんごう‐せい【国民総背番号制】 ⇒こくみん‐たいいくたいかい【国民体育大会】 ⇒こくみん‐ちょうよう‐れい【国民徴用令】 ⇒こくみん‐てき【国民的】 ⇒こくみん‐とう【国民党】 ⇒こくみん‐どうとく【国民道徳】 ⇒こくみん‐とうひょう【国民投票】 ⇒こくみん‐ねんきん【国民年金】 ⇒こくみん‐の‐きゅうじつ【国民の休日】 ⇒こくみん‐の‐しゅくじつ【国民の祝日】 ⇒こくみん‐はつあん【国民発案】 ⇒こくみん‐ふく【国民服】 ⇒こくみん‐ふくししひょう【国民福祉指標】 ⇒こくみん‐ふたん‐りつ【国民負担率】 ⇒こくみん‐ぶんがく【国民文学】 ⇒こくみん‐へい【国民兵】 ⇒こくみん‐へいえき【国民兵役】

くに-たみ [0] 【国民・国人】 〔「くにひと」が後嵯峨天皇の諱(イミナ)「邦仁」に通ずるので言いかえたという〕 こくみん。

こく-みん [0] 【国民】 （１）国家を構成する成員。また，その国の国籍をもつ人々。国家の統治の主体として国政に参加する地位にある場合は「公民」，君主国などにおいて統治の客体である場合には「臣民」とも呼ばれる。 （２）平安時代，国衙領(コクガリヨウ)の民をいう。 （３）中世，大和国春日社・興福寺領内で末社の神主をつとめていた地侍。

こくみん【国民】 a nation;→英和 a people;→英和 <米>a citizen (一人);→英和 <英>a subject (一人).→英和 〜の national.→英和 ‖国民栄誉賞 the National Medal of Honor.国民休暇村 a People's Holiday Village.国民金融公庫 the People's Finance Corporation.国民健康保険 the national health insurance.国民祝日 a national holiday.国民純生産 the net national product.国民性 the national character[traits].(年間)国民総所得 the national income.国民総生産 the gross national product.国民体育大会　⇒国体.国民投票a plebiscite;a (national) referendum.国民年金 a national pension.