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広辞苑の検索結果 (3)

あ‐ない【案内】🔗🔉

あ‐ない案内】 (アンナイのンを表記しない形) ①文書の内容。物事の内容。宇津保物語楼上上「―も知らぬ人は」 ②取次を乞うこと。てびきを頼むこと。源氏物語若紫「―し尋ねさせ給ふを」 ③問いただすこと。源氏物語薄雲「もらし奏し給ふことやありしと―し給へど」 ④しらせ。通知。源氏物語若菜上「かつかつ―伝へ侍らむ」

あん‐ない【案内】🔗🔉

あん‐ない案内】 (古くは「あない」とも表記) ①文案の内容。特に官庁の先例・内規を書き写した文書。 ②事情。内情。今昔物語集17「僧等―を知らざるに依りて」 ③取次を乞うこと。問い合わせること。今昔物語集4「門にして人を以て―を申し入れむが為に伺ひ立てり」。「―を請う」 ④その場所を知らない人などを導いて連れて歩くこと。また、その人。「館内を―する」「水先―」「道―」 ⑤事情を説明し知らせること。また、その知らせ。通知。「入学―」「―書」 ⑥事情を知っていること。「すでに御―の通り」 ⇒あんない‐き【案内記】 ⇒あんない‐こうこく【案内広告】 ⇒あんない‐しゃ【案内者】 ⇒あんない‐じょう【案内状】 ⇒あんない‐にん【案内人】 ⇒あんない‐ばね【案内羽根】 ⇒あんない‐ぼうえんきょう【案内望遠鏡】 ⇒あんない‐もう【案内申】

あん‐の‐うち【案の内】🔗🔉

あん‐の‐うち案の内】 思いのままのこと。思ったとおり。計画どおり。太平記19「南都の陣を追ひ落さんこと、―に候」 ○案の如くあんのごとく 考えていたように。推量の通りに。 ⇒あん【案】

大辞林の検索結果 (3)

あ-ない【案内】🔗🔉

あ-ない 【案内】 「あんない(案内)」の撥音「ん」の無表記。「誰ぞなど―するなるべし/源氏(宿木)」

あん-ない【案内】🔗🔉

あん-ない [3] 【案内】 (名)スル (1)人を,その希望する所へ導いて行くこと。「―所」「先に立って―する」 (2)説明したりしながら人にある場所などを見せてまわること。また,その人。「館内を―する」「―人」 (3)物事の詳細,事情を知らせること。しらせ。「入学―」「―図」「―状」 (4)事情や様子をよく知っていること。「その方面には不―だ」 →ごあんない (5)人の来訪や用向きを伝えること。取り次ぎ。「受付で―を請う」 (6)文書,文案の内容。また特に,官庁の先例や内規を書写した文書。「頭の弁して―は奏せさせ給ふめり/紫式部日記」 (7)詳細や事情を尋ねること。「露ばかりにても,漏らし奏し給ふ事やありしと―したまへど/源氏(薄雲)」 〔中古の仮名書きの文では「ん」を表記せずに「あない」と書くことが多い。上代から文案の内容の意で用いられ,中古以降,内容・事情の意となった。「案内申す」から(3)(5)の意が生じた〕

あんない【案内】(和英)🔗🔉

あんない【案内】 (1) guidance;→英和 conduct.→英和 (2)[取次]announcement.(3)[招待]invitation.→英和 (4)[通知]a notice;→英和 advice.→英和 〜する (1) guide;→英和 conduct;show;→英和 lead.→英和 (2) invite;→英和 ask.→英和 (3) notify;→英和 advise.→英和 町を〜する show a person over the town.→英和 〜を乞う knock at the door.→英和 ‖案内書 a guide (book).案内所<米>an information desk;<英>an inquiry office.案内状 an invitation.案内人 a guide;an usher (劇場の).

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