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広辞苑の検索結果 (3)
よう【用】🔗⭐🔉
よう【用】
①もちいること。つかうこと。「―に供する」
②役に立つこと。はたらくこと。はたらき。源氏物語桐壺「かかる―もやと残し給へりける御装束ひとくだり」。日葡辞書「シュジンノヨウニタツ」。「―が足りる」
③行う必要があること。しごと。徒然草「―ありて行きたりともその事果てなばとく帰るべし」。狂言、引敷聟「何事なり共―があらばおしやれ」。「―を言い付ける」「―が済む」
④(古くはユウと読む)芸術論などで、体たいが作用の本源を意味するのに対して、その作用。働きとして存在すること。また、働かせること。至花道「能に体・用ゆうの事を知るべし。体は花、用は匂のごとし」
⑤必要な金品。入費。また、金銭のかかる高価なこと。今昔物語集14「此の衾を見て、極めて―に思ひて」。御文章「一心に弥陀を帰命する衆生を、―もなくたすけたまへるいはれが、すなはち、阿弥陀仏の四の字のこころなり」
⑥大小便をすること。
⑦ある目的のためであること。ため。枕草子84「なにの―に、心もなう遠からぬ門をかたくたたくらん」。史記抄「かう云ふは斉の君をわるいと云はう―ぞ」
⑧(接尾語的に)…に使うためのものの意を表す。「実験―」
⑨生花の中段の役枝やくえだの称。
⇒用に立つ
⇒用を足す
⇒用を成さない
⇒用を弁ずる
[漢]用🔗⭐🔉
用 字形
筆順
〔用部0画/5画/教育/4549・4D51〕
〔音〕ヨウ(漢) ユウ(呉)
〔訓〕もちいる
[意味]
①つかう。役立てる。もちいる。「用途・用意・用兵・日用・常用・任用・婦人用」
②はたらき(がある)。(対)体。「用に立つ」(役に立つ)「用言・有用・作用・効用・体用たいよう・たいゆう」
③する必要のある仕事。「用を足す」「用がなくなる」「用事・私用・心配無用・用便」。必要な金品。「用度・路用」
④もって(=以)。「用夏変夷=夏かをもって夷いを変ず」〔孟子〕
[解字]
解字
長方形の板に「卜」(=棒)を加え、板に棒で穴をあける意を示す会意文字。力や道具の働きの意。
[下ツキ
愛用・悪用・移用・引用・飲用・運用・援用・応用・外用・学用品・活用・荷用・慣用・逆用・急用・器用・希用・起用・供用・共用・挙用・軍用・兼用・公用・功用・効用・雇用・御用・誤用・混用・採用・財用・雑用・作用・算用・実用・借用・社用・収用・襲用・充用・主用・受用・準用・使用・私用・試用・商用・小用・賞用・乗用・常用・食用・所用・信用・節用・占用・専用・善用・俗用・体用・耐用・代用・他用・多用・着用・徴用・貼用・重用・通用・適用・転用・当用・灯用・登用・盗用・徳用・特用・土用・内用・日用・入用・任用・佩用・汎用・繁用・必用・費用・服用・不用・併用・無用・薬用・有用・要用・浴用・乱用・濫用・流用・利用・両用・連用・路用
[難読]
用達ようたし
筆順
〔用部0画/5画/教育/4549・4D51〕
〔音〕ヨウ(漢) ユウ(呉)
〔訓〕もちいる
[意味]
①つかう。役立てる。もちいる。「用途・用意・用兵・日用・常用・任用・婦人用」
②はたらき(がある)。(対)体。「用に立つ」(役に立つ)「用言・有用・作用・効用・体用たいよう・たいゆう」
③する必要のある仕事。「用を足す」「用がなくなる」「用事・私用・心配無用・用便」。必要な金品。「用度・路用」
④もって(=以)。「用夏変夷=夏かをもって夷いを変ず」〔孟子〕
[解字]
解字
長方形の板に「卜」(=棒)を加え、板に棒で穴をあける意を示す会意文字。力や道具の働きの意。
[下ツキ
愛用・悪用・移用・引用・飲用・運用・援用・応用・外用・学用品・活用・荷用・慣用・逆用・急用・器用・希用・起用・供用・共用・挙用・軍用・兼用・公用・功用・効用・雇用・御用・誤用・混用・採用・財用・雑用・作用・算用・実用・借用・社用・収用・襲用・充用・主用・受用・準用・使用・私用・試用・商用・小用・賞用・乗用・常用・食用・所用・信用・節用・占用・専用・善用・俗用・体用・耐用・代用・他用・多用・着用・徴用・貼用・重用・通用・適用・転用・当用・灯用・登用・盗用・徳用・特用・土用・内用・日用・入用・任用・佩用・汎用・繁用・必用・費用・服用・不用・併用・無用・薬用・有用・要用・浴用・乱用・濫用・流用・利用・両用・連用・路用
[難読]
用達ようたし
大辞林の検索結果 (3)
ゆう【用】🔗⭐🔉
ゆう [1] 【用】
(1)〔仏〕(ア)真理や事物のもつはたらき。作用(サユウ)。力用(リキユウ)。(イ)信者から受けた布施を用いること。受用(ジユユウ)。
(2)「よう(用){■一■(5)}」に同じ。
よう【用】🔗⭐🔉
よう [1] 【用】
■一■ (名)
(1)しなくてはならない事柄。用事。「―を言い付ける」「―が済む」
(2)役に立つこと。はたらきをすること。「公衆の―に供する」「これでも―が足りる」
(3)大小便をすること。用便。「―を足す」
(4)費用。入費。「御内証の御―は何程にても是の内義に申付けておきまする/浮世草子・織留 3」
(5)〔「ゆう」とも〕
(事物の本体を「体」というのに対して)作用。現象。「衆生の心も…情識は―也,波に似たり/沙石 2」
(6)作用を表す言葉。また,活用する言葉。「むしは惣名也。躰也。むすはその―也/名語記」
(7)(形式名詞的に用いて)ため。ゆえ。「何の―に心もなう遠からぬ門を高く叩くらむ/枕草子 84」「かう云は斉の君をわるいと云わう―ぞ/史記抄 10」
(8)名詞に付いて,…のために使用するもの,…において使用するもの,…が使用するもの,などの意を表す。「実験―」「家庭―」「生徒―」
■二■ (名・形動ナリ)
必要な・こと(さま)。入用。有用。「いづれもいづれも―果てなば賜(タ)びてむ/落窪 1」「かやうの所に馬など―なる物ぞかし/宇治拾遺 7」
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