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広辞苑の検索結果 (22)

ふどう【不動】(作品名)🔗🔉

ふどう不動】 歌舞伎十八番の一つ。明石清三郎・初代市川団十郎合作。1697年(元禄10)中村座の「兵つわもの根元曾我」に、2代団十郎が山伏通力坊、のちに成田不動尊の化身に扮し、大評判を得た。その後「毛抜」や「鳴神」とともに「雷神なるかみ不動北山桜」に取り入れられ、演出を完成した。

ふどう‐げさ【不動袈裟】🔗🔉

ふどう‐げさ不動袈裟】 (着用のさい、衣帯で固定するのでいう)結ゆい袈裟の別称。 ⇒ふ‐どう【不動】

ふどう‐こく【不動穀】🔗🔉

ふどう‐こく不動穀】 律令制で、田租の一部を非常用として国郡の不動倉に封印しておいたもの。708年(和銅1)から蓄積を開始したが、平安初期、律令制の崩壊とともに諸種の名目で流用され、有名無実となった。 ⇒ふ‐どう【不動】

ふどうさん‐かんていし【不動産鑑定士】🔗🔉

ふどうさん‐かんていし不動産鑑定士】 1964年施行の「不動産の鑑定評価に関する法律」に基づき、土地・建物等の不動産について、社会的に適正な評価を行う資格を有する者。 ⇒ふ‐どうさん【不動産】

ふどうさん‐ぎんこう【不動産銀行】‥カウ🔗🔉

ふどうさん‐ぎんこう不動産銀行‥カウ 不動産を抵当として長期資金の貸付を行い、債券を発行してその資金を調達する銀行。もと、日本勧業・農工・北海道拓殖の諸銀行、第二次大戦後では日本不動産銀行。 ⇒ふ‐どうさん【不動産】

ふどうさん‐きんゆう【不動産金融】🔗🔉

ふどうさん‐きんゆう不動産金融】 不動産を担保として資金を融通すること。 ⇒ふ‐どうさん【不動産】

ふどうさん‐しゅとく‐ぜい【不動産取得税】🔗🔉

ふどうさん‐しゅとく‐ぜい不動産取得税】 売買・贈与・建築などによる土地または家屋の取得に対し、都道府県がその取得者に課する地方税。 ⇒ふ‐どうさん【不動産】

ふどうさん‐しんだつ‐ざい【不動産侵奪罪】🔗🔉

ふどうさん‐しんだつ‐ざい不動産侵奪罪】 他人の占有する不動産を事実上支配する罪。1960年の刑法改正で新設。 ⇒ふ‐どうさん【不動産】

ふどうさん‐とうししんたく【不動産投資信託】🔗🔉

ふどうさん‐とうししんたく不動産投資信託】 (real estate investment trust)投資信託の一種。投資家から募集した資金により不動産を取得し、生じた利益を投資家に分配するもの。投資法人を利用する会社型と信託契約に基づく契約型とがある。リート(REIT)。 ⇒ふ‐どうさん【不動産】

ふどうさん‐ほけん【不動産保険】🔗🔉

ふどうさん‐ほけん不動産保険】 不動産のうち、主として家屋に対して発生する損害を填補てんぽする保険。 ⇒ふ‐どうさん【不動産】

ふどう‐じ【不動地】‥ヂ🔗🔉

ふどう‐じ不動地‥ヂ 〔仏〕菩薩の十地じゅうじの第8。 ⇒ふ‐どう【不動】

ふどう‐そう【不動倉】‥サウ🔗🔉

ふどう‐そう不動倉‥サウ 律令制で、不動穀を貯えておいた倉庫。鑰かぎは朝廷で保管した。 ⇒ふ‐どう【不動】

ふどう‐そん【不動尊】🔗🔉

ふどう‐そん不動尊】 不動明王の尊称。また、不動明王を本尊とする寺院。 ⇒ふ‐どう【不動】

ふどう‐たい【不動態・不働態】🔗🔉

ふどう‐たい不動態・不働態】 金属の表面が不溶性の超薄膜に覆われて腐食されにくくなる現象、あるいはその状態。鉄・ニッケルなどでおこりやすい。ステンレス鋼はこれを利用。

ふどう‐ち【不動智】🔗🔉

ふどう‐ち不動智】 〔仏〕外界の誘惑に乱されない正しい智慧。 ⇒ふ‐どう【不動】

ふどうちしんみょうろく【不動智神妙録】‥メウ‥🔗🔉

ふどうちしんみょうろく不動智神妙録‥メウ‥ 仮名法語。柳生宗矩むねのりの問いに対し、沢庵たくあんが禅の心を剣にたとえて説いたもの。1巻。1638年(寛永15)頃成る。

ふどう‐なわ【不動縄】‥ナハ🔗🔉

ふどう‐なわ不動縄‥ナハ (不動明王の索から)米俵に横にかけてしばる太い縄。 ⇒ふ‐どう【不動】

ふどう‐の‐どうしゃ【不動の動者】🔗🔉

ふどう‐の‐どうしゃ不動の動者】 自らは動かず他を動かす者。アリストテレスの神についての基本概念。 ⇒ふ‐どう【不動】

ふどう‐ほう【不動法】‥ホフ🔗🔉

ふどう‐ほう不動法‥ホフ 密教で、不動明王を本尊として息災などを祈願する修法しゅほう⇒ふ‐どう【不動】

ふどう‐みょうおう【不動明王】‥ミヤウワウ🔗🔉

ふどう‐みょうおう不動明王‥ミヤウワウ (梵語Acalanātha 動かざる尊者の意)五大明王・八大明王の一つ。仏典では最初、大日如来の使者として登場し、やがて大日如来が教化し難い衆生しゅじょうを救うために忿怒ふんぬの姿を仮に現したものとする。普通、一面二臂で、右手に降魔の剣を持ち、左手に羂索けんじゃくを持つ。矜羯羅こんがら・制吒迦せいたかの二童子などを従える。不動尊。無動尊。→安鎮法→三不動 不動明王 ⇒ふ‐どう【不動】

大辞林の検索結果 (27)

ふ-どう【不動】🔗🔉

ふ-どう 【不動】 □一□ [0] 動かないこと。ゆるがないこと。「―の姿勢」「―の地位」 □二□ [1] (1)「不動明王」の略。 (2)歌舞伎で不動明王役のする隈取(クマドリ)。青または赤を用いる。また,その時につける鬘(カツラ)。

ふどう-げさ【不動袈裟】🔗🔉

ふどう-げさ [2] 【不動袈裟】 山伏の用いる袈裟。

ふどう-こく【不動穀】🔗🔉

ふどう-こく [2] 【不動穀】 律令制で,諸国で正税の中から非常用に蓄積された稲穀。粟穀にも用いる。708年,不動倉に納めたのに始まる。不動。

ふどう-じ【不動地】🔗🔉

ふどう-じ ―ヂ 【不動地】 〔仏〕 菩薩の十地(ジユウジ)の第八番目。 →十地

ふどう-せい-いしゅく【不動性萎縮】🔗🔉

ふどう-せい-いしゅくシユク [6] 【不動性萎縮】 筋の収縮や弛緩などの運動負荷が長期間行われないときにみられる,筋繊維の大きさと数の縮小。

ふどう-そう【不動倉】🔗🔉

ふどう-そう ―サウ [2] 【不動倉】 律令制で,不動穀を貯蔵した正倉。国司が管理したが,開倉には太政官の許可を必要とした。

ふどう-そん【不動尊】🔗🔉

ふどう-そん 【不動尊】 不動明王の尊称。

ふどう-たい【不動態】🔗🔉

ふどう-たい [0] 【不動態】 金属が普通の状態で示す反応性を失った状態。例えば,希硝酸に溶ける鉄を濃硝酸に浸すと溶けないなど。酸化物の薄膜が金属表面をおおうことなどが原因。

ふどう-ち【不動智】🔗🔉

ふどう-ち [2] 【不動智】 〔仏〕 外界の誘惑に乱されない,明らかで正しい智慧(チエ)。

ふどう-なわ【不動縄】🔗🔉

ふどう-なわ ―ナハ [2] 【不動縄】 米俵に縦にかける太い縄。

ふどう-の-かなしばり【不動の金縛り】🔗🔉

ふどう-の-かなしばり 【不動の金縛り】 〔不動明王の威力で,人を金鎖で縛ったように動けなくする修験者の秘法から〕 (1)まじないによって人の体の自由を奪う術。「走り人・盗人動(イゴ)かせぬは―/浄瑠璃・油地獄(中)」 (2)金銭によって人の自由を束縛すること。

ふどう-ほう【不動法】🔗🔉

ふどう-ほう ―ホフ [2] 【不動法】 密教の修法の一。不動明王を本尊として,安全息災などを祈る法。

ふどう-みょうおう【不動明王】🔗🔉

ふどう-みょうおう ―ミヤウワウ 【不動明王】 〔仏〕 五大明王・八大明王の主尊。悪魔を下し,仏道に導きがたいものを畏怖せしめ,煩悩を打ちくだく。菩提心の揺るがないことから不動という。仏や真言行者によく仕えることから,不動使者ともいう。猛々しい威力を示す怒りの表情を浮かべ,右手に剣,左手に羂索(ケンサク)を持つ。石の台座にすわり,火生三昧にはいり,火焔を背負っている。阿遮羅(アシヤラ)。不動尊。無動尊。 不動明王 [図]

ふどう【不動】🔗🔉

ふどう 【不動】 歌舞伎十八番の一。1697年明石清三郎・初世市川団十郎合作の「兵根元曾我(ツワモノコンゲンソガ)」で二世市川団十郎が初演。のち「鳴神」「毛抜」とともに津打半十郎ほか作の「雷神(ナルカミ)不動北山桜」に完成された。

ふどう-いん【不動院】🔗🔉

ふどう-いんン 【不動院】 広島市牛田町にある真言宗御室派の寺。行基の建てた蓮華王寺の跡に足利尊氏が再興し,のち福島正則が保護した。金堂は室町時代の建築。新日山安国寺。

ふ-どうさん【不動産】🔗🔉

ふ-どうさん [2][0] 【不動産】 土地およびその定着物(家屋・立木など)。海面下の土地についても不動産として土地所有権の成立が可能な場合がある。また,移動できるものでも,工場内の機械・船舶・自動車など,場合により不動産として扱われるものもある。 ⇔動産

ふどうさん-かんていし【不動産鑑定士】🔗🔉

ふどうさん-かんていし [8] 【不動産鑑定士】 不動産の鑑定評価に関する法律に基づき,不動産の鑑定・評価を行う者。

ふどうさん-きんゆう【不動産金融】🔗🔉

ふどうさん-きんゆう [6] 【不動産金融】 不動産を担保とする資金の貸し出し。

ふどうさん-しゅとくぜい【不動産取得税】🔗🔉

ふどうさん-しゅとくぜい [8] 【不動産取得税】 購入・贈与・建築などにより不動産を取得した者に,不動産の価格を課税標準として賦課される地方税。

ふどうさん-しょとく【不動産所得】🔗🔉

ふどうさん-しょとく [6] 【不動産所得】 不動産と不動産上の権利,船舶・航空機の貸付け等による所得で,事業所得・譲渡所得以外のもの。

ふどうさん-しんたく【不動産信託】🔗🔉

ふどうさん-しんたく [6] 【不動産信託】 信託業法に定める土地およびその定着物の管理・処分を目的とする信託。不動産管理および受益権譲渡による金融機能を目的とするものがある。

ふどうさん-しんだつざい【不動産侵奪罪】🔗🔉

ふどうさん-しんだつざい [9] 【不動産侵奪罪】 他人の不動産に対し,その占有を奪う罪。

ふどうさん-とうき【不動産登記】🔗🔉

ふどうさん-とうき [6] 【不動産登記】 登記の一。不動産に関する表示・権利関係を登記簿に記載し公示すること。

ふどうさん-ほけん【不動産保険】🔗🔉

ふどうさん-ほけん [6] 【不動産保険】 不動産に生ずる損害を填補(テンポ)するための損害保険。

ふどうちしんみょうろく【不動智神妙録】🔗🔉

ふどうちしんみょうろく ―シンメウロク 【不動智神妙録】 沢庵宗彭(ソウホウ)の仮名法語。柳生宗矩(ムネノリ)のために,禅の教えや人生への心構えなどを説いたもの。

ふどう【不動の】(和英)🔗🔉

ふどう【不動の】 immovable;→英和 fixed;→英和 firm.→英和

ふどうさん【不動産】(和英)🔗🔉

ふどうさん【不動産】 real property[estate];immovables.不動産業者<米>a realestate agent;a realtor;→英和 <英>an estate agent.

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