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広辞苑の検索結果 (2)

つかまつ・る【仕る】🔗🔉

つかまつ・る仕る】 〔自他五〕 (ツカエマツルの転) ①お仕えする。西大寺本最勝王経平安初期点「恒に親まなあたり十方の仏に承ツカマツルこと得しめむ」 ②「する」の意の謙譲語。致す。徒然草「あやまちは、やすき所に成りて必ず―・る事に」。「失礼―・る」

つこう‐まつ・る【仕る】ツカウマツル🔗🔉

つこう‐まつ・る仕るツカウマツル (ツカ(仕)ヘマツ(奉)ルの転) [一]〔自四〕 「仕える」の謙譲語。おつかえ申し上げる。伊勢物語「年頃よそには―・れど」 [二]〔他四〕 ①㋐「行う」「なす」の謙譲語。その動作の及ぶ対象を敬う。おつくりする。さしあげる。つかまつる。竹取物語「さやうの宮仕―・らじと思ふを」 ㋑転じて、「行う」「なす」を、聞き手に対してへりくだっていう。いたします。源氏物語手習「狐の―・るなり。この木のもとになむ、時々あやしきわざなむし侍る」 ②(他の動詞の連用形に付いて)その動作をしてさしあげる。源氏物語澪標「御乳母めのとたちだに、心にまかせたる事、ひきいだし―・るな」

大辞林の検索結果 (2)

つかまつ・る【仕る】🔗🔉

つかまつ・る [4] 【仕る】 (動ラ五[四]) 〔「つかうまつる」の転〕 (1)「する」「行う」の謙譲語。現代語では,やや格式ばった言い方として用いられる。いたす。「いえ,どう―・りまして」「あやまちは,やすき所になりて,必ず―・る事に候/徒然 109」 (2)「仕える」の謙譲語。お仕え申し上げる。「堀河の左大臣殿は御社まで―・らせ給ひて/大鏡(昔物語)」 (3)(補助動詞) 主に動作性の漢語名詞や動詞の連用形に付いて,謙譲の意を表す。(ご)…申し上げる。いたします。「承知―・った」「失礼―・ります」

つこう-まつ・る【仕る】🔗🔉

つこう-まつ・る ツカウ― 【仕る】 (動ラ四) 〔「つかへまつる」の転〕 (1)「仕える」の謙譲語。お仕え申し上げる。「むかし,二条の后に―・る男ありけり/伊勢 95」 (2)「する」「作る」「行う」などの謙譲語。「たえて宮づかへ―・るべくもあらず/竹取」 (3)(補助動詞) 動詞の連用形の下に付いて,その動作をしてさしあげるという意を表す。「御乳母たちだに,心にまかせたる事,ひきいだし―・るな/源氏(澪標)」

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