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広辞苑の検索結果 (49)

そい【添ひ・傍・副】ソヒ🔗🔉

そい添ひ・傍・副ソヒ かたわら。そば。枕草子245「―にさぶらひて」

そい‐ぐるま【副車】ソヒ‥🔗🔉

そい‐ぐるま副車ソヒ‥ (→)「そえぐるま」に同じ。〈類聚名義抄〉

そい‐づかい【副使】ソヒヅカヒ🔗🔉

そい‐づかい副使ソヒヅカヒ 副使ふくし。副官。顕宗紀「吉備臣を以て―として」

そい‐ぶね【副舟】ソヒ‥🔗🔉

そい‐ぶね副舟ソヒ‥ 親舟に備えつけてある小舟。本船につきしたがう舟。

そ・う【沿う・添う・副う】ソフ🔗🔉

そ・う沿う・添う・副うソフ [一]〔自五〕 線条的なもの、または線条的に移動するものに、近い距離を保って離れずにいる意。 ①側近く寄る。ぴったりとついている。万葉集11「埴生の小屋に小雨ふり床さへぬれぬ身に―・へわぎも」。宇津保物語吹上上「樺桜一列なみなみ立ちたり。それに―・ひて紅梅なみ立ちたり。それに―・ひてつつじの木ども北になみ立ちて」。枕草子180「立蔀たてじとみの間に陰に―・ひて立ちて」。「川に―・った道」「影が形に―・う」 ②基準となるものから離れないようにする。「既定方針に―・って行う」 ③かなう。適応する。「御期待に―・うよう努力します」 ④あるが上に加わる。つけ加わる。源氏物語「御息所は物をおぼし乱るること、年頃よりも多く―・ひにけり」 ⑤つきそう。同伴する。源氏物語賢木「親―・ひてくだり給ふ例も殊になけれど」 ⑥夫婦として共に居る。つれそう。万葉集11「身に―・ふ妹し思ひけらしも」。狂言、猿座頭「身共が所へ連れていて、千年も万年も―・はうぞ」。「―・われぬ縁をなげく」 ⑦交わる。交際する。日葡辞書「ヒトニハソウテミヨ、ウマニハノッテミヨトイウ」「ソイヨイヒト」 [二]〔他下二〕 ⇒そえる(下一) ◇長く連なるものから離れずに進んだり続いたりする場合に「沿」を使う。「線路に沿って歩く」「街道に沿って建ち並ぶ商家」。また、[一]2の意でも多く「沿」を使うが「添」も用いる。それ以外は、今は「添」がふつう。

そえ【添え・副】ソヘ🔗🔉

そえ添え・副ソヘ ①添えもの。おまけ。傾城禁短気「さまざまの芸を―にして」 ②つきそい。ひかえ。補佐。 ③華道で、主な枝に添えてさす枝。立華りっか・生花で、真しんに対する役枝やくえだの称。 ④添え髪。かもじ。 ⑤飯の菜さい

そえ‐ぐるま【副車】ソヘ‥🔗🔉

そえ‐ぐるま副車ソヘ‥ 陪従する従者に貸し給わる車。そいぐるま。ひとだまい。〈倭名類聚鈔11

そえ‐こ【副子】ソヘ‥🔗🔉

そえ‐こ副子ソヘ‥ (→)裏差うらざしに同じ。

そえ‐づかい【副使】ソヘヅカヒ🔗🔉

そえ‐づかい副使ソヘヅカヒ ⇒ふくし

そ・える【添える・副える】ソヘル🔗🔉

そ・える添える・副えるソヘル 〔他下一〕[文]そ・ふ(下二) すでに有るものに外からつき従う形で新たに加える意。 ①(補助として)加える。足す。万葉集18「となみの関に明日よりは守部やり―・へ」。源氏物語桐壺「限ある事に事を―・へさせ給ふ」。「贈物に手紙を―・える」「脇から言葉を―・える」「錦上花を―・える」 ②つき従わせる。源氏物語夕顔「御使ひに人を―・へあかつきの道をうかがはせ」 ③そばに近寄せる。万葉集2「剣刀つるぎたち身に―・へ寝けむ若草のその夫つまの子は」 ④よそえる。なぞらえる。万葉集8「たなぎらひ雪も降らぬか梅の花咲かぬが代しろに―・へてだに見む」

ふう‐す【副寺・副司】🔗🔉

ふう‐す副寺・副司】 (唐音)禅寺で都寺つうすを助けて会計をつかさどる役僧。六知事の一つ。庫頭くとう。提点。

ふう‐す【副使】🔗🔉

ふう‐す副使⇒ふくし。〈運歩色葉集〉

ふく【副】🔗🔉

ふく】 ①そうこと。主なものに付きそって、その助けとなること。また、そのもの。「―知事」↔正。 ②つけ加わること。ある事のついでに起こること。「―産物」 ③本物のひかえ。「正―2通」 ④「次官すけ参照。

ふく‐いん【副因】🔗🔉

ふく‐いん副因】 主でない原因。第二次的な原因。

ふく‐おんせい【副音声】🔗🔉

ふく‐おんせい副音声】 テレビの音声多重放送などで、副次的に流す音声。

ふく‐が【副芽】🔗🔉

ふく‐が副芽】 腋に2個以上の芽(腋芽えきが)のある場合、最も大きい芽以外の芽をいう。

ふく‐かん【副官】‥クワン🔗🔉

ふく‐かん副官‥クワン 軍隊で、司令官・隊長などを助けて、事務の整理・監督をつかさどる士官。

ふく‐ぎちょう【副議長】‥チヤウ🔗🔉

ふく‐ぎちょう副議長‥チヤウ 議長を補佐し、議長に事故のある時、その代理をする役。

ふく‐ぎょう【副業】‥ゲフ🔗🔉

ふく‐ぎょう副業‥ゲフ 本業のほかにする仕事。内職。「―に精を出す」

ふく‐きょうざい【副教材】‥ケウ‥🔗🔉

ふく‐きょうざい副教材‥ケウ‥ 教科書以外の補助的な教材。

ふく‐くぶん【副区分】🔗🔉

ふく‐くぶん副区分(→)細区分に同じ。

ふく‐けい【副啓】🔗🔉

ふく‐けい副啓】 書簡文で、追而書おってがきの初めに用いる語。二伸。追啓。

ふく‐けんじ【副検事】🔗🔉

ふく‐けんじ副検事】 検察官の官名の一つ。区検察庁の検察官であるのが原則。

ふく‐こうかんしんけい【副交感神経】‥カウ‥🔗🔉

ふく‐こうかんしんけい副交感神経‥カウ‥ 自律神経の一つ。動眼・顔面・舌咽・迷走の脳神経および骨盤内臓神経に含まれ、呼吸・消化・循環などを支配する。交感神経と拮抗する機能をもち、興奮すると末端からアセチルコリンを分泌して支配器官に作用する。心臓に対しては制止的に、胃腸運動に対しては促進的に作用する。→自律神経→交感神経

ふく‐こうじょうせん【副甲状腺】‥カフジヤウ‥🔗🔉

ふく‐こうじょうせん副甲状腺‥カフジヤウ‥ 甲状腺の左右両葉の後縁に密接して上下2対計4個ある、それぞれ米粒大の内分泌腺。除去すると血中カルシウム濃度が減少しテタニーを起こす。上皮小体。傍甲状腺。 ⇒ふくこうじょうせん‐ホルモン【副甲状腺ホルモン】

ふくこうじょうせん‐ホルモン【副甲状腺ホルモン】‥カフジヤウ‥🔗🔉

ふくこうじょうせん‐ホルモン副甲状腺ホルモン‥カフジヤウ‥ 副甲状腺から分泌されるホルモン。骨や腎臓に働いて血中カルシウム濃度を上昇させ、燐を低下させる。パラトルモン。 ⇒ふく‐こうじょうせん【副甲状腺】

ふく‐こうちょう【副校長】‥カウチヤウ🔗🔉

ふく‐こうちょう副校長‥カウチヤウ 校長を補佐し、校務を整理・処理する職。2007年教頭の権限を強化して設置。

ふく‐さい【副菜】🔗🔉

ふく‐さい副菜】 食事で主食や主菜を補い、生かすような料理。野菜・豆類・芋などを主材料とする。

ふく‐さよう【副作用】🔗🔉

ふく‐さよう副作用】 医薬の一定の作用を利用して治療しようとする時、それに伴って、治療の目的にそわないか、または生体に不都合な作用が起こること。また、その作用。

ふく‐さんぶつ【副産物】🔗🔉

ふく‐さんぶつ副産物】 ①主産物を生産する過程で得られる他の産物。「石油精製の―」 ②比喩的に、一つの物事を行うときに、それに伴って生まれてくる物事。「研究の―」

ふく‐し【副子】🔗🔉

ふく‐し副子】 (Schiene ドイツ)四肢の外傷、特に骨折または炎症の場合に、患部に当てて包帯をし、局所を安静固定させる器具の一種。添え木。

ふく‐し【副使】🔗🔉

ふく‐し副使】 正使を補助し、事故のあった時、その代理をする者。そえづかい。ふうす。

ふく‐し【副詞】🔗🔉

ふく‐し副詞】 (adverb)品詞の一つ。名詞以外の内容語(動詞・形容詞・副詞)および文を修飾する語。

ふく‐しちょうそん‐ちょう【副市町村長】‥チヤウ‥チヤウ🔗🔉

ふく‐しちょうそん‐ちょう副市町村長‥チヤウ‥チヤウ 市町村の長の補佐、その職務の代理、政策・企画の所掌、事務の監督を職務とする特別職の公務員。市町村長が議会の同意を得て選任。任期は4年。

ふくじ‐てき【副次的】🔗🔉

ふくじ‐てき副次的】 それが主でなく、従であるさま。二次的。「―な問題」「―原因」

ふく‐しゃ【副車】🔗🔉

ふく‐しゃ副車】 陪従の従者に貸し賜る車。そえぐるま。

ふく‐しゃく【副尺】🔗🔉

ふく‐しゃく副尺】 長さ・角度などを測定するに当たり、尺度の最小目盛の端数を正確に測るのに用いる補助尺度。主尺に沿って滑るようにしてある。バーニヤ。

ふく‐しゅ【副手】🔗🔉

ふく‐しゅ副手】 ①主となる人の仕事を助ける人。助手。 ②大学で、助手の下の地位。また、その人。

ふく‐しゅうにゅう【副収入】‥シウニフ🔗🔉

ふく‐しゅうにゅう副収入‥シウニフ 本業以外による収入。定収入外の収入。

ふく‐しょ【副書】🔗🔉

ふく‐しょ副書】 原本のうつし。副本。

ふく‐しょ【副署】🔗🔉

ふく‐しょ副署】 明治憲法下で、天皇の文書的行為について天皇の名に副えて輔弼ほひつする者が署名すること。また、その署名。「国務大臣の―を要す」

ふく‐しょう【副将】‥シヤウ🔗🔉

ふく‐しょう副将‥シヤウ 主将のすぐ次に位して主将を補佐する将。副帥。副大将。

ふく‐しょう【副章】‥シヤウ🔗🔉

ふく‐しょう副章‥シヤウ 正章の勲章にそえて授けられる勲章。

ふく‐しょう【副賞】‥シヤウ🔗🔉

ふく‐しょう副賞‥シヤウ 正式の賞にそえて出される賞品・賞金。

ふく‐じょう【副乗】🔗🔉

ふく‐じょう副乗】 ①(→)副車ふくしゃに同じ。 ②引替えの馬。副馬。

ふく‐しょうぐん【副将軍】‥シヤウ‥🔗🔉

ふく‐しょうぐん副将軍‥シヤウ‥ 大将軍・将軍の副として軍を統率する官。古代、臨時の官名。

ふく‐しょく【副食】🔗🔉

ふく‐しょく副食(→)副食物に同じ。↔主食

ふく‐じょし【副助詞】🔗🔉

ふく‐じょし副助詞】 助詞の分類の一つ。種々の語に下接し、上の語に副詞の性質と職能とを帯びさせて下の用言の意味を限定する助詞。「あるまじき事さへ御目のみとどまりけり」における「さへ」「のみ」の類。文語の「さへ」「のみ」「ばかり」「まで」「など」、口語の「は」「も」「さえ」「まで」「だけ」「ほど」「など」など。

[漢]副🔗🔉

 字形  筆順 〔刀(刂・)部9画/11画/教育/4191・497B〕 〔音〕フク(呉)(漢) 〔訓〕そう・そえる (名)すけ・そえ [意味] ①主となるものにつきそう(もの)。そえる。かいぞえ。ひかえ。そえ。(対)正。「副使・副級長・副業・副署・副本・副作用・副次的・副産物」 ②すけ。令制で、神祇じんぎ官の次官。 [解字] 形声。「刀」+音符「」。

大辞林の検索結果 (49)

そい-ぶし【添い臥し・副い臥し】🔗🔉

そい-ぶし ソヒ― [0] 【添い臥し・副い臥し】 (名)スル (1)そいね。「たぐひなやまがきに忍ぶ姫ゆりの―したる常夏の露/為尹千首」 (2)東宮・皇子などの元服の夜,公卿などの娘を添い寝させること。また,その娘。のちに配偶者になることが多かった。

そ・う【沿う・添う・副う】🔗🔉

そ・う ソフ [0][1] 【沿う・添う・副う】 ■一■ (動ワ五[ハ四]) (1)主となるものから離れないようにする。《沿》(ア)長い線状のもののわきを進む。そばを行く。「流れに―・った道」「線路に―・って歩く」(イ)決まり・方針などに従う。「政府の方針に―・って実施される」 (2)要望・目的などにかなう。《添・副》「御期待には―・えません」 (3)離れずに,そばにいる。また,付き従う。《添・副》「影のように―・う」「身に―・ふ妹をとりみがね/万葉 3485」 (4)人と親しく交わる。「人には―・うてみよ,馬には乗ってみよ」 (5)男女が夫婦となって一緒に暮らす。《添》「二人を―・わせる」 (6)さらに別の物事が加わる。付け加わる。《添》「趣が―・う」「御位―・ひて牛車ゆるされて/源氏(薄雲)」 〔「そえる」に対する自動詞〕 [可能] そえる ■二■ (動ハ下二) ⇒そえる

そえ【添え・副え】🔗🔉

そえ ソヘ [0] 【添え・副え】 (1)主となる物にそえること。そえたもの。おまけ。「さまざまの芸を―にして薬を売に同じう/浮世草子・禁短気」 (2)人に従う人。補佐する人。「―になつて力を仮してはくれまいか/五重塔(露伴)」 (3)生け花で,中心となる枝を助ける働きをする枝。《副》 (4)ごはんのおかず。 (5)かもじ。添え髪。

そえ-うま【副え馬】🔗🔉

そえ-うま ソヘ― [0] 【副え馬】 馬車などで,主な馬に従わせる補助・予備の馬。そいうま。

そえ-ぎ【添(え)木・副え木】🔗🔉

そえ-ぎ ソヘ― [0] 【添(え)木・副え木】 (1)草木などに,支えとして添えた木。支柱。 (2)骨折・捻挫(ネンザ)の治療の際に,患部を固定するために当てる板。副木(フクボク)。副子(フクシ)。

そえ-こ【副子】🔗🔉

そえ-こ ソヘ― [0] 【副子】 腰刀の差裏(サシウラ)に差した小刀。裏差(ウラザシ)。

そえ-づかい【副へ使ひ】🔗🔉

そえ-づかい ソヘヅカヒ 【副へ使ひ】 「ふくし(副使)」に同じ。「院宣の―に西国へ下りたりければ/盛衰記 38」

そ・える【添える・副える】🔗🔉

そ・える ソヘル [0][2] 【添える・副える】 (動ア下一)[文]ハ下二 そ・ふ (1)主なもののそばに置く。「贈り物にカードを―・える」「肉に野菜を―・える」 (2)補助・支えとなる物・行為などを付け加える。「軽く右手を―・えて持つ」「口を―・える」「今日の催しに彩りを―・える女声コーラス」 (3)ある人に別の人を付き添わせる。「御使に人を―・へ,…御ありか見せむと尋ぬれど/源氏(夕顔)」 (4)なぞらえる。擬する。「たな霧らひ雪も降らぬか梅の花咲かぬが代に―・へてだに見む/万葉 1642」 (5)身近に寄せる。「剣大刀身に―・へ寝けむ/万葉 217」 〔「そう」に対する他動詞〕 [慣用] 錦上に花を―

ふう-す【副寺・副司】🔗🔉

ふう-す [1] 【副寺・副司】 〔唐音〕 禅宗で六知事の一。金銭・穀物などの出入りをつかさどる役僧。

ふく【副】🔗🔉

ふく [2] 【副】 (1)主となるものにつきそって,その助けとなること。また,そのものや人。 ⇔正 「幹事は正一名,―二名とする」 (2)書類などで,主となるもののひかえ。うつし。「正―各一通ずつの書類」

ふく-いん【副因】🔗🔉

ふく-いん [0] 【副因】 主でない二次的な原因。

ふく-が【副芽】🔗🔉

ふく-が [0] 【副芽】 二個以上の腋芽(エキガ)が生じた時,休眠芽となる方の芽。コゴメウツギ・ウリノキなどにみられる。

ふく-かん【副官】🔗🔉

ふく-かん ―クワン [0] 【副官】 ⇒ふっかん(副官)

ふく-ぎちょう【副議長】🔗🔉

ふく-ぎちょう ―ギチヤウ [3] 【副議長】 議長を補佐する役。

ふく-ぎょう【副業】🔗🔉

ふく-ぎょう ―ゲフ [0] 【副業】 本業以外に行う仕事。 ⇔本業

ふく-きょうざい【副教材】🔗🔉

ふく-きょうざい ―ケウザイ [3] 【副教材】 補助的な教材。特に教科書のほかに用いる教材。

ふく-けい【副啓】🔗🔉

ふく-けい [0] 【副啓】 ⇒ふっけい(副啓)

ふく-けんじ【副検事】🔗🔉

ふく-けんじ [3] 【副検事】 検察官の官名の一。原則として区検察庁の検察官の職にのみ任じられる。

ふく-こう【副港】🔗🔉

ふく-こう ―カウ [0] 【副港】 主港に対して,補助的な港。

ふく-こうかんしんけい【副交感神経】🔗🔉

ふく-こうかんしんけい ―カウカンシンケイ [7] 【副交感神経】 交感神経とともに自律神経系を構成する神経。多くは交感神経と拮抗(キツコウ)的にはたらく。興奮すると末端からアセチルコリンを分泌して心臓のはたらきの抑制,消化器のはたらきの促進などの作用をする。 →自律神経

ふく-こうじょうせん【副甲状腺】🔗🔉

ふく-こうじょうせん ―カフジヤウセン [0] 【副甲状腺】 甲状腺の後ろ側に上下二対ある粒状の内分泌器官。体内のカルシウムやリン濃度を調節するパラトルモンを分泌する。上皮小体。傍甲状腺。

ふくこうじょうせん-ホルモン【副甲状腺―】🔗🔉

ふくこうじょうせん-ホルモン ―カフジヤウセン― [9] 【副甲状腺―】 ⇒パラトルモン

ふく-さ【副査】🔗🔉

ふく-さ [0] 【副査】 主査を助けて審査する役。

ふく-さい【副菜】🔗🔉

ふく-さい [0] 【副菜】 主菜にそえて出すもの。酢の物・漬物など。

ふく-さよう【副作用】🔗🔉

ふく-さよう [3] 【副作用】 治療・予防・診断などのために用いた医薬品の本来の効果と異なる作用。人体に有害な作用であることが多い。副反応。「薬の―」

ふく-さんぶつ【副産物】🔗🔉

ふく-さんぶつ [3] 【副産物】 (1)目的とする産物の生産過程で,付随して得られる他の産物。 (2)転じて,ある物事の発生や進展に伴って起こった他の物事。

ふく-し【副子】🔗🔉

ふく-し [2] 【副子】 添え木。副木(フクボク)。

ふく-し【副使】🔗🔉

ふく-し [2][0] 【副使】 正使に従って,その補佐や代理などをつとめる使者。そえづかい。ふうす。

ふく-し【副詞】🔗🔉

ふく-し [0] 【副詞】 品詞の一。自立語で活用がなく,主語・述語になることのない語のうち,主として連用修飾語として用いられるもの。「非常に」「大変」「全然」などの類。どのような語を修飾するかで,状態副詞(すでに・ゆっくり・ひらひら)・程度副詞(もっと・非常に・すこし)・陳述副詞(とうてい・なぜ・まるで)などに分類される。

ふくじ-てき【副次的】🔗🔉

ふくじ-てき [0] 【副次的】 (形動) 主たるものや本来的なものに従属した関係にあるさま。二次的。「―な問題」

ふく-しゃく【副尺】🔗🔉

ふく-しゃく [0] 【副尺】 ⇒バーニヤ

ふく-しゅ【副手】🔗🔉

ふく-しゅ [0][2] 【副手】 (1)主となる人の仕事を補助する人。助手。 (2)大学で,助手の下の教務補佐員のこと。

ふく-しゅうにゅう【副収入】🔗🔉

ふく-しゅうにゅう ―シウニフ [3] 【副収入】 副業などによる収入。

ふく-しょ【副書】🔗🔉

ふく-しょ [0] 【副書】 原本の写し。副本。

ふく-しょ【副署】🔗🔉

ふく-しょ [0] 【副署】 (名)スル 旧憲法下で,補佐の国務大臣が天皇の署名にそえて署名すること。また,その署名。

ふく-しょう【副将】🔗🔉

ふく-しょう ―シヤウ [0] 【副将】 主将の次に位して,それを補佐する者。副帥(フクスイ)。

ふく-しょうぐん【副将軍】🔗🔉

ふく-しょうぐん ―シヤウグン [3] 【副将軍】 (1)将軍または大将軍を助ける臨時の官名。 (2)江戸時代,水戸藩主の称。特に,二代藩主徳川光圀をいう。

ふく-じょし【副助詞】🔗🔉

ふく-じょし [3] 【副助詞】 助詞の一類。種々の語に付いて,下の用言や活用連語の意味を限定するはたらきをもつもの。口語では,「さえ」「まで」「ばかり」「だけ」「ほど」「くらい(ぐらい)」「など」「なんか」「なんて」「なり」「やら」「ぞ」「か」「ずつ」など,文語では,「だに」「すら」「さへ」「のみ」「ばかり」「など」「まで」「し」「ばし」などがある。 〔副助詞とは,副詞に似た機能をもつ助詞の意で,山田孝雄の用語に始まる〕

ふっ-かん【副官】🔗🔉

ふっ-かん フククワン [0] 【副官】 軍隊で,司令官や隊長に直属して事務の整理・監督にあたる士官。

ふっ-けい【副啓】🔗🔉

ふっ-けい フク― [0] 【副啓】 手紙で,本文に追加して記すとき,その冒頭に置く語。追啓。二伸。追伸。

ふく−【副−】(和英)🔗🔉

ふく−【副−】 vice-;→英和 deputy.→英和 ‖副会長[社長,大統領]a vice-president.副議長 a vice-chairman.副支配人 an assistant manager.副操従士 a co-pilot.副知事 a deputy governor.副領事 a vice-consul.

ふくかん【副官】(和英)🔗🔉

ふくかん【副官】 ⇒副官(ふつかん).

ふくぎょう【副業】(和英)🔗🔉

ふくぎょう【副業】 a sideline;→英和 a side job.

ふくさよう【副作用】(和英)🔗🔉

ふくさよう【副作用】 a (harmful) aftereffect;a side effect.

ふくさんぶつ【副産物】(和英)🔗🔉

ふくさんぶつ【副産物】 a by-product.

ふくし【副詞】(和英)🔗🔉

ふくし【副詞】 《文》an adverb.→英和 〜(的)の adverbial.‖副詞句(節) an adverbial[adverb]phrase (clause).

ふくしゅうにゅう【副収入】(和英)🔗🔉

ふくしゅうにゅう【副収入】 an additional income.

ふくしょ【副署】(和英)🔗🔉

ふくしょ【副署】 a countersignature.〜する countersign.→英和

ふっかん【副官】(和英)🔗🔉

ふっかん【副官】 《兵》an adjutant;→英和 an aide-de-camp.高級副官 a senior adjutant.

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