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広辞苑の検索結果 (8)

げ‐き【外記】🔗🔉

げ‐き外記】 ①律令制で、太政官の主典さかんの一種。少納言の下で、詔書の検討、奏文の作成、公事・儀式への奉仕などをつかさどった官。大外記と少外記とがある。しるすつかさ。↔内記ないき。 ②外記庁げきのちょうの略。 ③禅寺の書記役。書状侍者。書記。 ④外記節げきぶしの略。

げき‐きょく【外記局】🔗🔉

げき‐きょく外記局】 外記の事務をつかさどる役所。建春門外にあった。外記の庁。

げき‐の‐たゆう【外記大夫】‥タイフ🔗🔉

げき‐の‐たゆう外記大夫‥タイフ 外記を経て五位に叙せられた者。

げき‐の‐ちょう【外記庁】‥チヤウ🔗🔉

げき‐の‐ちょう外記庁‥チヤウ (→)外記局に同じ。

げき‐の‐まつりごと【外記の政】🔗🔉

げき‐の‐まつりごと外記の政】 太政官の役人が外記局に集まって事務をとること。 ⇒げきのまつりごと‐はじめ【外記の政始】

げきのまつりごと‐はじめ【外記の政始】🔗🔉

げきのまつりごと‐はじめ外記の政始】 年始・改元・代始めなどに、公卿くぎょうが外記局に参集して、初めて政まつりごとを議した儀式。 ⇒げき‐の‐まつりごと【外記の政】

げき‐ぶし【外記節】🔗🔉

げき‐ぶし外記節】 古浄瑠璃の一派。慶安(1648〜1652)〜明暦(1655〜1658)頃、薩摩外記が京都から江戸に下って語り広めた。荒事風の豪快な語り口で正徳(1711〜1716)頃まで流行。外記。くだりさつま。

げき‐もん【外記門】🔗🔉

げき‐もん外記門】 建春門の別名。

大辞林の検索結果 (7)

げ-き【外記】🔗🔉

げ-き [1] 【外記】 (1)律令制における官職の一。太政官の少納言の下にあって詔勅・上奏文の起草や朝儀の記録などをつかさどり,除目・叙位などの儀式を執行した職名。大・少外記がある。しるすつかさ。 ⇔内記 (2)「外記庁(ゲキノチヨウ)」の略。 (3)禅寺の書記役。 (4)「外記節(ゲキブシ)」に同じ。

げき-きょく【外記局】🔗🔉

げき-きょく [2] 【外記局】 「外記庁(ゲキノチヨウ)」に同じ。

げきざる【外記猿】🔗🔉

げきざる 【外記猿】 歌舞伎舞踊の一。長唄。本名題「外記節猿」。四世杵屋(キネヤ)三郎助作曲。1824年初演。猿回しを題材とし,外記節の曲風を利用したもの。

げき-の-ちょう【外記庁】🔗🔉

げき-の-ちょう ―チヤウ 【外記庁】 外記が政務を行う役所。外記局。外記。

げき-の-まつりごとはじめ【外記の政始】🔗🔉

げき-の-まつりごとはじめ 【外記の政始】 正月九日または年始・改元・廃朝後などに,公卿たちが外記庁に集まって政治を行う儀式。

げき-ぶし【外記節】🔗🔉

げき-ぶし [0] 【外記節】 江戸古浄瑠璃の一。薩摩外記(藤原直政)が慶安(1648-1652)・明暦(1655-1658)頃に語り始めた。荒事風の豪快な語り口で正徳年間(1711-1716)まで流行したが以後は衰退。河東(カトウ)節や長唄の中にその面影が伝わる。外記。

しるす-つかさ【外記】🔗🔉

しるす-つかさ 【外記】 ⇒げき(外記)

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