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広辞苑の検索結果 (11)
ぶん‐がく【文学】🔗⭐🔉
ぶん‐がく【文学】
①学問。学芸。詩文に関する学術。
②(literature)言語によって人間の外界2および内界2を表現する芸術作品。詩歌・小説・物語・戯曲・評論・随筆などから成る。文芸。
③律令制で、親王家に官給された家庭教師。
④江戸時代、諸藩の儒官の称。
⇒ぶんがく‐かい【文学界】
⇒ぶんがく‐がいろん【文学概論】
⇒ぶんがく‐かくめい【文学革命】
⇒ぶんがく‐ざ【文学座】
⇒ぶんがく‐し【文学史】
⇒ぶんがく‐しゃ【文学者】
⇒ぶんがく‐せいねん【文学青年】
⇒ぶんがく‐ろん【文学論】
ぶんがく‐かい【文学界】🔗⭐🔉
ぶんがく‐かい【文学界】
①文学の領域。
②文壇。
(書名別項)
⇒ぶん‐がく【文学】
ぶんがくかい【文学界】(雑誌名)🔗⭐🔉
ぶんがくかい【文学界】
①1893年(明治26)1月創刊の文芸雑誌。北村透谷・島崎藤村・上田敏・戸川秋骨・平田禿木らが同人で、当時の文壇に清新なロマン主義を導入した。98年1月終刊。
②1933年10月創刊の文芸雑誌。林房雄・武田麟太郎・小林秀雄・川端康成らを編集同人として、プロレタリア文学運動壊滅後の文壇文学復興の気運の中で生まれた。44年4月終刊。
③1947年6月創刊の文芸雑誌。新人発掘に力を注ぐ。
ぶんがく‐がいろん【文学概論】🔗⭐🔉
ぶんがく‐がいろん【文学概論】
文学の定義・区別その他文学に関する一般的問題を論究する学問。
⇒ぶん‐がく【文学】
ぶんがく‐かくめい【文学革命】🔗⭐🔉
ぶんがく‐かくめい【文学革命】
辛亥革命後の中国で起こった文化運動。1917年胡適が「新青年」誌上に「文学改良芻議」を発表して、近代文学創造のためには旧来の文言にかえて口語文(白話文)の使用が必要と提唱し、陳独秀が「文学革命論」を発表して、民主主義と科学精神による社会革命の要を説いた。これが当時の青年学生に大きな影響を及ぼし、五‐四運動に発展。→白話文学→五‐四文化運動。
⇒ぶん‐がく【文学】
ぶんがくけんきゅうかい【文学研究会】‥キウクワイ🔗⭐🔉
ぶんがくけんきゅうかい【文学研究会】‥キウクワイ
中国最初の近代的文学団体。周作人・鄭振鐸ていしんたく・茅盾ぼうじゅんらを発起人に1921年成立。文学革命後に口語文による執筆活動をはじめた若いアマチュア作家・評論家らが中心。機関誌「小説月報」。
ぶんがく‐ざ【文学座】🔗⭐🔉
ぶんがく‐ざ【文学座】
劇団名。1937年、岩田豊雄・久保田万太郎・岸田国士を顧問とし、政治性を排した現代劇の上演をめざして、杉村春子・中村伸郎・三津田健らが結成。森本薫の「女の一生」、T.ウィリアムズの「欲望という名の電車」などを上演。新劇界の中心の一つとして活動。
⇒ぶん‐がく【文学】
ぶんがく‐し【文学史】🔗⭐🔉
ぶんがく‐し【文学史】
文学の歴史。また、文学の歴史的研究。
⇒ぶん‐がく【文学】
ぶんがく‐しゃ【文学者】🔗⭐🔉
ぶんがく‐しゃ【文学者】
①文学を創作する人。詩人・作家・文学評論家など。
②文学の研究者。
⇒ぶん‐がく【文学】
ぶんがく‐せいねん【文学青年】🔗⭐🔉
ぶんがく‐せいねん【文学青年】
文学を愛好し作家を志望する青年。また、文学好きを気取る青年を軽んじていう。
⇒ぶん‐がく【文学】
ぶんがく‐ろん【文学論】🔗⭐🔉
ぶんがく‐ろん【文学論】
文学作品の性質を明らかにする理論。文芸の本質に関する理論。
⇒ぶん‐がく【文学】
大辞林の検索結果 (11)
ぶん-がく【文学】🔗⭐🔉
ぶん-がく [1] 【文学】
(1)〔literature〕
言語表現による芸術作品。詩歌・小説・戯曲・随筆・評論など。文芸。「―作品」「―書」「―を愛する」
(2)詩・小説・戯曲など文学作品を研究する学問。文芸学。
(3)文芸学・語学・哲学・心理学・史学などの総称。「―部」
(4)律令制で,親王家で経書を教授することをつかさどった職。
ぶんがく-かい【文学界】🔗⭐🔉
ぶんがく-かい [4][3] 【文学界】
(1)文学の領域。
(2)文学者たちの社会。文壇。
(3)書名(別項参照)。
ぶんがく-かくめい【文学革命】🔗⭐🔉
ぶんがく-かくめい [5] 【文学革命】
1917年に始まる中国の文学革新運動。旧来の文語文を捨てて生きた白話(口語)による文学を創造する白話運動を胡適(コテキ)が提唱,陳独秀らが推進し,魯迅が小説「狂人日記」で実践した。この言語改革は文化・社会の変革を求めて「新文化運動」に発展した。
ぶんがく-けんきゅうかい【文学研究会】🔗⭐🔉
ぶんがく-けんきゅうかい ―ケンキウクワイ 【文学研究会】
中国の五四新文学運動から生まれた文学団体。鄭振鐸(テイシンタク)ら一二人が発起人となり,1921年北京で成立。「人生のための芸術」を主張し,「小説月報」などを編集発行。創作とロシア・東欧・北欧の作品の翻訳によって新文学運動をリードしたが,五・三十(ゴサンジユウ)事件後衰え32年解散した。
ぶんがく-しゃ【文学者】🔗⭐🔉
ぶんがく-しゃ [3][4] 【文学者】
(1)文学を創造する人。詩人・作家・劇作家など。
(2)文学を研究する人。
ぶんがく-せいねん【文学青年】🔗⭐🔉
ぶんがく-せいねん [5] 【文学青年】
(1)文学を好み,作家を志望する青年。
(2)文学好きの青年を軽んじて呼ぶ称。「青白い―」
ぶんがく-てき【文学的】🔗⭐🔉
ぶんがく-てき [0] 【文学的】 (形動)
(1)文学に関するさま。「―研究」
(2)文学{(1)}のようなさま。「―な表現」
ぶんがく-はくし【文学博士】🔗⭐🔉
ぶんがく-はくし [5] 【文学博士】
文学の部門に関するすぐれた研究に対して与えられる博士の学位。また,それを取得した人。文博。
ぶんがく-ろん【文学論】🔗⭐🔉
ぶんがく-ろん [4] 【文学論】
(1)文学に関する議論。
(2)個別の文学作品の評価や文学一般の本質を明らかにする理論。
ぶんがくかい【文学界】🔗⭐🔉
ぶんがくかい 【文学界】
(1)文芸雑誌。1893(明治26)〜98年。「女学雑誌」の文芸部門が独立したもの。星野天知・北村透谷・島崎藤村らが同人。明治中期におけるロマン主義運動の中心であり,樋口一葉「たけくらべ」,北村透谷「内部生命論」などが発表された。
(2)文芸雑誌。1933年(昭和8)文化公論社から発刊。小林秀雄・川端康成・林房雄・武田麟太郎らが同人。昭和10年代の文学活動の拠点となった。
ぶんがく【文学】(和英)🔗⭐🔉
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