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広辞苑の検索結果 (20)

にらま・える【睨まえる】ニラマヘル🔗🔉

にらま・える睨まえるニラマヘル 〔他下一〕[文]にらま・ふ(下二) (→)「にらむ」に同じ。平家物語11「舟の方を―・へ」

にらみ【睨み】🔗🔉

にらみ睨み】 ①にらむこと。「ひと―」 ②他をおさえつける威勢。「―が利く」 ③眼のつけかた。着眼。 ⇒にらみ‐あい【睨み合い】 ⇒にらみ‐くら【睨み競】 ⇒にらみ‐だい【睨み鯛】

にらみ‐あい【睨み合い】‥アヒ🔗🔉

にらみ‐あい睨み合い‥アヒ ①にらみあうこと。敵対。「―が続く」 ②(取引用語)売方も買方も機会をねらって手出しをしないこと。 ⇒にらみ【睨み】

にらみ‐あ・う【睨み合う】‥アフ🔗🔉

にらみ‐あ・う睨み合う‥アフ 〔自五〕 ①互いににらむ。また、互いににくむ。「力士が土俵上で―・う」 ②敵対する者が互いに自重して手を出さずにいる。「国境をはさんで―・う」

にらみ‐あわ・せる【睨み合わせる】‥アハセル🔗🔉

にらみ‐あわ・せる睨み合わせる‥アハセル 〔他下一〕[文]にらみあは・す(下二) あれとこれとを比較して考え合わせる。「市価と―・せて値段を決める」

にらみ‐くら【睨み競】🔗🔉

にらみ‐くら睨み競】 (ニラミクラベの約)(→)「にらめっこ」に同じ。 ⇒にらみ【睨み】

にらみ‐す・える【睨み据える】‥スヱル🔗🔉

にらみ‐す・える睨み据える‥スヱル 〔他下一〕[文]にらみす・う(下二) じっとにらみつける。

にらみ‐だい【睨み鯛】‥ダヒ🔗🔉

にらみ‐だい睨み鯛‥ダヒ 正月や結婚式などの席に縁起物として飾る鯛。 ⇒にらみ【睨み】

にらみ‐つ・ける【睨み付ける】🔗🔉

にらみ‐つ・ける睨み付ける】 〔他下一〕[文]にらみつ・く(下二) 激しい勢いでじっとにらむ。「きっと―・ける」

にら・む【睨む】🔗🔉

にら・む睨む】 〔他五〕 ①鋭い目をしてみつめる。目を怒らして見る。源氏物語明石「院の御門、御前の御階のもとに立たせ給ひて、御気色いとあしうて、―・み聞えさせ給ふをかしこまりておはします」。「こわい顔で―・む」 ②見当をつける。見込みをつける。「このあたりだと―・んだ」 ③注意力を集中してみつめる。「盤面を―・んで長考する」 ④(「―・まれる」の形で)要注意者として特に目をつける。「先生に―・まれる」 ⑤先のことまで考慮する。計算に入れる。「改選を―・んで発言する」

にらめっ‐くら【睨めっくら】🔗🔉

にらめっ‐くら睨めっくら】 (ニラメクラベの転)(→)「にらめっこ」に同じ。

にらめっ‐こ【睨めっこ】🔗🔉

にらめっ‐こ睨めっこ】 ①互いに睨みあうこと。特に、(子供が)二人睨みあって先に笑い出した方を負けとする遊戯。にらみくら。にらめっくら。 ②注意深く見続けること。「時刻表と―する」

にら・める【睨める】🔗🔉

にら・める睨める】 〔他下一〕 にらむ。歌舞伎、兵つわもの根元曾我「梶原、頼朝を―・める」

ね・む【睨む】🔗🔉

ね・む睨む】 〔他下二〕 ⇒ねめる(下一)

ねめ‐か・く【睨め掛く】🔗🔉

ねめ‐か・く睨め掛く】 〔他下二〕 にらみつける。宇治拾遺物語9「―・けて帰りにければ」

ねめ‐ころ・す【睨め殺す】🔗🔉

ねめ‐ころ・す睨め殺す】 〔他四〕 にらみつけて殺す。にらみころす。浄瑠璃、大職冠「長居をせば―・す」

ねめ‐つ・ける【睨め付ける】🔗🔉

ねめ‐つ・ける睨め付ける】 〔他下一〕[文]ねめつ・く(下二) にらみつける。浄瑠璃、博多小女郎波枕「とつとと行けと―・くれば」。「眼光するどく―・ける」

ねめ‐まわ・す【睨め回す】‥マハス🔗🔉

ねめ‐まわ・す睨め回す‥マハス 〔他五〕 にらみながら見まわす。にらみまわす。

ね・める【睨める】🔗🔉

ね・める睨める】 〔他下一〕[文]ね・む(下二) にらむ。古今著聞集16「―・めつつ見かへり見かへりにらみけり」

[漢]睨🔗🔉

 字形 〔目部8画/13画/6643・624B〕 〔音〕ゲイ(漢) 〔訓〕にらむ [意味] (横目で)見る。にらむ。「睥睨へいげい

大辞林の検索結果 (26)

にらま・える【睨まえる】🔗🔉

にらま・える ニラマヘル [4] 【睨まえる】 (動ア下一)[文]ハ下二 にらま・ふ にらみつける。「はつたと―・へ声張上げ/慨世士伝(逍遥)」

にらみ【睨み】🔗🔉

にらみ [3] 【睨み】 (1)にらむこと。「横目でひと―する」 (2)他人を恐れさせおさえつけること。「―がきく」「―をきかせる」

にらみ-あい【睨み合い】🔗🔉

にらみ-あい ―アヒ [0] 【睨み合い】 (1)にらみあうこと。「激しい―」 (2)取引市場で,売り手買い手とも動かず,相手の出方を待っている状態。

にらみ-くら【睨み競】🔗🔉

にらみ-くら [3] 【睨み競】 「にらめっこ」に同じ。「おれとして―する蛙哉/おらが春」

にらみ-だい【睨み鯛】🔗🔉

にらみ-だい ―ダヒ [3] 【睨み鯛】 正月や結婚式の席に飾り物としておく鯛。その場では食べないことからいう。

にらみ-よきん【睨み預金】🔗🔉

にらみ-よきん [4] 【睨み預金】 金融機関が拘束預金としての措置をとっていないが,債務者側で事実上引き出せない状況にある預金。

にらみ-あ・う【睨み合う】🔗🔉

にらみ-あ・う ―アフ [4] 【睨み合う】 (動ワ五[ハ四]) (1)互いににらむ。「両者土俵中央で―・う」 (2)互いに敵視して対立する。また,敵対する者が相手の出方を待って向かい合う。対峙する。「両軍とも川の対岸で―・う」

にらみ-あわ・せる【睨み合(わ)せる】🔗🔉

にらみ-あわ・せる ―アハセル [6][0] 【睨み合(わ)せる】 (動サ下一)[文]サ下二 にらみあは・す 互いに見比べて,両方がうまくいくよう考える。「ふところ具合と―・せる」

にらみ-す・える【睨み据える】🔗🔉

にらみ-す・える ―スル [5][0] 【睨み据える】 (動ア下一)[文]ワ下二 にらみす・う じっとにらむ。「相手の目を―・える」

にらみ-つ・ける【睨み付ける】🔗🔉

にらみ-つ・ける [5] 【睨み付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 にらみつ・く 激しくじっとにらむ。目をいからしてにらむ。にらめつける。「反対派の席を―・ける」

にら・む【睨む】🔗🔉

にら・む [2] 【睨む】 (動マ五[四]) (1)厳しい目つきでじっと見る。鋭く見つめる。「鋭い目つきで―・む」「悪しき眼に―・み/霊異記(中訓注)」 (2)精神を集中して,じっと見つめる。「盤面を―・んで長考する棋士」「試験問題を―・んで考え込む」 (3)見当をつける。「警察では犯人は被害者の身内にいると―・んでいる」 (4)(多く受け身の形で)注意すべき相手として目をつける。注意を要する人物として監視する。「当局から―・まれている」「あの人に―・まれたらおしまいだ」 (5)(物事を)計算に入れる。「総選挙を―・んだ発言」

にらめ-くら【睨め競】🔗🔉

にらめ-くら [3] 【睨め競】 (名)スル 「にらめっこ」に同じ。「黙然(ダンマリ)で唯―かい,ああ気の利かない/多情多恨(紅葉)」

にらめ-つ・ける【睨め付ける】🔗🔉

にらめ-つ・ける [5][0] 【睨め付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 にらめつ・く にらみつける。「怖い形相で―・ける」

にらめっ-こ【睨めっこ】🔗🔉

にらめっ-こ [3] 【睨めっこ】 (名)スル (1)互いににらみあうこと。 (2)子供の遊び。向かい合って互いに滑稽な表情をつくり,先に笑いだした方を負けとするもの。にらみくら。にらめくら。 (3)じっと見ること。「書類と―する」

にら・める【睨める】🔗🔉

にら・める [3] 【睨める】 (動マ下一) 「睨(ニラ)む」に同じ。「まだおれの顔を―・めて居る/坊っちゃん(漱石)」

ね・む【睨む】🔗🔉

ね・む 【睨む】 (動マ下二) ⇒ねめる

ねめ-つ・ける【睨め付ける】🔗🔉

ねめ-つ・ける [4][0] 【睨め付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 ねめつ・く にらみつける。「若武者はつたと―・け/色懺悔(紅葉)」

ねめ-まわ・す【睨め回す】🔗🔉

ねめ-まわ・す ―マハス [4] 【睨め回す】 (動サ五[四]) にらみまわす。「四辺(アタリ)を―・して重さうな肩呼吸(カタイキ)/色懺悔(紅葉)」

ね・める【睨める】🔗🔉

ね・める [2] 【睨める】 (動マ下一)[文]マ下二 ね・む (1)にらむ。「はたと―・めて動かざる眼には/金色夜叉(紅葉)」 (2)憎む。「親のかたきと―・めんより/幸若・夜討曾我」

にらみ【睨み】(和英)🔗🔉

にらみ【睨み】 a glare.→英和 〜がきく(きかない) have great (no) influence[authority];be in (out of) control.

にらみあい【睨み合い】(和英)🔗🔉

にらみあい【睨み合い】 (1) glaring at each other.(2)[反目]hostility;feud.→英和

にらみあう【睨み合う】(和英)🔗🔉

にらみあう【睨み合う】 (1) glare at each other.(2)[反目]be hostile to each other;be at variance with each other.

にらみあわせる【睨み合わせる】(和英)🔗🔉

にらみあわせる【睨み合わせる】 …と睨み合わせて in view of…;considering…;→英和 in consideration[the light]of….

にらみかえす【睨み返す】(和英)🔗🔉

にらみかえす【睨み返す】 glare back.

にらむ【睨む】(和英)🔗🔉

にらむ【睨む】 (1) glare(睨みつける);→英和 stare(じっと見る).→英和 (2)[目星をつける]keep an eye on;suspect.→英和

にらめっこ【睨めっこ(する)】(和英)🔗🔉

にらめっこ【睨めっこ(する)】 (play) a staring game.

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