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広辞苑の検索結果 (9)

へん【篇】🔗🔉

へん】 (竹簡をつづり合わせたものの意。「編」でも代用) ①首尾の整った詩歌や文章。 ②一つづりになっている書物。 ③書物の部分け。書籍の大きく分けたそれぞれの部分。「前篇ぜんぺん」 ④詩や文章などを数える語。「随筆3―」

へん‐しゅ【篇首・編首】🔗🔉

へん‐しゅ篇首・編首】 一編の詩歌・文章のはじめ。編章のはじめ。

へん‐じゅう【篇什】‥ジフ🔗🔉

へん‐じゅう篇什‥ジフ (「什」は十の意。詩経の雅と頌とが十篇を1巻としたからいう)詩を集めたもの。詩篇。詩。

へん‐しょう【篇章・編章】‥シヤウ🔗🔉

へん‐しょう篇章・編章‥シヤウ 詩文の篇と章。文章上、句の重なったものを章といい、章の重なったもの即ち篇をもって首尾完結する。転じて、文章、詩文。

へん‐ちつ【篇帙】🔗🔉

へん‐ちつ篇帙】 ①書冊をおおう帙。 ②転じて、書籍。冊子。

へん‐な・い【篇無い】🔗🔉

へん‐な・い篇無い】 〔形〕 つまらない。甲斐かいがない。閑吟集「うらみつつ吹けども―・いものは尺八ぢや」

へん‐び【編尾・篇尾】🔗🔉

へん‐び編尾・篇尾】 一編のおわり。編末。

へん‐もく【編目・篇目】🔗🔉

へん‐もく編目・篇目】 ①書籍などの編章の題目。 ②箇条かじょう。箇条書。 ③法令。おきて。 ④効果。史記抄「かかる―もないことをしたぞ」 ⑤喧嘩・紛争の訴訟や交渉。〈日葡辞書〉

[漢]篇🔗🔉

 字形 〔竹部9画/15画/4251・4A53〕 〔音〕ヘン(呉)(漢) [意味] ①一つづりの書物。一つにまとまった詩歌・文章。「篇帙へんちつ・篇什へんじゅう・短篇・詩篇・雄篇」 ②書物の部分け。「初篇・続篇・篇章・篇首」「三篇から成る論文」 [解字] 形声。「竹」+音符「扁」(=戸籍などを記すひらたい札)。文字を記す竹簡の意。 ▷現代表記では「編」と書く。 [下ツキ 詩篇・小篇・掌篇・正篇・前篇・千篇一律・続篇・短篇・断篇・中篇・長篇・雄篇

大辞林の検索結果 (8)

へん【編・篇】🔗🔉

へん 【編・篇】 ■一■ [1] (名) (1)書物や文章などを内容からいくつかに分けたときに設けられる区分。章・節などより大きい区分。「三―に分かれた小説」 (2)原稿を集め整理して一冊の書物を作ること。また,その編集。編纂。「その道の大家による―」 (3)首尾の整った詩歌・文章。 ■二■ (接尾) 〔促音・撥音のあとに付くとき「ぺん」となる〕 助数詞。 (1)詩歌・文章,また書物などを数えるのに用いる。「一―の詩」 (2)書物を内容からいくつかに部分けしたとき,その部分の数,あるいは順序を示すのに用いる。「浮世風呂全四―」「第三―」

へん-じ【編次・篇次】🔗🔉

へん-じ [1] 【編次・篇次】 (名)スル 順序を追って編集すること。また,編集された書物の内容の順序。

へん-しゅ【篇首・編首】🔗🔉

へん-しゅ [1] 【篇首・編首】 文章・詩歌などの最初の部分。

へん-じゅう【篇什】🔗🔉

へん-じゅう ―ジフ [0] 【篇什】 〔「詩経」の雅と頌(シヨウ)が十編を一什としていることから〕 詩を集めたもの。詩編。また,詩。

へん-しょう【篇章・編章】🔗🔉

へん-しょう ―シヤウ [0] 【篇章・編章】 (1)詩文の篇と章。 (2)転じて,文章。書籍。

へん-ちつ【篇帙】🔗🔉

へん-ちつ [0] 【篇帙】 (1)書物を保護するための覆い。ちつ。 (2)転じて,書物。冊子。

へん-び【編尾・篇尾】🔗🔉

へん-び [1] 【編尾・篇尾】 一編の終わり。編末。

へん-もく【編目・篇目】🔗🔉

へん-もく [0] 【編目・篇目】 (1)書物などの,編・章の題目。 (2)箇条書きにされたものの各条。また,箇条書きの文書。「今日起請文の―を定めらる/東鑑(文暦二)」 (3)決まり。また,前例。「かかる―もない事をしたぞ/史記抄 4」

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