【篇】 15画　竹部　 区点=4251　16進=4A53　シフトJIS=95D1 《音読み》　ヘン〈pin〉 《意味》 ｛名｝薄く平らな札に書いたもの。転じて、書物。〈類義語〉→簡（竹の札）。「長篇チョウヘン」「篇籍ヘンセキ」 ｛単位｝詩や文を数えることば。「詩三百篇ペン」 ｛名｝書物の部わけ。〈同義語〉→編。「前篇ゼンペン」 《解字》 会意兼形声。扁は「戸」の会意文字で、戸籍を記した薄く平らな札。篇は「竹＋音符戸」で、もと文字を記す平らな竹簡のこと。 《単語家族》 板（平らないた）扁（平ら）片（平らな木ぎれ）編（平らな竹簡を糸でつづる）と同系。すべて平らな意を含む。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【篇什】 ヘンジュウ 詩歌。また、詩歌を集めたもの。▽「詩経」の雅や頌ショウの十編をもって一什としたことから。

【篇目】 ヘンモク 書物の編章の題目。〔国〕箇条書き。

【篇次】 ヘンジ ＝編次。順序をととのえてならべること。また、その順序。書物の部わけの順序。

【篇帙】 ヘンチツ 書物のつつみ。ふみづつみ。転じて、書物。

【篇首】 ヘンシュ 詩や文の編章のはじめ。

【篇章】 ヘンショウ 詩文の編と章。転じて、文書・書物をいう。

【篇翰】 ヘンカン 文書。また、書物。『篇簡ヘンカン』

【篇籍】 ヘンセキ 文書。また、書物。『篇典ヘンテン』

【編次】 ヘンジ ＝篇次。順序をととのえて並べること。また、その順序。書物の部わけの順序。