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広辞苑の検索結果 (45)
くろ【黒】🔗⭐🔉
くろ【黒】
(「くら(暗)」と同源か。また、くり(涅)と同源とも)
①色の名。墨のような色。
Munsell color system: N1.5
②囲碁で、黒石の略。また、黒石を持つ方。↔白。
③犯罪容疑者が犯罪の事実ありと判定されること。また、その人。有罪。「判決は―と出た」↔白
くろ‐あしげ【黒葦毛】🔗⭐🔉
くろ‐あしげ【黒葦毛】
馬の毛色の名。黒みをおびた葦毛。
くろ・い【黒い】🔗⭐🔉
くろ・い【黒い】
〔形〕[文]くろ・し(ク)
①墨のような色である。古事記上「ぬばたまの―・き御衣みけしを」。平家物語3「―・かりし髪も白くなり」。「―・い靴」
②濃紫・褐色・にび色などの、黒っぽい色にいう。源氏物語末摘花「名残なう―・き袿うちき重ねて」
③日に焼けている。古今著聞集5「色を―・く日にあたりなしてのち」
④よごれている。きたない。「シャツの袖口が―・くなる」
⑤悪い。不正である。公明でなく悪心がある。宇津保物語祭使「―・しあかしのさとりなきが」。日葡辞書「ハラクロイヒト」。「―・い噂うわさ」
くろいあめ【黒い雨】🔗⭐🔉
くろいあめ【黒い雨】
小説。井伏鱒二作。雑誌連載後、1966年刊。広島で原爆による黒い雨に打たれた姪の縁談をとおして、被災者の悲惨な状態を描いた原爆文学の代表作。
くろい‐きり【黒い霧】🔗⭐🔉
くろい‐きり【黒い霧】
(1960年の、松本清張の小説「日本の黒い霧」で広まる)明るみに出ない悪。「政界の―」
くろいみね‐いせき【黒井峰遺跡】‥ヰ‥ヰ‥🔗⭐🔉
くろいみね‐いせき【黒井峰遺跡】‥ヰ‥ヰ‥
群馬県渋川市、旧子持村地区にある6世紀半ばの集落遺跡。南西方の榛名山二ッ岳の噴火により厚さ2メートル前後の軽石層で覆われ、その下から住居・祭祀場などを発掘。古墳時代の集落構造を示す貴重な例。
くろ‐ぎぬ【黒衣】🔗⭐🔉
くろ‐ぎぬ【黒衣】
①黒色の衣服。
②喪中に着る衣服。ふじごろも。
くろ‐ぐら【黒鞍】🔗⭐🔉
くろ‐ぐら【黒鞍】
黒漆塗の鞍。
くろ‐ぐろ【黒黒】🔗⭐🔉
くろ‐ぐろ【黒黒】
はなはだ黒いさま。平家物語1「あな―、黒き頭とうかな」。「まだ髪は―としている」
くろ‐ご【黒衣・黒子】🔗⭐🔉
くろ‐ご【黒衣・黒子】
(クロコとも)歌舞伎の舞台で後見の着用する黒い衣服。また、その後見人。黒具くろぐ。
くろシャツ‐とう【黒シャツ党】‥タウ🔗⭐🔉
くろシャツ‐とう【黒シャツ党】‥タウ
(黒シャツを制服にしたからいう)イタリアのファシスト党の異称。
くろ‐ず・む【黒ずむ】🔗⭐🔉
くろ‐ず・む【黒ずむ】
〔自五〕
黒みをおびる。「―・んだ柱」
くろ‐ダイヤ【黒ダイヤ】🔗⭐🔉
くろ‐ダイヤ【黒ダイヤ】
①カルボナードの俗称。
②石炭を黒いダイヤに擬していう語。
くろ‐つ‐ば【黒つ羽】🔗⭐🔉
くろ‐つ‐ば【黒つ羽】
黒い鳥の羽。くろは。義経記3「黒革威の腹巻に―の矢負ひ、塗籠籐の弓持ちて」
くろっ‐ぽ・い【黒っぽい】🔗⭐🔉
くろっ‐ぽ・い【黒っぽい】
〔形〕
①黒みをおびている。
②玄人くろうとらしい。
くろ‐テント【黒テント】🔗⭐🔉
くろ‐テント【黒テント】
劇団名。1968年自由劇場・六月劇場・発見の会が連合して演劇センター68を発足、黒い移動式テントで巡回公演。90年現名に改称。
くろ‐ば・む【黒ばむ】🔗⭐🔉
くろ‐ば・む【黒ばむ】
〔自五〕
黒みをおびる。黒くなる。黒ずむ。
くろ‐パン【黒パン】🔗⭐🔉
くろ‐パン【黒パン】
黒茶色のパン。おもにライ麦粉で作った黒茶色のパン。
くろ‐ビール【黒ビール】🔗⭐🔉
くろ‐ビール【黒ビール】
ビールの一種。焦がした麦芽を用いるので暗褐色をしている。〈[季]夏〉。尾崎紅葉、金色夜叉「松茸の極ごく新いのと、製造元から貰つた黒麦酒くろビイルが有るからね」
くろ‐ぼく【黒ぼく】🔗⭐🔉
くろ‐ぼく【黒ぼく】
①火山灰を母材とする土壌。黒色・酸性の腐植に富み、リン酸の吸収力が強く、物理的特性が良い。くろぼこ。黒壚。
②火山地方に産する溶滓状の溶岩。庭石に用いる。
くろ‐ぼこ【黒ぼこ】🔗⭐🔉
くろ‐ぼこ【黒ぼこ】
黒色の土。くろぼく。猿蓑「足袋踏みよごす―の道」(芭蕉)
くろ‐ま・す【黒ます】🔗⭐🔉
くろ‐ま・す【黒ます】
〔他四〕
①黒くする。喪服を着ることなどにいう。栄華物語玉飾「女房・宮司など皆いと―・したり」
②まぎらわす。ごまかす。浄瑠璃、生写朝顔話「なほしも声を―・して」
くろ‐ま・る【黒まる】🔗⭐🔉
くろ‐ま・る【黒まる】
〔自四〕
黒くなる。黒く染まる。
くろ‐み【黒み】🔗⭐🔉
くろ‐み【黒み】
①黒い度合。また、黒い色。黒い部分。
②(「黒味」と書く)鋳物の砂離れをよくし、鋳肌を滑らかにするため、肌砂の表面に塗るものの総称。材料は黒鉛・雲母・木炭・コークスなどの粉末。
③イカの墨。〈日葡辞書〉
⇒くろみ‐だな【黒み棚】
くろみ‐だな【黒み棚】🔗⭐🔉
くろみ‐ばし・る【黒み走る】🔗⭐🔉
くろみ‐ばし・る【黒み走る】
〔自四〕
黒みをおびる。
くろみ‐わた・る【黒み渡る】🔗⭐🔉
くろみ‐わた・る【黒み渡る】
〔自四〕
①すべて黒くなる。
②諒闇りょうあんになって人々がみな黒い喪服を着る。源氏物語薄雲「殿上人などなべてひとつ色に―・りて」
くろ・む【黒む】🔗⭐🔉
くろ‐め【黒め】🔗⭐🔉
くろめ‐うるし【黒め漆】🔗⭐🔉
くろめ‐うるし【黒め漆】
生漆きうるしの水分を去って黒褐色に変えたもの。
⇒くろ‐め【黒め】
くろめ‐や【黒め屋】🔗⭐🔉
くろめ‐や【黒め屋】
生漆きうるしの精製を業とする者。また、その店。
⇒くろ‐め【黒め】
くろ・める【黒める】🔗⭐🔉
くろ・める【黒める】
〔他下一〕[文]くろ・む(下二)
①黒くする。黒く染める。
②まぎらし隠す。とりつくろう。ごまかす。狂言、悪坊「後を能い様に―・めて下されい」
くろ‐らか【黒らか】🔗⭐🔉
くろ‐らか【黒らか】
黒いさま。栄華物語御裳着「歯黒め―につけて」
くろん‐ぼう【黒ん坊】‥バウ🔗⭐🔉
くろん‐ぼう【黒ん坊】‥バウ
(クロンボとも)
①色の黒い人を、あざけりをこめて呼ぶ語。
②日焼けして色の黒い人。
③歌舞伎の黒衣くろご。
④麦などの黒穂くろぼの俗称。
こく‐あん【黒闇】🔗⭐🔉
こく‐あん【黒闇】
①くらやみ。闇黒。
②(黒闇天の略)死。万葉集5「三千世界に誰か能く―の捜たずね来るを逃れむ」
⇒こくあん‐じごく【黒闇地獄】
⇒こくあん‐てん【黒闇天】
⇒こくあん‐にょ【黒闇女】
こく‐あんあん【黒暗暗・黒闇闇】🔗⭐🔉
こく‐あんあん【黒暗暗・黒闇闇】
一面まっくらなさま。
こくあん‐じごく【黒闇地獄】‥ヂ‥🔗⭐🔉
こくあん‐じごく【黒闇地獄】‥ヂ‥
〔仏〕阿鼻に属する地獄の一つ。灯明を盗んだり父母・師長の物を盗んだりする者などを黒山間の暗い所で呵責かしゃくする。
⇒こく‐あん【黒闇】
こくあん‐てん【黒闇天】🔗⭐🔉
こくあん‐てん【黒闇天】
〔仏〕容貌醜悪で人に災禍を与える女神。吉祥天の妹で、密教では閻魔王の妃とする。黒闇女・黒闇天女・黒夜神ともいう。胎蔵界曼荼羅の外金剛部院に配され、肉色で人頭杖を持つ姿に表される。
⇒こく‐あん【黒闇】
こくあん‐にょ【黒闇女】🔗⭐🔉
こくあん‐にょ【黒闇女】
〔仏〕(→)黒闇天に同じ。
⇒こく‐あん【黒闇】
こく‐え【黒衣】🔗⭐🔉
こく‐え【黒衣】
黒色の僧衣。墨染衣すみぞめのころも。緇衣しえ。こくい。
⇒こくえ‐ごめん【黒衣御免】
⇒こくえ‐の‐さいしょう【黒衣の宰相】
こくえ‐ごめん【黒衣御免】🔗⭐🔉
こくえ‐ごめん【黒衣御免】
武士で出家した者に、幕府から墨染の衣の着用を許可すること。
⇒こく‐え【黒衣】
こくえ‐の‐さいしょう【黒衣の宰相】‥シヤウ🔗⭐🔉
こくえ‐の‐さいしょう【黒衣の宰相】‥シヤウ
僧であって政治を左右する者。崇伝・天海などがいわれた。こくいのさいしょう。
⇒こく‐え【黒衣】
[漢]黒🔗⭐🔉
黒 字形
筆順
〔黒(黑)部0画/11画/教育/2585・3975〕
[黑] 字形
〔黒(黑)部0画/12画〕
〔音〕コク(呉)(漢)
〔訓〕くろ・くろい
[意味]
くろ。色がくろい。くろずんでいる。くらい。(対)白。「黒色・黒煙・黒板・黒鉛・漆黒しっこく・暗黒」
[解字]
会意。下部は火、上部は煙突に点々とすすのついた状態を表す。
筆順
〔黒(黑)部0画/11画/教育/2585・3975〕
[黑] 字形
〔黒(黑)部0画/12画〕
〔音〕コク(呉)(漢)
〔訓〕くろ・くろい
[意味]
くろ。色がくろい。くろずんでいる。くらい。(対)白。「黒色・黒煙・黒板・黒鉛・漆黒しっこく・暗黒」
[解字]
会意。下部は火、上部は煙突に点々とすすのついた状態を表す。
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くろ【黒】🔗⭐🔉
くろ・い【黒い】🔗⭐🔉
黒い霧(キリ)🔗⭐🔉
黒い霧(キリ)
〔松本清張の小説「日本の黒い霧」(1961年刊)による語〕
政界・財界などの大物が職権を悪用して不正を働くさまをいう語。
くろいあめ【黒い雨】🔗⭐🔉
くろいあめ 【黒い雨】
小説。井伏鱒二作。1966年(昭和41)刊。姪の結婚を案じる主人公を通して,放射能を含む「黒い雨」で被爆した姪の発病など,原爆による悲劇を描く。
くろいそ【黒磯】🔗⭐🔉
くろいそ 【黒磯】
栃木県北部,那須野原(ナスノハラ)台地にある市。那須温泉郷への入り口。
くろ-が・る【黒がる・玄がる】🔗⭐🔉
くろ-が・る 【黒がる・玄がる】 (動ラ四)
玄人(クロウト)のふりをする。粋人ぶる。「―・るはすいにあらず/洒落本・間似合早粋」
くろ-きぬ【黒衣】🔗⭐🔉
くろ-きぬ 【黒衣】
(1)黒色の衣服。くろききぬ。「奴は―をきしむ/日本書紀(持統訓)」
(2)喪中に着る衣服。喪服。ふじごろも。くろききぬ。
くろ-ご【黒子・黒衣】🔗⭐🔉
くろ-ご [0] 【黒子・黒衣】
〔「くろこ」とも〕
(1)操り芝居の人形遣いや歌舞伎の後見(コウケン)が着る黒い衣服と頭布(ズキン)。また,それを着る人。くろんぼ。黒具。
(2)(比喩的に)自分は表に出ないで,裏で人をあやつる人。
くろ-ザン【黒―】🔗⭐🔉
くろ-ザン [0] 【黒―】
「黒サントメ」の略。
くろ-サントメ【黒―】🔗⭐🔉
くろ-サントメ [3] 【黒―】
黒色のサントメ縞,またはサントメ革。黒ザン。
くろシャツ-とう【黒―党】🔗⭐🔉
くろシャツ-とう ―タウ 【黒―党】
第一次大戦後,ムッソリーニが組織したイタリア-ファシスト党の行動隊。黒シャツを制服としたことからいう。
くろ-ず・む【黒ずむ】🔗⭐🔉
くろ-ず・む [3] 【黒ずむ】 (動マ五[四])
黒っぽくなる。黒い色を帯びる。「すすで天井が―・む」「―・んだ顔」
くろ-ダイヤ【黒―】🔗⭐🔉
くろ-ダイヤ [3] 【黒―】
(1)黒色のダイヤモンド。不純物を含み,不透明で宝石としての質は劣るが,硬度は高い。カルボナード。
(2)石炭をダイヤモンドに見立てた語。
くろ-づ-は【黒づ羽】🔗⭐🔉
くろ-づ-は 【黒づ羽】
〔「くろつば」とも〕
⇒黒羽(クロハ)(1)
くろっ-ぽ・い【黒っぽい】🔗⭐🔉
くろっ-ぽ・い [4] 【黒っぽい】 (形)
(1)黒みを帯びている。
(2)玄人(クロウト)らしい。「―・くなつてきたな/歌舞伎・小袖曾我」
くろ-は【黒羽】🔗⭐🔉
くろ-は [0] 【黒羽】
(1)黒い羽。特にワシの黒い羽をいい,矢羽根に用いた。黒づ羽。
(2)「黒羽二重(クロハブタエ)」の略。
くろばね【黒羽】🔗⭐🔉
くろばね 【黒羽】
栃木県北東部,那須郡の町。那珂川中流域に位置する。鎌倉時代開基の霊厳寺があり,下駄(ゲタ)を特産。
くろ-ば・む【黒ばむ】🔗⭐🔉
くろ-ば・む [3] 【黒ばむ】 (動マ五[四])
黒みを帯びる。黒色になる。
くろ-パン【黒―】🔗⭐🔉
くろ-パン [0] 【黒―】
主にライ麦粉を原料として作った黒褐色のパン。自然発酵させるので,軽い酸味がある。
くろ-ビール【黒―】🔗⭐🔉
くろ-ビール [3] 【黒―】
黒く焦がした麦芽やカラメルを混ぜたりして作った黒褐色のビール。
くろ-ぼく【黒ぼく】🔗⭐🔉
くろ-ぼく [0] 【黒ぼく】
〔「くろぼこ」とも〕
(1)〔踏むとぼくぼくする黒い土の意〕
腐植に富んだ団粒構造が発達して空隙の多い,黒色の表土。くろにが。くろのっぽ。黒土(クロツチ)。
(2)火山から噴出した形の変わった溶岩。庭石に使う。
くろぼく-ど【黒ぼく土】🔗⭐🔉
くろぼく-ど [4] 【黒ぼく土】
表層に黒ぼくをもつ土壌。主に火山灰の風化物を母材にして生成。非火山灰起源のものも東海・近畿地方には分布する。全国の畑地・果樹園地の半分を占め,見掛けは肥沃そうに見えるが,作物がリン酸欠乏になるので施肥管理が必要。火山灰土壌。
くろ-ま・す【黒ます】🔗⭐🔉
くろ-ま・す 【黒ます】 (動サ四)
(1)黒くする。「女房・宮司など皆いと―・したり/栄花(玉の飾)」
(2)本来の姿・形をごまかす。くらます。「偽りすかして帰さんとなほしも声を―・して/浄瑠璃・生写朝顔話」
くろ-み【黒み】🔗⭐🔉
くろ-み [0][3] 【黒み】
(1)黒い色を帯びていること。「―がかった茶色」
(2)黒い所。黒い部分。「第二の―を射めぐらして/宇治拾遺 7」
くろみ-わた・る【黒み渡る】🔗⭐🔉
くろみ-わた・る [5] 【黒み渡る】 (動ラ五[四])
(1)一面に黒くなる。「一片の雲も宿(トド)めないが―・つて/今戸心中(柳浪)」
(2)人々が皆,黒い喪服を着る。「殿上人などなべて一つ色に―・りて物のはえなき春の暮なり/源氏(薄雲)」
くろ・む【黒む】🔗⭐🔉
くろ・む 【黒む】
■一■ (動マ四)
(1)黒くなる。黒みを帯びる。黒ずむ。「御歯の少し朽ちて口の内―・みて/源氏(賢木)」
(2)暮らしが立つ。「たがひに身の―・みて後/浮世草子・織留 6」
■二■ (動マ下二)
⇒くろめる
くろ-め【黒め】🔗⭐🔉
くろ-め [3] 【黒め】
■一■ (名)
「黒炭(クロズミ)」に同じ。
■二■ (形動)
黒みがちなさま。「―に塗り上げる」
くろめ-うるし【黒め漆】🔗⭐🔉
くろめ-うるし [4] 【黒め漆】
生漆(キウルシ)を天日などで温めて水分を除いた黒褐色の漆。
くろ・める【黒める】🔗⭐🔉
くろ・める [3] 【黒める】 (動マ下一)[文]マ下二 くろ・む
(1)黒くする。黒く染める。「野焼の痕の―・める土より/不如帰(蘆花)」
(2)ごまかす。とりつくろう。「其間の寂しさを―・めんために/浮世草子・禁短気」
くろ-らか【黒らか】🔗⭐🔉
くろ-らか 【黒らか】 (形動ナリ)
黒々としているさま。黒いさま。「白き笠ども著せて歯ぐろめ―に/栄花(御裳着)」
くろん-ぼう【黒ん坊】🔗⭐🔉
くろん-ぼう ―バウ [0] 【黒ん坊】
〔「くろんぼ」とも〕
(1)皮膚の色の黒い人種の俗称。黒人(コクジン)。
(2)日に焼けたりして色の黒い人。
(3)歌舞伎などの黒子(クロゴ)。
(4)「黒穂(クロボ)」に同じ。
こく-あん【黒闇・黒暗】🔗⭐🔉
こく-あん [0] 【黒闇・黒暗】
(1)くらやみ。仏教で,迷いの闇(ヤミ)。また,地獄。暗黒。「下は―の衆生も皆照らさるらむかし/栄花(御裳着)」
(2)「黒闇天(コクアンテン)」の略。
こくあん-じごく【黒闇地獄】🔗⭐🔉
こくあん-じごく ―ヂ― [5] 【黒闇地獄】
阿鼻地獄の一。灯明を盗んだ者,父母・師長などの物を盗んだ者などが呵責(カシヤク)を受ける。
こくあん-てん【黒闇天】🔗⭐🔉
こくあん-てん 【黒闇天】
容貌醜く人に災いを与える女神。吉祥天の妹で,密教では閻魔王の妃とする。胎蔵界曼荼羅の外金剛部に属す。像は肉色で,左手に人頭の杖を持つ。黒闇女。黒夜神。黒闇。
こくあん-にょ【黒闇女】🔗⭐🔉
こくあん-にょ 【黒闇女】
⇒黒闇天(コクアンテン)
こく-あんあん【黒暗暗】🔗⭐🔉
こく-あんあん [1] 【黒暗暗】
まっくらなこと。「―日光も穿ち得ぬ森林の裡(ウチ)/日光山の奥(花袋)」
こく-い【黒衣】🔗⭐🔉
こく-い [1] 【黒衣】
(1)黒い色の衣服。こくえ。
(2)僧侶や尼僧の着る墨染めの衣。こくえ。
こく-いん【黒印】🔗⭐🔉
こく-いん [0] 【黒印】
黒色の印肉を用いて押した印影。また,それを押した文書。武家の公文書に用いられた。すみつき。
こくいん-じょう【黒印状】🔗⭐🔉
こくいん-じょう ―ジヤウ [0] 【黒印状】
黒印を押した文書。江戸幕府では朱印の使用は将軍に限られ,諸大名が発行する公文書に用いられた。
こくいん-ち【黒印地】🔗⭐🔉
こくいん-ち [3] 【黒印地】
黒印状によってその所領たることを確認された土地。寺社領に多く,年貢課役を免除された。
こく-え【黒衣】🔗⭐🔉
こく-え [1][2] 【黒衣】
〔「え」は呉音〕
「こくい(黒衣)」に同じ。
こくえ-の-さいしょう【黒衣の宰相】🔗⭐🔉
こくえ-の-さいしょう ―サイシヤウ 【黒衣の宰相】
僧でありながら主君を補佐し政治に関与するもの。
くろ【黒】(和英)🔗⭐🔉
くろい【黒い】(和英)🔗⭐🔉
くろい【黒い】
⇒黒(い).
くろずんだ【黒ずんだ】(和英)🔗⭐🔉
くろずんだ【黒ずんだ】
blackish;dark(-skinned) (皮膚).→英和
くろダイヤ【黒ダイヤ】(和英)🔗⭐🔉
くろダイヤ【黒ダイヤ】
a black diamond.
くろパン【黒パン】(和英)🔗⭐🔉
くろパン【黒パン】
rye[brown]bread.
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