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くろ【黒】🔗⭐🔉
くろ-あり【黒蟻】🔗⭐🔉
くろ-あり [0][2] 【黒蟻】
黒ないし黒褐色のアリの俗称。普通に見られるクロオオアリ・トビイロケアリなど。
くろ・い【黒い】🔗⭐🔉
黒い霧(キリ)🔗⭐🔉
黒い霧(キリ)
〔松本清張の小説「日本の黒い霧」(1961年刊)による語〕
政界・財界などの大物が職権を悪用して不正を働くさまをいう語。
くろいあめ【黒い雨】🔗⭐🔉
くろいあめ 【黒い雨】
小説。井伏鱒二作。1966年(昭和41)刊。姪の結婚を案じる主人公を通して,放射能を含む「黒い雨」で被爆した姪の発病など,原爆による悲劇を描く。
くろいそ【黒磯】🔗⭐🔉
くろいそ 【黒磯】
栃木県北部,那須野原(ナスノハラ)台地にある市。那須温泉郷への入り口。
くろいわ【黒岩】🔗⭐🔉
くろいわ クロイハ 【黒岩】
姓氏の一。
くろいわ-るいこう【黒岩涙香】🔗⭐🔉
くろいわ-るいこう クロイハルイカウ 【黒岩涙香】
(1862-1920) 小説家・翻訳家・新聞記者。土佐の人。名は周六。「万朝報(ヨロズチヨウホウ)」を創刊,主宰。翻訳に「巌窟王」「噫(アア)無情」など,評論に「天人論」「人尊主義」などがある。
くろ-うしのした【黒牛の舌】🔗⭐🔉
くろ-うしのした [7] 【黒牛の舌】
カレイ目の海魚。全長35センチメートル内外。シタビラメの仲間で,体は扁平で長卵円形。成魚は両眼とも体の左側にある。体色は黄褐色で黒褐色の点が散在する。ムニエルなどにして美味。北海道南部以南の沿岸砂底に分布。
→シタビラメ
くろ-うたどり【黒歌鳥】🔗⭐🔉
くろ-うたどり [4] 【黒歌鳥】
スズメ目ツグミ科の鳥。日本のクロツグミと同属。全長約25センチメートル。雄は全身黒色でくちばしと目の周囲だけが黄色い。雌は暗褐色。雄は美声でさえずる。ヨーロッパ・アフリカ北部・アジア南部に分布。ブラック-バード。
くろ-うんも【黒雲母】🔗⭐🔉
くろ-うんも [3] 【黒雲母】
雲母の一。鱗状または六角板状の結晶。黒緑色ないし黒褐色のガラス状光沢がある。火成岩・変成岩の造岩鉱物として広くみられる。
くろ-がき【黒柿】🔗⭐🔉
くろ-がき [2] 【黒柿】
カキノキ科の高木。マメガキに近縁で,心材は黒色または黒色の縞があって美しい。家具・調度品などを作る。リュウキュウマメガキ。くろがい。
くろ-がし【黒橿】🔗⭐🔉
くろ-がし [2] 【黒橿】
樹皮が黒みを帯びているイチイガシ・アラカシ・ツクバネガシなどの総称。
くろ-かじき【黒梶木】🔗⭐🔉
くろ-かじき ―カヂキ [3] 【黒梶木】
スズキ目の海魚。全長4,5メートル程度。後頭部は著しく張り出す。体の断面は楕円形。網目状の側線をもつ。肉はやや脂質に富む。食用で美味。南日本・太平洋・インド洋の温・熱帯域に分布。クロカワ。
くろ-がも【黒鴨】🔗⭐🔉
くろ-がも [0] 【黒鴨】
(1)カモ目カモ科の海鳥。全長50センチメートル内外。雄は全身黒色で,くちばしの根もとに橙黄色のこぶがある。雌は黒褐色。北極圏で繁殖し,日本には冬鳥として渡来するが,北海道東部では少数が繁殖。
(2)〔江戸時代,多く黒や紺無地の衣服を身につけていたことから〕
職人や供男の称。
くろがも-じたて【黒鴨仕立て】🔗⭐🔉
くろがも-じたて [5] 【黒鴨仕立て】
法被(ハツピ)・腹掛け・股引き・脚半(キヤハン)などを黒か紺の無地で統一した服装。下男や人力車夫が用いた。黒鴨いでたち。
くろ-が・る【黒がる・玄がる】🔗⭐🔉
くろ-が・る 【黒がる・玄がる】 (動ラ四)
玄人(クロウト)のふりをする。粋人ぶる。「―・るはすいにあらず/洒落本・間似合早粋」
くろ-かわ【黒革】🔗⭐🔉
くろ-かわ ―カハ [0] 【黒革】
(1)黒色に染めた革。
(2)濃い紺色の革。藍革(アイガワ)。鎧(ヨロイ)の縅(オドシ)などに使う。
くろかわ-おどし【黒革縅】🔗⭐🔉
くろかわ-おどし ―カハヲドシ [5] 【黒革縅】
鎧(ヨロイ)の縅の一。細く切った黒革{(2)}で縅したもの。
くろ-きぬ【黒衣】🔗⭐🔉
くろ-きぬ 【黒衣】
(1)黒色の衣服。くろききぬ。「奴は―をきしむ/日本書紀(持統訓)」
(2)喪中に着る衣服。喪服。ふじごろも。くろききぬ。
くろ-ぐ【黒具】🔗⭐🔉
くろ-ぐ [0][2] 【黒具】
「黒子(クロゴ){(1)}」に同じ。
くろ-ぐそく【黒具足】🔗⭐🔉
くろ-ぐそく [3] 【黒具足】
甲冑(カツチユウ)の総体を黒漆で塗り,黒または濃紺の糸・革で縅(オド)した,黒ずくめの具足。
くろ-くま【黒熊】🔗⭐🔉
くろ-くま [0] 【黒熊】
黒毛の熊。ツキノワグマのこと。また,その毛皮。
くろ-くも【黒雲】🔗⭐🔉
くろ-くも [0] 【黒雲】
黒い雲。雨雲。暗雲。こくうん。
くろ-くわ【黒鍬】🔗⭐🔉
くろ-くわ ―クハ [0] 【黒鍬】
(1)戦国時代,築城や道路づくりなどに従った人夫。
(2)江戸時代,江戸城内の警備や掃除,荷物の運搬などに従った者。黒鍬者。
(3)「久六鍬(キユウロクグワ)」に同じ。
くろ-けむり【黒煙】🔗⭐🔉
くろ-けむり [3] 【黒煙】
黒い煙。こくえん。
くろ-ご【黒子・黒衣】🔗⭐🔉
くろ-ご [0] 【黒子・黒衣】
〔「くろこ」とも〕
(1)操り芝居の人形遣いや歌舞伎の後見(コウケン)が着る黒い衣服と頭布(ズキン)。また,それを着る人。くろんぼ。黒具。
(2)(比喩的に)自分は表に出ないで,裏で人をあやつる人。
くろ-ごうし【黒格子】🔗⭐🔉
くろ-ごうし ―ガウシ [3] 【黒格子】
(1)黒く塗ってある格子。
(2)〔格子が黒く塗ってあったところから〕
江戸時代,大坂天王寺の神子(ミコ)町にあった,口寄(クチヨセ)・市子(イチコ)の家。
くろ-ごく【黒極】🔗⭐🔉
くろ-ごく 【黒極】
「黒極上上吉」の略。
くろ-ごくじょうじょうきち【黒極上上吉】🔗⭐🔉
くろ-ごくじょうじょうきち ―ゴクジヤウジヤウキチ 【黒極上上吉】
(1)江戸時代,役者評判記などの位付けの最高位。「極上上吉」の四文字を黒字で書く。黒極(クロゴク)。
(2)最上品。最高の物。
くろこま【黒駒】🔗⭐🔉
くろこま 【黒駒】
山梨県御坂(ミサカ)町にある地名。上代,黒い名馬を産したという。
くろこま-の-かつぞう【黒駒勝蔵】🔗⭐🔉
くろこま-の-かつぞう ―カツザウ 【黒駒勝蔵】
(1832-1871) 江戸末期の侠客。甲州黒駒の人。博徒として勢力を伸ばし清水次郎長としばしば抗争。
くろ-ザン【黒―】🔗⭐🔉
くろ-ザン [0] 【黒―】
「黒サントメ」の略。
くろ-サントメ【黒―】🔗⭐🔉
くろ-サントメ [3] 【黒―】
黒色のサントメ縞,またはサントメ革。黒ザン。
くろシャツ-とう【黒―党】🔗⭐🔉
くろシャツ-とう ―タウ 【黒―党】
第一次大戦後,ムッソリーニが組織したイタリア-ファシスト党の行動隊。黒シャツを制服としたことからいう。
くろ-ず・む【黒ずむ】🔗⭐🔉
くろ-ず・む [3] 【黒ずむ】 (動マ五[四])
黒っぽくなる。黒い色を帯びる。「すすで天井が―・む」「―・んだ顔」
くろ-ダイヤ【黒―】🔗⭐🔉
くろ-ダイヤ [3] 【黒―】
(1)黒色のダイヤモンド。不純物を含み,不透明で宝石としての質は劣るが,硬度は高い。カルボナード。
(2)石炭をダイヤモンドに見立てた語。
くろ-だま【黒玉】🔗⭐🔉
くろ-だま [0] 【黒玉】
(1)黒い色の玉。
(2)黒く丸いしるし。黒星。
(3)「黒目(クロメ)」に同じ。
(4)打ちあげても発火しない花火の玉。
(5)黒いあめ玉。
(6)船舶が昼間信号用にあげる形象物。黒い球に見え,「停泊中」あるいは「運転の自由がきかない状態にある」などの意を表す。
くろ-づ-は【黒づ羽】🔗⭐🔉
くろ-づ-は 【黒づ羽】
〔「くろつば」とも〕
⇒黒羽(クロハ)(1)
くろっ-ぽ・い【黒っぽい】🔗⭐🔉
くろっ-ぽ・い [4] 【黒っぽい】 (形)
(1)黒みを帯びている。
(2)玄人(クロウト)らしい。「―・くなつてきたな/歌舞伎・小袖曾我」
くろ-は【黒羽】🔗⭐🔉
くろ-は [0] 【黒羽】
(1)黒い羽。特にワシの黒い羽をいい,矢羽根に用いた。黒づ羽。
(2)「黒羽二重(クロハブタエ)」の略。
くろばね【黒羽】🔗⭐🔉
くろばね 【黒羽】
栃木県北東部,那須郡の町。那珂川中流域に位置する。鎌倉時代開基の霊厳寺があり,下駄(ゲタ)を特産。
くろ-はぶたえ【黒羽二重】🔗⭐🔉
くろ-はぶたえ ―ハブタヘ [3] 【黒羽二重】
黒色のはぶたえ。紋付などの礼装用和服地。黒羽。
くろ-ば・む【黒ばむ】🔗⭐🔉
くろ-ば・む [3] 【黒ばむ】 (動マ五[四])
黒みを帯びる。黒色になる。
くろ-パン【黒―】🔗⭐🔉
くろ-パン [0] 【黒―】
主にライ麦粉を原料として作った黒褐色のパン。自然発酵させるので,軽い酸味がある。
くろ-ビール【黒―】🔗⭐🔉
くろ-ビール [3] 【黒―】
黒く焦がした麦芽やカラメルを混ぜたりして作った黒褐色のビール。
くろ-ぼく【黒ぼく】🔗⭐🔉
くろ-ぼく [0] 【黒ぼく】
〔「くろぼこ」とも〕
(1)〔踏むとぼくぼくする黒い土の意〕
腐植に富んだ団粒構造が発達して空隙の多い,黒色の表土。くろにが。くろのっぽ。黒土(クロツチ)。
(2)火山から噴出した形の変わった溶岩。庭石に使う。
くろぼく-ど【黒ぼく土】🔗⭐🔉
くろぼく-ど [4] 【黒ぼく土】
表層に黒ぼくをもつ土壌。主に火山灰の風化物を母材にして生成。非火山灰起源のものも東海・近畿地方には分布する。全国の畑地・果樹園地の半分を占め,見掛けは肥沃そうに見えるが,作物がリン酸欠乏になるので施肥管理が必要。火山灰土壌。
くろ-ま・す【黒ます】🔗⭐🔉
くろ-ま・す 【黒ます】 (動サ四)
(1)黒くする。「女房・宮司など皆いと―・したり/栄花(玉の飾)」
(2)本来の姿・形をごまかす。くらます。「偽りすかして帰さんとなほしも声を―・して/浄瑠璃・生写朝顔話」
くろ-まる【黒丸・黒円】🔗⭐🔉
くろ-まる [0] 【黒丸・黒円】
(1)黒色の丸。
(2)文字のわきにつける黒い丸のしるし。また,語と語の間などにつける丸い点「・」。なかぐろ。
くろ-まるはなばち【黒丸花蜂】🔗⭐🔉
くろ-まるはなばち [6] 【黒丸花蜂】
ミツバチ科のハチ。体長約2センチメートル。体は黒色で全身に黒い毛が密生する。地中に営巣し,多数の働きバチを生じる。九州以北の各地と朝鮮半島・中国に分布。
くろ-み【黒み】🔗⭐🔉
くろ-み [0][3] 【黒み】
(1)黒い色を帯びていること。「―がかった茶色」
(2)黒い所。黒い部分。「第二の―を射めぐらして/宇治拾遺 7」
くろみ-わた・る【黒み渡る】🔗⭐🔉
くろみ-わた・る [5] 【黒み渡る】 (動ラ五[四])
(1)一面に黒くなる。「一片の雲も宿(トド)めないが―・つて/今戸心中(柳浪)」
(2)人々が皆,黒い喪服を着る。「殿上人などなべて一つ色に―・りて物のはえなき春の暮なり/源氏(薄雲)」
くろ・む【黒む】🔗⭐🔉
くろ・む 【黒む】
■一■ (動マ四)
(1)黒くなる。黒みを帯びる。黒ずむ。「御歯の少し朽ちて口の内―・みて/源氏(賢木)」
(2)暮らしが立つ。「たがひに身の―・みて後/浮世草子・織留 6」
■二■ (動マ下二)
⇒くろめる
くろ-め【黒め】🔗⭐🔉
くろ-め [3] 【黒め】
■一■ (名)
「黒炭(クロズミ)」に同じ。
■二■ (形動)
黒みがちなさま。「―に塗り上げる」
くろめ-うるし【黒め漆】🔗⭐🔉
くろめ-うるし [4] 【黒め漆】
生漆(キウルシ)を天日などで温めて水分を除いた黒褐色の漆。
くろ-め【黒目・黒眼】🔗⭐🔉
くろ-め [2][0] 【黒目・黒眼】
眼球の中央の円く黒い部分。黒目玉。
⇔白目
くろ-めがね【黒眼鏡】🔗⭐🔉
くろ-めがね [3] 【黒眼鏡】
黒く着色したガラスをはめた眼鏡。また,黒いサングラス。
くろ・める【黒める】🔗⭐🔉
くろ・める [3] 【黒める】 (動マ下一)[文]マ下二 くろ・む
(1)黒くする。黒く染める。「野焼の痕の―・める土より/不如帰(蘆花)」
(2)ごまかす。とりつくろう。「其間の寂しさを―・めんために/浮世草子・禁短気」
くろ-らか【黒らか】🔗⭐🔉
くろ-らか 【黒らか】 (形動ナリ)
黒々としているさま。黒いさま。「白き笠ども著せて歯ぐろめ―に/栄花(御裳着)」
くろ-らく【黒楽】🔗⭐🔉
くろ-らく [0] 【黒楽】
黒色不透明の釉(ウワグスリ)をかけた楽焼き。
くろん-ぼう【黒ん坊】🔗⭐🔉
くろん-ぼう ―バウ [0] 【黒ん坊】
〔「くろんぼ」とも〕
(1)皮膚の色の黒い人種の俗称。黒人(コクジン)。
(2)日に焼けたりして色の黒い人。
(3)歌舞伎などの黒子(クロゴ)。
(4)「黒穂(クロボ)」に同じ。
こく-あん【黒闇・黒暗】🔗⭐🔉
こく-あん [0] 【黒闇・黒暗】
(1)くらやみ。仏教で,迷いの闇(ヤミ)。また,地獄。暗黒。「下は―の衆生も皆照らさるらむかし/栄花(御裳着)」
(2)「黒闇天(コクアンテン)」の略。
こくあん-じごく【黒闇地獄】🔗⭐🔉
こくあん-じごく ―ヂ― [5] 【黒闇地獄】
阿鼻地獄の一。灯明を盗んだ者,父母・師長などの物を盗んだ者などが呵責(カシヤク)を受ける。
こくあん-てん【黒闇天】🔗⭐🔉
こくあん-てん 【黒闇天】
容貌醜く人に災いを与える女神。吉祥天の妹で,密教では閻魔王の妃とする。胎蔵界曼荼羅の外金剛部に属す。像は肉色で,左手に人頭の杖を持つ。黒闇女。黒夜神。黒闇。
こくあん-にょ【黒闇女】🔗⭐🔉
こくあん-にょ 【黒闇女】
⇒黒闇天(コクアンテン)
こく-あんあん【黒暗暗】🔗⭐🔉
こく-あんあん [1] 【黒暗暗】
まっくらなこと。「―日光も穿ち得ぬ森林の裡(ウチ)/日光山の奥(花袋)」
こく-い【黒衣】🔗⭐🔉
こく-い [1] 【黒衣】
(1)黒い色の衣服。こくえ。
(2)僧侶や尼僧の着る墨染めの衣。こくえ。
こく-いん【黒印】🔗⭐🔉
こく-いん [0] 【黒印】
黒色の印肉を用いて押した印影。また,それを押した文書。武家の公文書に用いられた。すみつき。
こくいん-じょう【黒印状】🔗⭐🔉
こくいん-じょう ―ジヤウ [0] 【黒印状】
黒印を押した文書。江戸幕府では朱印の使用は将軍に限られ,諸大名が発行する公文書に用いられた。
こくいん-ち【黒印地】🔗⭐🔉
こくいん-ち [3] 【黒印地】
黒印状によってその所領たることを確認された土地。寺社領に多く,年貢課役を免除された。
こく-う【黒雨】🔗⭐🔉
こく-う [1] 【黒雨】
空が暗くなってしまうような大雨。
こく-うん【黒雲】🔗⭐🔉
こく-うん [0] 【黒雲】
黒いくも。くろくも。
こく-え【黒衣】🔗⭐🔉
こく-え [1][2] 【黒衣】
〔「え」は呉音〕
「こくい(黒衣)」に同じ。
こくえ-の-さいしょう【黒衣の宰相】🔗⭐🔉
こくえ-の-さいしょう ―サイシヤウ 【黒衣の宰相】
僧でありながら主君を補佐し政治に関与するもの。
こく-えい【黒影】🔗⭐🔉
こく-えい [0] 【黒影】
黒いかげ。黒いすがた。
こく-えん【黒鉛】🔗⭐🔉
こく-えん [2][0] 【黒鉛】
炭素の同素体の一。金属光沢のある黒色不透明の六角板状結晶。天然に産出するものは,石炭が地殻内で変質し炭化の度が進んだもの。工業的にも無定形炭素を原料として多量に製造される。電気をよく伝え,融点が高く,化学的に安定しているので,電極・るつぼ・原子炉の中性子減速剤などに用いる。また,減摩剤・鉛筆の芯(シン)にも用いる。石墨(セキボク)。グラファイト。
こく-かっしょく【黒褐色】🔗⭐🔉
こく-かっしょく [3] 【黒褐色】
⇒こっかっしょく(黒褐色)
こく-がん【黒雁】🔗⭐🔉
こく-がん [0][2] 【黒雁】
カモ目カモ科の水鳥。全長約60センチメートル。全体が暗色で,頭から胸にかけて黒く,頸部に白色の輪がある。北半球北部に分布。日本には冬鳥として北海道・東北地方に渡来。
こく-ごう【黒業】🔗⭐🔉
こく-ごう ―ゴフ [0][2] 【黒業】
〔仏〕 悪いおこない。
⇔白業(ビヤクゴウ)
こく-ぼたん【黒牡丹】🔗⭐🔉
こく-ぼたん [3] 【黒牡丹】
(1)紫黒色の牡丹の花。
(2)〔唐の劉訓(リユウクン)が牡丹観賞と称して人を招き,数百頭の水牛をつないで,これが劉氏の黒牡丹だと言ったという「分類東坡詩(墨花・注)」の故事から〕
牛の異名。
こっ-か【黒花】🔗⭐🔉
こっ-か コククワ [1][0] 【黒花】
陶器装飾技法の一。陶器の素地(キジ)上に,黒色に発色する鉄釉(テツユウ)で描画したもの。
こっ-かい【黒海】🔗⭐🔉
こっ-かい コク― 【黒海】
〔Black Sea〕
小アジアとヨーロッパ大陸の間にある内海。ボスポラス・ダーダネルス両海峡を経て地中海に通じる公海。ロシア連邦・ウクライナ・ルーマニア・ブルガリア・トルコなど沿岸国の水上交通路として重要。亜硫酸化合物の沈殿のため海底が黒く見えるので,この名があるという。
こっ-かっしょく【黒褐色】🔗⭐🔉
こっ-かっしょく コク― [3] 【黒褐色】
黒みをおびた褐色。
こっ-き【黒旗】🔗⭐🔉
こっ-き コク― [1] 【黒旗】
(1)黒い旗。
(2)無政府主義系団体の旗。
こっき-ぐん【黒旗軍】🔗⭐🔉
こっき-ぐん コク― [3] 【黒旗軍】
中国清末,清朝に追われた長髪賊の残党を,劉永福が編制した私軍。越南(ベトナム)王に招かれ,フランスと戦った。1885年解散。黒旗兵。
こっ-き【黒器】🔗⭐🔉
こっ-き コク― [1] 【黒器】
黒く塗ったうつわや椀。
くろ【黒】(和英)🔗⭐🔉
くろい【黒い】(和英)🔗⭐🔉
くろい【黒い】
⇒黒(い).
くろずんだ【黒ずんだ】(和英)🔗⭐🔉
くろずんだ【黒ずんだ】
blackish;dark(-skinned) (皮膚).→英和
くろダイヤ【黒ダイヤ】(和英)🔗⭐🔉
くろダイヤ【黒ダイヤ】
a black diamond.
くろパン【黒パン】(和英)🔗⭐🔉
くろパン【黒パン】
rye[brown]bread.
こくえん【黒鉛】(和英)🔗⭐🔉
こくえん【黒鉛】
black lead;graphite.→英和
こっかい【黒海】(和英)🔗⭐🔉
こっかい【黒海】
the Black Sea.
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