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うく【浮く】[2][0]:[0]🔗🔉

うく【浮く】[2][0]:[0] (自五) (一)〈(どこカラ)どこ(なに)ニ―〉 何かに支えられることなく、空中・水面に漂ったり 空中に停止したり する。 「魚が―〔=(a)海面近くを泳ぐ。 (b)死んで、水面に上がり腹を上へ向ける〕/人が空中に―〔=支え無しで停止しているように見える〕/宙に―〔= 〕/汚物が―〔=漂う〕大川/浮き橋・浮き船」沈む (二)〈どこ(なに)ニ―〉 その成分が、物の表面に一面に広がっていたり にじみ出ているのが見える。 「グランドに水が浮き、光っている/△さび(脂)が―/水草が一杯浮いて〔=水面に生い広がって〕いる」 (三)〈どこ(なに)ニ―〉 (A)地()から、その部分だけ文様・図柄が突出して見える。 「△青筋(静脈)が浮いて見える/浮き上がる・浮き彫り」 (B)本体の一部が遊離したり がたが来たり △する(して、不具合になる)。 「土台が―〔=すきまが生じる〕/歯が―〔= 〕(ようなお世辞)」 (四)大勢の中で、その者だけ孤立して見える。 「突然、変な質問をして、自分だけ浮いちゃったこともありました」 (五)〔やりくり・金利低下や当初予定されていた用件の減少などから〕経費・時間などの余裕が生じる。 「五千二百五十万円もの予算が―/宿代が―」 (六)〔野球で〕ストライクをねらったボールが決まらずに、高目にそれる。 「△球が(高目に)―」

新明解 ページ 428 での浮く単語。