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だん【段】🔗🔉

だん【段】 〔もと、断ち切る意〕 [一][1] (一)一歩進むごとに、次第に高く登れるような構造にしたもの。階段・石段と梯子(ハシゴ)段とが有る。〔算カゾえる時にも用いられる〕 「―が急に作ってあるんで降りる時には注意した方がいいよ/―階・―差」 (二)上下に△重ねた(並べた)もの(の一つひとつ)。〔整理だんすの引出しを算える時にも用いられる〕 「(寝台車の)上の―が好きだ/三―に積む/二―組み・全―抜き・三―式ロケット」 (三)長く続く物を分ける一区切り。例、琴の楽節など。 「文章の―〔=段落〕を切る/物語の最後の―〔=場面。条〕」 (四)武道・書道・碁将棋の上達の度合を示す等級で、級の上。〔初段から八段・九段・十段に至る。それ以上は名人位〕 「―が違う〔=大変な差がある〕/―違い・昇―・有―者」 (五)五十音図の、横の配列。〔段の相違は、母音の相違に対応する〕 「五―活用」 行(ギヨウ)(四) [二]〔形式名詞的に〕 変化して行く物事の一局面であることを表わす。 「いざという―〔=場合〕になると/この―〔=△点(事)について〕よろしくお願い申し上げます/知っている―〔=どころの話〕ではない/寒いのなんのという―ではない〔=普通の意味でいう寒さなど問題にならないくらい、ひどい寒さだ〕」 [三](造語) (一)そのあたりだけ きわだって光彩を帯びていること。 「賢王 世を去り、天下 一―の光明を失ふ/赤松の間に二三―の紅コウを綴ツヅった紅葉コウヨウ」 (二)じゅうたん・だんつうなど、特殊な織物の面積をはかる単位。

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