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あわ【泡・沫】🔗🔉

あわ【泡・沫】 (1)空気やガスを含んで丸くふくれた液体の玉。あぶく。気泡。「―が立つ」 (2)口のあたりに噴き出た唾(つば)の玉。「口角―を飛ばす」

あわ【粟】🔗🔉

あわ【粟】 (1)イネ科の一年草。高さ約 1m。五穀の一つで,飯や餅・団子にしたり,酒・飴(あめ)などの原料,小鳥の飼料とする。 (2)寒さや恐ろしさなどのために毛穴が縮み,皮膚に生じるぶつぶつ。

あわ【安房】🔗🔉

あわ【安房】 旧国名の一。千葉県南部に相当。房州(ぼうしゆう)。

あわ【阿波】🔗🔉

あわ【阿波】 旧国名の一。徳島県全域に相当。阿州(あしゆう)。

アワー【hour】🔗🔉

アワー【hour】 時間。時間帯。

アワード【award】🔗🔉

アワード【award】 賞。賞品。

あわい【間】🔗🔉

あわい【間】 あいだ。すきま。

あわ・い【淡い】🔗🔉

あわ・い【淡い】 (形) (1)色・味・香りなどが薄い。⇔濃い 「―・い水色」 (2)かすかである。ほのかである。「―・い光」 (3)関心の度合が薄い。「―・い恋心」

あわおどり【阿波踊り】🔗🔉

あわおどり【阿波踊り】 徳島市近辺の盆踊り。数十人が連(れん)を組み,三味線・笛・鉦(かね)・太鼓の囃子(はやし)に乗って町中を踊り歩く。

あわガラス【泡ガラス】🔗🔉

あわガラス【泡ガラス】 細かい気泡を含んだガラス。ガラス粉末に炭素・炭酸カルシウムなどをまぜて加熱・発泡させてつくる。断熱材・防音材などに利用。

あわごけ【泡苔・粟苔】🔗🔉

あわごけ【泡苔・粟苔】 アワゴケ科の一年草。全体が緑色で 5cm ぐらい。茎は地をはってよく枝を分かつ。花は腋生(えきせい)で目立たない。

あわさ・る【合わさる】🔗🔉

あわさ・る【合わさる】 (動五) ぴったり合う。「ふたが―・らない」

あわじ【淡路】🔗🔉

あわじ【淡路】 旧国名の一。兵庫県淡路島全島に相当。淡州(たんしゆう)。

あわじしま【淡路島】🔗🔉

あわじしま【淡路島】 兵庫県南部,瀬戸内海最大の島。面積 593km2。南北に細長い三角状をなし,断層海岸にかこまれた山がちの島。古くより,阿波(あわ)国への路として重視された。

あわしま【粟島】🔗🔉

あわしま【粟島】 (1)新潟県北部,海府浦(村上市)北西 20km にある日本海の孤島。丘陵性の島。漁業と観光が中心。新潟地震(1964 年)で,1〜1.5m 隆起。 (2)香川県西部,瀬戸内海の塩飽(しわく)諸島最西端の島。風景がよく,瀬戸内海国立公園に属する。浦島太郎伝説の地。

あわ・す【合わす】🔗🔉

あわ・す【合わす】 (動五) 合わせる。「仏前に手を―・す」

あわ・す【会わす・遭わす】🔗🔉

あわ・す【会わす・遭わす】 (動五) 会わせる。「顔を―・す」

あわ・す【淡す・醂す】🔗🔉

あわ・す【淡す・醂す】 (動五) 渋柿の渋を抜く。さわす。

あわせ【合わせ】🔗🔉

あわせ【合わせ】 (1)あわせること。 (2)釣りで,「あたり」があったとき,魚に釣り針がかかるよう竿(さお)を操作すること。

あわせ【袷】🔗🔉

あわせ【袷】 裏をつけて仕立てた和服。

あわせうま【併せ馬】🔗🔉

あわせうま【併せ馬】 競走馬の調教で,2,3 頭が並んで走ること。闘争心と競走意欲を引き出すために行う。

あわせかがみ【合わせ鏡】🔗🔉

あわせかがみ【合わせ鏡】 後ろ姿を見るために,前に置いた鏡に,後ろからもう 1 枚の鏡で映した像を映して見ること。また,それに用いる鏡。共鏡。

あわせガラス【合わせガラス】🔗🔉

あわせガラス【合わせガラス】 安全ガラスの一。2 枚のガラスの間に透明な樹脂膜をはさんで接着したもの。丈夫で,割れても破片が飛び散らない。車両・航空機・船舶などの窓ガラスとして使用。

あわせかんな【合わせ鉋】🔗🔉

あわせかんな【合わせ鉋】 ⇒二枚鉋(にまいがんな)

あわせじょうゆ【合わせ醤油】🔗🔉

あわせじょうゆ【合わせ醤油】 かつお節の出し汁をまぜ合わせた醤油。天ぷらなどのつけ汁に用いる。

あわせず【合わせ酢】🔗🔉

あわせず【合わせ酢】 酢に他の調味料を加えたもの。二杯酢・三杯酢など。

あわせて【併せて】🔗🔉

あわせて【併せて】 (連語) (1)いっしょにして。全部で。「―1 万円」 (2)それとともに。同時に。「合格を祝し,―今後の御健闘を祈る」

あわせバター【合わせバター】🔗🔉

あわせバター【合わせバター】 細かく刻んだり裏ごしした魚介類・野菜・香草・香辛料などを混ぜて練り,色・風味をつけたバター。ブール-コンポゼ。

あわせみそ【合わせ味噌】🔗🔉

あわせみそ【合わせ味噌】 2 種以上の味噌をまぜた味噌。

あわせも・つ【併せ持つ】🔗🔉

あわせも・つ【併せ持つ】 (動五) 二つのものをともにそなえている。「硬軟―・った考え」

あわ・せる【合わせる】🔗🔉

あわ・せる【合わせる】 (動下一) (1)合うようにする。 (2)(「併せる」とも書く)二つ以上のものを一つにする。「力を―・せる」 (3)一致させる。基準に一致させる。「時計を―・せる」「口裏を―・せる」 (4)楽器の調子をそろえる。「音を―・せる」 (5)調合する。「調味料を―・せる」

あわ・せる【会わせる・遭わせる】🔗🔉

あわ・せる【会わせる・遭わせる】 (動下一) (1)二人の人が会うようにする。「大臣に―・せてほしい」 (2)好ましくない出来事に遭遇するようにする。「ひどい目に―・せる」

あわせわざ【合わせ技】🔗🔉

あわせわざ【合わせ技】 柔道で,技ありを二つ取り,合わせて 1 本取る勝ち方。

あわたぐち【粟田口】🔗🔉

あわたぐち【粟田口】 京都市東山区の地名。東山三条から蹴上(けあげ)までの地区。平安京七口の一つで,東海道の京への入り口。

あわただし・い【慌ただしい・遽しい】🔗🔉

あわただし・い【慌ただしい・遽しい】 (形) (1)忙しい。せわしない。「―・く旅立つ」 (2)ものの動きや周囲の状況が激しく変化する。「政局が―・い」

あわだち【泡立ち】🔗🔉

あわだち【泡立ち】 泡立つこと。「―のよい洗剤」

あわだ・つ【泡立つ】🔗🔉

あわだ・つ【泡立つ】 (動五) 泡ができる。

あわだ・つ【粟立つ】🔗🔉

あわだ・つ【粟立つ】 (動五) 寒さや恐ろしさのために,皮膚一面に粟粒のようなぶつぶつができる。鳥肌だつ。

あわだてき【泡立て器】🔗🔉

あわだてき【泡立て器】 卵白・生クリームなどをかきまぜて,泡を立てるのに用いる器具。

あわだ・てる【泡立てる】🔗🔉

あわだ・てる【泡立てる】 (動下一) 泡を立たせる。

あわたりゅう【粟田流】🔗🔉

あわたりゅう【粟田流】 ⇒御家流

あわづおんせん【粟津温泉】🔗🔉

あわづおんせん【粟津温泉】 石川県小松市にある温泉。芒硝(ぼうしよう)泉。8 世紀前半の発見と伝える古い温泉。

あわづけ【粟漬け】🔗🔉

あわづけ【粟漬け】 生姜(しようが)・唐辛子をきざみ込んだ粟に,酢漬けのイワシ・コハダなどを漬け込んだもの。

あわつぶ【粟粒】🔗🔉

あわつぶ【粟粒】 粟の実の粒。また,非常に小さいもののたとえ。

あわてふため・く【慌てふためく】🔗🔉

あわてふため・く【慌てふためく】 (動五) あわてて騒ぎまわる。うろたえて,取り乱す。

あわてもの【慌て者】🔗🔉

あわてもの【慌て者】 気の早い人。そそっかしい人。

あわ・てる【慌てる】🔗🔉

あわ・てる【慌てる】 (動下一) 思いがけないことに出くわして,落ち着きを失う。驚きうろたえる。

あわばこ【泡箱】🔗🔉

あわばこ【泡箱】 液体中に生ずる泡によって,高速荷電粒子の飛跡を検出する装置。アメリカの物理学者グレーザー(D. A. Glaser)が発明。容器内に液体(液体水素またはフレオンなど)を加圧して閉じ込め,急に減圧して過熱状態にする。そこへ粒子が飛び込むと,液体が局所的に沸騰し,通過した道筋に泡の列ができる。これを写真に記録し,解析する。高エネルギー素粒子反応などの観測に用いる。→霧箱

あわび【鮑・鰒】🔗🔉

あわび【鮑・鰒】 腹足綱ミミガイ科の大形巻貝の総称。殻は楕円形で殻口は広く,長径が 15cm 以上になる。殻表は褐色。肉は美味。殻は螺鈿(らでん)工芸,貝ボタンの材料となる。

あわびのし【鮑熨斗】🔗🔉

あわびのし【鮑熨斗】 アワビの肉を干し,のばして作ったのし。祝儀に用いる。のしあわび。

あわぶき【泡吹】🔗🔉

あわぶき【泡吹】 アワブキ科の落葉高木。山地に自生し,高さ 10m に達する。初夏,白い小花を円錐花序に開く。燃やすと切り口から泡を吹き出す。

あわふきむし【泡吹虫】🔗🔉

あわふきむし【泡吹虫】 半翅目アワフキムシ科の昆虫の総称。体長は普通 7〜14mm で,外形はセミに似る。口針で植物の養液を吸う。幼虫は草木にとまり,白色の泡を分泌し,その中で生活する。

あわまるじけん【阿波丸事件】🔗🔉

あわまるじけん【阿波丸事件】 1945 年(昭和 20)4 月,連合国軍から安全を保障されて,連合国軍捕虜への救済品を輸送する任務を終え帰航中の日本船阿波丸が,台湾沖でアメリカ潜水艦により撃沈された事件。

あわめし【粟飯】🔗🔉

あわめし【粟飯】 粟を炊いた飯。また,米に粟をまぜて炊いた飯。あわいい。

あわもち【粟餅】🔗🔉

あわもち【粟餅】 糯粟(もちあわ)をついた餅。

あわもり【泡盛】🔗🔉

あわもり【泡盛】 沖縄産の焼酎(しようちゆう)。米(多くタイ・ミャンマー産の米)を発酵させ蒸留して造る。アルコール含有量 40〜50%。

あわもりしょうま【泡盛升麻】🔗🔉

あわもりしょうま【泡盛升麻】 ユキノシタ科の多年草。谷間に自生。高さ約 50cm。初夏,白い五弁の小花を泡を盛るように多数開く。アワモリソウ。

あわや🔗🔉

あわや (副) あやうく。危なく。

あわゆき【泡雪・沫雪】🔗🔉

あわゆき【泡雪・沫雪】 泡のようにとけやすい雪。

あわゆき【淡雪】🔗🔉

あわゆき【淡雪】 うっすらと積もった,やわらかで消えやすい雪。

あわゆきあげ【淡雪揚げ】🔗🔉

あわゆきあげ【淡雪揚げ】 泡立てた卵白を衣に使い,白くふわりと揚げる衣揚げ。

あわよくば🔗🔉

あわよくば (連語) うまくゆけば。好機に会えば。「―優勝できる」

あわらおんせん【芦原温泉】🔗🔉

あわらおんせん【芦原温泉】 福井県北部,芦原町にある温泉。食塩泉。東尋坊(とうじんぼう)や越前松島への拠点。

あわれ【哀れ】🔗🔉

あわれ【哀れ】 [1]   (1)かわいそうだという気持ち。「―をさそう」   (2)しみじみとした情趣。「旅の―」   (3)悲哀。 [2](形動)   (1)かわいそうだ。「―な話」   (2)みじめなさま。情けないさま。「―な姿」

あわれっぽ・い【哀れっぽい】🔗🔉

あわれっぽ・い【哀れっぽい】 (形) いかにも他人の同情をひくようなみじめなさまである。「―・い声」

あわれみ【哀れみ・憐れみ】🔗🔉

あわれみ【哀れみ・憐れみ】 かわいそうに思う気持ち。同情。「―をかける」

あわれ・む【哀れむ・憐れむ】🔗🔉

あわれ・む【哀れむ・憐れむ】 (動五) かわいそうに思う。

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