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いとう🔗🔉

いとう サケ目の淡水魚。全長 1.5m にも達する。背は暗緑青色,腹部は灰白色。かつては青森県にも生息したが,現在は北海道・サハリンにのみ分布。イト。(「伊富魚」とも書く)

いとう【伊東】🔗🔉

いとう【伊東】 静岡県東部伊豆半島東岸の市。伊豆の代表的な温泉地・観光地。伊豆シャボテン公園などがある。

いと・う【厭う】🔗🔉

いと・う【厭う】 (動五) (1)それをすることを嫌がる。「何事も―・わず働く」 (2)大切にする。いたわる。「体をお―・い下さい」 (3)きらう。避ける。「世を―・う」

いとういっとうさい【伊藤一刀斎】🔗🔉

いとういっとうさい【伊藤一刀斎】 江戸時代前期の剣客。伊豆の人。名は景久。姓は「伊東」とも。鐘巻自斎に剣法をまなび,一刀流を興した。生没年未詳。

いとうえいのすけ【伊藤永之介】🔗🔉

いとうえいのすけ【伊藤永之介】 (1903-1959) 小説家。秋田県生まれ。本名は栄之助。「梟」「鴉」「鶯」などで,東北農村の生活を独自な説話文体で描き,社会主義的な農民文学者として活躍。

いとうお【糸魚】🔗🔉

いとうお【糸魚】 イトヨの別名。

いとうきさく【伊藤熹朔】🔗🔉

いとうきさく【伊藤熹朔】 (1899-1967) 舞台美術家。東京生まれ。東京美校卒。春陽会に舞台美術部を創設するなど舞台美術の発展に貢献。

いとうけいすけ【伊藤圭介】🔗🔉

いとうけいすけ【伊藤圭介】 (1803-1901) 幕末・明治の博物学者。名古屋生まれ。東大教授。シーボルトにまなび,リンネ分類を日本に初めて紹介。著「日本産物誌」など。

いとうげんぼく【伊東玄朴】🔗🔉

いとうげんぼく【伊東玄朴】 (1800-1871) 幕末の蘭方医。肥前の人。名は淵。シーボルトに学ぶ。神田に種痘所を創設し,のち,その後身の医学所取締となる。著「医療正始」など。

いとうさちお【伊藤左千夫】🔗🔉

いとうさちお【伊藤左千夫】 (1864-1913) 歌人・小説家。千葉県生まれ。本名は幸次郎。正岡子規に師事。「馬酔木(あしび)」「アララギ」を刊行,短歌の生命を「叫び」にあると主張。小説に「野菊の墓」などがある。

いとうしずお【伊東静雄】🔗🔉

いとうしずお【伊東静雄】 (1906-1953) 詩人。長崎県生まれ。京大卒。「コギト」「日本浪曼派」同人。逆説的で鋭い抒情性に満ちた詩で知られる。詩集「わがひとに与ふる哀歌」「夏花」など。

いとうじゃくちゅう【伊藤若冲】🔗🔉

いとうじゃくちゅう【伊藤若冲】 (1716?-1800) 江戸中期の画家。京都の人。動植物画に独自の画境を開く。とくに鶏の画をよくした。代表作「花鳥魚貝図三十幅」「群鶏図」

いとうしょうう【伊藤松宇】🔗🔉

いとうしょうう【伊藤松宇】 (1859-1943) 俳人。正岡子規らと「椎の友」を結成,俳誌「俳諧」「筑波」を創刊。句集「松宇家集」

いとうじんさい【伊藤仁斎】🔗🔉

いとうじんさい【伊藤仁斎】 (1627-1705) 江戸前期の儒学者。古義学の祖。京都の人。名は維(これえだ),字(あざな)は源佐(げんすけ)。直接古典,特に「論語」「孟子」の真義をつかんで仁義の実践躬行(きゆうこう)を求める古義学を首唱。京都堀川に古義堂を開いて堀川学派と呼ばれ,門弟 3000 余人におよんだ。著「論語古義」「孟子古義」「童子問」など。

いとうしんすい【伊東深水】🔗🔉

いとうしんすい【伊東深水】 (1898-1972) 日本画家・版画家。東京生まれ。江戸浮世絵の伝統を継いだ美人画家。代表作「銀河祭」「聞香」など。

いとうすけちか【伊東祐親】🔗🔉

いとうすけちか【伊東祐親】 (?-1182)平安末期の武将。伊豆伊東荘の人。伊豆に流された源頼朝を預かり,殺害しようとしたが失敗。のち,頼朝にとらえられ自殺。曾我兄弟の祖父。

いとうせい【伊藤整】🔗🔉

いとうせい【伊藤整】 (1905-1969) 詩人・小説家・評論家。北海道生まれ。東京商大中退。本名は整(ひとし)。詩から小説に転じ,昭和初期に「新心理主義」を唱え「得能物語」などを書く。戦後は創作と文学理論の統一をめざし活躍。小説「鳴海仙吉」「氾濫」,評論「日本文壇史」など。

いとうそうかん【伊藤宗看】🔗🔉

いとうそうかん【伊藤宗看】 (1)(初代)(618-1694) 江戸前期,将棋 3 世名人。出雲の人。大橋本家で修業し,1635 年に独立して家元伊藤家をおこし,のち 3 世名人となる。在野派の挑戦を退けた数多の争い将棋で有名。 (2)(3 代)(1706-1761)f江戸中期,将棋 7 世名人。将軍に献上した詰め将棋集「象戯図式」は難解かつ名作で,「詰むや詰まざるや百番」と称して有名。

いとうだいすけ【伊藤大輔】🔗🔉

いとうだいすけ【伊藤大輔】 (1898-1981) 映画監督。愛媛県生まれ。小山内薫に師事。「忠次旅日記」「丹下左膳」などサイレント時代劇に傑作を残す。

いとうためきち【伊藤為吉】🔗🔉

いとうためきち【伊藤為吉】 (1864-1943) 建築家。三重県生まれ。機械学・数学・漢学などを学び,渡米。帰国後,職工徒弟の教育・地位向上に腐心。のちに鉄筋コンクリート部材の研究・生産を行う。晩年は,永久動力機関の発明に没頭する。

いとうちゆう【伊藤痴遊】🔗🔉

いとうちゆう【伊藤痴遊】 (1867-1938) 講談師・政治家。横浜生まれ。本名は仁太郎。普通選挙第 1 回で衆議院議員に当選。双木舎(そうぼくしや)痴遊と名乗り自作の政治講談を読む。のち,講談が本業となる。著「伊藤痴遊全集」全 30 巻。

いとうちゅうた【伊東忠太】🔗🔉

いとうちゅうた【伊東忠太】 (1867-1954) 建築学者。山形県生まれ。東大教授。明治神宮・築地本願寺の設計者。著「法隆寺建築論」「伊東忠太建築文献」など。

いとうとうがい【伊藤東涯】🔗🔉

いとうとうがい【伊藤東涯】 (1670-1736) 江戸中期の儒学者。名は長胤・源蔵,別号を慥々斎。仁斎の長男。京都堀川にあって子弟の育成に従事,仁斎の古義学を大成。著「制度通」「弁疑録」「操觚字訣」など。

いとうのえ【伊藤野枝】🔗🔉

いとうのえ【伊藤野枝】 (1895-1923) 女性解放運動家。福岡県生まれ。青鞜(せいとう)社に参加。のち,無政府主義運動を展開。関東大震災直後,夫大杉栄とともに憲兵隊に虐殺された(甘粕(あまかす)事件)。

いとうひろぶみ【伊藤博文】🔗🔉

いとうひろぶみ【伊藤博文】 (1841-1909) 政治家。長州の人。初名は俊輔。松下村塾に学び,討幕運動に活躍。明治政府にあって,帝国憲法の制定,天皇制の確立に尽力。初代首相・枢密院議長・立憲政友会総裁などを歴任。組閣 4 度に及び,その間日清戦争を遂行。1905 年(明治 38)初代韓国統監。ハルビンで安重根に暗殺された。

いとうへいざえもん【伊藤平左衛門】🔗🔉

いとうへいざえもん【伊藤平左衛門】 (1829-1913) 宮大工。名古屋の人。京都東本願寺大師堂などを造営し,社寺建築の伝統をささえた。帝室技芸員。

いとうマンショ【伊東満所】🔗🔉

いとうマンショ【伊東満所】 (1570 頃-1612) 室町末期のキリスト教徒。日向の人。天正遣欧使節の正使。

いとうみよじ【伊東巳代治】🔗🔉

いとうみよじ【伊東巳代治】 (1857-1934) 官僚・政治家。長崎の生まれ。大日本帝国憲法の起草・制定に参画。のち,枢密顧問官となり,枢密院内に勢力を扶植(ふしよく),時の内閣を牽制(けんせい)して対外積極策を主張。

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