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トン【ton】🔗🔉

トン【ton】 (1)質量の単位。記号 t で書き表す。(ア)メートル法で,1000kg。仏トン。メートル-トン。グラムトン。(イ)イギリスで,1 トンは 2240 ポンド(約 1016kg)。英トン。ロング-トン。大トン。長トン。(ウ)アメリカで,1 トンは 2000 ポンド(約 907kg)。米トン。ショート-トン。小トン。(エ)船の質量を排水量で表すのに用いるもの。軍艦に用いる。単位は英トンか仏トン。排水トン。(オ)船の質量を表すもの。貨物船に用いる。単位は英トン。重量トン。重トン。 (2)体積の単位。(ア)商船の全体積をいう。船舶の積量を表すもの。(イ)船の貨物積載量の体積。1 トンは 40 立方フィート(約 1.13m3)。容積トン。(ウ)商船で,貨物や旅客のためのみに使われる船内の容積。総トンから,運航に必要な部分の容積を除いたもの。1 トンは 100 立方フィート。純トン。登簿トン。(「屯」「噸」「瓲」とも書く)

とんあ【頓阿】🔗🔉

とんあ【頓阿】 (1289-1372) 南北朝時代の歌人。俗名,二階堂貞宗。下野守光貞の子。和歌四天王の一人。「新拾遺和歌集」の撰に参与。家集「草庵集」,著書「愚問賢註」など。

とんえい【屯営】🔗🔉

とんえい【屯営】 兵隊がたむろすること。また,その所。陣営。

トンガ【Tonga】🔗🔉

トンガ【Tonga】 南太平洋,トンガタプー諸島を領土とする立憲君主国。住民はポリネシア人。コプラを産出。1970 年イギリスから独立。首都ヌクアロファ。面積 750km2。人口 10 万(1995)。正称,トンガ王国。

トンガご【トンガ語】🔗🔉

トンガご【トンガ語】 オーストロネシア語族ポリネシア語派に属する言語。トンガ王国の公用語。

とんかち🔗🔉

とんかち 〔たたく音から〕 俗に,金づち。

とんカツ【豚カツ】🔗🔉

とんカツ【豚カツ】 豚肉で作ったカツレツ。ポーク-カツレツ。

とんがらか・す【尖らかす】🔗🔉

とんがらか・す【尖らかす】 (動五) とがらす。「口を―・して言う」

とんがらし【唐辛子】🔗🔉

とんがらし【唐辛子】 「とうがらし(唐辛子)」の転。

とんが・る【尖る】🔗🔉

とんが・る【尖る】 (動五) とがる。

トンキニーズ【Tonkinese】🔗🔉

トンキニーズ【Tonkinese】 ネコの一品種。カナダ原産。短毛種。大きな卵形の目と柔らかで光沢のある被毛をもつ。バーミーズとシャムの交配種。

とんきょう【頓狂】🔗🔉

とんきょう【頓狂】 (形動) だしぬけで調子はずれであるさま。「―な声を出す」

トンキロ🔗🔉

トンキロ 貨物の輸送量を表す語。輸送重量(トン)に,それを輸送した距離(キロ)を掛けたもの。

トンキン【Tonkin】🔗🔉

トンキン【Tonkin】 ベトナム北部,ソンコイ川下流のデルタ地帯。米の産地で,石炭資源も豊富。中心都市ハノイ。東京(トンキン)。

トンキンわん【トンキン湾】🔗🔉

トンキンわん【トンキン湾】 ベトナム北部,南シナ海の支湾。中国の雷州半島と海南島に囲まれる。1964 年,この湾での北ベトナムとの軍事衝突を契機に,アメリカはベトナム戦争に介入した。

トング【tongs】🔗🔉

トング【tongs】 物を挟む道具。「アイス-―」

とんご【頓悟】🔗🔉

とんご【頓悟】 〔仏〕段階的な修行を踏まずに,一挙に悟りを開くこと。

とんこう【敦煌】🔗🔉

とんこう【敦煌】 中国甘粛省北西部のオアシス都市。紀元前 2 世紀に漢の武帝が敦煌郡を置いてから西域交通路の基地として栄えた。約 500 の石窟寺院の群集する千仏洞は雲崗(うんこう)・竜門と並び称せられ,石仏・壁画の仏教芸術の世界的遺跡。トゥンホアン。

とんこつ【豚骨】🔗🔉

とんこつ【豚骨】 豚の骨付きあばら肉。また,これをこんにゃくなどとともに赤味噌・黒砂糖・焼酎で煮込んだもの。鹿児島県の郷土料理。

トンコリ🔗🔉

トンコリ アイヌの撥弦楽器。北海道北部では「カー(弦の意)」と呼ばれる。

とんコレラ【豚コレラ】🔗🔉

とんコレラ【豚コレラ】 ブタの急性伝染病の一。豚コレラウイルスによって起き,死亡率が高く,伝染力が強い。家畜法定伝染病の一。豚ペスト。

とんざ【頓挫】🔗🔉

とんざ【頓挫】 (1)勢いが途中でにわかに弱くなること。 (2)事業・計画などが途中で急に駄目になること。

とんさい【頓才】🔗🔉

とんさい【頓才】 とっさの場合によく働く才能。「頓智―」

とんし【豚脂】🔗🔉

とんし【豚脂】 豚の脂肪。ラード。

とんし【頓死】🔗🔉

とんし【頓死】 急にあっけなく死ぬこと。

とんじ【豚児】🔗🔉

とんじ【豚児】 愚かな子供。自分の子供をへりくだっていう語。

とんじ【遁辞】🔗🔉

とんじ【遁辞】 言いのがれの言葉。「―を弄する」

とんしゃ【豚舎】🔗🔉

とんしゃ【豚舎】 ブタを飼育する小屋。

とんじゃく【頓着】🔗🔉

とんじゃく【頓着】 気にすること。とんちゃく。「物事に―しない性質」

とんしゅ【頓首】🔗🔉

とんしゅ【頓首】 〔頭を地につくように下げて礼をする中国の礼式から〕 手紙文などの最後に書き,相手に対して敬意を表す語。「草々―」

とんしゅう【屯集】🔗🔉

とんしゅう【屯集】 寄り集まりたむろすること。

とんしょ【屯所】🔗🔉

とんしょ【屯所】 (1)兵士などが詰める所。陣所。 (2)明治初期,警察署の称。

とんじる【豚汁】🔗🔉

とんじる【豚汁】 ぶた汁。

とんずら🔗🔉

とんずら 俗に,逃げること。

とんせい【遁世】🔗🔉

とんせい【遁世】 (1)俗世の煩わしさをのがれること。隠遁。 (2)〔仏〕仏門に入ること。また,出家すること。

トンぜい【トン税】🔗🔉

トンぜい【トン税】 〔tonnage duty〕 船舶の純トン数を課税標準とし,貿易船舶が入港したときに課される国税。船長が納税義務者になる。

とんそう【遁走】🔗🔉

とんそう【遁走】 逃げ走ること。

とんそうきょく【遁走曲】🔗🔉

とんそうきょく【遁走曲】 ⇒フーガ

とんだ🔗🔉

とんだ (連体) (1)思いがけないさま。「―災難だった」 (2)あきれた。とんでもない。「―お笑いぐさだ」

とんだばやし【富田林】🔗🔉

とんだばやし【富田林】 大阪府中南部の市。中世以降,真宗の興正寺を中心に発展。古社寺が多い。ガラス細工・簾を特産。近年は宅地化が進む。

とんち【頓智】🔗🔉

とんち【頓智】 とっさの場合にすばやく働く知恵。機知。

とんちき【頓痴気】🔗🔉

とんちき【頓痴気】 まぬけ。とんま。「この―め」

とんちゃく【頓着】🔗🔉

とんちゃく【頓着】 「とんじゃく(頓着)」に同じ。「服装に―しない」

とんちんかん【頓珍漢】🔗🔉

とんちんかん【頓珍漢】 〔鍛冶(かじ)屋の相槌(あいづち)の音が,いつも交互に打たれてそろわないことから〕 (1)物事のつじつまが合わないこと。「―な答え」 (2)とんまな言動をすること。また,その人。

とんでもな・い🔗🔉

とんでもな・い (形) (1)全く思いがけない。途方もない。「―・い事件」 (2)相手の言うことを強く否定する語。

とんでる【翔んでる】🔗🔉

とんでる【翔んでる】 (連語) 〔「翔んでいる」の転〕 俗に,世間の常識にとらわれず,思い通りに自由に行動するさまをいう。「―おじいちゃん」

とんでん【屯田】🔗🔉

とんでん【屯田】 辺境に兵士を土着させ,平時には農業を行わせ,有事の際には軍隊に動員する制度。

とんでんへい【屯田兵】🔗🔉

とんでんへい【屯田兵】 明治初期,北海道の開拓・警備と失業士族の救済の目的で政府により奨励され,家族的移住を行なった農兵。

とんと🔗🔉

とんと (副) (1)すっかり。きれいさっぱり。「―忘れた」 (2)(打ち消しの語を伴って)一向に。少しも。「―聞かない」

とんとん🔗🔉

とんとん (形動) 双方がだいたい同じで差のないこと。「差引き―になる」

とんとんびょうし【とんとん拍子】🔗🔉

とんとんびょうし【とんとん拍子】 物事が調子よく進むこと。「―に決まる」

トントンマクート【Tontons Macoutes】🔗🔉

トントンマクート【Tontons Macoutes】 ハイチの秘密警察。デュバリエ父子による独裁政権下でテロ活動を行う。〔クレオール語で,袋をもったおじさんの鬼の意〕

トンネル【tunnel】🔗🔉

トンネル【tunnel】 (1)山腹や地下を貫いて,鉄道・道路などを通すために設けた穴。隧道(ずいどう)。 (2)野球で,野手が球を股(また)の間を通して後方にのがすこと。

トンネルがいしゃ【トンネル会社】🔗🔉

トンネルがいしゃ【トンネル会社】 官庁・大手会社などの払い下げ品を転売したり,寄託工事を引き受けて他に周旋したりして,中間利益を得るだけの名目上の会社。

トンネルがま【トンネル窯】🔗🔉

トンネルがま【トンネル窯】 窯業に用いるトンネル状の窯。品物が台車に積まれ,一方の口から入り,所定の温度に加熱され,徐々に冷やされながら他方の口から出る構造のもの。

トンネルこうか【トンネル効果】🔗🔉

トンネルこうか【トンネル効果】 古典力学では粒子がポテンシャルの山を越えるのにはその極大値より高いエネルギーをもたねばならないが,量子力学ではこれより低い運動エネルギーでも山の向こうへ抜ける確率があることをいう。原子核のα崩壊や,トンネル-ダイオードなどに見られる。

トンネルさいばい【トンネル栽培】🔗🔉

トンネルさいばい【トンネル栽培】 野菜などを早く作るために,畝ごとにビニール・ポリエチレンなどでトンネル状におおい,寒さ・霜などを防ぐ栽培方法。

トンネルダイオード🔗🔉

トンネルダイオード ⇒エサキ-ダイオード

とんび【鳶】🔗🔉

とんび【鳶】 (1)とび(鳶)。 (2)〔「とんびガッパ」の略〕 インバネス。 (3)通りがかりに店頭の物などをかすめ取る泥棒。

とんびあし【鳶足】🔗🔉

とんびあし【鳶足】 正座したとき,両足を開き気味にして尻を間に落とし,畳にじかにつけるような形で座ること。

とんびだこ【鳶凧】🔗🔉

とんびだこ【鳶凧】 鳶が翼を広げた形のたこ。

とんぷく【頓服】🔗🔉

とんぷく【頓服】 医薬品の 1 分包を 1 回に全部服用すること。

トンブクトゥー【Tombouctou】🔗🔉

トンブクトゥー【Tombouctou】 マリ共和国の中央部にあるオアシス都市。サハラ砂漠を縦断する隊商貿易とニジェール川の水運による交易で栄える。

とんぷくやく【頓服薬】🔗🔉

とんぷくやく【頓服薬】 鎮痛や解熱などのため,症状に応じて 1 回に服用する分を一包みにしてある薬剤。頓服。

とんぶり🔗🔉

とんぶり 植物ホウキギの実。食用。

とんぼ【蜻蛉】🔗🔉

とんぼ【蜻蛉】 (1)トンボ目の昆虫の総称。目は大きな複眼で,発達した口器をもつ。胴は細長い棒状で,細長い 2 対の羽をもつ。幼虫は水中にすみ,ヤゴと呼ばれる。 (2)多色印刷で,版面につける見当合わせ用の十字形の印。 (3)芝居で,役者が舞台で手をつかずに宙返りをすること。とんぼがえり。「―をきる」(「筋斗」とも書く)

トンボー【Clyde William Tombaugh】🔗🔉

トンボー【Clyde William Tombaugh】 (1906-1997) アメリカの天文学者。冥王星の発見者(1930 年 3 月 13 日)。銀河集団の発見者。月の表面地形の研究,超星雲の理論と分類などの研究もある。

トンボーロー【東坡肉】🔗🔉

トンボーロー【東坡肉】 〔中国語〕 中国料理の一。豚のバラ肉をたれにつけ込んだまま蒸した料理。詩人蘇東坡(そとうば)(蘇軾(そしよく))が好んだという巷説による名。

とんぼがえり【蜻蛉返り】🔗🔉

とんぼがえり【蜻蛉返り】 (1)空中で体を 1 回転させること。 (2)目的地へ行って用を足し,すぐ戻ってくること。

とんぼだま【蜻蛉玉】🔗🔉

とんぼだま【蜻蛉玉】 ガラス製の玉の一種。丸い玉の表面に 2 色以上の色ガラスでまだらの文様などを表したもの。古墳の副葬品として出土。

とんぼつり【蜻蛉釣り】🔗🔉

とんぼつり【蜻蛉釣り】 細い竹の先に糸で雌のトンボを結びつけ,雄を誘い寄せて捕らえる遊び。また,単にトンボを捕らえる遊び。

とんま【頓馬】🔗🔉

とんま【頓馬】 間が抜けていること。また,その人。まぬけ。

とんや【問屋】🔗🔉

とんや【問屋】 (1)卸売を業とする店。また,その人。 (2)(比喩的に)そのことをもっぱら引き受けてでもいるような人。「病気の―のような人」

とんやせいかないこうぎょう【問屋制家内工業】🔗🔉

とんやせいかないこうぎょう【問屋制家内工業】 問屋(商業資本家)が,分散している家内工業者(直接生産者)に原料・労働手段を前貸しして生産を行わせる形態。日本では江戸後期の織物・製糸業に見られた。

トンレサップこ【トンレサップ湖】🔗🔉

トンレサップこ【トンレサップ湖】 〔Tonle Sap〕 カンボジアの西部にある湖。面積は乾季・雨季により 2600〜25000km2の間で増減する。トンレサップ川によってメコン川と合流。

とんろ【遁路】🔗🔉

とんろ【遁路】 逃げ道。退路。

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