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かね【金】🔗🔉

かね【金】 (1)金属。 (2)金銭。おかね。

かね【矩】🔗🔉

かね【矩】 曲尺(かねじやく)。

かね【鉄漿】🔗🔉

かね【鉄漿】 御歯黒(おはぐろ)の液。

かね【鐘】🔗🔉

かね【鐘】 (1)つりがね。「―をつく」 (2)鐘の音。「―が聞こえる」

かね【鉦】🔗🔉

かね【鉦】 撞木(しゆもく)でたたくかね。たたきがね。

かねあい【兼ね合い】🔗🔉

かねあい【兼ね合い】 つりあい。均衡。バランス。「費用との―」

かねあきらしんのう【兼明親王】🔗🔉

かねあきらしんのう【兼明親王】 (914-987) 平安中期の政治家・文人。醍醐天皇の皇子。小倉親王・前中書王と称される。「本朝文粋」「和漢朗詠集」に詩文,書に「池亭記」がある。

かねいれ【金入れ】🔗🔉

かねいれ【金入れ】 財布(さいふ)。

かねうりきちじ【金売吉次】🔗🔉

かねうりきちじ【金売吉次】 陸奥国の金を京で売り長者となったという伝説の人物。牛若丸を藤原秀衡のもとに案内したという。後の名を堀弥太郎光景。

かねがさきじょう【金崎城】🔗🔉

かねがさきじょう【金崎城】 敦賀市金ヶ崎の先端近くにあった城。1337 年,新田義貞が尊良(たかなが)親王・恒良(つねなが)親王を奉じて再挙のため北国に赴く途中立てこもった城。

かねかし【金貸し】🔗🔉

かねかし【金貸し】 利子を取って金を貸すこと。また,それを職業とする人。

かねがた【金型】🔗🔉

かねがた【金型】 金属製の鋳型。

かねがね🔗🔉

かねがね (副) 前々から。かねてから。

かねがふち【鐘ヶ淵】🔗🔉

かねがふち【鐘ヶ淵】 (1)寺鐘・陣鐘などが沈んだという伝説によって名付けられた淵。 (2)東京都墨田区北部の地域。綾瀬川が荒川と合して深淵をなした所に橋場長昌寺(亀戸普門院とも)の釣り鐘が沈んだという伝承による命名。

かねくいむし【金食い虫】🔗🔉

かねくいむし【金食い虫】 費用ばかりかかって利益を生まない物事を虫にたとえてののしっていう語。

かねぐら【金蔵】🔗🔉

かねぐら【金蔵】 (1)金銭や財宝を納めておく蔵。 (2)金を出してくれる金持ちや,金をもうけさせてくれる人。

かねぐり【金繰り】🔗🔉

かねぐり【金繰り】 金のやりくり。資金ぐり。かなぐり。「―がつかない」

かねけ【金気】🔗🔉

かねけ【金気】 ⇒かなけ(金気)

かねこくんえん【金子薫園】🔗🔉

かねこくんえん【金子薫園】 (1876-1951) 歌人。本名,雄太郎。東京生まれ。「浅香社」同人。尾上柴舟とともに叙景歌運動を起こし,明星派に対抗。歌集「片われ月」「覚めたる歌」など。

かねこけんたろう【金子堅太郎】🔗🔉

かねこけんたろう【金子堅太郎】 (1853-1942) 官僚・政治家。福岡藩出身。帝国憲法の起草に参加。のち農商務相・法相などを歴任。日露戦争時,渡米して講和外交に貢献。枢密顧問官。

かねこなおきち【金子直吉】🔗🔉

かねこなおきち【金子直吉】 (1866-1944) 実業家。高知県生まれ。鈴木商店を総合商社に育てたが,1927 年(昭和 2)の金融恐慌で破綻。

かねこふみこ【金子文子】🔗🔉

かねこふみこ【金子文子】 (1903?-1926) 無政府主義者。神奈川県生まれ。朴烈と結婚。関東大震災後の朝鮮人暴動のデマの中,大逆罪で逮捕され死刑判決を受け,のち無期懲役に減刑されるが,4 か月後獄中で縊死。

かねこみつはる【金子光晴】🔗🔉

かねこみつはる【金子光晴】 (1895-1975) 詩人。愛知県生まれ。「こがね虫」で詩壇に登場,絢爛(けんらん)たる詩的世界が注目されたが,のち強烈な自我意識とニヒリズムの詩風に転じた。詩集「鮫」「落下傘」「蛾」「人間の悲劇」「IL」など。

かねこもとおみ【金子元臣】🔗🔉

かねこもとおみ【金子元臣】 (1868-1944) 歌人・国文学者。静岡県の人。国学院大教授・御歌所寄人。短歌の革新を志し,古典の注釈に努めた。

かねさわさねとき【金沢実時】🔗🔉

かねさわさねとき【金沢実時】 ⇒北条実時

かねしげとうよう【金重陶陽】🔗🔉

かねしげとうよう【金重陶陽】 (1896-1967) 陶芸家。岡山県生まれ。本名,勇。父に作陶を学び,桃山時代の備前焼の再現に努めた。備前焼中興の祖と称される。

かねじゃく【曲尺・矩尺】🔗🔉

かねじゃく【曲尺・矩尺】 (1)大工・建具職人などが用いる直角に曲がった金属製の物差し。表には実寸(表目)の,裏にはその倍(裏目), 倍(丸目)の目盛りがきざまれている。かね。大工金(だいくがね)。鉄尺。 (2)(1)が用いている尺の単位。現在の尺。1 尺は 30.3cm。鯨尺(くじらじやく)の 8 寸にあたる。

かねずく【金尽く】🔗🔉

かねずく【金尽く】 金銭の力だけで物事を解決しようとすること。金銭ずく。

かねそな・える【兼ね備える】🔗🔉

かねそな・える【兼ね備える】 (動下一) 両方とも持ち合わせる。兼備する。

かねたたき【鉦叩】🔗🔉

かねたたき【鉦叩】 (1)念仏の際に鉦をたたくこと。また,その人。 (2)鉦をたたきながら経文などを唱え,金品をもらい歩いた乞食僧。 (3)カネタタキ科の昆虫。体長 10mm 内外。コオロギに似る。雄は秋にチン,チン,チンと鳴く。

かねつ【加熱】🔗🔉

かねつ【加熱】 熱を加えること。

かねつ【過熱】🔗🔉

かねつ【過熱】 (1)必要以上,また限界以上に熱くなること。「エンジンの―」 (2)物事の状態が限度を超えて激しくなること。 (3)〔物〕蒸気が沸点以上の温度になっていること。また,沸点以上に熱せられた液体が沸騰しない状態。

かねづかい【金遣い】🔗🔉

かねづかい【金遣い】 金銭の使い方。金銭を使う程度。「―が荒い」

かねつき【加熱器】🔗🔉

かねつき【加熱器】 ガス・電気などによって物体を熱する装置。

かねつき【過熱器】🔗🔉

かねつき【過熱器】 ボイラーから出た飽和蒸気を,もう一度 200〜300℃に過熱して過熱蒸気としてタービンに送る装置。スーパー-ヒーター。

かねつじょうき【過熱蒸気】🔗🔉

かねつじょうき【過熱蒸気】 水から分離した水蒸気をさらに沸点以上に加熱したもの。

かねつせいざい【加熱製剤】🔗🔉

かねつせいざい【加熱製剤】 加熱処理によりウイルスを不活化させた血液製剤。⇔非加熱製剤

カネッティ【Elias Canetti】🔗🔉

カネッティ【Elias Canetti】 (1905-1994) 思想家・作家。ブルガリア生まれ。ナチスの手を逃れ 1938 年イギリスに亡命。作品はドイツ語で執筆。長編小説「眩暈(めまい)」,評論「群衆と権力」など。

かねづまり【金詰まり】🔗🔉

かねづまり【金詰まり】 金銭のやりくりがつかないこと。

かねづる【金蔓】🔗🔉

かねづる【金蔓】 金を出してくれる当て。「いい―を探す」

かねつろ【加熱炉】🔗🔉

かねつろ【加熱炉】 金属の熱処理に用いる炉。形により横形炉・縦形炉・ピット炉などがあり,熱源には電気・重油・ガスなどが用いられる。

かねて【予て】🔗🔉

かねて【予て】 (副) 前もって。あらかじめ。「―からの懸案事項」

かねない【兼ねない】🔗🔉

かねない【兼ねない】 (連語) …しないとはいえない。「秘密をもらし―」

かねながしんのう【懐良親王】🔗🔉

かねながしんのう【懐良親王】 〔「かねよし」とも読む〕 (1329-1383) 後醍醐天皇の皇子。南朝方の征西将軍として一時九州全土を制圧。鎮西宮。九州宮。

かねばなれ【金離れ】🔗🔉

かねばなれ【金離れ】 金銭の使いぶり。払いぶり。「―がよい」

かねびら【金片】🔗🔉

かねびら【金片】 金銭。札片(さつびら)。

カネフスキー【Vitali Kanevski】🔗🔉

カネフスキー【Vitali Kanevski】 (1935- ) 映画監督。旧ソ連で不遇の時期が長かったが,人生に対峙する子供たちの映画「動くな,死ね,甦れ!」「ひとりで生きる」が世界的に絶賛されてからは,フランスに渡り活動を続ける。他に「ぼくら,20 世紀の子供たち」など。

かねへん【金偏】🔗🔉

かねへん【金偏】 漢字の偏の一。「針」「鉄」などの「金」の部分。

かねへんけいき【金偏景気】🔗🔉

かねへんけいき【金偏景気】 金偏の字のつく,鉄鋼・鉱山・金属などの産業が好景気なこと。朝鮮戦争に伴う特需景気の際の流行語。

かねまるしん【金丸信】🔗🔉

かねまるしん【金丸信】 (1914-1996) 政治家。山梨県出身。建設相・国土庁長官・防衛庁長官・自民党副総裁などを歴任。「政界のドン」として勢力をふるったが,違法献金問題で辞職,脱税容疑で逮捕された。

かねまわり【金回り】🔗🔉

かねまわり【金回り】 (1)収入の具合。懐具合。景気。「―がよい」 (2)金銭の流通。

カネミゆしょう【カネミ油症】🔗🔉

カネミゆしょう【カネミ油症】 ⇒油症

かねめ【金目】🔗🔉

かねめ【金目】 金銭的な価値の高いこと。「―の物」

かねもうけ【金儲け】🔗🔉

かねもうけ【金儲け】 金銭をもうけること。「―がうまい」

かねもち【金持ち】🔗🔉

かねもち【金持ち】 金銭や財産を豊かに持っている人。金満家。

かねやす【兼康】🔗🔉

かねやす【兼康】 江戸時代,本郷にあった歯磨き粉・歯痛薬を商った店。「本郷も―までは江戸のうち」

か・ねる【兼ねる】🔗🔉

か・ねる【兼ねる】 (動下一) (1)二つ以上のはたらき・役割を併せもつ。「食堂と居間を―・ねる」 (2)本務の他に別の職務を同時に務める。「外相を―・ねる」 (3)…することに堪えられない。「言い―・ねる」「引き受け―・ねる」

カネロニ【(イ) cannelloni】🔗🔉

カネロニ【(イ) cannelloni】 (1)パスタ料理の一。ホウレンソウとひき肉を板状のパスタで筒形に巻き,ソースをかけて天火で焼いたもの。カネローネ。 (2)大形で筒状のパスタ。

かねん【可燃】🔗🔉

かねん【可燃】 よく燃えること。「―物」

かねんせい【可燃性】🔗🔉

かねんせい【可燃性】 よく燃える性質。

かねんど【過年度】🔗🔉

かねんど【過年度】 過去の会計年度。

かねんどししゅつ【過年度支出】🔗🔉

かねんどししゅつ【過年度支出】 過年度に属する経費を,現年度の予算から支出すること。

かねんどしゅうにゅう【過年度収入】🔗🔉

かねんどしゅうにゅう【過年度収入】 過年度に属する収入を現年度の収入に入れること。

かねんぶつ【可燃物】🔗🔉

かねんぶつ【可燃物】 可燃性のあるもの。

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