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かね【金】🔗🔉

かね【金】 金銭。貨幣。おかね。 「━を稼ぐ」 「━がかかる」 金属の総称。金・銀・鉄・銅など。 「━の茶碗ちゃわんに━のはし」 関連語 大分類‖金銭‖きんせん 中分類‖金銭‖きんせん

金の草鞋わらじで尋たず・ねる🔗🔉

金の草鞋わらじで尋たず・ねる 根気よく探し回る。多く下に打ち消しを伴って、得がたい物事のたとえとする。 ◇すり切れることのない鉄製の草鞋を履いて探す意から。 「金」を「きん」と読むのは誤り。

金は天下の回り物🔗🔉

金は天下の回り物 金銭は一か所にとどまるものではないから、金を持っている者もいつかは失うし、金のない者もいつかは手に入れられるということ。

かね【矩】🔗🔉

かね【矩】 「曲尺かねじゃく」の略。→曲尺

かね【鉦】🔗🔉

かね【鉦】 撞木しゅもくでたたいて鳴らす、金属製の仏具。小さな金だらいの形をしている。たたきがね。ふせがね。 手に提げて打ち鳴らす楽器。

鉦や太鼓たいこで捜さが・す🔗🔉

鉦や太鼓たいこで捜さが・す 大騒ぎして方々を捜し回ることのたとえ。 「━・したが、犯人は見つからない」

かね【鐘】🔗🔉

かね【鐘】 打ち鳴らすための金属製の器具。特に、釣り鐘がね。 「お寺の━をつく」 「教会の━が鳴る」 「━の音」

かね【漿🔗🔉

かね【漿 昔、お歯黒に用いた暗褐色の液。鉄片を茶の汁や酢につけて酸化させたもの。おはぐろ。

か‐ね🔗🔉

か‐ね 連語確認の意をまじえた自問や質問を表す。 「そんなこともあった━」 「やってくれる━」 「彼も行きます━」 ◇終助詞「か」+終助詞「ね」。

かね‐あい【兼ね合い】━アヒ🔗🔉

かね‐あい【兼ね合い】━アヒ つりあいをうまく保つこと。 「機能とデザインの━が難しい」 「千番に一番の━(=成功することがきわめて難しいことのたとえ)」

かね‐いれ【金入れ】🔗🔉

かね‐いれ【金入れ】 金銭を持ち歩くときの入れもの。財布・がまぐち・きんちゃくなど。

かね‐かし【金貸し】🔗🔉

かね‐かし【金貸し】 金銭を貸して利息をかせぐ商売。また、その職業の人。

かね‐がね【(兼ね兼ね)】🔗🔉

かね‐がね【(兼ね兼ね)】 以前からずっと。かねて。 「━望んでいたことが実現した」 「おうわさは━承っておりました」 予」とも。

かね‐ぐら【金蔵】🔗🔉

かね‐ぐら【金蔵】 金銀・財宝をしまっておくくら。 〔俗〕金銭上の援助をしてくれる人。

かね‐ぐり【金繰り】🔗🔉

かね‐ぐり【金繰り】 金銭のやりくり。資金の工面。 「━が苦しい」

かね‐ざし【矩差し】🔗🔉

かね‐ざし【矩差し】 かねじゃく

かね‐じゃく【曲尺・矩尺】🔗🔉

かね‐じゃく【曲尺・矩尺】 木工や建築で使う、直角に曲がった金属製の物差し。かねざし。さしがね。まがりがね。 鯨尺くじらじゃくの八寸を一尺とした、尺貫法の長さの単位。また、その目盛りの物差し。 ◇一尺は約三〇・三センチメートル。

かね‐ずく【金ずく】━ヅク🔗🔉

かね‐ずく【金ずく】━ヅク 金銭の力ですべてを解決しようとすること。 「━で事故の片をつけようとする」 「金尽く」とも。現代仮名遣いでは「金づく」も許容。

かね‐そな・える【兼ね備える】━ソナヘル🔗🔉

かね‐そな・える【兼ね備える】━ソナヘル 他下一二つ以上のものを合わせ持つ。兼備する。 「才知と美貌を━」 かねそな・ふ(下二)

かね‐たたき【叩き】🔗🔉

かね‐たたき【叩き】 かねをたたいて鳴らすこと。また、その人。 鉦をたたくための棒。撞木しゅもく 鉦をたたいて経文を唱え、金品をもらい歩いた人。かねたたき坊主。 秋、「ちんちん」と鉦をたたくような声で鳴く、カネタタキ科の昆虫。コオロギに似るが、小さい。

か‐ねつ【火熱】クヮ━🔗🔉

か‐ねつ【火熱】クヮ━ 火の熱。火のあつさ。 「━が弱い」

か‐ねつ【加熱】🔗🔉

か‐ねつ【加熱】 名・他サ変熱を加えること。 「━して乾燥[殺菌]する」 「━処理・━装置・━器」

か‐ねつ【過熱】クヮ━🔗🔉

か‐ねつ【過熱】クヮ━ 自他サ変必要以上に熱くなること。また、熱くしすぎること。 自サ変度が過ぎて激しくなること。特に、取引・競争・運動などが激しくなること。 「景気が━する」 「━気味の選挙戦」 他サ変液体を沸騰させずに沸点以上に熱すること。 「━蒸気」

かね‐づかい【金遣い】━ヅカヒ🔗🔉

かね‐づかい【金遣い】━ヅカヒ 金銭の使い方。 「━があらい」 関連語 大分類‖金銭‖きんせん 中分類‖消費‖しょうひ

かね‐づまり【金詰まり】🔗🔉

かね‐づまり【金詰まり】 金銭のやりくりがつかなくなること。 「金融引き締めで━になる」

かね‐づる【金蔓】🔗🔉

かね‐づる【金蔓】 金銭を手に入れる手がかり。また、資金などを出してくれる人。 「いい━をつかむ」

かね‐て【予て(兼ねて)】🔗🔉

かね‐て【予て(兼ねて)】 以前からそうであるさま。かねがね。以前から。 「━聞き及んだ名所を訪れる」 「お名前は━(から)伺っております」 「かねてより」「かねてから」は本来は重言だが、古くからある慣用。

かね‐な・い【兼ねない】🔗🔉

かね‐な・い【兼ねない】 連語兼ねる

かね‐ばなれ【金離れ】🔗🔉

かね‐ばなれ【金離れ】 金銭の使いぶり。 「太っ腹で━のいい人」

かね‐ばらい【金払い】━バラヒ🔗🔉

かね‐ばらい【金払い】━バラヒ 払うべき金をきちんと払うこと。 「━の悪い客」 関連語 大分類‖金銭‖きんせん 中分類‖消費‖しょうひ

かね‐へん【金偏】🔗🔉

かね‐へん【金偏】 漢字の部首の一つ。「鉄」「銀」「銅」などの「金」の部分。 〔俗〕鉱山・製鉄・製鋼など、の文字に関係のある産業。 「━景気」

かね‐まわり【金回り】━マハリ🔗🔉

かね‐まわり【金回り】━マハリ 世の中の、金銭の流通。 「━が悪い」 収入の状態。 「山田さんはこのごろ━がいいらしい」

かね‐め【金目】🔗🔉

かね‐め【金目】 金銭に換算したときの価値。また、その価値が高いこと。 「━の物は皆売り払った」

かね‐もうけ【金け】━マウケ🔗🔉

かね‐もうけ【金け】━マウケ 名・自サ変金銭の利益を得ること。 「━に走る」 関連語 大分類‖利益‖りえき 中分類‖利益‖りえき

かね‐もち【金持ち】🔗🔉

かね‐もち【金持ち】 金銭などの財産をたくさん持っている人。 関連語 大分類‖金銭‖きんせん 中分類‖金持ち‖かねもち

か・ねる【兼ねる】🔗🔉

か・ねる【兼ねる】 動下一 二つ以上の機能や性質をもつ。 「総理が外相を━(=兼務する)」 「朝食は昼食を━・ねて遅めに食べた」 「大は小を━」 「観光と取材を━・ねて旅行する」 「応接間と書斎を━・ねた部屋に通される」 「山田副社長が販売部長を━」(AガBヲ━)と、「山田氏が副社長と販売部長を━」(AガBとCヲ━)の型がある。 《「…に気を━」「…の気を━」の形で》…に気を遣う。…に気兼ねする。 「(三人連れの男の児ハ)峻たかしに気を━・ねてか静かに話をしている梶井基次郎」 ◇やや古い言い方。 《動詞の連用形に付いて複合動詞を作る》 …することができない。…することが難しい。 「御希望には添い━・ねます」 「私には分かり━」 「腹に据え━(=こらえきれない)ものがあったらしい」 「見るに見━・ねて援助を申し出る」 《打ち消しを伴って》…しない(…にならない)とは言い切れない。…する(…になる)かもしれない。 「出世のためならどんなことでもやり━・ねない」 「座視すれば国際問題になり━・ねない」 最悪の事態になるのを気遣っていう。 ◆はかな書きが多い。 か・ぬ(下二)

か‐ねん【可燃】🔗🔉

か‐ねん【可燃】 燃えること。燃えやすいこと。 「━物質」 「━性(=火に燃えやすい性質)ガス」 ⇔不燃

か‐ねんど【過年度】クヮ━🔗🔉

か‐ねんど【過年度】クヮ━ すでに終わった会計年度。 「━収入・━支出」

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