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にじゅう【二重】🔗🔉

にじゅう【二重】 二つのもの・ことが重なること。「―に包む」「金を―に取る」

にじゅうあご【二重顎】🔗🔉

にじゅうあご【二重顎】 下顎の肉がたるみ,二重に見える顎。

にじゅうがいこう【二重外交】🔗🔉

にじゅうがいこう【二重外交】 内閣以外の国家機関が,外務省とは異なる対外政策のもとに外交活動をすること。

にじゅうかかく【二重価格】🔗🔉

にじゅうかかく【二重価格】 同一商品に 2 種類の価格がつけられること。輸出価格と国内価格,メーカー希望小売価格と店頭価格など。

にじゅうかざん【二重火山】🔗🔉

にじゅうかざん【二重火山】 外輪山と,カルデラ内部に生じた中央火口丘とから成る火山。阿蘇山など。二重式火山。

にじゅうかぜい【二重課税】🔗🔉

にじゅうかぜい【二重課税】 同一の所得に対して 2 度以上課税されること。これを防ぐために国内的には税額控除と所得免除の制度があり,国際的には租税条約がある。

にじゅうかわせせいど【二重為替制度】🔗🔉

にじゅうかわせせいど【二重為替制度】 経常取引と資本取引を中心に,二つの異なる為替市場を設ける制度。

にじゅうきそ【二重起訴】🔗🔉

にじゅうきそ【二重起訴】 訴訟中の同一事件について,重ねて起訴すること。現行法では禁止されている。

にじゅうぎり【二重切り】🔗🔉

にじゅうぎり【二重切り】 二つの節間にそれぞれ窓を設けた竹筒の花入れ。

にじゅうけつごう【二重結合】🔗🔉

にじゅうけつごう【二重結合】 2 個の原子の間で 2 対の電子対が共有されてできる化学結合。構造式の上では C=C,C=O などと 2 本の直線(価標)で表現される。二重結合の周りでは自由に回転できない。

にじゅうこうぞう【二重構造】🔗🔉

にじゅうこうぞう【二重構造】 大企業と零細企業が併存して,両者間に生産性・収益性・技術・賃金などで大きな格差がみられるような経済構造。日本経済の特徴。

にじゅうこうそく【二重拘束】🔗🔉

にじゅうこうそく【二重拘束】 ⇒ダブル-バインド

にじゅうこくせき【二重国籍】🔗🔉

にじゅうこくせき【二重国籍】 一人で同時に二つの国籍をもつこと。重国籍。

にじゅうこんごう【二重根号】🔗🔉

にじゅうこんごう【二重根号】 〔数〕根号が二重に使われているもの。

にじゅうさしおさえ【二重差し押さえ】🔗🔉

にじゅうさしおさえ【二重差し押さえ】 すでにある債権者のために差し押さえられた財産を,他の債権者のために重ねて差し押さえること。

にじゅうしょう【二重唱】🔗🔉

にじゅうしょう【二重唱】 二人の歌い手が,それぞれ一つの声部を受け持つ演奏方法。また,その音楽。

にじゅうじょうと【二重譲渡】🔗🔉

にじゅうじょうと【二重譲渡】 同一の物を別々の二人に譲渡すること。譲渡は多く,売買によりなされるが,その場合は二重売買といわれる。

にじゅうじんかく【二重人格】🔗🔉

にじゅうじんかく【二重人格】 一人の人間が全く異なる二つの人格をもっていること。また,そういう人。

にじゅうしんりせつ【二重真理説】🔗🔉

にじゅうしんりせつ【二重真理説】 後期スコラ哲学にみられる,信仰と知識との関係についての考え方の一。信による世界把握と,知による世界把握とは,それぞれ別のことであるから両者ともに容認される,と考えるもの。

にじゅうせい【二重星】🔗🔉

にじゅうせい【二重星】 きわめて接近した方向に見える 2 個の恒星。

にじゅうせいかつ【二重生活】🔗🔉

にじゅうせいかつ【二重生活】 (1)同一人が,全く異なる性質の二つの生活を営むこと。 (2)一家族が,2 か所に分かれた状態で生活すること。

にじゅうそう【二重奏】🔗🔉

にじゅうそう【二重奏】 二つの独奏楽器による室内楽。

にじゅうそうなん【二重遭難】🔗🔉

にじゅうそうなん【二重遭難】 登山などで,遭難者救助に出かけた救援隊が遭難すること。

にじゅうちょうぼ【二重帳簿】🔗🔉

にじゅうちょうぼ【二重帳簿】 事実を隠蔽する目的で,事実を記載した秘密の帳簿と,偽りを記載した表向きの帳簿の 2 種類をつくること。また,その帳簿。

にじゅうていとう【二重抵当】🔗🔉

にじゅうていとう【二重抵当】 同一不動産に複数の債権者が抵当権を設定すること。その効力は登記の前後によって決まる。

にじゅうばいばい【二重売買】🔗🔉

にじゅうばいばい【二重売買】 同一の物の所有権を別々の買い主に売ること。民事上,売買の先後を問わず,先に登記あるいは引き渡しなどの対抗要件を備えた買い主が完全な所有権者となる。

にじゅうひてい【二重否定】🔗🔉

にじゅうひてい【二重否定】 否定を二つ重ねること。また,そうした言語表現。「A でないのではない」など。単なる肯定に等しいが,一般の言語や弁証法では,何らかの含意を付加する。

にじゅうぶたい【二重舞台】🔗🔉

にじゅうぶたい【二重舞台】 大道具の一。平舞台上に家の床・岩・土堤などを高く作り上げるのに用いる台。

にじゅうぶんせつ【二重分節】🔗🔉

にじゅうぶんせつ【二重分節】 人類の有する自然言語には,知的意味を担った最小の単位であるモネーム(記号素)と,それ自身は意味をもたないが,知的意味の区別に有意な最小単位であるフォネーム(音素)の 2 種が必ず備わっているとする,フランスのマルティネの学説。

にじゅうほいく【二重保育】🔗🔉

にじゅうほいく【二重保育】 保育所での通常の保育時間が終わった後に,さらに他の施設や人によって保育すること。

にじゅうぼいん【二重母音】🔗🔉

にじゅうぼいん【二重母音】 同一音節内にある連続した二つの母音。重母音。

にじゅうまわし【二重回し】🔗🔉

にじゅうまわし【二重回し】 男子の和服用の外套。インバネスを改良したもの。鳶合羽(とんびガツパ)。とんび。

にじゅうもうけんほう【二重盲検法】🔗🔉

にじゅうもうけんほう【二重盲検法】 薬の効果を客観的に評価するための方法。効果を判定しようとする薬と偽薬または,対照薬を被検者に無作為に与え,また効きめを判断する医師にもいずれの薬であるかを伏せて使用させてテストすること。

にじゅうらせん【二重螺旋】🔗🔉

にじゅうらせん【二重螺旋】 1953 年,J=D=ワトソンと F=H=クリックとが提唱したデオキシリボ核酸の分子構造模型。糖とリン酸とが結合した長い 2 本の鎖が同一軸を中心に逆方向に螺旋状にのび,両方の鎖の内側に配列している塩基が水素結合している。ワトソン-クリックのモデル。DNA の二重鎖モデル。

にじゅうろしゅつ【二重露出】🔗🔉

にじゅうろしゅつ【二重露出】 同一のフィルムや乾板に 2 回露出を与えること。

ふたえ【二重】🔗🔉

ふたえ【二重】 二つ重なっていること。にじゅう。「紐を―にかける」

ふたえまぶた【二重瞼】🔗🔉

ふたえまぶた【二重瞼】 瞼にひだがあり二重になっているもの。ふたかわめ。

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