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に‐じゅう【二重】‥ヂユウ🔗🔉

に‐じゅう二重‥ヂユウ ①二つかさなること。二つかさねること。また、そのもの。ふたえ。ふたかさね。「―撮り」 ②重複ちょうふく。「―請求」 ③二重舞台の略。 ⇒にじゅう‐あご【二重顎】 ⇒にじゅう‐うつし【二重写し】 ⇒にじゅう‐おり【二重織】 ⇒にじゅう‐がいこう【二重外交】 ⇒にじゅう‐かかく【二重価格】 ⇒にじゅう‐かかくひょうじ【二重価格表示】 ⇒にじゅう‐かわせ‐せいど【二重為替制度】 ⇒にじゅう‐ぎり【二重切】 ⇒にじゅう‐けつごう【二重結合】 ⇒にじゅう‐こうぞう【二重構造】 ⇒にじゅう‐こくせき【二重国籍】 ⇒にじゅう‐こんごう【二重根号】 ⇒にじゅう‐さしおさえ【二重差押え】 ⇒にじゅうしき‐かざん【二重式火山】 ⇒にじゅう‐しょう【二重唱】 ⇒にじゅう‐じんかく【二重人格】 ⇒にじゅう‐しんり‐せつ【二重真理説】 ⇒にじゅう‐スパイ【二重スパイ】 ⇒にじゅう‐せい【二重星】 ⇒にじゅう‐せいかつ【二重生活】 ⇒にじゅう‐そう【二重奏】 ⇒にじゅう‐ぞこ【二重底】 ⇒にじゅうそしょうきんし‐の‐げんそく【二重訴訟禁止の原則】 ⇒にじゅう‐ちょうぼ【二重帳簿】 ⇒にじゅう‐ていとう【二重抵当】 ⇒にじゅう‐どり【二重取り】 ⇒にじゅう‐ばいばい【二重売買】 ⇒にじゅう‐ばし【二重橋】 ⇒にじゅう‐はん【二重判】 ⇒にじゅう‐ひてい【二重否定】 ⇒にじゅう‐ぶた【二重蓋】 ⇒にじゅう‐ぶたい【二重舞台】 ⇒にじゅう‐ぶんせつ【二重分節】 ⇒にじゅう‐ほいく【二重保育】 ⇒にじゅう‐ぼいん【二重母音】 ⇒にじゅう‐まど【二重窓】 ⇒にじゅう‐まる【二重丸】 ⇒にじゅう‐まわし【二重廻し】 ⇒にじゅう‐もうけん【二重盲検】 ⇒にじゅう‐やきつけ【二重焼付】 ⇒にじゅう‐ゆか【二重床】 ⇒にじゅう‐らせん‐モデル【二重螺旋モデル】 ⇒にじゅう‐ろしゅつ【二重露出】

にじゅう‐あご【二重顎】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐あご二重顎‥ヂユウ‥ 太っていて下顎の肉がたるみ、二重に見える顎。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐うつし【二重写し】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐うつし二重写し‥ヂユウ‥ ①映画やテレビの技法の一つ。ある画面の上に他の画面が重なって浮かび出し、次第に鮮明になるにつれて元の画面が消えるもの。オーバー‐ラップ。 ②二重露出。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐おり【二重織】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐おり二重織‥ヂユウ‥ 経糸たていとに表に出るものと裏に出るものとの2種を用い、また、緯糸よこいとも表の経糸と組織させる表緯と、裏の経糸と組織させる裏緯とを用いて、表裏二重の組織をした織物。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐がいこう【二重外交】‥ヂユウグワイカウ🔗🔉

にじゅう‐がいこう二重外交‥ヂユウグワイカウ 内閣以外の特殊機関が、外務省当局と並立して外交を行うこと。主として大正時代以降の陸軍の対外活動についていわれた。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐かかく【二重価格】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐かかく二重価格‥ヂユウ‥ 物価統制政策として、同一商品に対して2種以上の公定価格を付すること。また、その価格。例えば米の生産者価格と消費者価格の類。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐かかくひょうじ【二重価格表示】‥ヂユウ‥ヘウ‥🔗🔉

にじゅう‐かかくひょうじ二重価格表示‥ヂユウ‥ヘウ‥ 小売業者が商品の価格を表示する際に、その価格よりも高い市場価格を併記すること。価格の安さを消費者に訴えるために行う。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐かわせ‐せいど【二重為替制度】‥ヂユウカハセ‥🔗🔉

にじゅう‐かわせ‐せいど二重為替制度‥ヂユウカハセ‥ 「複数為替制度」参照。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐ぎり【二重切】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐ぎり二重切‥ヂユウ‥ 竹製の花入れで、二段に花を挿すように節の間に窓があいているもの。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐けつごう【二重結合】‥ヂユウ‥ガフ🔗🔉

にじゅう‐けつごう二重結合‥ヂユウ‥ガフ 分子中の2個の原子が、二つの共有結合によって結合すること。エチレンにおける二つの炭素原子の結合の類。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐こうぞう【二重構造】‥ヂユウ‥ザウ🔗🔉

にじゅう‐こうぞう二重構造‥ヂユウ‥ザウ 大企業などの近代的部門と零細小企業などの前近代的部門とが並存して、両者の間で生産性や賃金などに大きな格差があるような経済構造。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐こくせき【二重国籍】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐こくせき二重国籍‥ヂユウ‥ 一人で2国以上の国籍を兼ね有すること。重国籍。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐こんごう【二重根号】‥ヂユウ‥ガウ🔗🔉

にじゅう‐こんごう二重根号‥ヂユウ‥ガウ 根号の中に根号が二重に現れているもの。例えば√(a+√b ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐さしおさえ【二重差押え】‥ヂユウ‥オサヘ🔗🔉

にじゅう‐さしおさえ二重差押え‥ヂユウ‥オサヘ 〔法〕第一の債権者のため既に差し押さえられた債務者の同じ物または権利について、第二の債権者のために差し押さえること。民事執行法上動産については禁止される。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅうしき‐かざん【二重式火山】‥ヂユウ‥クワ‥🔗🔉

にじゅうしき‐かざん二重式火山‥ヂユウ‥クワ‥ 外輪山の内部に中央火口丘があるような構造の火山。→複式火山⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐しょう【二重唱】‥ヂユウシヤウ🔗🔉

にじゅう‐しょう二重唱‥ヂユウシヤウ (duet)二人による重唱。デュエット。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐じんかく【二重人格】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐じんかく二重人格‥ヂユウ‥ ①一人の人間のうちに全く異なる二つの人格があり、それらが交互に全く独立して出現すること。 ②一人の人間がある時期から全くちがった性格を示し、過去の意識を失うこと。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐しんり‐せつ【二重真理説】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐しんり‐せつ二重真理説‥ヂユウ‥ 自然的と超自然的、すなわち理性的と啓示的との2種類の真理が並び存するという説。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐スパイ【二重スパイ】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐スパイ二重スパイ‥ヂユウ‥ 敵側に送り込んだスパイが、その送り込まれた側のスパイでもあること。また、そのような者。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐せい【二重星】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐せい二重星‥ヂユウ‥ 二つの恒星が、相接近して見えるもの。重星。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐せいかつ【二重生活】‥ヂユウ‥クワツ🔗🔉

にじゅう‐せいかつ二重生活‥ヂユウ‥クワツ ①同一人が職業や風俗などの全く異なる二様の生活を営むこと。 ②和洋両式を併用した生活様式。 ③家族が2カ所に分かれて生活すること。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐そう【二重奏】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐そう二重奏‥ヂユウ‥ (duet)2個の楽器による合奏。デュエット。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐ぞこ【二重底】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐ぞこ二重底‥ヂユウ‥ ①靴下・足袋などの底が二重になっているもの。 ②容器の底が二重になっているもの。あげぞこ。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅうそしょうきんし‐の‐げんそく【二重訴訟禁止の原則】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅうそしょうきんし‐の‐げんそく二重訴訟禁止の原則‥ヂユウ‥ 民事訴訟では、すでに裁判所に係属中の事件と同一内容の訴訟を認めず、刑事訴訟では、同一事件について二重の公訴提起を認めないとする原則。二重起訴禁止の原則。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐ちょうぼ【二重帳簿】‥ヂユウチヤウ‥🔗🔉

にじゅう‐ちょうぼ二重帳簿‥ヂユウチヤウ‥ 事実を隠蔽する目的で2種の帳簿を作成すること。また、その帳簿。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐ていとう【二重抵当】‥ヂユウ‥タウ🔗🔉

にじゅう‐ていとう二重抵当‥ヂユウ‥タウ 同一不動産について二重に抵当権を設定すること。その順位は登記の前後によるが、いずれの抵当権も有効に成立する。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐どり【二重取り】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐どり二重取り‥ヂユウ‥ 一度取った上でさらに重ねて取ること。「税金の―」 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐ばいばい【二重売買】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐ばいばい二重売買‥ヂユウ‥ 〔法〕売主がすでに他人に売却した物を重ねて別人に売却すること。不動産の場合には先に登記を経た方が、動産の場合には先に引渡しを受けた方が、唯一の所有者となる。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐ばし【二重橋】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐ばし二重橋‥ヂユウ‥ ①橋梁上にさらに橋梁を設けたもの。 ②皇居の正門と中門の間に架した鉄橋の通称。木造時代に1の工法で造られていたのでいう。正門には鉄橋と石橋があり、それを総称する場合が多いが誤り。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐はん【二重判】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐はん二重判‥ヂユウ‥ いったん約束して加判しながら、無断で他に約束して加判すること。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐ひてい【二重否定】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐ひてい二重否定‥ヂユウ‥ 〔言〕一つの文の中に否定語を二つ重ねて用い、強調あるいは婉曲などの意を込める語法。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐ぶた【二重蓋】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐ぶた二重蓋‥ヂユウ‥ 器物の蓋を二重に作ったもの。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐ぶたい【二重舞台】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐ぶたい二重舞台‥ヂユウ‥ ①歌舞伎の大道具。家の床や土手・河岸などを舞台面より高く組み上げた装置。また、その土台に用いる台。高さにより常足つねあし・中足ちゅうあし・高足たかあしなどの別がある。二重。 ②洋風の劇場で、舞台の上へさらに一段高く設けた舞台。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐ぶんせつ【二重分節】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐ぶんせつ二重分節‥ヂユウ‥ 〔言〕(double articulation)事態を表す単位である文が、まず意味上の最小単位である形態素(または記号素)に分けられ、さらに形態素が音韻上の最小単位である音素に分けられること。マルティネが提唱。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐ほいく【二重保育】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐ほいく二重保育‥ヂユウ‥ 保育所・幼稚園などの所定の保育時間の前後に、別の託児所などの保育サービスを利用すること。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐ぼいん【二重母音】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐ぼいん二重母音‥ヂユウ‥ 〔言〕(diphthong)二つの連続する母音が単一音節を成したもの。いずれか一つはきわめて弱い音。重母音。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐まど【二重窓】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐まど二重窓‥ヂユウ‥ 寒さや騒音などを防ぐために、二重の構造にした窓。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐まる【二重丸】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐まる二重丸‥ヂユウ‥ 二重の丸。「◎」。丸印よりもさらに高い評価を表す記号として使う。「彼の功績は―だ」「―がつく」 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐まわし【二重廻し】‥ヂユウマハシ🔗🔉

にじゅう‐まわし二重廻し‥ヂユウマハシ インバネスの和装化したもの。〈[季]冬〉。尾崎紅葉、おぼろ舟「黄糸勝なるすこツちの、頭巾つきの二重外套まわしをぞろりと引懸け」 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐もうけん【二重盲検】‥ヂユウマウ‥🔗🔉

にじゅう‐もうけん二重盲検‥ヂユウマウ‥ 薬効検定法の一種。検定しようとする薬物と対照用の偽薬とを医師・患者ともに知られないように投薬し、客観的な判定を期する。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐やきつけ【二重焼付】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐やきつけ二重焼付‥ヂユウ‥ 写真または映画製作上の技法。別々に撮影した2枚の原板を同一のフィルムまたは印画紙に焼き付けて、特殊な効果を収めるもの。二重焼。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐ゆか【二重床】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐ゆか二重床‥ヂユウ‥ 遮音・断熱・配線・配管などのために二重にした構造の床。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐らせん‐モデル【二重螺旋モデル】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐らせん‐モデル二重螺旋モデル‥ヂユウ‥ 1953年にワトソンとクリックによって提唱された、DNAの構造と複製機構を説明するモデル。DNAは相補的な2本のポリヌクレオチドの鎖でできており、それらが塩基対合することで全体として右巻きらせんをなし、鎖の一方の並びが与えられれば他方が自動的に決まる。 ⇒に‐じゅう【二重】

にじゅう‐ろしゅつ【二重露出】‥ヂユウ‥🔗🔉

にじゅう‐ろしゅつ二重露出‥ヂユウ‥ 過失または故意に同一写真感光材料に二度の露出を与えること。また、二重焼付をいうこともある。二重写し。 ⇒に‐じゅう【二重】

ふた‐え【二重】‥ヘ🔗🔉

ふた‐え二重‥ヘ ①二つかさなっていること。また、そのもの。にじゅう。「ひもを―にかける」 ②二つに折れ曲がること。腰がひどく曲がっているさまにもいう。大和物語「このをば、いといたう老いて、―にてゐたり」 ③襲かさねの色目。表も裏も同じ色のもの。多く、紫・萌葱もえぎなどにいう。 ⇒ふたえ‐あご【二重顎】 ⇒ふたえ‐おりもの【二重織物・二倍織物】 ⇒ふたえ‐かぎ【二重鉤】 ⇒ふたえ‐がき【二重書】 ⇒ふたえ‐ごし【二重腰】 ⇒ふたえ‐じ【二重字】 ⇒ふたえ‐まぶた【二重瞼】 ⇒ふたえ‐まぶち【二重瞼】 ⇒ふたえ‐もの【二重物】

ふたえ‐あご【二重顎】‥ヘ‥🔗🔉

ふたえ‐あご二重顎‥ヘ‥ 肉が多量についてくびれができ、二重になっているあご。 ⇒ふた‐え【二重】

ふたえ‐おりもの【二重織物・二倍織物】‥ヘ‥🔗🔉

ふたえ‐おりもの二重織物・二倍織物‥ヘ‥ 綾地で、地文の上に別糸で数色の散らし模様を浮織りとしたもの。唐織。大鏡道隆「上の御袴、りんだうの―にて」 ⇒ふた‐え【二重】

ふたえ‐かぎ【二重鉤】‥ヘ‥🔗🔉

ふたえ‐かぎ二重鉤‥ヘ‥ 和文中で用いる記号の一つ。二重になっている鉤括弧。『 』。にじゅうかぎ。 ⇒ふた‐え【二重】

ふたえ‐がき【二重書】‥ヘ‥🔗🔉

ふたえ‐がき二重書‥ヘ‥ (→)「籠かご写し」に同じ。 ⇒ふた‐え【二重】

ふたえ‐ごし【二重腰】‥ヘ‥🔗🔉

ふたえ‐ごし二重腰‥ヘ‥ 老人などの折れ曲がった腰。 ⇒ふた‐え【二重】

ふたえ‐じ【二重字】‥ヘ‥🔗🔉

ふたえ‐じ二重字‥ヘ‥ 籠写しにした文字。双鉤。ふたえもじ。 ⇒ふた‐え【二重】

ふたえ‐まぶた【二重瞼】‥ヘ‥🔗🔉

ふたえ‐まぶた二重瞼‥ヘ‥ 瞼の皮にひだがあって二重になっているもの。ふたかわめ。重瞼。↔一重瞼。 ⇒ふた‐え【二重】

ふたえ‐まぶち【二重瞼】‥ヘ‥🔗🔉

ふたえ‐まぶち二重瞼‥ヘ‥ (→)「ふたえまぶた」に同じ。夏目漱石、彼岸過迄「―の痩せぎすな森本の顔丈は」 ⇒ふた‐え【二重】

ふたえ‐もの【二重物】‥ヘ‥🔗🔉

ふたえ‐もの二重物‥ヘ‥ 一度染めた地色の上に、紋・唐草などを別の色で染め出したもの。ふたえぞめ。 ⇒ふた‐え【二重】

ふた‐し‐え【二し重】‥ヘ🔗🔉

ふた‐し‐え二し重‥ヘ (シは強意の助詞)ふたえ。後撰和歌集「いかでかく心一つを―に」

広辞苑二重で始まるの検索結果 1-55