しげき【刺激・刺戟】 (１)外部から働きかけて，感覚や心に反応を起こさせること。また，その働きをする物事。「―が強い」 (２)生体に作用して何らかの反応を引き起こさせること。また，その働きをする物事。

しげきいき【刺激閾】 ある感覚を引き起こすのに必要な，最小の刺激の強さ。

しげきざい【刺激剤】 (１)生体の一部に刺激を与えて，生理的活動・生理作用などを促進させる薬剤。 (２)人の心に働きかけて，発奮させる原因となる物事のたとえ。

しげきでんどうけい【刺激伝導系】 心臓の内壁に存在し，心臓の機械的な収縮を引き起こすための電気的な刺激を発生，伝導する特殊な心筋細胞の系。

しげきはんのうせつ【刺激反応説】 ⇒エス-アールせつ（SR 説）

しげきりょうほう【刺激療法】 疾病に対する回復力を高めるため，人体に適度な物理的または化学的な刺激を加える療法。発熱療法・鍼灸（しんきゆう）など。