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こくみん【国民】🔗🔉

こくみん【国民】 国家を構成する成員。また,その国の国籍をもつ人々。

こくみんいりょうひ【国民医療費】🔗🔉

こくみんいりょうひ【国民医療費】 国民全体が 1 年間に傷病治療のために医療機関に支払った費用の総額。診療報酬額・薬剤支給額のほか健康保険などで支払われる看護費などを含む。

こくみんえいようちょうさ【国民栄養調査】🔗🔉

こくみんえいようちょうさ【国民栄養調査】 栄養改善法に基づき,国民の食品摂取量・栄養摂取量の実態を把握するために国が毎年行う調査。

こくみんえいよしょう【国民栄誉賞】🔗🔉

こくみんえいよしょう【国民栄誉賞】 広く国民に親しみのある分野で前人未到の業績をあげ,社会に明るい希望と話題を与えた人に贈られる賞。1977 年(昭和 52)創設。

こくみんかいぎは【国民会議派】🔗🔉

こくみんかいぎは【国民会議派】 現代インドの保守政党。1885 年開催の国民会議が起源。初期の対英協調から次第に民族意識を強め,第一次大戦以後,ガンジーやネールの指導のもとに独立運動を展開,1947 年の独立後インド連邦政府の与党として政権を担当。

こくみんかいねんきん【国民皆年金】🔗🔉

こくみんかいねんきん【国民皆年金】 すべての国民がなんらかの公的年金制度の適用を受けている状態。わが国では,1961 年(昭和 36)の国民年金制度の実施により実現。皆年金。

こくみんかいへい【国民皆兵】🔗🔉

こくみんかいへい【国民皆兵】 全国民が兵役に服し,戦う義務のあること。通常は男子のみ。

こくみんかいほけん【国民皆保険】🔗🔉

こくみんかいほけん【国民皆保険】 すべての国民がなんらかの公的な医療保険制度に加入している状態。日本国民は政府管掌保険・組合管掌保険・各種共済組合・船員保険・国民健康保険のうち,いずれかに加入することになっている。皆保険。

こくみんがくは【国民楽派】🔗🔉

こくみんがくは【国民楽派】 19 世紀にボヘミア・ロシア・北ヨーロッパから起こった音楽運動。西ヨーロッパの技法・様式を踏襲しつつ,自国の民族性を主張・表現しようとするもの。

こくみんかくめい【国民革命】🔗🔉

こくみんかくめい【国民革命】 中国国民党によって実践された革命。一般に 1924 年の国民党の改組,第一次国共合作から北伐の完成までをいう。

こくみんかくめいぐん【国民革命軍】🔗🔉

こくみんかくめいぐん【国民革命軍】 1925 年に結成された中国国民党の軍隊。反帝・反封建をめざす北伐戦争の主力となった。

こくみんがっこう【国民学校】🔗🔉

こくみんがっこう【国民学校】 1941 年(昭和 16)から 47 年までの日本の初等普通教育機関の名称。初等科 6 年,高等科 2 年を義務教育年限とした。

こくみんぎかい【国民議会】🔗🔉

こくみんぎかい【国民議会】 フランスにおける議会の名。 (1)フランス革命における最初の議会。1789 年,三部会の身分別審議・票決に反対する第三身分議員を中心に成立。 (2)普仏戦争後,第二帝政が崩壊したのちボルドーで開会した議会。1875 年の憲法を制定し第三共和制を確定した。 (3)第二次大戦後の第四共和制・第五共和制下の議会。

こくみんきゅうかむら【国民休暇村】🔗🔉

こくみんきゅうかむら【国民休暇村】 国民のためのレクリエーション施設。国立・国定公園内の景勝地にあり,宿泊設備をもつ。

こくみんぎゆうたい【国民義勇隊】🔗🔉

こくみんぎゆうたい【国民義勇隊】 太平洋戦争末期の 1945 年(昭和 20)3 月,防空および空襲被害の復旧などに全国民を動員するために作られた組織。

こくみんきょうどうとう【国民協同党】🔗🔉

こくみんきょうどうとう【国民協同党】 1947 年(昭和 22),協同民主党と国民党が合同して結成した中間派政党。議会主義,協同主義を掲げ,片山・芦田両内閣に参加。50 年,日本民主党野党派と合同して国民民主党を結成,解党。

こくみんきんゆうこうこ【国民金融公庫】🔗🔉

こくみんきんゆうこうこ【国民金融公庫】 1949 年(昭和 24),庶民金庫・恩給金庫を承継して発足した全額政府出資の金融機関。他の金融機関から融資を受けるのが困難な零細企業や国民大衆に事業資金を貸し付ける。

こくみんきんろうどういんれい【国民勤労動員令】🔗🔉

こくみんきんろうどういんれい【国民勤労動員令】 太平洋戦争末期,労働力根こそぎ動員と空襲時の要員確保のための勅令。1945 年(昭和 20)3 月公布。国民徴用令・労務調整令・女子挺身勤労令など五勅令を廃止・統合し内容を強化した。

こくみんぐん【国民軍】🔗🔉

こくみんぐん【国民軍】 フランスで 1789 年,市民が自衛のため組織した軍隊。おもに治安維持にあたった。

こくみんけいざい【国民経済】🔗🔉

こくみんけいざい【国民経済】 一国を単位とする経済活動。同一の貨幣金融制度・経済政策・社会制度のもとに営まれるもの。

こくみんけいざいけいさん【国民経済計算】🔗🔉

こくみんけいざいけいさん【国民経済計算】 一国の経済活動の循環過程や相互関係などを,企業会計と同様な手法で包括的に記録する計算体系。現在では 1968 年に国連が提示した新 SNA と呼ばれる方式が標準的。社会会計。→新 SNA

こくみんけんこうほけん【国民健康保険】🔗🔉

こくみんけんこうほけん【国民健康保険】 被用者の健康保険の適用を受けない農民や自営業者などに対して実施される健康保険。1958 年(昭和 33)制定の国民健康保険法に基づくもので,保険者は市町村および特別区または国民健康保険組合。国保。

こくみんこうえん【国民公園】🔗🔉

こくみんこうえん【国民公園】 国が設置・管理する公園で,都市公園・自然公園以外のもの。皇居外苑・新宿御苑・京都御苑がある。

こくみんこうかい【国民公会】🔗🔉

こくみんこうかい【国民公会】 フランス革命期,立法議会にかわって開かれた議会。1792 年に普通選挙で成立。共和制を宣言し,ルイ 16 世を処刑。ジャコバン派が指導権を握りジロンド派を追放したが,総裁政府成立により解散。

こくみんこっか【国民国家】🔗🔉

こくみんこっか【国民国家】 封建制の身分制的枠組みを破り国民的同一性を基礎に成立した近代的中央集権国家。

こくみんしゅぎ【国民主義】🔗🔉

こくみんしゅぎ【国民主義】 ナショナリズム。

こくみんしゅくしゃ【国民宿舎】🔗🔉

こくみんしゅくしゃ【国民宿舎】 厚生年金保険などの積立金から地方自治体が還元融資を得て建てた宿泊施設。

こくみんしゅけん【国民主権】🔗🔉

こくみんしゅけん【国民主権】 ⇒主権在民

こくみんじゅんせいさん【国民純生産】🔗🔉

こくみんじゅんせいさん【国民純生産】 〔net national product〕 国民総生産から資本減耗分を差し引いたもの。一定期間内(通常は 1 年間)に国民経済が作り出した生産物の純価値。NNP。

こくみんしょとく【国民所得】🔗🔉

こくみんしょとく【国民所得】 〔national income〕 一国において一定期間(通常 1 年間)に新たに生み出された価値(付加価値)の総額。生産・分配・支出のそれぞれの観点から生産国民所得・分配国民所得・支出国民所得の三つの分類の仕方がある。国民純生産から間接税を引き補助金を加えた額に等しい。NI。

こくみんしんさ【国民審査】🔗🔉

こくみんしんさ【国民審査】 国民が直接に公務員あるいは法律を審査する制度。日本では最高裁判所の裁判官に対して,衆議院選挙の際に行われ,有効投票の過半数が罷免を可とする時,その裁判官は罷免される。

こくみんしんぶん【国民新聞】🔗🔉

こくみんしんぶん【国民新聞】 1890 年(明治 23)徳富蘇峰が創刊した日刊新聞。平民主義を掲げて出発したが,のち国権主義に転じた。1942 年(昭和 17)「都新聞」と合併,「東京新聞」となった。

こくみんせい【国民性】🔗🔉

こくみんせい【国民性】 価値観・行動様式など,ある国民に共通する特徴。

こくみんせいかつしひょう【国民生活指標】🔗🔉

こくみんせいかつしひょう【国民生活指標】 国民生活の変化や国際水準との比較を総合的にとらえるための統計的指標体系。1992 年より新国民生活指標(PLI; People's Life Indicators)に変更。NSI(New Social Indicators)。

こくみんせいかつしんぎかい【国民生活審議会】🔗🔉

こくみんせいかつしんぎかい【国民生活審議会】 消費者保護基本法に基づき,消費者の保護など国民生活の安定と向上に関する事項の調査・審議を行う公的機関。1965 年(昭和 40)設置。

こくみんせいかつセンター【国民生活センター】🔗🔉

こくみんせいかつセンター【国民生活センター】 国民生活センター法(1970 年制定)により設立された特殊法人。国民生活に関する情報の提供・調査研究を行うことを目的とし,普及啓発事業・相談事業・商品テスト事業などを行う。

こくみんせいかつはくしょ【国民生活白書】🔗🔉

こくみんせいかつはくしょ【国民生活白書】 経済企画庁が毎年発表する国民生活全般についての年次報告書。消費者物価指数・家計調査・給与統計・雇用統計など,生活の諸側面から国民生活の実態を解明する。

こくみんせいふ【国民政府】🔗🔉

こくみんせいふ【国民政府】 中国国民党の指導下に組織された政府。正式には中華民国国民政府。1925 年広州に樹立。北伐後,蒋介石のもとに統一。49 年,内戦に敗れて台湾に逃れた。

こくみんそうししゅつ【国民総支出】🔗🔉

こくみんそうししゅつ【国民総支出】 〔gross national expenditure〕 支出面から国民総生産をとらえたもの。一定期間(通常 1 年間)に政府・企業・国民が消費や投資に支出した総額と経常海外余剰の合計。GNE。

こくみんそうせいさん【国民総生産】🔗🔉

こくみんそうせいさん【国民総生産】 〔gross national product〕 一国において一定期間(通常 1 年間)に生産された財貨・サービスを市場価格によって評価した総計。ただし,企業間で売買される原材料は除く。一国の経済の大きさを測る尺度となる。GNP。

こくみんたいいくたいかい【国民体育大会】🔗🔉

こくみんたいいくたいかい【国民体育大会】 アマチュアリズムとスポーツ精神を高揚し,国民の健康増進と体力向上を図り,あわせて地方スポーツの振興を目的として,毎年,都道府県対抗で行われる総合競技大会。冬季・夏季・秋季に分けて行われる。1946 年(昭和 21),第 1 回大会。国体。

こくみんたいしゃくたいしょうひょう【国民貸借対照表】🔗🔉

こくみんたいしゃくたいしょうひょう【国民貸借対照表】 国民所得勘定が国民経済のフローを示すのに対し,特定時点における国のストックとしての資産・負債関係を示す表。

こくみんちょうようれい【国民徴用令】🔗🔉

こくみんちょうようれい【国民徴用令】 1939 年(昭和 14),国家総動員法に基づいて制定された勅令。戦時の労働力確保のため,強制的に国民を徴用することを目的とした。45 年廃止。

こくみんとう【国民党】🔗🔉

こくみんとう【国民党】 (1)⇒立憲国民党 (2)⇒中国国民党

こくみんとうひょう【国民投票】🔗🔉

こくみんとうひょう【国民投票】 議員その他の公務員の選挙以外の国政の重要な事項について,国民一般が行う投票。日本国憲法は,憲法改正についてこれを認めている。→レファレンダム

こくみんねんきん【国民年金】🔗🔉

こくみんねんきん【国民年金】 国民の老齢・障害・死亡に関し必要な給付を行う年金制度。1959 年(昭和 34)制定の国民年金法により創設,被用者年金の被保険者以外の者を対象としたが,86 年からの基礎年金を柱とする新制度により,満 20 歳以上 60 歳未満の者を被保険者とする。給付には,老齢基礎年金・障害基礎年金・遺族基礎年金と付加年金・寡婦年金・死亡一時金がある。

こくみんねんきんききん【国民年金基金】🔗🔉

こくみんねんきんききん【国民年金基金】 自営業者など国民年金加入者に対する基礎年金の上乗せ年金制度。被用者の加入している厚生年金などとの格差是正のため,1992 年(平成 3)創設。

こくみんのしゅくじつ【国民の祝日】🔗🔉

こくみんのしゅくじつ【国民の祝日】 日本国民の祝祭日。旧来の祝祭日に代わって 1948 年(昭和 23)制定。その後増加して 14 の祝日がある。元日・成人の日(1 月 15 日)・建国記念の日(2 月 11 日)・春分の日・みどりの日(4 月 29 日)・憲法記念日(5月 3日)・こどもの日(5月 5日)・海の日(7月20日)・敬老の日(9月15日)・秋分の日・体育の日(10月10日)・文化の日(11月3日)・勤労感謝の日(11月23日)・天皇誕生日(12月23日)。

こくみんのとも【国民之友】🔗🔉

こくみんのとも【国民之友】 評論雑誌。徳富蘇峰の民友社が 1887 年(明治 20)創刊,98 年廃刊。平民主義を掲げて急速な成長をとげたが,蘇峰が国権主義に転身するに及び衰退した。

こくみんはつあん【国民発案】🔗🔉

こくみんはつあん【国民発案】 ⇒イニシアチブ

こくみんふく【国民服】🔗🔉

こくみんふく【国民服】 1940 年(昭和 15),国民の着用すべきものとして制定された服。

こくみんふくししひょう【国民福祉指標】🔗🔉

こくみんふくししひょう【国民福祉指標】 〔net national welfare〕 国民の福祉水準を測る指標。国民総生産(GNP)から軍備など福祉に役立たない部分を控除し,福祉に不可欠な余暇・家事労働などを加算したもの。国民純福祉。NNW 。

こくみんふたんりつ【国民負担率】🔗🔉

こくみんふたんりつ【国民負担率】 租税負担額と社会保障負担額の合計の国民所得に対する割合。

こくみんぶんがく【国民文学】🔗🔉

こくみんぶんがく【国民文学】 一国の国民性・民族性がよく表された,その国特有の文学。また,その国を代表する文学。

こくみんほようおんせん【国民保養温泉】🔗🔉

こくみんほようおんせん【国民保養温泉】 温泉法に基づき,健全な保養地として,環境庁長官が指定する温泉地。

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