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かすり【掠り・擦り】🔗🔉

かすり【掠り・擦り】 (1)かすること。 (2)上前をはねること。また,そのもうけ。「―をとる」

かすりきず【擦り傷】🔗🔉

かすりきず【擦り傷】 皮膚を物がかすってできる浅い傷。擦過傷。

かす・る【掠る・擦る】🔗🔉

かす・る【掠る・擦る】 (動五) (1)かすかに触れて,通り過ぎる。「バットがボールを―・る」 (2)上前をはねる。

かすれ【掠れ・擦れ】🔗🔉

かすれ【掠れ・擦れ】 かすれること。「声の―」

かす・れる【掠れる・擦れる】🔗🔉

かす・れる【掠れる・擦れる】 (動下一) (1)墨やインクが少なくて,書いた字などが切れ切れになる。「字が―・れる」 (2)声がしわがれる。「声が―・れる」

こすりつ・ける【擦り付ける】🔗🔉

こすりつ・ける【擦り付ける】 (動下一) (1)強く押し付けてこする。 (2)物を他の物にこすって付着させる。

こす・る【擦る】🔗🔉

こす・る【擦る】 (動五) 物に他の物を押し当てて何度も動かす。「目を―・る」

こす・れる【擦れる】🔗🔉

こす・れる【擦れる】 (動下一) 物と物とがすれ合う。「葉と葉が―・れる音」

さす・る【摩る・擦る】🔗🔉

さす・る【摩る・擦る】 (動五) 指先や手のひらなどで軽くなでる。「病人の腰を―・る」

さっかしょう【擦過傷】🔗🔉

さっかしょう【擦過傷】 物にこすって表皮がはがれてできたきず。すりきず。

さつげんがっき【擦弦楽器】🔗🔉

さつげんがっき【擦弦楽器】 弓や棒で弦をこすって鳴らす楽器。バイオリン・胡弓(こきゆう)など。弓奏楽器。擦奏楽器。弓弦楽器。

さっこん【擦痕】🔗🔉

さっこん【擦痕】 (1)こすってついた傷痕。 (2)断層運動や氷河の流動などによって,断層面や岩石の表面にできたすり傷。断層や氷河の運動方向を推定するのに利用。

さつざい【擦剤】🔗🔉

さつざい【擦剤】 皮膚にすり込んで用いる,液状または泥状の外用剤。医薬品を脂肪油・石鹸(せつけん)などに混和したもの。リニメント剤。塗擦剤。

さっしょう【擦傷】🔗🔉

さっしょう【擦傷】 すりきず。

さっそうがっき【擦奏楽器】🔗🔉

さっそうがっき【擦奏楽器】 ⇒擦弦(さつげん)楽器

さつもんどき【擦文土器】🔗🔉

さつもんどき【擦文土器】 8〜13 世紀頃,北海道で製作・使用された土器。器面全体に刷毛目(はけめ)様の擦痕(さつこん)がある。本州の土師器(はじき)の影響を受けている。

さつもんぶんか【擦文文化】🔗🔉

さつもんぶんか【擦文文化】 北海道における続縄文文化に続く文化。擦文土器・鉄器を使い,竪穴住居に住み,狩猟・漁労・雑穀栽培を行なった 8〜13 世紀の文化。

すったもんだ【擦った揉んだ】🔗🔉

すったもんだ【擦った揉んだ】 ごたつくこと。「―のあげく中止となる」

すりあわせ【摺り合わせ・擦り合わせ】🔗🔉

すりあわせ【摺り合わせ・擦り合わせ】 (1)機械部品の仕上げで,部品表面が均一面をもつように精密に仕上げていく作業。 (2)双方をつき合わせて調整すること。

すりきず【擦り傷】🔗🔉

すりきず【擦り傷】 擦れてできた傷。

すりき・れる【擦り切れる】🔗🔉

すりき・れる【擦り切れる】 (動下一) 何度もすれ合って,切れる。

すりつ・ける【擦り付ける・摺り付ける】🔗🔉

すりつ・ける【擦り付ける・摺り付ける】 (動下一) こするようにつける。こすりつける。

すりぬ・ける【擦り抜ける】🔗🔉

すりぬ・ける【擦り抜ける】 (動下一) (1)体を擦るようにして通り抜ける。「人波を―・けて走る」 (2)うまく窮地を逃れる。「その場はうまく―・けた」

すりば【擦り場】🔗🔉

すりば【擦り場】 魚が,川底に腹をすりつけるようにして産卵する場所。

すりむ・く【擦り剥く】🔗🔉

すりむ・く【擦り剥く】 (動五) すれて皮がむけて傷がつく。「ひざを―・く」

すりよ・る【擦り寄る】🔗🔉

すりよ・る【擦り寄る】 (動五) (1)体が触れるほどに近寄る。「猫が―・ってくる」 (2)膝頭(ひざがしら)でにじりよる。

す・る【擦る・摩る】🔗🔉

す・る【擦る・摩る】 (動五) (1)こすり合わせる。「マッチを―・る」 (2)使い果たす。「競馬で大分―・った」

すれあ・う【擦れ合う・摩れ合う】🔗🔉

すれあ・う【擦れ合う・摩れ合う】 (動五) こすれあう。

すれからし【擦れ枯らし】🔗🔉

すれからし【擦れ枯らし】 すれっからし。

すれすれ【擦れ擦れ】🔗🔉

すれすれ【擦れ擦れ】 (1)触れ合うほど近いさま。「床―まで水につかる」 (2)限度一杯であるさま。「違反―の運転」

すれちがい【擦れ違い】🔗🔉

すれちがい【擦れ違い】 すれちがうこと。

すれちが・う【擦れ違う】🔗🔉

すれちが・う【擦れ違う】 (動五) (1)互いにごく近くを,反対方向へ行く。「列車が―・う」 (2)行き違う。

すれっからし【擦れっ枯らし】🔗🔉

すれっからし【擦れっ枯らし】 世間でもまれて,ずるがしこくなること。また,その人。

す・れる【擦れる・摩れる】🔗🔉

す・れる【擦れる・摩れる】 (動下一) (1)物と物とが触れあってこすれる。「足が靴で―・れる」 (2)世間なれしてずるがしこくなる。「―・れた感じの若者」

なすりあい【擦り合い】🔗🔉

なすりあい【擦り合い】 責任や罪などを互いに相手に押しつけあうこと。

なすりつ・ける【擦り付ける】🔗🔉

なすりつ・ける【擦り付ける】 (動下一) (1)こすってつける。こすりつける。 (2)転嫁する。「罪を人に―・ける」

なす・る【擦る】🔗🔉

なす・る【擦る】 (動五) (1)ぬりつける。すりつける。 (2)罪や責任を他人に負わせる。「罪を―・る」

【擦】🔗🔉

【擦】 〔画 数〕17画 − 常用漢字 〔区 点〕2704〔JIS〕3B24〔シフトJIS〕8E43 〔音 訓〕サツ・こする・こすれる・する・すれる・さする・かする 〔名乗り〕あきら 〔熟語一覧〕 →垢擦り(あかすり) →当て擦り(あてこすり) →当て擦る(あてこする) →阿婆擦れ(あばずれ) →上擦る(うわずる) →運動摩擦(うんどうまさつ) →液体摩擦(えきたいまさつ) →掠り・擦り(かすり) →擦り傷(かすりきず) →掠る・擦る(かする) →掠れ・擦れ(かすれ) →掠れる・擦れる(かすれる) →間擦疹(かんさつしん) →乾布摩擦(かんぷまさつ) →衣擦れ(きぬずれ) →靴擦れ(くつずれ) →擦り付ける(こすりつける) →擦る(こする) →擦れる(こすれる) →転がり摩擦(ころがりまさつ) →摩る・擦る(さする) →擦過傷(さっかしょう) →擦弦楽器(さつげんがっき) →擦痕(さっこん) →擦剤(さつざい) →擦傷(さっしょう) →擦奏楽器(さっそうがっき) →擦文土器(さつもんどき) →擦文文化(さつもんぶんか) →擦った揉んだ(すったもんだ) →滑り摩擦(すべりまさつ) →摺り合わせ・擦り合わせ(すりあわせ) →擦り傷(すりきず) →擦り切れる(すりきれる) →擦り付ける・摺り付ける(すりつける) →擦り抜ける(すりぬける) →擦り場(すりば) →擦り剥く(すりむく) →擦り寄る(すりよる) →擦る・摩る(する) →擦れ合う・摩れ合う(すれあう) →擦れ枯らし(すれからし) →擦れ擦れ(すれすれ) →擦れ違い(すれちがい) →擦れ違う(すれちがう) →擦れっ枯らし(すれっからし) →擦れる・摩れる(すれる) →静止摩擦(せいしまさつ) →静止摩擦係数(せいしまさつけいすう) →世間擦れ(せけんずれ) →潮汐摩擦(ちょうせきまさつ) →通商摩擦(つうしょうまさつ) →床擦れ(とこずれ) →塗擦(とさつ) →塗擦剤(とさつざい) →内部摩擦(ないぶまさつ) →擦り合い(なすりあい) →擦り付ける(なすりつける) →擦る(なする) →破擦音(はさつおん) →人擦れ(ひとずれ) →貿易摩擦(ぼうえきまさつ) →頬擦り(ほおずり) →摩擦(まさつ) →摩擦音(まさつおん) →摩擦角(まさつかく) →摩擦杭(まさつぐい) →摩擦クラッチ(まさつクラッチ) →摩擦車(まさつぐるま) →摩擦係数(まさつけいすう) →摩擦損失(まさつそんしつ) →摩擦帯電(まさつたいでん) →摩擦接ぎ手(まさつつぎて) →摩擦抵抗(まさつていこう) →摩擦的失業(まさつてきしつぎょう) →摩擦電気(まさつでんき) →摩擦ブレーキ(まさつブレーキ) →股擦れ(またずれ) →冷水摩擦(れいすいまさつ) →悪擦れ(わるずれ)

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