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ぶんか【文化】🔗🔉

ぶんか【文化】 (1)社会を構成する人々によって習得・共有・伝達される行動様式ないし生活様式の総体。言語・習俗・道徳・宗教や,種々の制度などはその具体例。文化相対主義においては,それぞれの人間集団は個別の文化をもち,個別文化はそれぞれの価値をもっており,その間に高低・優劣の差はないとされる。カルチャー。 (2)学問・芸術・宗教・道徳など,主として精神的活動から生み出されたもの。 (3)ハイカラ・便利・新式などの意を表す。「―鍋」「―包丁」

ぶんか【文化】🔗🔉

ぶんか【文化】 年号(1804.2.11-1818.4.22)。光格・仁孝天皇の代。

ぶんかいさん【文化遺産】🔗🔉

ぶんかいさん【文化遺産】 現代に伝わり,将来に継承されるべき,過去の時代の文化財。

ぶんかえいが【文化映画】🔗🔉

ぶんかえいが【文化映画】 教養を高めるために作られた映画の総称。教育映画・科学映画など。

ぶんかえいゆう【文化英雄】🔗🔉

ぶんかえいゆう【文化英雄】 〔culture hero〕 神話の中で,その社会に役立つ基本的な文化要素を最初に持ち込んだ者。プロメテウス(火)や大国主命(医薬)など。

ぶんかがくいん【文化学院】🔗🔉

ぶんかがくいん【文化学院】 私立学校の一。西村伊作によって,個性尊重,男女平等の自由主義的な教育を目指して 1921 年(大正 10)に創設。所在地は東京都千代田区。

ぶんかかくめい【文化革命】🔗🔉

ぶんかかくめい【文化革命】 社会主義革命において,旧文化の批判的継承,新しい文化の創造,文化の大衆化などを目指す革命。

ぶんかきごうろん【文化記号論】🔗🔉

ぶんかきごうろん【文化記号論】 〔cultural semiotics〕 社会と文化を記号現象として分析する学問。代表的なものにマルセル=モースの人類学的象徴交換論,バタイユのポトラッチ的蕩尽論のほか,R=バルトのモード論,ボードリヤールの消費社会論などがある。文化記号学。

ぶんかくんしょう【文化勲章】🔗🔉

ぶんかくんしょう【文化勲章】 学術や芸術など文化の発展に顕著な功績を残した人に授与される勲章。1937 年(昭和 12)に制定。

ぶんかこうろうしゃ【文化功労者】🔗🔉

ぶんかこうろうしゃ【文化功労者】 文化の向上発展に関し,特に功績顕著な人。文化勲章受章者を含み,終身年金が支給される。

ぶんかこっか【文化国家】🔗🔉

ぶんかこっか【文化国家】 文化の発展・向上を最高理念とする国家。19 世紀のドイツで提唱。

ぶんかさい【文化祭】🔗🔉

ぶんかさい【文化祭】 学校などで生徒が,あるいは地域で住民が行う演劇・研究発表・音楽会・講演会などの催し。

ぶんかざい【文化財】🔗🔉

ぶんかざい【文化財】 (1)人間の精神的な所産で,文化的価値を有するもの。学問・芸術など。 (2)文化財保護法で,保護の対象とするもの。有形文化財・無形文化財・民俗文化財・記念物・伝統的建造物群の 5 種類。

ぶんかざいとうろくせいど【文化財登録制度】🔗🔉

ぶんかざいとうろくせいど【文化財登録制度】 1996 年の文化財保護法の改正により,従来の指定制度を補完する目的で導入された文化財の登録制度。主な対象は近代建築物。

ぶんかざいほごいいんかい【文化財保護委員会】🔗🔉

ぶんかざいほごいいんかい【文化財保護委員会】 文化財の保護・活用・調査・研究にあたる委員会。文部省の外局として設置されたが,1968 年(昭和 43)文化庁文化財保護部に改組。

ぶんかざいほごほう【文化財保護法】🔗🔉

ぶんかざいほごほう【文化財保護法】 文化財を保存し,その活用を図り,国民の文化的向上と世界文化の進歩に貢献することを目的とする法律。1950 年(昭和 25)制定。

ぶんかし【文化史】🔗🔉

ぶんかし【文化史】 人類の文化の変遷・発達を記述した歴史。文明史。

ぶんかししゅう【文化刺繍】🔗🔉

ぶんかししゅう【文化刺繍】 解きほぐしたリリヤンを専用の特殊な針を用いて刺す刺繍。壁掛けなどに用いる。

ぶんかしほん【文化資本】🔗🔉

ぶんかしほん【文化資本】 〔(フ) capital culturel〕 ブルデューの用語。言葉づかいや行動様式など身体化されたもの,絵画や書物など物として客体化されたもの,学歴や資格として制度化されたものの三つの形態をもち再生産される文化的所産の総称。経済資本に対していう。

ぶんかしゃかいがく【文化社会学】🔗🔉

ぶんかしゃかいがく【文化社会学】 文化の諸現象を対象とする社会学。ドイツでは,文化現象の歴史性や文化的内容が積極的にとりあげられる。またアメリカでは,人類学と結びつき,文化の客観的性格が主に扱われる。

ぶんかじゅうたく【文化住宅】🔗🔉

ぶんかじゅうたく【文化住宅】 (1)大正から昭和初期にかけて建てられた,洋風の近代的な感じの住宅。 (2)関西地方で,木造二階建ての棟割り個別住宅の俗称。

ぶんかじょしだいがく【文化女子大学】🔗🔉

ぶんかじょしだいがく【文化女子大学】 私立大学の一。1964 年(昭和 39)設立。本部は東京都渋谷区。

ぶんかしん【文化神】🔗🔉

ぶんかしん【文化神】 文化英雄を神格化していう語。

ぶんかじん【文化人】🔗🔉

ぶんかじん【文化人】 学問・芸術などの分野で活躍し,社会的にも名声を得ている人。すぐれた教養をもつ知識人。

ぶんかじんるいがく【文化人類学】🔗🔉

ぶんかじんるいがく【文化人類学】 人間を文化・社会の面から実証的に研究する学問。

ぶんかせいじ【文化政治】🔗🔉

ぶんかせいじ【文化政治】 1919 年の三・一独立運動以後の朝鮮に対する日本の統治政策の呼称。従来の武断政治にかわって,総督武官制や憲兵警察の廃止,結社や言論の自由の限定つきの容認などの懐柔策をとることによって,独立運動の再発防止を企図した。

ぶんかセンター【文化センター】🔗🔉

ぶんかセンター【文化センター】 文化活動の拠点となる,公民館・集会場・図書館・美術館などが集まった施設。文化会館。

ぶんかだいかくめい【文化大革命】🔗🔉

ぶんかだいかくめい【文化大革命】 〔「プロレタリア文化大革命」 の略〕 1966 年に始まる中華人民共和国内の大規模な思想・政治闘争。その過程で全国的な混乱と内部対立はやまず,76 年には天安門事件を惹起し,のち 77 年終結が宣言された。プロ文革。文革。

ぶんかだんたい【文化団体】🔗🔉

ぶんかだんたい【文化団体】 同じ文化的内容の思想・感情によって結ばれた団体。広義には,学会・宗教団体なども含む。

ぶんかちょう【文化庁】🔗🔉

ぶんかちょう【文化庁】 文部省の外局の一。1968 年(昭和 43)設置。文化の振興・普及,文化財の保存・活用,宗教に関する行政事務を行う。

ぶんかてき【文化的】🔗🔉

ぶんかてき【文化的】 (形動) (1)文化にかかわりのあるさま。「―な事業」 (2)文化にかなっているさま。「―な生活」

ぶんかてきたげんしゅぎ【文化的多元主義】🔗🔉

ぶんかてきたげんしゅぎ【文化的多元主義】 諸民族が単純に同化・融合に努めるのではなく,それぞれの民族性や文化特性を保持しつつ,共存していこうとする立場・主張。

ぶんかとうそう【文化闘争】🔗🔉

ぶんかとうそう【文化闘争】 〔(ド) Kulturkampf〕 ドイツ帝国成立直後の 1870 年代,ビスマルクが反プロイセン的なカトリック教徒に加えた弾圧。

ぶんかのひ【文化の日】🔗🔉

ぶんかのひ【文化の日】 国民の祝日の一。11 月 3 日。自由と平和を愛し,文化をすすめることを趣旨とする。

ぶんかふくごう【文化複合】🔗🔉

ぶんかふくごう【文化複合】 異なる多数の文化要素が総合的に構成する全体の称。

ぶんかぶんせいじだい【文化文政時代】🔗🔉

ぶんかぶんせいじだい【文化文政時代】 徳川 11 代将軍家斉治下の文化・文政年間を中心とした時代。江戸を中心に太平の享楽的風潮がみなぎり,町人文化が栄えた。化政期。

ぶんかへんよう【文化変容】🔗🔉

ぶんかへんよう【文化変容】 文化を異にする諸集団が接触した結果,一方または双方の集団の文化に変化が生じる現象。

ぶんかほうそう【文化放送】🔗🔉

ぶんかほうそう【文化放送】 関東地方の民間ラジオ放送局。1952 年(昭和 27)財団法人日本文化放送協会として開局。56 年現名に改組。ニッポン放送と共に NRN(ナショナル-ラジオ-ネットワーク)のキー局。

文化女子大学🔗🔉

文化女子大学 〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-22-1 Tel.03-3299-2310 >>> http://www.bunka-wu.ac.jp/ 〒187-0021 小平市上水南町3-2-1 Tel.0423-27-8888

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