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まっぽう【末法】🔗⭐🔉
まっぽう【末法】
〔仏〕三時の一。仏法が行われなくなる時代。正法時(しようぼうじ)・像法時(ぞうぼうじ)を過ぎてのち 1 万年間の称。教法は存在するが,修行を行う者がなく悟りの証も得られない時期。末法時。
まっぽうしそう【末法思想】🔗⭐🔉
まっぽうしそう【末法思想】
〔仏〕釈迦入滅後,500 年間は正しい仏法の行われる正法(しようぼう)の時代が続くが,次に正しい修行が行われないため悟りを開く者のない像法(ぞうぼう)の時代が 1000 年あり,さらに教えのみが残る末法の時代 1 万年を経て,教えも消滅した法滅の時代に至るとする考え。平安末期から鎌倉時代にかけて広く浸透,厭世(えんせい)観や危機感をかきたて,浄土教の興隆や鎌倉新仏教の成立にも大きな影響を与えた。
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