いけにえ【生け贄・犠牲】 (１)神への供え物として，生きている人や獣を捧（ささ）げること。また，そのもの。 (２)ある物事や人のために犠牲になること。

ぎせい【犠牲】 (１)ある物事の達成のために，大切なものを捧げること。「―を払う」 (２)災害などの被害者。犠牲者。「戦禍の―となる」 (３)いけにえ。供犠（くぎ）。

ぎせいせつ【犠牲説】 公平な課税とは，課税による犠牲を等しくすることで実現されるという説。

ぎせいてき【犠牲的】 （形動） 自分の損得を捨てて事にあたるさま。「―精神」

ぎせいフライ【犠牲フライ】 野球で，打者はアウトになるが，走者をホーム-インさせたときのフライ。犠牲飛球。犠飛。

ぎだ【犠打】 野球で，打者自身はアウトとなるが，走者を進塁または得点させる打撃。犠牲打。

ぎひ【犠飛】 ⇒犠牲フライ

【犠】 〔画　数〕17画　− 常用漢字 〔区 点〕2130〔ＪＩＳ〕353E〔シフトJIS〕8B5D 〔異体字〕犧 〔音 訓〕ギ・キ・いけにえ 〔熟語一覧〕 →生け贄・犠牲（いけにえ） →犠牲（ぎせい） →犠牲説（ぎせいせつ） →犠牲的（ぎせいてき） →犠牲フライ（ぎせいフライ） →犠打（ぎだ） →犠飛（ぎひ） →供犠（くぎ） →伏羲・伏犠（ふくぎ） →伏羲・伏犠（ふっき）