げんきん【現金】 [１] 　　(１)現在通用している貨幣。キャッシュ。 　　(２)簿記上で，通用の貨幣およびすぐ貨幣に換えられる小切手・手形・郵便為替証書など。 [２]（形動） 利害によって簡単に主張や態度を変えるさま。「―な人」

げんきんかきとめ【現金書留】 現金を郵送する書留郵便。

げんきんかんじょう【現金勘定】 簿記で，現金または小切手など現金に換えられるものの収支を処理する勘定科目。金銀勘定。

げんきんきゅうよそうがく【現金給与総額】 毎月勤労統計調査で，定期給与と特別給与を合わせた合計の給与額。

げんきんじどうしはらいき【現金自動支払機】 ⇒シー-ディー（CD）

げんきんしゅぎ【現金主義】 現金の収支を根拠として，費用および収益を認識し，計上すること。現在は発生主義や実現主義に移行している。

げんきんじゅんび【現金準備】 ⇒銀行準備金（ぎんこうじゆんびきん）

げんきんすいとうちょう【現金出納帳】 現金の出入りを記帳し残高や資金の動きを管理する帳簿。単なる補助記入帳として用いられる場合と，特殊仕訳帳として用いられる場合がある。

げんきんつうか【現金通貨】 中央銀行券・政府紙幣・補助貨幣など，法律上最終支払い手段としての資格を与えられている通貨。

げんきんとりひき【現金取引】 商品の受け渡しと現金の授受が同時に行われる取引。⇔掛け取引

げんきんどんや【現金問屋】 仕入れ客が商品を現金で購入し，持ち帰るのを建前としている卸売業者。