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けいざい【経済】🔗🔉

けいざい【経済】 (1)〔economy〕 物資の生産・流通・交換・分配とその消費・蓄積の全過程,およびその中で営まれる社会的諸関係の総体。 (2)費用や手間が少なくてすむこと。節約。

けいざいあんぜんほしょう【経済安全保障】🔗🔉

けいざいあんぜんほしょう【経済安全保障】 他国で政治的・経済的な混乱が生じても国内の経済活動が不安定にならないよう,事前に制度的側面においても物的側面においても対応できるように準備しておくこと。後者は食料や石油の備蓄などをいう。

けいざいあんていほんぶ【経済安定本部】🔗🔉

けいざいあんていほんぶ【経済安定本部】 1946 年(昭和 21)戦後経済復興のため設置された,経済施策の企画立案・事務調整を行う行政機関。52 年経済審議庁,55 年経済企画庁に改組。

けいざいか【経済家】🔗🔉

けいざいか【経済家】 (1)経済の事に明るい人。 (2)節約家。また,けちな人。

けいざいかい【経済界】🔗🔉

けいざいかい【経済界】 (1)社会の中で経済的活動の行われる範囲。 (2)財界。

けいざいがいてききょうせい【経済外的強制】🔗🔉

けいざいがいてききょうせい【経済外的強制】 封建領主が搾取・収奪を行うのに,経済的手段によらずに行使する強制。社会的・身分的拘束,農民の土地への緊縛などの形で行われた。

けいざいかいはつ【経済開発】🔗🔉

けいざいかいはつ【経済開発】 国や地域で,工業を中心とした各種産業の発展と所得増大を図ること。

けいざいかいはつく【経済開発区】🔗🔉

けいざいかいはつく【経済開発区】 経済特別区についで,1984 年中国で設立された対外経済開放区。大連・秦皇島・天津・煙台・青島・連雲港・南通・上海・寧波(ニンポー)・温州・福州・広州・湛江・北海など 14 の沿岸都市と海南島が指定され,外資の国内への開放を認めている。

けいざいがく【経済学】🔗🔉

けいざいがく【経済学】 〔economics; political economy〕 人間社会の経済現象,特に,財貨・サービスの生産・交換・消費の法則を研究する学問。法則を抽出する理論経済学,理論の応用である政策学,経済現象を史的に捉える経済史学に大別される。

けいざいがくのだいにのきき【経済学の第二の危機】🔗🔉

けいざいがくのだいにのきき【経済学の第二の危機】 現代経済学が分配の公正を解決できないでいること。1930 年代の大不況を経済学が解明できないでいた第一の危機に対していう。

けいざいきかくちょう【経済企画庁】🔗🔉

けいざいきかくちょう【経済企画庁】 総理府の外局の一。国務大臣を長官とし,長期経済計画の策定,経済に関する基本的な政策の総合調整,経済動向の調査・分析などを任務とする。EPA。

けいざいきょうこう【経済恐慌】🔗🔉

けいざいきょうこう【経済恐慌】 ⇒恐慌

けいざいきょうりょく【経済協力】🔗🔉

けいざいきょうりょく【経済協力】 発展途上国の経済開発に対して先進諸国が経済援助などで協力すること。

けいざいきょうりょくかいはつきこう【経済協力開発機構】🔗🔉

けいざいきょうりょくかいはつきこう【経済協力開発機構】 ⇒オー-イー-シー-ディー(OECD)

けいざいけん【経済圏】🔗🔉

けいざいけん【経済圏】 経済活動が一定の独立性をもって営まれる地理的範囲。

けいざいげんそく【経済原則】🔗🔉

けいざいげんそく【経済原則】 最小の費用(犠牲)で最大の効果をあげるという原則。

けいざいこうい【経済行為】🔗🔉

けいざいこうい【経済行為】 生産や交換により財貨を獲得・利用する行為。

けいざいざい【経済財】🔗🔉

けいざいざい【経済財】 欲求に対して財に量的制限があり,これを使用・所有するためには何らかの代価を支払わなければならない財。⇔自由財

けいざいし【経済史】🔗🔉

けいざいし【経済史】 経済の発展の歴史。また,経済現象の歴史性を考察する学問分野。

けいざいしゃかいりじかい【経済社会理事会】🔗🔉

けいざいしゃかいりじかい【経済社会理事会】 〔Economic and Social Council〕 国際連合の主要機関の一。経済的・社会的・文化的・人道的諸問題について研究・報告を行い,総会・加盟国・専門機関に勧告する。ECOSOC。

けいざいしゅぎ【経済主義】🔗🔉

けいざいしゅぎ【経済主義】 労働運動で,政治闘争でなく経済的改善やそのための経済闘争を重視する立場。

けいざいじん【経済人】🔗🔉

けいざいじん【経済人】 ⇒ホモ-エコノミクス

けいざいしんぎかい【経済審議会】🔗🔉

けいざいしんぎかい【経済審議会】 内閣総理大臣の諮問に応じ,長期経済計画の策定など経済に関する重要な政策・計画につき調査・審議する,経済企画庁に置かれる機関。1952 年(昭和 27)創設。

けいざいじんるいがく【経済人類学】🔗🔉

けいざいじんるいがく【経済人類学】 贈与・交換・再分配などの経済現象を研究する文化人類学の一分野。

けいざいすいいき【経済水域】🔗🔉

けいざいすいいき【経済水域】 ⇒排他的経済水域

けいざいせい【経済性】🔗🔉

けいざいせい【経済性】 希少な資源を有効に使うこと。費用に比して得られる収益が大きいこと。

けいざいせいがく【経済静学】🔗🔉

けいざいせいがく【経済静学】 経済諸量が時間の要素を含まない経済分析のこと。→経済動学

けいざいせいさい【経済制裁】🔗🔉

けいざいせいさい【経済制裁】 国際法規の違反国に対して課せられる経済的手段による制裁。特に国連などの国際組織によって行われる場合についていう。具体的には,経済関係条約・輸出入・最恵国待遇・ODA 援助等の停止,資産凍結などによる。

けいざいせいさく【経済政策】🔗🔉

けいざいせいさく【経済政策】 経済の発展・向上を図るために主として国が行う政策の総称。

けいざいせいちょうりつ【経済成長率】🔗🔉

けいざいせいちょうりつ【経済成長率】 経済規模が拡大する割合。普通,1 年間の国民総生産または国民所得の増加率で表される。

けいざいそうごえんじょかいぎ【経済相互援助会議】🔗🔉

けいざいそうごえんじょかいぎ【経済相互援助会議】 ⇒コメコン

けいざいそくりょく【経済速力】🔗🔉

けいざいそくりょく【経済速力】 自動車・船舶・航空機などの,最も経済的である速力。

けいざいたいこく【経済大国】🔗🔉

けいざいたいこく【経済大国】 経済的な諸能力の大きな国。軍事大国との対比で使用される。戦後日本の非軍事化と経済成長をさす語であるが,国際協調を考慮しないという批判的意味を含んだ語としても使われる。

けいざいたんい【経済単位】🔗🔉

けいざいたんい【経済単位】 経済活動の主体である家計・企業・政府のこと。経済主体。

けいざいだんたいれんごうかい【経済団体連合会】🔗🔉

けいざいだんたいれんごうかい【経済団体連合会】 1946 年(昭和 21)設立された,各種経済団体の連絡機関。重要な政治・経済問題などについて財界の意見をまとめて,政府・国会に建議することを目的とする。経団連。

けいざいちりがく【経済地理学】🔗🔉

けいざいちりがく【経済地理学】 地理学の一分科。経済現象を地理的な観点からとらえる学問。種々の自然条件のもとに経済がいかに展開してきたかを研究し,これを貫く法則を追究する学問と考えられてきたが,自然条件を強調する傾向から,経済の空間的組織を強調する傾向に移った。

けいざいてき【経済的】🔗🔉

けいざいてき【経済的】 (形動) (1)経済にかかわるさま。「―な発展」 (2)金銭的。「―な理由で退学する」 (3)費用・手間などが少なくてすむさま。

けいざいてきこうせい【経済的厚生】🔗🔉

けいざいてきこうせい【経済的厚生】 人々の受け取る経済的な満足・福利。具体的に量的単位ではかったり,個人間の比較をすることは難しい。

けいざいどうがく【経済動学】🔗🔉

けいざいどうがく【経済動学】 経済諸量が時間の要素を含む経済分析のこと。経済成長などの連続的な変化のプロセスを分析する。→経済静学

けいざいとうけい【経済統計】🔗🔉

けいざいとうけい【経済統計】 経済現象の数字的表現。物価統計・工業統計など。

けいざいとうせい【経済統制】🔗🔉

けいざいとうせい【経済統制】 国家が民間の自由な経済活動に制限を加え,私的利益の追求を抑制すること。価格の公定,配給制の実施など。

けいざいとうそう【経済闘争】🔗🔉

けいざいとうそう【経済闘争】 労働者が賃上げや労働時間短縮など,労働条件の改善・維持のために行う闘争。

けいざいどうゆうかい【経済同友会】🔗🔉

けいざいどうゆうかい【経済同友会】 1946 年(昭和 21)に創設された経営者の団体。個人の資格で会員となるのを特色とし,経済政策や社会制度について提言を行う。

けいざいとくべつく【経済特別区】🔗🔉

けいざいとくべつく【経済特別区】 中国が 1979 年以来外資導入のために設置した特別区域。深(しんせん)・珠海・汕頭・廈門(アモイ)・海南島が指定されており,進出する外国企業に対し輸出入関税の免除,所得税の 3 年間の据え置きなどの優遇措置が取られる。経済特区。

けいざいなんみん【経済難民】🔗🔉

けいざいなんみん【経済難民】 国際的経済力の格差のなかで,貧困などを理由に所得水準の低い国・地域から高い国・地域へと移動する人。

けいざいはくしょ【経済白書】🔗🔉

けいざいはくしょ【経済白書】 国民経済の現状を分析し,今後の展望と政策の方向について示唆するため,経済企画庁が毎年発行する文書。正式名称は年次経済報告。

けいざいひょう【経済表】🔗🔉

けいざいひょう【経済表】 〔(フ) Tableau conomique〕 重農学派の始祖ケネーが描いた,経済体系の循環・再生産を表す図表。1758 年刊。マルクスの再生産表式やレオンチェフの産業関連表の発想の源となった。

けいざいふうさ【経済封鎖】🔗🔉

けいざいふうさ【経済封鎖】 敵国または敵対的な国との経済上・交通上の関係を制限または断絶する措置。

けいざいふかかち【経済付加価値】🔗🔉

けいざいふかかち【経済付加価値】 〔economic value added〕 企業の経営評価のための指標の一。営業利益から税金・配当金などの資本コストを差し引いた数字。企業の資本を使って生み出された価値を表す。EVA。

けいざいブロック【経済ブロック】🔗🔉

けいざいブロック【経済ブロック】 複数の国が共通の目的を達成するためにつくる排他的な政治的経済的連合。

けいざいほう【経済法】🔗🔉

けいざいほう【経済法】 経済秩序を規律する一切の法の総称。資本主義経済の発展に対応した諸々の経済統制立法を説明するために,第一次大戦後ドイツで案出された概念。日本の独占禁止法などの類。

けいざいめん【経済面】🔗🔉

けいざいめん【経済面】 (1)経済に関する方面。金銭に関すること。 (2)新聞などで,経済・金融などの記事を掲載する紙面。

けいざいようろく【経済要録】🔗🔉

けいざいようろく【経済要録】 江戸時代の経世書。15 巻。佐藤信淵(のぶひろ)著。1827 年成立,59 年刊。

けいざいよんだんたい【経済四団体】🔗🔉

けいざいよんだんたい【経済四団体】 経済団体連合会(経団連)・日本経営者団体連合(日経連)・経済同友会・日本商工会議所の 4 団体のこと。

けいざいろく【経済録】🔗🔉

けいざいろく【経済録】 江戸時代の経世書。10 巻。太宰春台著。1729 年成る。

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